著者
大山 公淳
出版者
密教研究会
雑誌
密教文化 (ISSN:02869837)
巻号頁・発行日
vol.1954, no.28, pp.9-24, 1954-09-20 (Released:2010-03-16)
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
山口 圭三 辻本 広紀 平木 修一 高畑 りさ 小野 聡 山本 順司 長谷 和生
出版者
日本腹部救急医学会
雑誌
日本腹部救急医学会雑誌 (ISSN:13402242)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.823-826, 2014-05-31 (Released:2014-12-19)
参考文献数
10
被引用文献数
1

症例は69歳,男性。持続する腹痛,嘔気を主訴に近医を受診し,腸閉塞の診断で当院に搬送された。既往歴として15年前に直腸癌に対して骨盤内臓全摘術,回腸導管造設,6年前に食道癌に対して開胸・開腹食道切除術を受けた。入院時,腹部は平坦・軟で腹膜刺激症状を認めず,血液ガス分析ではpH 7.175,Base Excess -17.9mmol/L,Cl 114mEq/Lと高クロール性代謝性アシドーシスを認めた。Anion gapは12.6mEq/Lと正常であった。腹部造影CT検査では血流障害は否定的であり,イレウス管挿入と輸液による保存的治療を行った。翌日には腹部症状が軽快し,4病日にイレウス管抜去,5病日に経口摂取を開始し,代謝性アシドーシスも改善したため11病日に退院となった。回腸導管術後には腸管虚血に起因しない代謝性アシドーシスを呈する場合があり,注意を要する。
著者
津野 倫明
出版者
北海道大学
巻号頁・発行日
1998

Hokkaido University(北海道大学). 博士(文学)
著者
的場鉎之助 (子礼) 編
出版者
吉岡書店
巻号頁・発行日
vol.尋常小学校用, 1901
著者
北條 美能留 石井 浩二 原 哲也
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.355-360, 2017-05-15 (Released:2017-06-17)
参考文献数
7

がん疼痛の薬物療法における非オピオイド鎮痛薬の役割は重要である.非オピオイド鎮痛薬の使用によりオピオイドの副作用軽減が可能になることもある.非オピオイド鎮痛薬は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)とアセトアミノフェンに大別される.NSAIDsはその作用機序の特徴から消化管障害,腎機能障害,血小板障害などのリスクがある.近年,さらに心血管系のリスクも存在することが明らかになった.一方,アセトアミノフェンは肝機能障害に関して注意が必要である.本稿ではがん疼痛治療に際し,非オピオイド鎮痛薬選択に関して注意すべき点を中心に概説する.

1 0 0 0 OA 両国往復書謄

巻号頁・発行日
vol.[174], 1000
著者
Kengo UEDA Akiko UEDA Kiyokazu OZAKI
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.80, no.6, pp.973-976, 2018 (Released:2018-06-29)
参考文献数
18
被引用文献数
7

Despite being rarely reported, improved diagnostic and prognostic indicators are necessary for treating malignant melanoma in rabbits. In this study, two cases of primary skin lesions, on the scrotum and on eyelid, with systemic metastases, were examined. The tumors formed intra-dermally by sheet-like proliferation of polymorphic cells, with anisocytosis and varying amount of melanin granules. Tumors had displaced almost 50% of the lung and liver tissue, and tumor metastasis was the cause of early death in both rabbits. Ki-67-positive population was high in both, and it was found to be useful in assessing the outcome and malignancy. In addition, Melan-A, HMB-45, PNL2 and S100 established a useful immunohistochemical panel for the diagnosis of melanocytic tumor in rabbits.
著者
Pirjanian Paolo 竹居 智久
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1115, pp.63-66, 2013-08-19

家庭用ロボット掃除機「Roomba」(ルンバ)のヒットや、福島第一原子力発電所の建屋内調査での遠隔操作型多目的ロボット「PackBot」の利用など、米iRobot社はロボットの先進メーカーとしての地位を固めつつある。ロボット・メーカーとしての同社の強みはどこにある…
著者
長澤 實
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.42, no.10, pp.733-740, 1989-10-20 (Released:2011-06-17)

