著者
伊藤 華子
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.556, pp.109-112, 2008-06-23

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著者
アリフィン ヌルハヤティH.S. 増田 拓朗
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.315-323, 1997-03-28
被引用文献数
1 2

栗林公園は代表的な回遊式庭園であり,特別名勝に指定されている。しかし,近年,周辺地域の建築物の高層化に伴い,庭園景観が損なわれるようになってきた。本研究では,メインルートに沿って代表的な鑑賞地点12ケ所を選び,各地点から見える建築物の仰角および水平角を測定し,建築物の視覚的侵入の程度を調査した。調査結果に基づき,本来の庭園景観を損なわないような形での高木植栽あるいは築山居造成して高木植栽を行う可能性を検討した。この方法で,ある程度,建築物を遮蔽することは可能であるが,新たにさらに高い建築物が建設された場合にはその効果は失われる。根本的な解決のためには,周辺地域を風致地区あるいは景観保全地区として,建築物の高さ制限をすることが望まれる。調査結果に基づいて,その地域区分と高さ制限を提案した。
著者
滝澤 崇子
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.384, pp.189-191, 2001-04-30

携帯電話はどこだ?と闇雲に探しまわるより、電話をかけて音が鳴るところを見たほうがずっと早く見つかる。電子メールも同じだ。探したい言葉やひっかかりそうな言葉をキーワードにして「検索」したほうが手早く見つけられる。Outlook Expressには、手軽に検索できるよう、ツールバーに検索ボタンが鎮座して出番を待っている。
著者
水上 優子 稲波 進 神戸 三智雄
出版者
愛知県農業総合試験場
雑誌
愛知県農業総合試験場研究報告 (ISSN:03887995)
巻号頁・発行日
no.33, pp.93-100, 2001-12
被引用文献数
2

暖地・温暖地に適する、耐湿性、菌核病抵抗性、アブラムシ抵抗性、耐倒伏性に優れる複合抵抗性を育種目標とした新品種「ネオタチワカバ」(系統名:愛系41号)を育成し、2001年に農林7号として登録された。本品種は、アブラムシ抵抗性選抜系統、菌核病抵抗性選抜系統、多収性系統を主体とする20系統から集団選抜法を用いて育成された。主な特性は次のとおりである。 1.タチワカバより多収であり、特に利用1年目の収量が高い。 2.耐湿性が強く、水田転換畑でも安定して栽培できる。 3.菌核病、アブラムシに対して実用的なレベルの抵抗性を持つ。 4.耐倒伏性はタチワカバと同程度で早期繁茂性品種としては強い。
著者
Naomi OSAKABE Chiaki SANBONGI Megumi YAMAGISHI Toshio TAKIZAWA Toshihiko OSAWA
出版者
(社)日本農芸化学会
雑誌
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry (ISSN:09168451)
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.1535-1538, 1998 (Released:2005-03-25)
参考文献数
26
被引用文献数
35

The antiulcer activity of cacao liquor water-soluble crude polyphenols (CWSP) was examined.   CWSP, α-tocopherol, sucralfate (500 mg/kg), and cimetidine (250 mg/kg) were orally administerted to male SD rats 30 minutes before ethanol treatment. 5 ml/kg of ethanol given intragastrically caused lesions in mucosa of the glandular stomach. CWSP caused a reduction of such hemorrhagic lesions as well as cimetidine and sucralfate which are typical antiulcer drugs, but α-tocopherol was less effective. Thiobarbituric acid reactive substances in gastric mucosa significantly increased with ethanol administration. CWSP treatment significantly reduced this change. The administration of ethanol extensively increased myeloperoxidase (MPO) but not xanthine oxidase (XOD) activity. CWSP reduced the activities of both enzymes; they were considered the main sources of oxygen radicals. According to an in vitro study, CWSP directly reducted XOD but not MPO. These results suggest that the antiulcer mechanism of CWSP was not only radical scavenging but also modulation of leukocyte function.
著者
臼井 伸充 仲野 忠行 島田 明
出版者
The Japan Joint Automatic Control Conference
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.51, pp.222-222, 2008

本稿で取り上げる運動は,東洋, 特に, 日本の在来形式の木造船に用いられ, 主として船に設けられた櫓によって推進する小型船の「櫓漕ぎ」である。櫓漕ぎ和船の多くはスクリュー船に替わり, その数は極めて少なくなっている。櫓漕ぎ和船が現存する例としては, 滋賀県の琵琶湖東岸に位置する近江八幡の水郷地帯に 観光用に「最も遅い乗り物」と題して櫓漕ぎ和船が運行されている。この他に, 東京と千葉の境を流れる江戸川の「矢切の渡し」などもよく知られている。櫓漕ぎ和船がスクリュー船に替るには, モータやエンジンによる回転運動を推進力に換えるスクリューの発明が大きいであろうし, その他にも様々な理由があってのこととされるが, 櫓漕ぎ和船の推進原理は個性的であり, 自動化を試みることにより, 未知の運動制御技術が生み出されるかもしれない。或いは, 技能制御技術の一種として価値があると思われる。
著者
齋藤 美穂 頼 [チョンチ]
出版者
一般社団法人日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌 (ISSN:03899357)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.84-96, 1992-09-01
被引用文献数
10

