著者
吉川 隆美
出版者
島根大学
雑誌
島大国文 (ISSN:02892286)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.21-33, 1973-07-10
著者
倉石 忠彦
出版者
国学院大学出版部
雑誌
国学院雑誌 (ISSN:02882051)
巻号頁・発行日
vol.92, no.12, pp.p87-92, 1991-12
著者
本庄 賢光 窪田 昌史 北村 俊明
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告システムソフトウェアと オペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.17, pp.1-11, 2010-07-27
参考文献数
9

並列処理環境の普及に伴い,MPI (Message Passing Interface) の並列プログラムを,異なる性能のノードから構成される PC クラスタの非均質性とノードの耐故障性に対応させる要求が高まっている.我々は MPI プロセスを Xen の仮想計算機 (VM) 上で稼働させることによって,PC クラスタの非均質性と耐故障性に対応させる手法を提案してきた.しかし VM 上で MPI プロセスを稼働させるとオーバーヘッド大きくなることがある.本研究では,Xen のクレジットスケジューラのタイムスライスとティックの値を変更することと,Domain0 の優先度を変更することによる MPI プロセスの高速化を行った.高速化の評価のためにデュアルコアプロセッサ Core2Duo 3.00GHz,メモリ4GB のノード上で VM を稼働させ,NAS Parallel Benchmarks 3.3 クラス A のアプリケーション SP の MPI プログラムの実行した.タイムスライスとティックをデフォルトの 30ms,10ms から共に 1ms にし,2 ノード 4 プロセスで実行させたところ 33% 高速化された.さらに Domain0の 優先度を 1024 にすることで通常時と比べ,35% 高速化された.As HPC and parallel processing environment becomes popular, the demand that parallel programs with MPI(Message Passing Interface) should support heterogeneity on PC clusters with consist of the nodes with different computing power and fault-tolerance of the nodes has arised. We have proposed a technique to support heterogeneity and fault-tolerance for PC clusters by executing MPI processes on virtual machines so that those processes can be easily migrated between nodes. However, when MPI programs are executed on virtual machine Xen, the overhead sometimes becomes large. We therefore make it possible to change the values of the time slice and the tick, which are parameters the Credit Scheduler uses to allocate CPU time, so that the overhead incurred by waiting for receiving data is reduced and the performance of MPI programs is improved. To evaluate the effectiveness of the improvement, we executed the application SP Class A of NAS Parallel Benchmarks 3.3 on virtual machines running on nodes with dual core processor Core2Duo 3.00GHz and 4GB main memory. When SP is executed with four processes on two nodes where the values of the time slice and the tick are both changed to 1ms from the default values of 30ms and 10ms, the performance is improved by 33%. In addition, Domain0's weight is changed from 256 to 1024 ,the performance is improved by 35%.
著者
高橋 研
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.1289-1306, 1987-10-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
49
被引用文献数
2

高密度磁気記録に対応する磁気ヘッド材料として,最近注目をあびているFe基合金系軟磁性材料としてのFe-Al-Si (センダスト)会金について,その真姓的な磁性としての結晶磁気異方性定数, K1, および磁歪定数λ100, λ111をバルクおよび薄膜の両者について測定し,その温度並びに組成に対する依存性を明らかにした.また,上記物理量と軟磁気特性との関連を,薄膜およびバルク各々の場合について,著者らの結果を中心にして議論した.
著者
山口 直人 塩見 彰睦
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.103(2003-CE-071), pp.7-12, 2003-10-17

SEP-3は、静岡大学情報科学科の計算機教育用に開発されたマイクロプロセッサである。現在は回路図入力によるボトムアップ式で設計演習を行なっている。一方、実際の設計現場では言語ベースのトップダウン式設計手法へのシフトが起きようとしており、本学の設計演習もこのような変化に対応する必要がある。そこで本研究では、C言語を拡張したHDLであるHandel-Cを用いたトップダウン方式のSEP設計方法を提案し、その工数を評価した結果を報告する。実験の結果、目標工数36時間未満を達成することができ、回路規模も現行の実験ボードに実装可能な規模であることが確認できた。
著者
杉山 博之 須田 義大
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
Dynamics & Design Conference
巻号頁・発行日
vol.2006, pp._204-1_-_204-6_, 2006

次世代のマルチボディ動力学解析において期待される非線形有限要素法との連成問題,つまり,剛体,柔軟体および大変形柔軟体がジョイント拘束を介して連成した多体拘束系動力学問題の効率的な数値定式化手法の開発が活発に行われている.特に,マルチボディ計算アルゴリズムにて用いられる非増分型アルゴリズムに基づく非線形有限要素法, Absolute nodal coordinate formulationがShabanaによって提案されており,大変形柔軟体を含むマルチボデイシステムの拘束系動力学解析に適用されている.しかしながら,本定式化の曲がり梁としての特性に関してはほとんど報告されていない.また,既存の3次元Absolute nodal coordinate formulation梁要素では,体積要素としてGreen-Lagrangeのひずみテンソルから弾性力を導出しているため,せん断変形および断面変形に起因したロッキングが発生する.特に,梁が初期形状において曲率を有する曲がり梁においては,ロッキングの影響が顕著となり精度の低下を招く.本論文では,図A1に示すような大変形柔軟マルチボディ解析における曲がり梁の新たな定式化手法を提案した.曲がり梁の軸曲線に沿ったひずみ成分を,基準および変形後の配置に対する変位勾配変換と基準配置にて一義的に決定するAlmansiひずみにより表すひずみ式を導出した.また,曲がり梁の回転ひずみ成分を曲率/ねじりテンソルにより定義することにより,既存の定式化にて問題となる体積要素として導出される曲げひずみ成分の精度低下を回避した.さらに,せん断ロッキングをHellinger-Reissner混合変分原理を用いて回避し,また断面変形に関してAssumed strain法を用いてメンブレンロッキングを回避して要素精度を向上させた新たな曲がり梁の定式化を示した.図A2に示す梁のロールアップ問題に対する理論解との比較および図A3に示す動的スティフニングに関するベンチマーク問題を用いた要素精度の検証から,大変形曲がり梁を有する機械構造物の工学的動力学問題に対して,提案した手法が有効であることを示した.
著者
佐々木 創 清水 孝太郎
出版者
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
雑誌
廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
巻号頁・発行日
vol.20, pp.63, 2009

わが国の機械情報産業等がアジア諸国へ進出するに伴い、現地の製造プロセスから大量の工程くず・オフスペック品が発生するようになっている。これら工程くず・オフスペック品の多くは、十分な処理・リサイクルをされずに第三国へ輸出されていることが多く、資源流出という点や環境配慮という点から問題になっている。そこで、アジア諸国へ進出するわが国の機械情報産業等を資源戦略の観点から支援し、また新たな環境ビジネスの展開可能性も探るため、技術同友会が提言しているクリティカルメタルの中からタングステンを対象として、アジア諸国におけるレアメタルのリサイクルビジネスのあり方を検討するために、国際資源循環のフローの推計を行った。