著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.114, pp.67-69, 2008-12

【あらすじ】近代演劇の祖とされるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン(1828〜1906年)は、『人形の家』や『民衆の敵』が日本でもたびたび上演されてきた。この『ブラン』(1865年)は初期の傑作とされ、森鴎外も翻訳に挑戦したことがある。主人公のブランは若い牧師。信仰と人生は一体のものとしてかたくなに宗教に生きた。
著者
鈴木 遼
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.11, pp.1014-1017, 2017-10-15

本稿では,ヒューマンコンピュータインタラクション(Human-Computer Interaction,以下HCI)における,プログラミング研究の過去,現在,そして未来について述べる.プログラミング研究の歴史を紐解きながら,なぜHCIの分野でプログラミングの研究が行われてきたのか,プログラミング研究における人間中心のアプローチとはなんなんのかを説明し,HCIにおいて提案されてきたさまざまなツールやシステムがどのような目的で開発され,どのように実際のツールに反映されてきたかを紹介する.最後に,今後の方向性として,HCIにおける3つの新たなプログラミングパラダイムを,最近の研究を交えながら議論する.

1 0 0 0 中世史講座

著者
木村尚三郎 [ほか] 編
出版者
学生社
巻号頁・発行日
1982
出版者
日経BP社
雑誌
日経システム構築 (ISSN:13483196)
巻号頁・発行日
no.146, pp.46-48, 2005-06

3. ログオン処理に30分かかる問題も起こったが,プロファイル用サーバーの増強で解決 肥後銀行は2005年1月,業務支援システム「行内Webシステム」(図1)のサーバー・インフラを刷新した。WindowsのTerminal Serviceおよびシトリックス・システムズ・ジャパンのMetaFrameで構成する本システムは,クライアントPC上に業務データを一切置かない徹底した情報漏えい対策を実践してい…
著者
クイ レ ゴック フォン 金 どぅ哲
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2015, 2015

本研究は,ベトナム中部のフエ省におけるビンディエン水力発電ダムの建設に伴う,集落の水没と移転,そしてその過程で行われた補償を題材に,ベトナムにおける土地問題と少数民族の地域ガバナンスを考察したものである。ビンディエン水力発電ダムの建設によって移転を余儀なくされたボホン集落はベトナムの少数民族であるカトゥ族によって構成され,ダム建設前まで慣習的な土地所有と利用を続けてきた。ところが,ダム建設による移転過程で,伝統的なガバナンスの物的基盤であった総有的な土地資源がなくなり,その結果長老を中心とする伝統的な地域ガバナンスが急激に解体されていった。また,配分された土地では従来のような生計を営むことができず,若年層を中心に出稼ぎが増えており,コミュニティ自体の存続すら危ぶまれる状況である。
著者
Shigehiro Yamaguchi Aiko Fukazawa Masayasu Taki
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.75, no.11, pp.1179-1187, 2017-11-01 (Released:2017-11-09)
参考文献数
94
被引用文献数
14

Phosphole P-oxide is a useful building block for π-conjugated materials due to its nonaromatic and electron-accepting character. We have synthesized a series of ring-fused derivatives of phosphole P-oxide based on the intramolecular nucleophilic cyclization of appropriate alkyne precursors or radical phosphanylations. Some of the thus obtained compounds exhibited intriguing fluorescence properties and were applied to fluorescence imaging. A donor-acceptor-type benzo[b]phosphole P-oxide with a (diphenylamino)phenyl group exhibited large solvatochromism in its fluorescence spectra, and could hence be used as a staining agent for lipid droplets. C-Naphox and PB430, which consist of fully ring-fused π-conjugated ladder-type scaffolds, exhibited outstanding photostability and their absorption and emission properties were suitable for super-resolution STED imaging. Moreover, using PB430-conjugated antibodies, we carried out a 3-D reconstruction of the STED images and developed a photostability-based multicolor STED imaging technique.

