1 0 0 0 OA 標準化の世界

著者
宮澤 彰
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.594-599, 2017-11-01 (Released:2017-11-01)
著者
伊神 正貫
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.589-593, 2017-11-01 (Released:2017-11-01)

本稿では,ユージーン・ガーフィールド博士が開拓した情報資産や分析手法が,科学技術政策研究において,どのように活用されているかを,科学技術・学術政策研究所(NISTEP)におけるScience Citation Indexを用いた調査研究やサイエンスマップ調査の展開,これらの調査と科学技術政策立案との関係の変化を事例として概観する。
著者
佐々木 良一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.577-581, 2017-11-01 (Released:2017-11-01)

近年,IoT(Internet of Things)が注目されており,異なる分野の機器やシステムが相互に連携し,新しいサービスの提供が可能となると期待されている。一方,IoTを構成するシステムのセキュリティがIoTを実用化する上で大きな課題になっている。本稿では,最初に,重要インフラの制御システムや,コネクティドカー,防犯カメラなどの主要なIoTシステムに対する過去のサイバー攻撃や今後考えうる攻撃方法について紹介する。次に,IoT機器の認証基盤や,リスク評価手法,サプライチェーン対策なども含む種々のセキュリティ対策について解説している。IoTシステムのセキュリティの問題は今後ますます重要になると考えられ,研究の強化が必要となっている。
著者
村居 昌俊
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.573-576, 2017-11-01 (Released:2017-11-01)

近年,大学図書館に期待される機能や役割はますます増加している。本学図書館では,従来コレクションの構築と適切なナビゲーションを主機能としていたが,学修支援や教育活動への直接の関与が必要とされはじめている。そのため,2016年9月開館の新図書館では,人的リソースを定型業務から学修支援や教育活動への関与へとシフト,場所的リソースを本の置き場所から学修の場所へとシフトする必要があり,ICT機器やネットワークによる仕掛けを模索してきた。そこで本学新図書館におけるICT機器の導入経緯,選定方針,各機能,運用方法などを紹介していきたい。
著者
田口 忠祐
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.559-559, 2017-11-01 (Released:2017-11-01)

今月は,「IoT:モノのインターネット」をテーマにお送りいたします。現在,インターネットの普及はもちろんのこと,様々なセンサーの小型化,低価格化,省電力化が進み,これまでインターネット接続とは無縁だったモノにも各種センサーや情報通信端末が搭載されるようになってきました。さらに,私たち自身もスマートフォンの爆発的な普及により,インターネットに繋がった端末機器を携帯している時間が多くなり,自ずと様々な「モノ」がインターネットにつながることで受けられるサービスを享受するようになってきています。最近では「IoT:Internet of Things モノのインターネット」という言葉も定着してきています。そこで今回の特集ではIoTに注目し,その最新動向や事例紹介を行うことにより,現在の正確な状況把握,課題点の認識,そして今後のサービス展開などを考える契機となることを目指し,専門家の方々に論じていただきました。まず,境野哲氏には,IoTについて,現在の状況から今後の展望,課題について広範に論じていただきました。続いて,IoTを活用した事例として,藤井篤之氏,中西華子氏には,現在,スマートシティのモデル地域となっている福島県会津若松市の事例について論じていただきました。また,村居昌俊氏には,スマートフォンやビーコンを活用し新たなサービスを展開している大学図書館の事例について論じいただきました。一方で,これまでインターネットに接続していなかったモノがインターネットに接続することによる新たなリスクやセキュリティ対策といったことが求められてきています。そこで,佐々木良一氏には,実際のIoTシステムに対するサイバー攻撃の事例,セキュリティ対策,リスク評価等について論じていただきました。最後に,別所正博氏,坂村 健氏には,今後到来するであろうIoT時代に活躍できる人材の育成について,現在大学で行われている教育の事例を論じていただきました。本特集が,インフォプロの方々にとって,今後ますます進展するであろうIoTについて,現状や課題を適切に把握し,活用するための一助となれば幸いです。(会誌編集担当委員:田口忠祐(主査),長野裕恵,古橋英枝)
著者
紅林 怜
出版者
成城大学常民文化研究会
雑誌
常民文化 = Jomin bunka (ISSN:03888908)
巻号頁・発行日
no.40, pp.160-151, 2017-03
著者
佐藤 恵大 鈴木 美緒 細谷 奎介 宮之上 慶 屋井 鉄雄
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.71, no.5, pp.I_773-I_784, 2015