前報『アジアにおける色彩嗜好の国際比較研究(1)-日韓比較・白嗜好に着目して-』では, 日本と韓国の色彩嗜好傾向を比較検討した。その目的は主に, 日本での根強い「白嗜好」を地理的・文化的に近い周辺のアジア諸国の中で展望し, また他の国における一般的色彩嗜好傾向を知る為の試みの一つであったが, その結果, 韓国でも白に対する高い嗜好が観察された。一つの仮説として白に対する嗜好が文化を基盤とするならば, アジアの他の地域でもその傾向を観察する必要があろう。今回の報告では中華民国台湾との比較を試みた。調査は東京 (160名) と台北 (156名) に在住する被験者に対し, 同一の77色からなるカラーチャー卜を呈示し, 好きな色 (嗜好色) と嫌いな色 (嫌悪色) を3色づつ選択すると同時に選択理由も明らかにしてもらうという方法により実施した。選択された色に対しては, 両国の嗜好色と嫌悪色における一般的な嗜好順位を比較し, 色相別・卜ーン別に傾向を検討した。更に両者の嗜好傾向の特徴を明らかにするために双対尺度法 (DUAL-SCALING) による分析を施し, またX^2検定により有意差を検討した。その結果, 「白」や「ビビッドブルー」は両国に共通して好まれ, それは韓国での結果とも一致していた。しかし色相や卜ーン別に検討した場合, 好みの傾向には若干の交叉文化的な違いがあることも明らかとなった。
著者
五味 洋治
出版者
文芸春秋
雑誌
文芸春秋
巻号頁・発行日
vol.90, no.4, pp.184-191, 2012-03

1 0 0 0 OA 英語文通自在

著者
望月誠 編
出版者
望月誠
巻号頁・発行日
1886
著者
塩塚 大 鵜林尚靖 亀井 靖高
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.631-643, 2012-02-15

プログラマはデバッグに多くの時間を費やす傾向がある.プログラマはエラーの現象をチェックしたり,様々なコード上の箇所を行き来したり,あるいはバグ修正履歴を探索したりして,コードを修正する.このような一連のデバッグ作業を自動化することができれば,他の生産的な作業に時間を割くことができる.本論文では,この問題に対処する方法として,デバッグ支援のための関心事指向推薦システムdcNavi(Debug Concern Navigator)を提案する.dcNaviでは,リポジトリに含まれるプログラム情報やテスト結果,および修正履歴を活用することで,デバッグの関心事に応じた適切なヒントを提供する.本論文では,Eclipseプラグインプロジェクトに関する9つのオープンソースリポジトリを対象に,再利用性の観点からバグ修正履歴に基づいた推薦の有効性についても評価する.Programmers tend to spend a lot of time debugging code. They check the erroneous phenomena, navigate the code, search the past bug fixes, and modify the code. If a sequence of these debug activities can be automated, programmers can use their time for more creative tasks. To deal with this problem, we propose dcNavi (Debug Concern Navigator), a concern-oriented recommendation system for debugging. The dcNavi provides appropriate hints to programmers according to their debug concerns by mining a repository containing not only program information but also test results and program modification history. In this paper, we evaluate the effectiveness of our approach in terms of the reusability of past bug fixes by using nine open source repositories created in the Eclipse plug-in projects.

1 0 0 0 OA 弥生

著者
香蝶樓豊國 画
巻号頁・発行日
1800
著者
倉田 尚美
出版者
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会
雑誌
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究 (ISSN:21868379)
巻号頁・発行日
no.8, pp.57-76, 2012-03-31

オーストラリアでは近年の日本人永住者数の上昇にともない、永住者の子女を対象とした継承日本語教育への関心が高まりつつある。本稿ではメルボルン在住の高校・大学レベルの継承日本語話者11名を対象に行ったアンケート結果を主な資料として、彼らの学習ニーズ分析を行った。その結果、4技能の中で特に読み書きの力を伸ばし、また将来、語学力を生かした専門職につけるよう日本語能力を伸ばす必要性があることが明らかになった。また、どの技能においても、フォーマルな場面にふさわしい言語的知識を含めた年齢相応の日本語をマスターし、自信を待って家庭でもアカデミックな場面でも日本語を使えるようになることが期待されていることがわかった。この様なニーズに応えるべく筆者の所属する大学で行ったコースデザイン、またこのコース一期生のコース内容に対する評価を紹介する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.364, pp.28-33, 2006-01

経済に明るさが見える2006年は飲食店にとって実り多い年になりそうだが、いくつかの難題にも直面しそう。その対策をなおざりにはできない。 確かに、景気は回復傾向にあり、団塊や団塊ジュニアを中心に、抑圧されてきた消費意欲が解放されるとみられる。高齢者の増加や団塊世代の退職によって、「食の外部化」も進行しそうだ。
著者
野田 文雄
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.88, no.7, pp.531-536, 1993-07-15 (Released:2011-09-20)
参考文献数
7
被引用文献数
2 1

いま, 醤油業界はじめ多くの食品業界では, 魚醤の製造が注目されている。著者は, キッコーマン社のシンガポール工場建設のため, 約6年間にわたる現地の生活の中で, 本場の魚醤と接して来られた。従って通り一遍の現地調査とは趣きの異なった, 深みのある解説をしていただいた。
著者
金子 秀雄 木庭 知美 徳永 理紗
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.799-804, 2016 (Released:2016-12-22)
参考文献数
30

〔目的〕本研究は,女子学生における非特異的慢性腰痛の有無による呼吸機能の違いを検証することを目的とした.〔対象と方法〕非特異的慢性腰痛のある女子学生17名(腰痛群)と健常な女子学生17名(健常群)を対象とした.呼吸機能として努力性肺活量(対標準努力性肺活量),呼吸筋力(最大吸気圧,最大呼気圧),胸腹部可動性(呼吸運動評価スケール)を測定した.〔結果〕腰痛群の努力性肺活量(対標準努力性肺活量),上部および下部胸郭スケールと下肢挙上位での腹部スケールは,健常群より有意に低値であった.〔結語〕女子学生における非特異的慢性腰痛は,胸腹部可動性に関連した努力性肺活量低下を招く可能性が示された.