7 0 0 0 運搬機械

著者
平原直 著
出版者
ポプラ社
巻号頁・発行日
1962

運搬の歴史,運搬機械のしくみ,種類,運搬機械工業,等挿絵・図解・写真入で解説。 (日本図書館協会)
著者
安部 晃司 北 恵実 中谷 朋昭 村上 智明 伊藤 暢宏 中嶋 康博
出版者
日本フードシステム学会
雑誌
フードシステム研究 (ISSN:13410296)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.286-291, 2021 (Released:2021-03-25)
参考文献数
11
被引用文献数
1

In this study, we examined the differences in food preparation efforts and their causes. We used two-step online survey data comprising 50,000 samples with 726 samples in each step. We clustered the data by the degree of effort, obtaining four clusters of individuals—those who enjoyed preparing and expressed concern for every meal, enjoyed preparing dinner, sought to minimize their efforts, and preferred quick meals in all situations. We then measured the food values using the best–worst scaling method and found that attitude differences toward food preparation were well characterized by differences in food values and socioeconomic conditions.
著者
伊藤 崇志
出版者
国際タウリン研究会
雑誌
タウリンリサーチ (ISSN:21896232)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.9-11, 2015 (Released:2019-09-20)

我々のグループは主に心臓や骨格筋におけるタウリンの病態生理学的意義を解析する目的でタウリントランスポーター欠損マウスを作製し、解析を行ってきた。その中で、組織タウリン合成能が極めて低い心臓及び骨格筋において組織タウリンの欠乏に伴い機能的及び形態的異常を見出した。また、近年、このマウスが加齢依存的な組織異常を呈し、さらに、寿命が短くなることを見出した。このことから、組織タウリンが寿命と関連する可能性があると考えている。
著者
種田 博之
出版者
学校法人 産業医科大学
雑誌
Journal of UOEH (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.351-362, 2000-12-01 (Released:2017-04-11)
被引用文献数
1 2

私たちは, 自明的に占いを女性のもの一占いの需要・受要者(客)および占いの供給者(占い師)を女性とみなしがちである. しかし, 占いに関しての歴史的資料などを概観すると, 必ずしも女性だけが需要(受容)者でもなければ供給者でもないことがわかる. すなわち, 占いと女性の関係を自明視してしまうと見落とてしまう社会学的な問題群がある. そうした問題群の一つとして「占いの女性化」という問題がある. 「占いの女性化」とは, 占いの担い手一占いの供給者(占い師)と需要・受容者(客)が女性へと特化, 方向づけられていく過程である. 本稿は, 「占いは女性のもの」とする自明視を崩していくために, 「占いの女性化」という問題を浮かび上がらせることを目的とする. また, 近代以降の日本社会における女性像に関する視点を提起する.
著者
久野 智之 打田 佑人 宇佐美 寿彦 小林 晋 高田 幸児 大村 真弘 松川 則之
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.244-247, 2020 (Released:2020-07-25)
参考文献数
12

要旨:症例は21歳の男性である.8カ月前から男性型脱毛症に対してフィナステリドとミノキシジルを服用していた.ウエイトトレーニング中に突然,頭痛と視野異常を自覚した.視野検査では,左上四分盲を認め,画像検査では,右後頭葉に出血性脳梗塞を認めた.右後大脳動脈の塞栓症と考えられたが,塞栓源は明らかではなく,フィナステリドとミノキシジルの関与が疑われた.若年性脳梗塞を発症した場合,非認可薬を含めた服薬歴を詳細に問診する必要がある.
著者
雨宮 智浩 青山 一真 伊藤 研一郎
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.86-95, 2021 (Released:2021-04-01)
参考文献数
28

Due to COVID-19, university lectures in Japan faced a change of face-toface lecture to a live online lecture. However, students at home need extra efforts to stay engaged to online lectures. This paper aims to increase engaged participants by changing the instructorߣs face shown over the lecture slide. First, students selected an in-favor and out-of-favor instructor photo which was both used to animate facial expressions in real-time using an open source deepfake software “Avatarify”. Students posted comments during the lecture and answered a simple quiz at the end. No significant difference was found for the quiz result, although the number of posting comments increased for the favorable photo. Therefore, we speculate that facial appearance influences the engagement of student participation in a live online lecture.
著者
目崎 登 佐々木 純一 庄司 誠 岩崎 寛和 江田 昌佑
出版者
社団法人日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.247-254, 1984-02-01
被引用文献数
10

