1 0 0 0 OA 世界写真帖

著者
田山宗尭 著
出版者
警眼社
巻号頁・発行日
vol.第2, 1915
著者
野島 久雄 新垣 紀子
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 = Cognitive studies : bulletin of the Japanese Cognitive Science Society (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.275-286, 2001-09-01
参考文献数
60
被引用文献数
2

Donald A. Norman has been a prominent figure in the history of Cognitive Science in the latter half of the twentieth century. In this paper, we discussed how he influenced and formed major research trends in Cognitive Science and the related area by reviewing his works so far, and tried to considered the possible future development in his works and Cognitive Science research.
著者
木下 康光
出版者
同志社大学
雑誌
言語文化 (ISSN:13441418)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.171-189, 2010-12

研究ノート(Note)『ヘンゼルとグレーテル』の物語は構造的に見れば、困窮ー旅立ち-闘いと勝利ー財宝をもっての帰還というメインストーリーを持った一つの竜退治型英雄譚の特徴を具えている。その際、主人公(=英雄)のヘンゼルはオデュッセウスのごとき狡知を発揮するのに対し、退治されるべき竜と等価の魔女はオデュッセウスに欺かれるキュクロープスのごとき愚かな鬼/欺かれる悪魔の一類型となっている。Das Märchen "Hänsel und Gretel" (KHM 15) kann man als eine Art von Drachentäter-Märchen ansehen. Hänsel und Gretel gehen nämlich als Helden zur anderen Welt ( Hexenwald ), vernichten dann mittels Trick die Hexe ( = Teufel / Drache ) und kehren mit großen Schätzen heim. Sie erinnern an kleine aber mutige und listige Helden wie Odysseus oder das tapfere Schneider im KHM 20. Da kann man das Motiv " dummer bzw. betrogener Teufel " wiederfinden.
著者
宇佐美 しおり 西阪 和子 田中 美恵子
出版者
熊本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

平成18年度は九州管内の私立K精神病院にて、海外のアサーティブ・トリートメントモデル(以後ACT)が日本の精神障害者を対象として実施できるのかどうか、についてのパイロットテストを行った。GAF35以下、入退院を繰り返すか長期入院の患者で本調査に同意の得られた統合失調症患者5名(介入群)にACTを実施し、その評価を病状、日常生活機能、社会的機能、ケア満足度で行い、また介入内容を記録に残し、介入内容の検討を行った。介入は海外のスタンダードにそって実施し、介入にあたってはスタッフ訓練を行った。これらの結果を対照群5名の結果と比較した。その結果、ACTチームのフィディリティスケールが若干低いこと、地域資源をチームメンバーにいれることが困難であったが、海外のスタンダードにそって介入が可能であることがわかってきた。そこで、平成19年度は、ACTチームを固定化して、介入群10名、対照群10名で介入前後の比較を行った。ACT介入群の病状、日常生活機能、社会的機能は入院時、退院時、退院3か月後と改善し、対照群と有意な差がみられていた。また介入内容については地域での生活を念頭にいれた介入が中心的となっていたが、患者のニーズを中心とした支援より、再燃予防を目的とした介入であることが明らかとなった。今後、病状を含めた患者のニーズを中心とした介入の必要性が示唆された。

1 0 0 0 OA 海上問答 3巻

著者
恵中
出版者
関口市兵衛
巻号頁・発行日
vol.[1], 1670
著者
稲井 達也
出版者
日本教育メディア学会
雑誌
教育メディア研究 (ISSN:13409352)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.57-72, 2006

戦後の占領下で発行された文部省検定の中学校国語教科書は,「言語編」と「文学編」に分冊されて編集された。「言語編」では,民主主義社会を生きるための言語技能の向上が企図され,メディアを理解する教材をはじめ,学校図書館の使い方や討論会,会議の方法など,言語技術を中心にした先進的な教材が多く掲載された。しかし,学校現場においては,文学教育に重きを置いた,戦前の道徳教育的な国語教育は改まらず,「言語編」の学習内容は普及しないままに終わった。以降の国語教科書に,メディア教育に関わる教材は殆ど掲載されなくなった。
著者
諫早 勇一
出版者
同志社大学
雑誌
同志社外国文学研究 (ISSN:02862832)
巻号頁・発行日
vol.78, pp.79-66, 1998-01-25

ペテルブルグで発刊されている雑誌ЗВЕЗДА(星)がナボコフ特集号を組むと知ったのは,ナボコフ・フォーラム(正式名称NABOKV-L, The Electronic Nabokov Discussion Forum)の1996年10月24日付けの記事によってだった。そこで主宰者のD. B. Johnson氏は,雑誌の編集長アンドレイ・アリエフ氏から得た情報として,The St. Petersburg magazine ZVEZDA is putting out a special Nabokov numberという計画をいち早く紹介し,さらにThe issue contains new Russian scholarship on various aspects of Nabokov as well as poems and essays by leading Russian writers, plus translations of Nabokov material available in English.と述べて,その内容に期待を抱かせた。結局,この特集号はЗВЕЗДΛの1996年11月号として刊行されたが,幸い私はこの号を同志社大学言語文化教育研究センター助教授のイリーナ・メリニコワ先生のご好意で入手することができた。そして,実際その内容は期待を裏切らないものだった。かつて欧米の研究者主導によって,ナボコフの英語小説の研究を中心に展開されてきたナボコフ研究は,現在亡命者を中心とするスラビストたちの積極的な参加によって,新たな展望を開きつつある。この特集号は,ロシア在住の研究者のみならず,世界各国に広がったロシア系の研究者たちの参加をえて実現した,ロシアの側(ある意味で,ロシア文学の側)から今日のナボコフ研究に投じられた巨石とも言えよう。以下,この号の内容を紹介しながら,その今日的意味を考察してみたい。
巻号頁・発行日
vol.第7冊, 1000
著者
為末 大
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1652, pp.68-70, 2012-07-30

6月に行われた日本選手権の予選で敗退し、ロンドン五輪の出場は果たせませんでした。2〜3年前には、ロンドンでのレースを自分の現役最後のレースと心に決めてトレーニングに励んできました。 最後の五輪で、決勝の舞台に残り、メダル争いをする――。 それが自分が考える理想の結末だったのです。でも、日本選手権の予選で敗北し、想定よりも早く引退することになりました。