著者
Yueqing LI Lian YU Baode CHEN
出版者
(公社)日本気象学会
雑誌
気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.93, no.3, pp.343-358, 2015 (Released:2015-07-10)
参考文献数
33
被引用文献数
3

An Observing System Simulation Experiment (OSSE) was conducted to test the rationality and regional representation of the layout of the upper-air observation system over the Tibetan Plateau and neighboring areas and to consider the actual significance of observation stations. The simulations were validated primarily by comparing results from corresponding experiments wherein simulated observations were assimilated into the initial fields or not. The results showed that there were significant differences in prediction for the different layouts. The layout with both existing and planned observation stations was better than the ones with only existing or only planned stations in terms of forecast accuracy, especially around the areas with new observations added. Specifically, for winds, there were large improvements in Xinjiang, Qinghai, Gansu Corridor, Tibet, Yunnan and mid-west and northeast Sichuan. For temperature and relative humidity, the most significant improvement was in Tibet, southwest and east Qinghai, mid-east Sichuan, and mid-north Yunnan. For heights, the major improvements were in Xinjiang, Qinghai, east Tibet, mid-west Sichuan and Yunnan. The results also validated the layout of the observations and indicated the necessity to add planned observations over the Tibetan Plateau and neighboring areas.
著者
Michael Shterenshis
出版者
RoutledgeCurzon
巻号頁・発行日
2002
著者
中野 正昭
出版者
大正演劇研究会
雑誌
大正演劇研究
巻号頁・発行日
vol.9, pp.122-123, 2005-05-31

先日、書店でエリザベス・キューブラー・ロス著『j人生は廻る輪のように』の文庫版を購入した。病床にあった曽田先生が愛読していた本の一つだ。私自身は、「いずれは読むだろうが、それはまだ先のこと」と漠然と思っていた。が、角川文庫から出されている本が、何故か平積みされた講談社文庫の上に一冊だけ置いてあったのも何かの縁だろう、そう思い、予定外だが購入した。--良い研究社は読書家でなくてはならない。しかし、良い読書家や愛読書が、良い研究者とは限らない。そんなアフォリズムを、先生は大学院の授業で口にしたことがあった。殊更優れたアフォリズムだとは思わなかったが、最期までそれを体現した師の姿は、喧嘩しては「本当に生意気なヤツだなぁ」と言われ続けた弟子にとって最高の教えだった。
著者
竹原 小菊 福司山 エツ子 木戸 めぐみ 山崎 歌織 外西 壽鶴子 進藤 智子 徳田 和子
出版者
鹿児島女子短期大学
雑誌
鹿児島女子短期大学紀要 (ISSN:02868970)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.7-25, 2008

平成15・16年度日本調理科学会特別研究「調理文化の地域性と調理科学-魚介類の調理」の一環で,漁港を有し漁業が盛んな地域,農村米作地域及び都市部の中から9地域100人を対象に,各地域で食べられている魚介類の種類とその調理方法等を,アンケートと聞き取り調査によって調べたので報告する.魚の使用種類は,ほとんどの地域であじがトップを占めていたが,枕崎市はかつお,種子島の西之表市はきびなご,とびうお,鹿屋市はかんぱちであった.海に囲まれた甑島の里村では,極端に魚種が少なく,調理方法も単純であった.調理方法は,なま物(刺身)がトップを占め,次いで焼き物(塩焼き),煮物(鍋物を含む),揚げ物(フライ,てんぷら)がどの地域にも多くみられた.枕崎市には「かつおのびんた料理(頭の塩煮)」等かつおをすべて無駄なく創意工夫した多くの料理がある.また,きびなごはあご,さばに次いでよく食べられており,「きびなごときらす(おから)のおっけ」は普及したい伝承料理の一品である.さらに,豊富にとれる魚(とびうお,小あじ,いわし等)を使用し,風土に適する保存料理として考案されたつけ揚げ(さつま揚げ)など多くの魚介類料理がある.
著者
東京興信所 編
出版者
東京興信所
巻号頁・発行日
vol.39版 昭和10年刊行, 1935
著者
東京興信所 編
出版者
東京興信所
巻号頁・発行日
vol.38版 昭和9年刊行, 1935

