著者
岸 知二 石田 裕三 坂田 祐司 中西 恒夫 野田 夏子 野中 誠 林 好一 久住 憲嗣 山内 和幸 吉村 健太郎 鷲崎 弘宜
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.32, pp.1-3, 2013-10-17

ソフトウェアプロダクトライン国際会議(SPLC2013)が東京で開催されたので,会議の状況について報告する.We report on the 17th Software Product Line Conference was held in Tokyo, Japan.
出版者
一般社団法人 日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.74, no.3, pp.178-179, 2018-03-01 (Released:2018-09-01)
著者
田口 哲也 村木 貴俊 タグチ テツヤ ムラキ タカトシ Taguchi Tetsuya Muraki Takatoshi
出版者
同志社大学文化情報学会
雑誌
文化情報学 = Journal of culture and information science (ISSN:18808603)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.31-37, 2011-03-10

資料紹介 文化情報学部はこのたびカリフォルニア州立大学サンディエゴ校名誉教授の故マサオ・ミヨシ博士より教授がその生涯をかけて収集した貴重な蔵書の提供を受けた。文化情報学部では比較文化研究室を中心に蔵書を整理分類し、蔵書はその大部分が文献室に所蔵されることになった。本稿では、この蔵書が同志社大学に収蔵されることになるまでの経緯とミヨシ・マサオ氏の波乱万丈な生涯を略述し、さらには20世紀後半から停滞した旧来の批評や学問を徹底的に批判し、あらたな学問領域を創生しようとしたミヨシの思想の根幹を紹介した。次号においては蔵書の中味について具体的に解説していく予定である。 The Faculty of Culture and Information Science received a collection of books from the late Masao Miyoshi, Professor Emeritus of the University of California, San Diego. The collection mainly consists of theoretical and critical books that Miyoshi collected over his life time. The books were directly shipped to the Faculty and no one except his immediate family has handled them since his death as they were all stored in his study in Del Mar, California. The Research Lab of Comparative Cultural Studies was the main force in the examining, selecting, and sorting out of all the books in the Masao Miyoshi Bunko (Collection). The collection is of critical importance for the Faculty because Miyoshi reached such a high level of critical and theoretical consciousness that he was able to envision interdisciplinary scholarship in the true sense of the word. In this article we start with a short biography of Miyoshi and discuss what his aims were and what we can learn from him. In the follow-up article, we will give a more detailed account of the contents and significance of the Miyoshi Masao Bunko.
著者
新沼 星織 宮澤 仁
出版者
東北地理学会
雑誌
季刊地理学 (ISSN:09167889)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.214-226, 2012 (Released:2012-10-25)
参考文献数
13
被引用文献数
2 4

本稿は,2011年の東日本大震災による医療機関への津波被害について,① その地域的特徴を分析し,② 被災患者の内陸部医療機関への搬送状況を検討した。① では,岩手県と宮城県を対象に分析した結果,診療所は中心市街地を沿岸部に形成する岩手県三陸南部地域から宮城県仙台湾地域の北部にかけて浸水率が高く,病院は大規模県立病院の高台立地傾向が強い岩手県より,小規模な市町立病院と民間病院を沿岸部に構える宮城県で浸水率が高いことが明らかとなった。そして ② では,医療機関の浸水率が高かった宮城県南三陸町に注目した調査の結果,隣接する登米市内の医療機関へは,外来診療患者は相当数搬送されていたものの,入院患者の搬送は,病床不足のため限定的であったことがわかった。このことは,平時より縮減体制にある医療システムは,災害時の脆弱性を増大させる可能性を示唆している。
著者
BELL K. L.
雑誌
J Ecol
巻号頁・発行日
vol.67, pp.781-787, 1979
被引用文献数
2 44

1 0 0 0 OA 絵本吾妻抉

著者
北尾重政 画
出版者
和泉屋源七
巻号頁・発行日
vol.[1], 1797
著者
権 順度 田中 基明 去来 川覚三
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌 (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1973, no.7, pp.1314-1319, 1973-07-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
7
被引用文献数
2

2-位にカルボニル基を有するセリジン類,すなわち2-ホルミルピリジン,2-アセチルピリジンおよび2-ベンゾィルピリジンを2-ヒドラジノベンゾチァゾールといろいろの条件下で反応させ,相当するヒドラゾン類を得た。このときに得られるZ-およびE-異性体をカラムクロマトグラフィーにより分離し,それらの分光学的性質を検討した。さらに,Z-およびE-異性体間の異性化反応について調べた。Z-異性体は分子内で六員環水素結合を形成するためNMRスペクトルではNHプロトンおよびピリジン環の6-位のプトンがE-異性体にくらべて低磁場シフトし, IRスペクトルではz,o :N吸収がE-異性体にくらべて低波数側に現われた。さらに,UVスペクトルではZ-異性体の極大吸収がE-異性体にくらべて長波長側にシフトした。得られたヒドラゾン類のうち,2-アセチルピリジン=2-ベソゾチァゾリルヒドラゾン[5]をキシレン中で加熱還流して,Z-およびE-異性体の挙動を調べた。その結果,[5z]a[5 E]の平衡は[5 z][5 E]÷3/7(wt%)の割合で一定値になることが明らかとなった。また[5E]はいくつかの有機溶媒中(2x10-5 molll),温度25ccでタングステンランプを照射すると容易にZ-異性体に異性化した。その異性化の速さは溶媒によって異なり,その速さの順序はEtOH>CH3CN>cyclo-C6H,2であった。
著者
権 順度 田中 基明 去来川 覚三
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌 (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1974, no.8, pp.1526-1531, 1974-08-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
5
被引用文献数
2

2-ホルミルフラン,2-ホルミル-5-メチルフラン,2-アセチルフラン,2-ホルミルチオフェンおよび2-アセチルチオフェンと2-ペンゾチァゾリルヒドラジンとをエタノール還流下で反応させ相当するヒドラゾン類(1)(X=O,RF R2H),(2)(X=O, R,=H, R2=CHs),(3)(X=O, R,= CH, R2=H),(4)(X=S,R,=,Rz=H)および(5)(X=S,Rl = CHs,R2H)を得た。このとき得られるヒドラゾン類からE体およびZ体を分別再結晶およびカラムクロマトグラフヂーによって分離し,それらの立体配置をNMRスペクトノレから決定するとともにスペクトル特性を調べた。さらに,得られた動体およびZ年間の光異性化反応についても検討した。NMRスペクトルでは(1E)~(3E)のフラン環の3-位のプロトンおよび4-位のプロトンが(1Z) (k3Z)にくらべて高磁場シフトし,また(IE),(2E):および(4E)におけるNHプロトンは対応するZ体よりも低磁場シフトした。これに対し,(3E)および(5E)と(3Z)および(5Z)のNHプロトンの間には差は認められなかった。 E体およびZ体は光によって容易に異性化したのでそれらの異性化速度を二三の有機溶媒中25 Cで,光源としてタングステンランプを照射して求あた。その結果,フラン環を有するヒドラゾン類 (1Z) E の異性化においてはZ体からE体への異性化速度定数k,は溶媒依存性[k (EtOH) ki(CHsCN) gtk,(6 40-C6H,2)],がみられたのに対しチオフェン環を有するヒドラゾン類(4Z);=2(4E)の場合の馬は顕著な溶媒依存性はみちれなかったe-方,E体からZ体への異牲化速度定数-,は前に述べた溶媒依存性とは逆の結果が得られた。