著者
天野 由紀代
出版者
東洋学園大学
雑誌
東洋学園大学紀要 (ISSN:09196110)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.137-153, 2011-03-15
著者
松浦利治
出版者
宇部工業高等専門学校
雑誌
宇部工業高等専門学校研究報告 (ISSN:03864359)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.61-66, 2002-03
被引用文献数
1

Let x1,x2,…, xn be n data, and F(x)=(x1-x)^2+(x2-x)^2+…+(xn-x)^2→min, then we get, x=(x1+x2+…+xn)/n=μand F(μ)=n^*σ^2,where ^2 : square, σ : the standard deviation. The Standard Deviation is not the mean distance from the Mean(Arithmetic Mean), one of the averages. If G(x)=|x1-x|+|x2-x|+…+|xn-x|→min, we can get the Median as the value of x, me, another average. What is the. meaning of the minimum value of G(x), G(me)=|x1-me|+|x2-me|+…+|xn-me|? We will propose d, a Median Mean Deviation, and consider the meaning of d.
著者
宇野 芳史
出版者
日本耳科学会
雑誌
Otology Japan (ISSN:09172025)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.576-581, 2006-12-25 (Released:2011-06-17)
参考文献数
22
被引用文献数
1 3

We investigated the efficacy of ear lavage with 3% hydrogen peroxide solution (oxydol) for refractory aural discharge related to acute otitis media after tympanotomy or insertion of a ventilation tube. The subjects were 30 patients (55 ears) in whom aural discharge persisted for 10 days or more despite therapy with antimicrobial agents. Ear lavage with 3% hydrogen peroxide solution (oxydol) was initiated, and antimicrobial agents was discontinued. Ear lavage was continued every day until aural discharge disappeared. In all patients, the disappearance of aural discharge was achieved within 14 days (mean: 6.9 days). In particular, the interval until its disappearance was 12 to 14 days (mean: 13.0 days) in patients with acute MRSA-related otitis media, but 7 days or less (mean: 6.0 days) in those in whom other types of bacteria were detected.Thus, ear lavage with 3% hydrogen peroxide solution (oxydol) was effective for refractory aural discharge related to acute otitis media after tympanotomy or insertion of a ventilation tube for the following reasons:1) 3% hydrogen peroxide solution (oxydol) destroyed the lipid membrane, DNA, and cellular contents of bacteria by generating hydroxy radicals.2) Oxygenation of the middle ear cavity via decomposition of 3% hydrogen peroxide solution (oxydol) normalized middle ear mucosa.3) Oxygenation of the middle ear cavity influenced the morphology of the pneumococcal membrane; it changed from the strongly pathogenic opaque type to the less pathogenic transparent type.
著者
増田 勝彦 佐野 千絵 川野邊 渉
出版者
東京国立文化財研究所
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1994

紙の風邪引き現象は、水に対する挙動が斑点状に不均一になることである。その斑点部では、親水性が特異的に高くなっており、膠と明礬の混合液であるド-サ塗布を繰り返してもなかなか、水滲性を克服できない。風邪引き箇所は、通常光下では不可視であり、ド-サ塗布後乾燥して水を塗布した時に初めて、斑点状に水滲箇所が観察出来る状態となる。生物的な要因:風邪引き箇所と健全部の化学分析により比較したところ、アミノ酸の一部に有為な差が認められた試料と認められなかった試料が混在している。繊維表面の物理的変化:X線マイクロアナライザーにより塗布した硫酸銅の挙動は、風邪引き箇所に集中している。試料の示す分析結果が、同一でないので、単一な理由で風邪引き現象が生起されるのではないことが、予想される。風邪引き現象の発現率調査は、文化財修復工房、日本画家の協力を得て行っているが、必ずしも湿度環境だけが原因とは考えられない状況である。
著者
門脇 孝
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.36, no.6, pp.389-395, 1999-06-25 (Released:2009-11-24)
参考文献数
22
被引用文献数
1

インスリン抵抗性の成因は遺伝素因, 肥満などの生活習慣, 高血糖それ自体に大別される. 肥満に伴うインスリン抵抗性は肥大した脂肪細胞から分泌されるTNF-αや遊離脂肪酸 (FFA) が関与している. インスリン抵抗性の分子レベルでの共通の特徴は, (1)インスリン受容体チロシンキナーゼ・P13キナーゼ活性の低下, (2)GLUT4トランスロケーションと糖取り込み低下, (3)グリコーゲン合成酵素活性低下である. インスリン抵抗性は, 膵β細胞のインスリン分泌能や増殖能に障害のある場合には, 2型糖尿病の強力な発症要因となる. 最近, 糖代謝に関するインスリン作用に加えて, 血管や腎でのインスリン作用が解明されつつある. IRS-1欠損マウスはインスリン抵抗性のモデル動物である, シンドロームXの諸徴候を呈する. 今後, インスリン抵抗性の分子機構の解明により, 2型糖尿病やシンドロームXをはじめとするインスリン抵抗性症候群のより良い治療・予防を目指すことが重要である.
出版者
巻号頁・発行日
vol.[21] 十九 享和元酉歳,
著者
木村 丈司 甲斐 崇文 高橋 尚子 佐々木 秀美
出版者
一般社団法人 日本環境感染学会
雑誌
日本環境感染学会誌 (ISSN:1882532X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.5, pp.310-316, 2010 (Released:2010-12-05)
参考文献数
8
被引用文献数
2 2 6