1 0 0 0 OA 市中取締書留

出版者
巻号頁・発行日
vol.[88] 嘉永,
著者
Hiroshi ITOH Tomohiro KONO Kenji ICHINOE
出版者
Japan Poultry Science Association
雑誌
Japanese poultry science (ISSN:00290254)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.113-119, 1985-05-25 (Released:2008-11-12)
参考文献数
25
被引用文献数
1

雄ホロホロ鳥における繁殖能力の,年間を通じての推移を明らかにする目的で,交尾器の大きさ,精液量,精子濃度および血漿テストステロン濃度を1年間測定した。1. 交尾器の大きさは9月初旬まで徐々に増大し,換羽期において一度縮小したが,その後再び増大して12月下旬以降は成熟した大きさを維持した。また,交尾器の大きさと日長,気温および血漿テストステロン濃度とのいずれとも,有意な相関関係は認められなかった。2. 精液量および精子濃度は4月より上昇し,5月下旬から10月上旬にかけて高い値を維持した(精液量:9~38μl,精子濃度:6.51~29.9億/ml)。その後,換羽期と1月から2月にかけての期間において低い値を示し118 日本家禽学会誌22巻3号(1985)た。3. 血漿テストステロン濃度の推移は,日長の変化とよく対応したものであり,最高値(2.95±0.81ng/ml)および最低値(0.12±0.02ng/ml)は,それぞれ7月上旬と9月下旬の換羽初期に認められた。また,繁殖期,非繁殖期および換羽期における血漿テストステロン濃度の平均値は,それぞれ1.25±0.12ng/ml, 0.64±0.05ng/mlおよび0.20±0.05ng/mlであり,各値間には有意(P<0.01)差が認められた。4.日長,気温および血漿テストステロン濃度と各測定項目間の相関係数は表1に示した。
著者
中里 靖 藤田 矢郎
出版者
日本水産増殖学会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.230-239, 1986-03-25 (Released:2010-09-07)
参考文献数
12

1.新たににテングヨウジが房総の河川にに分布することを明らかににした。2.23.0℃の水温ににおいて淡水から海水への適応にには途中1/2海水にによる2~3日の馴致期間が必要である。3.酒匂川ににおいて1984年9月22日, 育児嚢内にに卵を付着させた雄を採集し, 自然産卵が行われていることを明らかににした。4.水温23.0℃の飼育水槽中ににおいて約1週間ごとにに産卵が行われ, 1984年10月25日から2月11日までにに同一組合せの雌雄にによって12回産卵が行われ, 産卵行動を観察した。1回の産卵数は18~287粒であった。5.上記の卵ににより卵内発生及びふ化仔魚の形態を観察した。本種の受精卵は無色透明の楕円形卵で長径1.16±0.07mm, 短径0.91±0.07mm, 多数の小油球がある。水温23.0℃で受精後156~171時間でふ化する。ふ化直後の仔魚の全長は4.68~5.20mmであった。6.ふ化仔魚の飼育ににおいて, シオミズツボワムシの摂餌は認められなかったが, ムラサキイガイの幼生の摂餌は確認できた。しかし飼育開始数日後ににはすべてへい死した。
著者
帝室林野局 編
出版者
帝室林野局
巻号頁・発行日
1939
著者
三浦 孝一 蘆田 隆一 河瀬 元明 LI Xian
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01

本研究は,我が国のエネルギー消費量の大きな部分を占める製鉄業の高炉プロセスの効率化を目指し,高炉内の反応のうち,極めて速度の遅い鉄鉱石をコークスで直接還元する固固反応を工業的に促進する実現可能な方法を提案したものである。具体的には,まず,ナノサイズの酸化鉄粒子を用いて,実際に反応界面積を増加することによって固固反応が600℃の低温で進行することを明らかにした。次いで,それを工業的に実現可能な方法として,300℃程度まで加熱すると結晶水が脱離しナノサイズの細孔を形成する低品位鉄鉱石の性質を利用し,形成された細孔に低品位炭やバイオマス由来の熱可塑性炭材を多量に装入する方法を提案した。