自転車運転者のマナーが問題視されているにもかかわらず,パターン化した教育が一律に行われていることや,「交通ルールを知っているが遵守しない」自転車利用者に対する教育方法が確立されていないことなど,自転車安全教育の改善には重要な課題が存在する.近年,体験させる教育ツールとして注目されているのが自転車シミュレータ(CS)である.そこで,本研究ではCSの教育機会への導入可能性を検討するために,法令違反による事故の傾向を整理し,CSの主観的評価とCSでの事故経験および教育効果の関連性を考察した後,自転車の法令違反行為をCSで再現できるか実験を行なった.その結果,CS走行シナリオ内で法令違反を含む普段通りの走行挙動が観測され,「交通ルールを知っているが遵守しない」違反挙動を再現できる可能性が示された.
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
巻号頁・発行日
vol.第3冊, 1000
著者
堀田 真紀子 二村 幹雄 加藤 俊博
出版者
愛知県農業総合試験場
雑誌
愛知県農業総合試験場研究報告 (ISSN:03887995)
巻号頁・発行日
no.38, pp.95-101, 2006-12

スプレーカーネーションの新品種「カーネ愛知2号」は、愛知県農業総合試験場で育成したアースカラーの花色を有する「エアーズロック」を母本、鮮薄ピンク色の花色を有する「99sp367-11」を父本として2001年に交配し、2005年に育成を完了した。本品種の花形は中輪の八重で、花色は普及性の高い鮮紫ピンク(JHSカラーチャートNo.9703)の地色にピンク白(JHSカラーチャートNo.9701)の覆輪が入り、また茎の伸長性に優れ、スプレーフォーメーションもよく整う。開花の早晩は中晩生で、年間の収量はやや少ない。本県の暖地で栽培した場合、切り花は10月以前では花色が薄いために出荷に適さないので、11月以降に収穫する作型とする必要がある。本品種は、6月上旬に定植を行い、仕立て本数を3本に調整し、その2ないし3本を再度摘心することで増収につながる。また、90cm幅のベッドでは、6条植えより8条植えで収量が多く、切り花品質も確保される。
著者
田中 俊 小野 健太 小原 康裕 八馬 智 蘆澤 雄亮 渡邉 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.168-168, 2011

昨今、日本において、男性化粧品業界で清涼感がひとつのキーワードとして、重用しされている。例えば、CMにおいて男性用化粧水はよく清涼感を強く押し出して宣伝されている。また、現在販売されている男性用化粧水を見てみると、ほとんどの男性用化粧水にメントールが配合されており、使ったときに清涼感を感じさせる使い心地になっている。 そこで、現状の「清涼感」を売りにした男性用化粧水を調査してみたところ、近年の男性化粧品の充実化により、多種の男性用化粧水が販売されているが、それらは、ブルーを基調にしたカラーやグラフィックに「清涼感」のアピールを頼っており、造形も似通っているため、似たような印象をうけてしまう事がわかった。そのためそれぞれの製品の特徴を打ち出していく為にはブルーを基調にしたカラーやグラフィックだけではない「清涼感」を表現する事で差別化を行う事が必要になってくると思われる。本研究において、ブルーを基調としたカラーやグラフィックではなく、造形により「清涼感」をアピールできる化粧水ボトルを提案することを目的とする。