抗菌薬のPK/PD理論に基づく投与方法を実践するため,ICT,薬剤部にて抗菌薬のPK/PD理論に関する資料を作成し,2008年4月から院内への配布を開始した.同時に勉強会やICTニュースの配信,院内の抗菌薬使用指針の改訂といった活動も行い,PK/PD理論の普及を試みた.   活動を開始した2008年度以降の投与方法をみると,CZOPでは1000 mg×3回/dayが,MEPMでは500 mg×3回/dayが,DRPMでは250 mg×3回/day及び500 mg×3回/dayがそれぞれ増加した.また第4世代セフェム系,カルバペネム系,ニューキノロン系抗菌薬及び抗MRSA薬の平均投与期間は,2008-2009年度で2006-2007年度に比べ短縮していた.緑膿菌のCZOPに対する耐性率は,2005年度に比べ2006-2007年度で増加したが,2008-2009年度では2005年度と同程度にまで減少し,またMEPMに対する耐性率は年々減少が見られた.   このように今回我々が行った活動は抗菌薬のPK/PD理論の実践に有用であり,またPK/PD理論の実践は感染症治療期間の短縮及び抗菌薬耐性菌の増加防止に繋がる可能性が示唆された.
著者
松の家みどり 著
出版者
共隆社
巻号頁・発行日
1887
著者
高橋 昌明
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1995

本研究の目的は、奈良・平安初期にすでに武士が存在していたという歴史的事実をふまえ、その歴史的意味づけをするところにあった。今回の研究によって、以下の諸点が明らかになった。1,日本の古代の武士は、東アジアの諸国、とくに中国唐〜宋代の武官や朝鮮高麗王朝の武班などと同様、王と首都を守る衛府の武官をさしており、その身分の認証は王権や国家よりなされた。つまり、彼らは平安中期以降登場してくる地方農村の在地領主とは直接関係ない都市的存在であった。2,一○世紀になると、旧来の武士の多くは文人に転向し、武士の家柄は、新しく台頭してきた承平・天慶の乱の勝利者の家系(源氏・平氏・秀郷流藤原氏)に固定してゆく。3,中世の武士の家へと発展していったのは、彼ら下級貴族の「兵のイヘ」であった、などである。上記に加え4,一一世紀を境に武士の地方への進出(在地領主化)がはじまる。5,都の武士政権(平氏)が、治承・寿永内乱で、地方の無名武士や武に堪能な在地領主層(まだ武士にいたらない武的存在)の結集した力により打倒され、幕府開創後、その首領である源頼朝が彼ら(御家人)に伝統的な武芸を奨励したため、武士=在地領主の観念が定着した、などの点も展望できるようになった。また、6,日本の武士の戦士としての特徴を、主に武器や合戦のあり方を通して明らかにするよう努めた。さらに、7,頽廃堕落した平安貴族支配のもと、武士が地方農村で力量を蓄え、やがて貴族支配を打倒し、新たな中世的な社会の建設者となってゆく、とする今日の常識を批判し、そのような通念がどのような契機と歴史的経過のなかで形づくられていったのか、ということを解明した。
著者
Schaumann Werner
出版者
日本比較文学会
雑誌
比較文学 (ISSN:04408039)
巻号頁・発行日
no.26, pp.p5-18, 1983
著者
滝田 好宏
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.65, no.630, pp.622-629, 1999-02-25
被引用文献数
12

This paper proposes a simple relation of the lateral guidance mechanism for automatic guided vehicles and Dual Mode Trucks, and named it SSM (Sensor Steering Mechanism). SSM consists of a guide bar and deceleration gear which reduces the bar angle to one-second. In order to demonstrate the effectiveness of this relation, this paper examines the stability of the dynamic behavior of the front wheel steering of the vehicle. These results show that there is no Iimitation of the moving speed unless without a slip of the tire. For the test, a self-standing mobile robot, reduced to a scale of one twentieth of the real car, is developed. Experimental results show that high-speed automatic moving is realized by using this relation.

1 0 0 0 OA 臨死体験

著者
山村 尚子
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.103-115, 1998-02-25 (Released:2009-11-24)
参考文献数
47
被引用文献数
2 1

意識状態が Japan coma scale で300の昏睡に陥った連続38例につき, 蘇生回復後, 同一医師が同一プロトコールで臨死体験の有無を問診し, 14例, 37%に体験をみとめた.体験ありの例14例に対して, 体験なしの24例を対照として, 年齢, 性別, 原因疾患, 職業, 宗教, 学歴, 体験場所, 使用薬物などによる出現頻度ならびにオッズ比を比較した. 体験場所として病院が高率であったが, 院内故に重症者も救命される率が高いためとみられた. 原因疾患では自殺企図者に1例も体験がなかった. その他に関しては, 体験の有無による群間に差をみず, これらの臨床背景因子が体験の出現, 不出現を分けることはなかった.体験の型として, 超越型, 自己観察型, フラッシュバック型の3型をみとめたが, 欧米に多いトンネル体験の型はみとめなかった. 体験の構成要素としては, 暗闇の虚空と先方の薄明り, 死者との遭遇, 小川, 川, 溜池といった要素がみとめられた.臨死体験の影響として, 死の恐怖が緩和したと述べたものがみられ, その後の生活態度が内省的になり, 精神的影響をうけたとするものが, 対照群に比べて有意に多かった. 体験なしの群では, 意識が300のレベルに陥る疾患に罹患しながら, その経験を日常的健康問題と捉えた例が多かったのと対照的であった.臨死体験例の研究結果として, 高齢者の終末医療に益すると考えられた点は, (i) 死あるいは死に至る過程に関する体験的知識を収集することができた, (ii) 体験者では死に対する不安, 恐怖がないか, 極めて少ないことが分かった, (iii) 終末医療に従事するものが心すべきことが示唆された点であった.