スポーツトレーニングが生殖生理機能,特に月経現象に及ぼす影響について,筑波大学女子運動部員174名を対象として,アンケート調査した.各スポーツの運動量から,激しいスポーツをA群100名,比較的軽いスポーツをB群74名とした.なお,特別な運動歴のない本学一般学生137名を対照群とした.1)身体的特徴:体格の指標として体内水分量/体重比を用いた.対照群は数値の高い方への分布が多く,運動選手は低値への分布が多い.平均値は,夫々52.6±2.4%(Mean±SD),51.7±1.9%(p>0.001)である.すなわち,運動選手の方が体内水分量が少なく,脂肪量が多く,体格が立派である.2)月経:持続日数の平均は対照群5.8±0.9日,A群5.6±1.0日,B群5.8±1.1日である.過長月経の頻度は対照群0.0%,運動選手3.O%(p<0.05).月経血量こついて,少量とする者は対照群2.9%,A群10.0%(p<0.05),B群14.9%(p<0.001).すなわち,運動選手は少量の月経が長期間持続する傾向にある.3)月経困難症:各群とも主症状は下腹痛と腰痛である.日常生活に著しい支障をきたし服薬する者は,対照群17.5%,運動選手9.8%(p<0.05)である.4)月経周期:稀発月経,頻発月経の頻度に差は危い.不整周期症は対照群10.9%,A群25.0%(p<0.01),B群18.9%である.すなわち,激しいスポーツトレーニングにより,月経周期の異常が発生しやすい.5)月経周期とコンディション:良い時期は月経後1週間と月経と月経の中間期.悪い時期は月経期間中と月経前1週間.6)月経周期の調節:実行中1.2%,以前は実行した5.2%,実行したいが心配15.0%,考えたことたし78.0%.運動選手ではその月経現象に異常の頻度が高いので,将来の妊娠・分娩などを含めた生殖生理機能についても考慮した,婦人科的た保健管理が必要である.
著者
Ling LING 辻 大士 長嶺 由衣子 宮國 康弘 近藤 克則
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.800-810, 2020-11-15 (Released:2020-12-23)
参考文献数
41
被引用文献数
3

目的 超高齢社会において,認知症予防は重要な課題である。先行研究では,趣味を有する高齢者は認知症リスクが低く園芸,観光,スポーツ系の趣味を行っている者では認知症リスクが低いと報告されている。しかし,趣味の種類の数が増えれば効果も上乗せされるのか,またたとえばスポーツ系の中でも種類によって認知症の発症リスクが異なるのかは明らかでない。本研究の目的は,趣味の種類および数と認知症発症との関連を,約6年間の大規模縦断データを用いて明らかにすることである。方法 日本老年学的評価研究(JAGES)が2010年に実施した要介護認定を受けていない高齢者を対象とした調査の回答者で,年齢と性に欠損がない56,624人を6年間追跡した。趣味の質問に有効回答が得られた者のうち,追跡期間が365日未満の者を除く49,705人を分析対象者とした。アウトカムの認知症発症は,365日以降の認知症を伴う要介護認定の発生と定義した。実践者割合が5%以上の趣味の種類(男性14種類,女性11種類)およびその数(0~5種類以上)を説明変数とし,基本属性,疾患,健康行動,社会的サポート,心理・認知機能,手段的日常生活動作能力の計22変数を調整したCox比例ハザードモデルを用いハザード比(HR)を算出した。結果 追跡期間中に4,758人(9.6%)に認知症を伴う要介護認定が発生した。男女いずれも,認知症リスク(HR)はグラウンド・ゴルフ(男:0.80,女:0.80),旅行(男:0.80,女:0.76)を趣味としている者において,それらが趣味ではない者と比較して低かった。さらに男性ではゴルフ(0.61),パソコン(0.65),釣り(0.81),写真撮影(0.83),女性では手工芸(0.73),園芸・庭いじり(0.85)を趣味とする者で低かった。男女ともに趣味の種類の数が多くなるほど認知症発症リスクが低くなる有意なトレンドが確認された(男:0.84,女:0.78)。結論 男女ともグラウンド・ゴルフ,旅行が趣味の者では認知症リスクが低く,また趣味の種類の数が増えるほどリスクは低下することが示唆された。本研究で有意な関連が見られた趣味の種類を中心に,高齢者が多様な趣味を実践できる環境づくりが,認知症予防を効果的に進めるうえで重要であることが示唆された。
著者
渡邉 英一 古田 均 佐藤 郁
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木情報利用技術論文集 (ISSN:13491040)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.53-64, 2003-10-28 (Released:2011-12-20)
参考文献数
20