1 0 0 0 OA 経済風土記

著者
東京日日新聞経済部 編
出版者
刀江書院
巻号頁・発行日
vol.東海關東の卷, 1930
出版者
東京興信所
巻号頁・発行日
vol.第十三版, 1912
著者
泉田 大宗 橋本 政朋 森 彰
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)
巻号頁・発行日
vol.2010-DPS-142, no.36, pp.1-8, 2010-02-25

本稿では軽量の動的エミュレーションと静的解析を組み合わせたマルウェアの振る舞い解析を自動化する手法について述べる。動的解析により実行時の情報を得るとともに、エミュレーションでは実行されなかった制御フローを静的解析を用いて調べることができる。静的解析ではバイナリコードから制御フローグラフ (CFG) を作成するが、間接ジャンプ/コールの行き先アドレスのような未解決な行き先に対し記号的評価を行い、定数値に帰結させることで順次 CFG を拡大する手法を用いている。記号的評価手法は静的単一代入 (SSA) 形式に変換した上で定数伝播とメモリアクセス解析を行っている。実際のマルウェアサンプルを用いた実験を行い、本手法の有効性を示した。
著者
森 裕亮 新川 達郎
出版者
日本NPO学会
雑誌
ノンプロフィット・レビュー (ISSN:13464116)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.11-22, 2013 (Released:2013-07-11)
参考文献数
31

本稿は,自治会の全部または一部でNPO法人生成を選択し,地域コミュニティを再組織化する取組みに着目し,そのメカニズムと効果を明らかにする.自治会は地域コミュニティの中心的組織だったが,戦後の社会経済変化の中で衰退の傾向にある.しかし,昨今の地方財政逼迫の折,地域コミュニティの地域課題解決機能が政治的社会的に期待されるようになった.そうした状況で,幾つかの地域が自治会を基盤としたNPO法人設立を始め,地域課題解決に向けて自治会とNPO法人との関係を作ろうとしている.本稿は,事例研究を行うが,選んだ事例は二つである.一つは,自治会全世帯参加で,NPO法人システムが自治会システムに依存するタイプ,もう一つは,有志参加で,NPO法人システムが自治会システムに必ずしも依存せず独立的なタイプである.本稿の発見は,第1に,NPO法人生成は,地域コミュニティの組織(自治会)リーダーによって認知された「パフォーマンス・ギャップ」と既存資源によって促進されていること,第2に,2事例ともに自治会とNPO法人の連動・分担は達成されていたが,前者事例ではメンバー間の葛藤が生じていること,一方,後者事例では自治会とNPO法人との分離の潜在性があることを指摘する.
著者
坪内 玲子
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.111-129, 2000-10

日本の伝統的な家族制度の下では、長男による家督の継承が原則であり、この原則は武士階級において遵守されていたと考えられている。実際には、人口学的な状況のために、長男による継承は必ず行われたわけではなく、長男早世のため弟が継承する場合があった。さらには、高い死亡率や低い出生率を背景に、婿養子や養子による継承が顕著な場合があった。筆者は、さまざまな藩における藩士の家譜に記載された継承の事例を集めて分析を行ってきたが、ここでは、萩藩における結果を示す。 萩藩藩士に関しては、一七世紀および一八世紀前半における二五三三件を対象として観察した。一七世紀における長男による継承は全継承件数の六三・九パーセント、実子(長男を含む)による継承は七四・三パーセントを占めていたが、一八世紀前半には、それぞれ五〇・八パーセント、五九・一パーセントへと減少した。これに対応し繪、婿養子による継承は、一七世紀の九・五パーセントから一八世紀前半の一六・〇パーセントに増加した。また、養子による継承は一〇・三パーセントから一七・七パーセントに増加した。この変化は、男子数の減少に対応している。他藩の藩士に関して得られた諸事実をも参照すると、武士階級における「家」に関する考え方や実行が、江戸時代の中である種の変遷を遂げたということができる。それは、男系に対する執着、さらには血縁に関するこだわりを緩和する動きであった。 本論文では、この他に、藩士における継承の身分階層差や誰が継承するかについての短期的な変動についても考察した。
著者
成瀬 央 早瀬 義喜
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OFT, 光ファイバ応用技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.64, pp.57-60, 2014-05-22

