著者
麻生 和衛 高橋 芳雄 田中 米二
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.10, pp.435-442, 1967-10-25 (Released:2008-03-10)
参考文献数
31
被引用文献数
1

大豆トリプシン•インヒビターが,生大豆の栄養阻害因子として雛に対して有害であるかどうかを,3種の大豆トリプシン•インヒビター(KUNITZのインヒビター,山本らの1,9Sインヒビター,BOWMANのアセトン不溶因子)を用いて試験した.その結果1. 従来報告されている増体率の低下,飼料摂取量の低下,膵臓肥大などの生大豆の栄養阻害作用が認められれた.2. 増体量への影響は,試験開始後3日目頃より認められた.3. 3種のトリプシン•インヒビターの間では,特に影響力の差は認められなかつた.4. 膵臓肥大は,腸内で阻害されるトリプシンを補うための機能亢進の結果として生じると考えられた.5. 栄養阻害機構の解明が試みられ,代謝エネルギー価,蛋白質消化率の測定,腸内容物のトリプシン活性およびトリプシン阻害活性の測定結果から,雛においては蛋白質の消化阻害が生じていると考えられた.6. 大豆トリプシン•インヒビターの作用に関する矛盾した報告についての考察が試みられた.
著者
岩井 優和 皆川 純
出版者
北海道大学低温科学研究所 = Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University
雑誌
低温科学 (ISSN:18807593)
巻号頁・発行日
vol.67, pp.385-386, 2009-03-31

光合成反応は,光化学系I,光化学系IIを始め,いくつものタンパク質複合体,あるいはタンパク質超複合体によって行われる.「ショ糖密度勾配超遠心法」は,これらの複合体を大きさによって分画する場合に広く用いられている.本項では,緑藻クラミドモナスの葉緑体上の光化学系複合体を例に取り,ショ糖密度勾配超遠心法のプロトコルを紹介する.
著者
森 進
出版者
天理大学学術研究委員会
雑誌
天理大学学報 (ISSN:03874311)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.15-47, 2009-10

『天理大学学報』第220輯において,天理教の信仰的実践行為「おぢば帰り」の目標地点である聖地「ぢば」の意味と「ぢば定め」の意味に焦点を絞って論考した。「ぢば」の意味については,まず,人間元はじまりの地点とし,次に,その地点を基に教示されている意味を,『みかぐらうた』から9種類,『おさしづ』から70種類,『稿本天理教教祖伝逸話篇』から14種類に分類して、考察した。さらに,「かんろだいのぢば」のある神殿の形状から「ぢば」の教学的意味として4点を挙げた。最後に,「ぢば」の立体的意味を考察した。加えて,「ぢば」には,「行く」ではなく,「帰る」という表現を使う理由として2点を挙げた。そして,「ぢば定め」の意味として3点を挙げた。天理教信者の帰る目標地点は,「ぢば」とされるが,その他に,天理教の聖地を表現する重要な用語として,「やしき」,「親里」という2種類の言葉がある。そこで今回は,「ぢば」の意味と「やしき」,「親里」の比較を中心にして,それぞれの関連性とともに,「おぢば帰り」,「お屋敷帰り」,「おやざとまいり(親ザト参リ)」の呼称と意味についても論考を試みる。
著者
内海 彰
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.4_99-4_112, 1997-12-01 (Released:2008-10-03)
参考文献数
38

This paper proposes implicit display theory of verbal irony that overcomes several difficulties of previous irony theories. The theory claims that irony implicitly displays the fact that its utterance situation is surrounded by ironic environment consisting of three properties, but hearers recognize an utterance to be potentially ironic even when they do not see all the three properties implicitly displayed by the utterance. Implicit display of ironic environment is accomplished in such a way that an utterance alludes to the speaker's expectation, violates one of pragmatic principles, and is accompanied by several cues for implying the speaker's negative emotional attitude. This paper also shows the validity of implicit display theory by explaining how the theory is consistent with various aspects of irony such as its echoic nature, ironic cues, unintentional irony, the asymmetry of irony and so on.
著者
末松 信子
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢 (ISSN:13464094)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.87-89, 2002-01-31

「〜せざるを得ない」を意味する表現形式について,19世紀初頭のJane Austen(1775-1817)の用法を調査した。そしてAustenでは,今日最も一般的な'cannot help doing'型ではなく,歴史的により古い'cannot but do'型が優勢であること,また今日しばしば見られる'cannot help but do'型,今日古風と考えられる'cannot choose but do', 'cannot choose but to do'型は用いられていないことを明らかにした。
著者
大谷 憲司
出版者
日本人口学会
雑誌
人口学研究 (ISSN:03868311)
巻号頁・発行日
no.15, pp.31-43, 1992-05-30

本稿は,現代日本における未婚者の性行動,結婚前の妊娠,女子の結婚確率,結婚後の避妊,ならびに最初の妊娠の確率といわゆるlocus of controlの関係を吟味している。1987年に厚生省人口問題研究所によって行われた第9次出産力調査のデータを用いて, logistic regressionおよびproportional hazards modelにより次のような予想が確認された。(1)18-22歳の未婚女子における外因帰属者(externals)は,内因帰属者(internals)よりも性交する可能性が高い。(2)内因帰属者である未婚女子の結婚確率は外因帰属者の結婚確率よりも高い。(3)最初の妊娠が生ずる前の避妊実行確率は内因帰属者である妻の方が外因帰属者よりも低い。(2)と(3)の結果は,内因帰属(internal locus of control)がより周到な計画的行動と密接に結びついているという一般的な期待と一見矛盾するように見えるが,それを説明する試みがなされた。また,われわれの期待とは反対に,既婚女子に関する限り彼女達が結婚前に妊娠をする確率はlocus of controlと何の関係も示さなかった。さらに,第1子妊娠確率についてもlocus of controlとの関係は見いだされなかった。これらの予想と結果のギャップを生みだした要因について考察がなされた。
著者
井上 琢智 Takutoshi Inoue
雑誌
経済学論究 (ISSN:02868032)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.35-76, 2003-12-20
著者
川路寛堂 編
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
1903

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1899年03月17日, 1899-03-17

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1903年12月12日, 1903-12-12