ADSLに代表される高速で安価なインターネット接続が急速に普及しているが, 建設現場の現場事務所 (作業所) と本支店等とのネットワーク接続はISDNが主流であり高速化が図れていない. まず, 作業所のネットワーク接続の特性を分析し, 一般消費者向けインターネット利用に必要とされる要件をまとめた. 次に, セキュリティーや安定性が不足しているため企業には不向きとされていたIntemet VPNをセキュリティーと安定性を確保した方策について説明する. 約200拠点の接続を実施した結果, 通信速度を従来のISDNの5倍以上に, コストを従来の28%に削減することを可能とした.
著者
伊牟田 凌雅 光田 恵 岩橋 尊嗣 棚村 壽三 中村 皇紀
出版者
人間‐生活環境系学会
雑誌
人間‐生活環境系シンポジウム報告集 第44回人間−生活環境系シンポジウム報告集 (ISSN:24348007)
巻号頁・発行日
pp.67-68, 2020 (Released:2021-04-23)
参考文献数
2

国内外の宿泊施設に対して、においに関するアンケート調査を実施した。実際に回答を得られ たのは、国内外合わせて計 186 件であった。そのうち、全体の約 90%の宿泊施設が何らかのにおいの 問題でゲストから苦情を受けたことがあった。また、宿泊施設の苦情において約 80%は客室における 苦情であった。においの質については、「タバコ臭」「香水・アロマ臭」「体臭・汗臭」が原因となって いた。
著者
石原 信夫
出版者
一般社団法人日本衛生学会
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.100-105, 2016 (Released:2016-01-30)
参考文献数
38

Immediately after the official recognition of Minamata disease (1956.5.l) a study group at Kumamoto University suggested that Minamata disease was caused by food poisoning. The next year, this suggestion was accepted by the Ministry of Health and Welfare (MHW). Prior to the decision to apply the Food Sanitation Act (FSA), the local government asked MHW for the application of FSA. Soon after, the chief of the Public Health Bureau replied to the local government that the application of FSA to the Minamata area was impossible. Epidemiological investigations of residents and polluted areas, therefore, were not carried out. Data essential for the screening for exposed residents were unavailable. The criteria for the screening were presented. The Environmental Agency (EA) presented the criteria in the form of notice in 1971, which were revised in 1977. Notwithstanding the clear difference between the original and revised criteria, EA insisted that these two sets of criteria were quite similar. This insistence by EA and the absence of epidemiological data on residents and polluted area resulted in the present confusion about Minamata disease. The application of FSA was stopped by bureaucrats who had no interest in the environmental problems and by several scientists patronized by stakeholders (Chisso, Japanese Association of Chemical Industries, MHW and EA). Stakeholders suppressed science.
著者
清水 祐美 岡田 実紀 片桐 孝夫
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.180, 2012 (Released:2013-09-18)

目的:天ぷらは高温の油で揚げることにより衣の脱水と吸油が起こり、サクサクとした食感が生じる。一般的にサクサクとしたおいしい天ぷらを作成する際、冷水を使用すること、衣を攪拌しすぎないことなどが知られているが、非常に難しい。そこで、本研究では、衣を調製する際にレモン果汁を添加することで衣の物性に与える影響について評価し、おいしい天ぷらの調理方法の可能性について検討した。 方法:天ぷらの衣は、小麦粉:調味液を1:1.5の割合で調製し、180℃で揚げた。調味液は、13%レモン果汁、もしくはコントロールとして水を使用し、両者の物性等に与える影響の比較を行なった。衣の状態を比較するため、生衣での衣の付着量と、揚げ衣での水分量、吸油量、物性の測定、官能評価を行った。付着量はシリコンゴムに付着した衣の量を測定した。水分量は常圧乾燥法により、吸油量はクロロホルム・メタノール混液抽出法により測定した。物性は、テクスチャーアナライザーを用い、揚げ衣が破断されるまでの間のピーク回数を測定し、食感(サクサク感)の評価を行った。 結果及び考察:天ぷら衣の付着量の結果より、レモン群はコントロール群より少なく生衣の粘りが少なかった。揚げ衣においては、レモン群はコントロール群に比べ、水分が少なく、油量が多い傾向にあった。テクスチャーアナライザー、および官能評価の結果より、レモン群は、衣のサクサク感も高かった。以上の結果から、天ぷら衣を調製する際にレモン果汁を添加することで、含まれるクエン酸により、小麦粉のグルテン形成が阻害され、揚げた際にサクサクとした食感の天ぷらを作成することができると考えられる。