本報告では、ブリルアンゲインスペクトル(BGS)周波数シフトのひずみ依存性に基づく光ファイバひずみ計測システムを用いた、動ひずみの計測方法を提案している。高サンプリングレートでBGSを観測できるシステムが開発され、動ひずみがリアルタイムに計測されている。それに対して提案方法では計測対象の動ひずみを、BGS観測時間より十分短い周期で時間変化する高周波数の動ひずみとし、既存のシステムをそのまま用いてBGS観測時間内での動ひずみの情報を得る。本方法では動ひずみ下のBGS形状をモデル化し、このモデルを観測されたBGSにあてはめる。ここでは正弦的に時間変化する動ひずみを取り上げ、そのモデル化、最大ひずみを求めるのに必要となるひずみの振幅と中心の計測方法について述べる。また、シミュレーションによって計測誤差の特性を明らかにしてる。
著者
呉 天基 王 一雄 陳 玉麟
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.195-200, 1991-05-20

室内実験において, 3種類のサトウキビ畑土壌中のイソウロンの分解は一次反応に従い, 各種条件下で半減期は42∿203日であった.分解速度と土壌の水分および温度との間に密接な関係がみられた.高圧殺菌土壌中の半減期(148∿203日)と非殺菌土壌中の半減期(58∿70日)から, 分解には土壌微生物が重要な役割を演じていることを示した.あるモデル圃場条件下で, 砂壌土中の半減期は約90日であった.オートラジオグラフとマススペクトルによって, 1種類の未知代謝物(VIII)のほかに, 6種類の分解生成物がそれぞれ3-(5-tert-butyl-3-isoxazolyl)-1-methylurea (II), 3-[5-(1, 1-dimethyl-2-hydroxyethyl)-3-isoxazolyl]-1, 1-dimethylurea (III), [3-(5-tert-butyl-3-isoxazolyl)] urea (IV), 3-[5-(1, 1-dimethyl-2-hydroxyethyl)]-1-methylurea (V), 3-[5-(1, 1-dimethyl-2-hydroxyethyl)-3-isoxazolyl] urea (VI), および3-amino-5-tert-butylisoxazole (VII)であると同定された.
出版者
日本鉄道
巻号頁・発行日
vol.明治35年, 1906
著者
山田 真裕
巻号頁・発行日
1993

筑波大学博士 (法学) 学位論文・平成5年3月25日授与 (甲第1059号)

1 0 0 0 高鍋町史

著者
高鍋町史編さん委員会編
出版者
高鍋町
巻号頁・発行日
1987
著者
操 華子
出版者
Japanese Society for Infection Prevention and Control
雑誌
日本環境感染学会誌 (ISSN:1882532X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.1-11, 2014

本稿から疫学・統計学の基礎知識に関する連載が開始する.質の高い,エビデンスに基づいた感染制御活動を展開するためには,エビデンスとなりうる研究を実施する者(研究者),発表された研究論文を読み,臨床実践へその結果を適応させていく者(実践者),そして,星の数ほど発表される研究成果を実践家が使いやすい形に作り替え,世に発表する者(ガイドライン作成者)の3者がバランスよく機能することが必要である.この3者,いずれもがその機能を十分果たすためには,疫学と統計学の知識が求められる.<br>   質の高い研究成果を得るためには,質の高いデータを得る必要がある.その質の高いデータを得るためには,データの収集前に,「何を明らかにしたいのか?」,「どのように明らかにしていくのか?」ということをしっかりと決める必要がある.つまり,リサーチクエスチョン(research question,研究課題,研究上の問いとも呼ばれる)を明確にすることが質の高い研究成果を得るための第1歩である.このリサーチクエスチョンへの回答を得るために,適切な研究デザイン,研究方法を選択する.<br>   本稿では,感染制御の領域で頻用される研究デザインについて概説する.具体的な研究デザインについて述べる前に,研究のプロセス,リサーチクエスチョンの重要性,その種類,明確化したリサーチクエスチョンから適切な研究デザインを選択する方法についても説明する.<br>
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1170, pp.142-145, 2002-12-09

日本道路公団総裁、藤井治はる芳ほは、かつて近しい人にこう豪語したことがある。日本の道路を造り上げてきた自負心がそう言わせるのだろう。事実、藤井の歩みをひもとけば、道路整備に携わった輝かしい実績が並ぶ。