ヨーロッパの先進国においては逸早く動物愛護の立法措置がなされ, 歴史的にも驚くほど動物愛護が定着している. 日本では, 昭和48年に「動物の保護及び管理に関する法律」が成立し現在にいたっているが, 動物愛護の歴史も浅く, 愛護という言葉を耳にする時, 「たかが犬・猫が」といった意識が一般的ではないだろうか. 日本では, 経済大国, 先進国としての位置にありながら, 自然保護, 動物保護といったことに関する意識と理解が稀薄で, この分野における日本の国際的な評価が低いといえるのではないだろうか. しかし今, 総理府は国民への理解と将来を担う子供達の健全でより豊かな成長をめざして, 動物保護思想の向上と動物愛護の普及・啓蒙について, 関係行政機関, 獣医師会や動物愛護団体に対し協力をよびかけている. 私は動物愛護思想の向上を望む一人として, また川崎市に勤務する獣医師の一人として, 市政目標とする「人問都市川崎の創造」の理念のなかに, 動植物愛護の教育や自然環境の保全など, 人間愛に満ちた明るく優しいゆとりある心を求めたいと考えている. 今回, 私は幸運にも海外派遣研修 (第2部) 6期生として研修に参加し, ヨーロッパの動物愛護を学ぶことができたので, ここにその概要を報告する.
著者
原尻 英樹
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.107, 2010

合気柔術及び古流空手ともども丹田を中心としたところで、球体あるいは螺旋形の動きをおこし、その波動を自らの末端まで伝え、それを相手に伝えることで技にしていることがわかる。研究方法の第一前提は、操作的に近代的身体と前近代的身体を分けることである。次に、研究者自らが技の修得をする必要がある。また、これまでの代表的な身体論研究における研究方法についての問題点とその克服方法についても考察する。
著者
北地 祐幸 渡邊 貴介 村田 尚生
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.391-396, 1998-10-25 (Released:2018-04-01)
参考文献数
2

This paper aims to clarify spatial characteristics of nationwide distribution and citywide location of 'Yuri' (gay quarters) in Yedo era. Based on historical documents and maps of towns, the analysis was conducted. Findings are as follows, 1. The number of 'Yuri' increased in 4times during Yedo era. 2. The citywide location and the spatial characteristics of 'Yuri' in castle towns can be classified in 7 patterns, and each type of 'Yuri' depended on relations between the Tokugawa shogunate and the lord of the castle. 3. All the allocation of 'Yuri' fulfilled the function of psychological gates.
著者
西山 理行 鷲谷 いづみ 宮脇 成生
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
保全生態学研究 (ISSN:13424327)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.125-142, 1998
参考文献数
23
被引用文献数
7

1)オオブタクサの生存・成長・繁殖に及ぼす光条件の影響を被陰実験(散乱光条件下の光合成有効波長域相対光量子密度が100%,30%,5%,3.5%,0.2%の5段階)により検討した.いずれの成長・形態変量についても相対光量子密度を異にする実験区間に統計的に有意な違いが認められた.2)相対光量子密度30%区において,最も高い生存率(100%),最も高い平均相対成長率(0.038g・g^<-1>day^<-1>)および最も大きな平均種子生産(個体当たり211個)が記録された.3.5%区と5%区の間にはどの変量についても大きな違いが認められ,オオブタクサの生存・成長・繁殖の限界光条件は5%区(平均適応度15種子/種子)と3.5%区(平均適応度0.2種子/種子)の中間にあることが示された.3)形態変量も光条件に応じて著しく変化し,その可塑的変化は弱光適応的なものであった.すなわち,比葉面積(SLA),葉面積比(LAR),葉重比(LWR)などはいずれも暗い実験区ほど大きな値を示した.4)河原の生育場所での相対光量子密度の測定から,田島ヶ原のオギ群落内には,オオブタクサの生育の限界光条件よりも良好な光条件を備えたミクロサイトが存在すること,特に春にはそのようなミクロサイトが豊富に存在することが示された.5)オオブタクサ侵入地点では,オオブタクサの葉層よりも下層において光条件が特に悪くなり,生育している植物種の数が非侵入地点に比べて低下していることが示唆された.
著者
弘末 明良
出版者
医学書院
雑誌
精神医学 (ISSN:04881281)
巻号頁・発行日
vol.28, no.5, pp.589-590, 1986-05-15

「日本精神衛生学会」が,発足した。「日本……」とは大きく出たものだ,というのが,まずは名称から受けた印象であるが,2日と1晩(懇親会)参加してみて,私は,この会は明るくのびやかに続いていくだろう,と思った。 ときは,昭和60年11月30日と12月1日。ところは,都立中部総合精神衛生センター(松沢病院の隣)の体育館。参加者数477名。第1回会長は,土居健郎氏。参加費3,000円。年会費5,000円である。