1 0 0 0 OA 訳文大日本史

著者
徳川光圀 著
出版者
後楽書院
巻号頁・発行日
vol.5, 1912
著者
新垣 淳也 荒木 靖三 野明 俊裕 的野 敬子 鍋山 健太郎 岩谷 泰江 岩本 一亜 小篠 洋之 佐藤 郷子 高野 正博 佐村 博範 西巻 正
出版者
日本大腸肛門病学会
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.5, pp.310-316, 2014 (Released:2014-04-30)
参考文献数
40
被引用文献数
1 1

目的:毛巣洞に対する当院で行ったV-Y plastyの手技と成績について報告する.対象と方法:2006年から2012年までの毛巣洞手術症例14例を対象とし,V-Y plastyの手術治療経験についてretrospectiveに検討した.結果:平均年齢31.5歳(16~48歳),全例男性.平均体重75.5kg(63.4~92kg),BMI 26.0kg/m2で,25kg/m2以上の症例は8例(57.1%)であった.病悩期間は平均15.5ヵ月(3日~5年),平均手術時間45.3分,術後合併症は6例(42.9%)のうち,創感染5例,創部不良肉芽形成1例であった.皮弁壊死など重篤な合併症はなかった.術後再発症例は認めていない.考察:病巣切除,一期的創閉鎖,V-Y plastyは,手術手技が容易で再発が少なく安全性が高いことより容認できる手術術式である.今後症例を蓄積しながら慎重な経過観察が必要である.
著者
田中 香織 天岡 望 西科 琢雄
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.78, no.6, pp.1427-1430, 2017 (Released:2017-12-30)
参考文献数
13
被引用文献数
1

毛巣洞に対する根治術としては洞の完全切除が必要であるが,単純切除縫合では再発も多く,創離開することも少なくない.これに対して今まで様々な形成術が報告されているが,今回われわれはW形成術を採用し良好な結果を得た症例を経験したので報告する.症例は22歳の男性.数年前からの仙骨部の腫瘤,排膿,出血を主訴に当院を受診した.仙骨部に2箇所の開口部を有する約7cmの瘻孔を確認した.毛巣洞と診断し全身麻酔下で手術を施行した.皮膚切開は瘻孔部を囲む稲妻型とした.瘻孔を完全に切除後,皮弁形成のために左右の大臀筋筋膜上で十分に皮下脂肪層を剥離授動した.皮膚縫合は緊張なく施行可能で,術後8日目に退院した.W形成術は切除後の縫合に無理をきたすことなく,また毛巣洞の成因である臀裂の回転運動による瘻孔の内部への入り込みを防ぎ,発生原因を根本的に取り除く方法として,合理的な術式であると考えられる.
著者
井藤 半弥
出版者
日本評論新社
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, 1958-02

論文タイプ||論説
著者
大沼 眞廣 石崎 力久 北 愛里紗 北田 文華
出版者
一般社団法人 日本創傷外科学会
雑誌
創傷 (ISSN:1884880X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.8-12, 2020 (Released:2020-01-05)
参考文献数
19

毛巣洞は体毛の刺入などによって発生する疾患で,仙骨部に好発する。その手術方法に関してはさまざまな報告があるが,われわれは殿裂の平坦化を目的として transposition flap を施行している。今回この方法を施行した過去約6年間18例に関して,疫学的特徴とともにその術後経過を調査した。結果,当科で治療を行った患者は男性や若年者,肥満者が多く,職業に関しては一定の傾向を認めないという過去の報告と類似した特徴をもっていた。そして毛巣洞手術で最も焦点となる再発率は,18例中,6ヵ月以上の経過観察が可能であった11例で9.1%と十分に低く,transposition flap は有用な方法であると考えられた。一方で創離開を生じる割合は高く,今後はその割合を減少させる方法を検討する必要がある。
著者
重見 晋也 SHIGEMI Shinya
出版者
名古屋大学人文学研究科
雑誌
名古屋大学人文学研究論集 (ISSN:2433233X)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.391-400, 2018-03-31

Voltaire insère une épisode du séisme de 1755 à Lisbonne dans son Candide. Il est à noter une scène dans laquelle on insiste sur la nécessité de l’Inquisition, « auto da fè », afin de calmer la Catastrophe. L’oeuvre ne cesse d’inspirer même au XXe siècle. Theodore Adorno distingue la catastrophe d’origine naturelle et celle d’origine humaine et il considère que la dernière suscite de plus graves conséquences que l’autre citant le nom d’Auschwitz comme exemple. On peut le confirmer avec la Shoah en France, comme le montre la « Rafle du Vel’ d’Hiv ». On organise la Résistance et recourt non seulement à la violence pour lutter contre cette terreur, mais aussi au stylo et à l’encre. Or, l’écriture de la Résistance enchaîne des terreurs ou des désastres. Il s’agit donc de couper l’enchaînement de réactions et de terreurs, qui sont faites du désespoir de l’absence de Dieu. C’est la littérature qui prouve la réaction contre la suite des terreurs, comme Albert Camus cite dans L’Homme révolté un cri désespéré de Van Gogh : « Je [puis] bien […] me passer du bon Dieu. Mais je ne puis pas, […] me passer […] [de] la puissance de créer. »

1 0 0 0 OA 鶏の図

著者
小林清親 画
出版者
松木平吉
巻号頁・発行日
1880
著者
益崎 裕章 屋比久 浩市 山川 研
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.101, no.4, pp.1027-1033, 2012 (Released:2013-05-10)
参考文献数
8

高尿酸血症は痛風関節症,痛風結節,尿路結石症,痛風腎に代表される尿酸塩沈着症を引き起こす.一方,肥満症・メタボリックシンドロームには無症候性高尿酸血症が高頻度に随伴する.痛風発作,関節炎予防のための尿酸値管理という従来の枠組みを超えて,生活習慣病・慢性腎臓病に伴う高尿酸血症が心血管疾患や脳卒中などの血管イベントのリスクを増大させ,脂肪組織や血管の組織機能障害を誘導する可能性が注目されている.

1 0 0 0 OA 河海抄

著者
四辻善成
出版者

本居宣長が「ちうさくは河海抄ぞ第一の物なる」(『源氏物語玉の小櫛』冒頭)と激賞した『源氏物語』の代表的注釈書。貞治初年(1362)頃に足利将軍家へ献上され(中書本)、その後作者の四辻善成(1326-1402)自身の手で増補改訂が加えられた(覆勘本)。『河海抄』の現存諸本はこの両系統が入り交じったものしか残存しないが、掲出本では、さらに朱書で文字の批正が施されているほか、注文に典拠が明示され漢籍注が加えられている。累加された『文選』や『漢書』『後漢書』などの正史類のほか、『古文真宝前集』『千字文』のように初学者を対象とする漢籍や『白孔六帖』『唐類函』等の類書等からの引用など様々である。加注者は近世期の学者と思われ、『河海抄』が有職故実など関わる百科事典的な使われ方がなされていたこともうかがえる。(相田満)(2018.11)
著者
王 秀文
出版者
国際日本文化研究センター
巻号頁・発行日
pp.1-38, 1997-02-15

会議名: 日文研フォーラム, 開催地: 国際交流基金 京都支部, 会期: 1996年10月1日, 主催者: 国際日本文化研究センター

1 0 0 0 OA 撃蒙句法

著者
[良基] [著]
出版者
[珍書同好會]
巻号頁・発行日
1917