著者
楠山 研
出版者
九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会
雑誌
九州地区国立大学教育系・文系研究論文集
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.No.7, 2015-10

本研究は、NCLB法(No Child Left Behind Act of 2001)の導入により、アメリカの公立学校において英語以外の言語による教育が事実上難しくなり、バイリンガル教育への視線も厳しくなる状況の中にあって、移民を多く抱えるカリフォルニア州において中国語を含むバイリンガル教育を実施している教育機関・施設(=ロサンゼルスの公立小学校とサンフランシスコの就学前教育施設)に注目して、その生き残り策を探ることを目的として検討を加えてたものである。
著者
下笠 幸信
出版者
関西学院大学
雑誌
臨床教育心理学研究
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.71-80, 2004-03-25
被引用文献数
1

現在,児童養護施設では入所児の約半数が被虐待事例であり,今までの集団処遇から個別処遇が重要視され始めている。その為,平成11年度より心理職が配置されるようになり施設内治療が行われるようになった。しかし,今まで集団処遇のみ行われてきた施設での個別処遇は様々な困難が付きまとい,多くの課題を残している。本研究では遊戯療法の事例を通して,児童養護施設という特殊な枠の中での治療と,被虐待児のセラピーに特徴的に見られるアンビバレントな感情や行動,特に攻撃性と依存性について,先行研究を元にそのメカニズムが施設内での被虐待児の遊戯療法の中でも観察されるものであるのかを検証した。セラピーが進むにつれ,主訴とされていた問題行動より,セラピストとの関係性が非常に重要な問題となってきた。これはAの"心の傷"が過去の人間関係の中で生まれ,育ってきたものであるという事を決定的に物語っている。この精神的外傷体験の為,Aの自己治癒能力は著しく阻害され,愛着対象の良いイメージを内在化することが困難であった。またセラピーの中でAは激しい攻撃性と依存の表出を繰り返していたが,その根源的な問題として"不安"があり,Aが真に護られているという感覚を持てなかった為であるかも知れない。Aはその不安から逃れる為に支配・被支配の関係を結び,反復強迫的に攻撃を繰り返していたが,thがAの行動に理解をし始め,制限を強固なものとしてプレイルームが真に安心できる場として存在した時,thとの真のラポール形成が進み,基本的信頼感を構築していく事が可能になるのではないだろうか。Aはセラピーの中で攻撃を繰り返し,それでも切れない関係を体験していき,治療後期ではAの中に衝動性をコントロールするプレーキが内在化され,Aの成長していく姿が如実に示されていた。最後に,本研究は施設内での遊戯療法の1事例であり,施設児が抱える多大な心理的問題を全て見つめる事は出来なかったが,同時に新たな課題が生まれ,これらを今後の筆者の児童養護施設での治療実践に役立てられるよう,また子ども達の生活を支える現場職員との連携を今まで以上に大事にし,施設全体が子ども達にとって"抱える環境"となるよう,心理職員の役割と意義について更なる検討を行っていく事が筆者の今後の課題である。

1 0 0 0 あの日

著者
小保方晴子著
出版者
講談社
巻号頁・発行日
2016
著者
エプシュタイン ジェラルド 徳永 潤二
出版者
獨協大学経済学部
雑誌
独協経済 = Dokkyo University studies of economics (ISSN:09189491)
巻号頁・発行日
no.97, pp.89-98, 2015-12

本稿は、Gerald Epstein[2014], "Restructuring Finance to Promote Productive Employment", European Journal of Economics and Economic Policies(EJEEP): Intervention, Cheltenham, UK : Edward Elgar Publishing Ltd, Vol.11 No.2, pp.161-170の日本語訳である。
著者
松田 義弘 高橋 則英 原 正人
出版者
THE SOCIETY OF PHOTOGRAPHY AND IMAGING OF JAPAN
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.69, pp.22-23, 2006

The latest digital ink-jet prints have achieved excellent image quality, not only of color photographs, but also monochrome images, of which many photographers still think as important media for fine art and creative photography. In this presentation, discussed is the image stability of those digital ink-jet B & W prints. To evaluate the stabilities, used for accelerated aging are xenon and fluorescent light test, thermal chamber test and ozone exposure test. Through those aging test, the latest ink-jet prints are evaluated as having exceedingly improved image stability.

1 0 0 0 OA 政策

著者
大森 彌
出版者
日本政治学会
雑誌
年報政治学 (ISSN:05494192)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.130-142, 1981-09-30 (Released:2009-12-21)
参考文献数
10
著者
板倉 聖宣 イタクラ キヨノブ
雑誌
井上円了選集
巻号頁・発行日
vol.21, pp.425-448, 2001-05-20
著者
木村 敦 木村 あやの
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.39, no.Suppl, pp.17-20, 2016-01-25 (Released:2016-02-12)
参考文献数
13

本研究では, 学生による授業評価アンケートを匿名で実施した場合と記名で実施した場合とで評価結果に差異があるかどうかを検討した. 平成25~26年度の情報環境学専門科目 (小グループ演習を含む講義科目)2科目において, 匿名の授業評価アンケートに加えて記名の授業評価アンケートを履修者に実施し, 両アンケートに含まれる同一の評価項目4項目について評定値 (各5段階評定) を比較した. その結果, 全16項目中13項目については匿名条件と記名条件での差はみられなかった. 一方で, 3項目については条件間で有意差がみられたことから, 回答分布を比較して条件間の差異に関与する要因を議論した.
著者
山岸 常人
出版者
史学研究会
雑誌
史林 (ISSN:03869369)
巻号頁・発行日
vol.98, no.5, pp.675-707, 2015-09
著者
鵜飼 重治 大貫 惣明 大塚 智史 皆藤 威二
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

9CrODSフェライト鋼は硬質相である残留フェライト相を含有する酸化物分散強化複合材料である。残留フェライト相の生成は酸化物粒子によるα/γ異相界面のピン止め作用に因ること、また残留フェライト相の硬質化は酸化物粒子の母相との整合性維持によるナノ粒子化に起因することを明らかにした。熱間圧延により焼戻しマルテンサイト相の一部をフェライト相に変態させることにより、高温強度と延性が著しく向上することを発見し、新たな先進ODS複合材料の製造プロセスを提示した。
著者
高瀬羽皐 著
出版者
東亜堂書房
巻号頁・発行日
1914
著者
木村三樹 編
出版者
帝国講学会
巻号頁・発行日
1926
著者
荒井 恵佑 角埜 恭央
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2009年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.74, 2009 (Released:2009-12-21)

本稿の目的は、Jリーグの収益構造を理解し高収益ビジネスモデルの仮説を構築することである。そのため、広告料収入、入場料収入、Jリーグ配分金などの収入、および人件費、リーグ運営費、一般管理費などの支出といった収益構造に関するデータ分析だけでなく、スター選手の数、得失点差、リーグ戦の順位などの情報についても分析する。分析の結果、近年好業績の浦和レッズは、継続的な戦績とファンサービスに基づいて、観客動員数の増加へとつなげる好循環を実現していることが分かった。一方、資金難に直面する地域クラブのなかにも、大分トリニータのようにポテンシャルのある若手選手を育成し移籍させることによってビッグクラブへのステップを模索しているケースも見つかった。