著者
塩澤 友樹 須藤 雄生
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 36 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
pp.1151-154, 2012-08-27 (Released:2018-05-16)

本研究の目的は,生徒自身が標本抽出におけるランダム性と標本サイズの重要性を実感できる教材を開発し,その教材を用いた授業実践を行うことで,標本調査の指導への示唆を得ることである。この目的に対して,本研究では,「標本調査のウソ」,「標本調査の仕組み〜視聴率調査の模擬実験〜」の2つの教材を開発し,その授業実践を行った。その結果,本教材を通して,生徒達は自分達なりに調査の問題点を議論し批判的に検討できること及び,実験を取り入れることで,実感を伴ってランダム性と標本サイズに対する理解を深めることができることの2つが示唆として得られた。
出版者
第三文明社
巻号頁・発行日
1974
著者
池口 惠觀
出版者
日本計算機統計学会
雑誌
計算機統計学会 (ISSN:21895813)
巻号頁・発行日
vol.19, 2005

人間は、あらゆるものを生み出しました。そして、人間を煩雑な仕事、苦しい危険な仕事から解放してくれました。この利便性を享受できるのが現代社会と言ってもよい。しかし、機械に人間が使われているのではないか。すでに映画監督だったチャップリンが流れ作業に酷使される人間像を1930年代に描いております。そして今日、私たちがその真只中に暮らしております。あらゆる科学技術は、人間を楽にするために生み出されたわけですが、その生み出した科学に振り回されてはいないか。利便性は、逆に人間性の退化を促進していはしないか。それは、機械のみならず報道や統計・世論と言った「もの」に置き換えられない人間の感情にも影響を与えている。その目に見えない「心」をどうやって現代社会の人間性に役立てていくのか。青少年育成の環境が十分かどうか、一歩踏み止まって考えてみる必要があります。
著者
清水, 秋全
出版者
巻号頁・発行日
vol.[3],
出版者
横浜経済学会
雑誌
エコノミア (ISSN:00129712)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1・2, pp.71-78, 2017-03

1 0 0 0 OA 部落の叫び

著者
河村竹三郎 著
出版者
北村書店
巻号頁・発行日
1921
著者
根田 仁 土居 祥兌
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館専報 (ISSN:00824755)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.89-95, 1998
被引用文献数
1
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1294, pp.32-35, 2005-06-06

時に関西弁で柔和な表情で語るかと思えば、経営者を相手に機関銃のようにまくし立てる。M&Aコンサルティング代表の村上世彰には自他共に認める2つの顔がある。1つは、元官僚として国の行く末を憂い、資本主義のあるべき姿を語る伝道師としての顔。もう1つは、保有株を高値で買い取らせる「グリーンメーラー」のように、冷徹に儲けを狙う投資家の顔だ。

1 0 0 0 OA

著者
鈴木三重吉 著
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
1913
著者
尾崎 亮太 中尾 彰宏
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.468-474, 2008-04-15

x86/x86-64アーキテクチャ上のLinuxにホスト型仮想マシン環境を構築するKernel-based Virtual Machine(KVM)について述べる.また,KVMの応用例として,オーバレイネットワーク・テストベッドPlanetLabへの適用案を紹介する.
著者
石井 正己 大道 明 合田 浩二 曽根 睦子 高橋 宏和 濱本 悟志 丸浜 昭
出版者
筑波大学
雑誌
研究報告 (ISSN:10091860)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.181-217, 1991

本校では、ここ3~4年生徒の問題行動が以前に比べて増加してきた。その多くは成長過程における一過性のもので、それほど根が深いとは思われないが、懸念されるのは、暴力行為と累犯の増加とである。従来、問題行動に対する対処の方法として、自宅謹慎等の「処罰」と担任(団)を中心とする生活指導を行ってきた。 ...

1 0 0 0 OA [師守記] 64巻

著者
中原師守 [著]
巻号頁・発行日
vol.巻43 紙背, 1339
著者
山井 成良
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2018-IOT-43, no.7, pp.1-5, 2018-09-20

電子メールにおいて利用者が新たな検査 ・ 処理機能を追加する場合,サーバ側への追加は困難なため,端末側へのプラグイン等の追加が一般的である.しかし,IMAP (Internet Message Access Protocol) サーバや Web メールのように電子メールサーバ上でメッセージを管理する形態では,たとえば新しい技術に基づく迷惑メール判定やその結果に基づく分類をメッセージの電子メールサーバへの到着時に行うことはできない.この問題に対して筆者は IMAP クライアントの一種として動作する IMAP エージェントを提案した.IMAP エージェントは IMAP サーバに常時接続しているため,様々な処理を他の IMAP クライアントよりも先に実行することができる.本稿では筆者が現在想定している,IMAP エージェントで実現可能な付加サービスについて述べる.
著者
鈴木 大助
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2018-IOT-43, no.6, pp.1-6, 2018-09-20

本研究では,学習管理システムを利用したコンピュータベース試験 (CBT) における効果的な不正行為防止策を明らかにすることを目的として,筆者が担当する授業科目の到達度確認試験において,不正のトライアングルモデルに基づいて検討した不正行為防止策を実践した.認知されたプレッシャーを低減するため試験の配点をさげること,正当化を低減するため不正行為に関する規定を周知すること,認知された機会を低減するため,学生間で正答選択肢が異なるように選択肢の並びをランダムにする,ファイアウォールで不要な通信を遮断する,通信の監視を周知するとともに監督員の巡回を徹底する,個人所有スマートフォンの所在を常に明らかにする,等の策を実施した.これらの方策は不正行為の抑止力として機能し,公平公正な試験環境の実現に寄与したと考える.学生は厳戒な体制にやや緊張をしていた様子であったが,CBT ならではである,解答忘れを防げること,結果を即座に知ることができること,等の利点を享受し,好意的な反応であった.また,従来型のペーパーベース試験方式よりも本試験方式を支持する学生が多数を占める結果となった.