著者
岡 邦信
出版者
北九州大学法学会
雑誌
北九州大学法政論集 (ISSN:02876930)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.p377-401, 1993-12
著者
渡辺頼母 編
出版者
渡辺頼母
巻号頁・発行日
1919
著者
矢代 真己
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.66, no.545, pp.309-316, 2001

The aim of this study is to clarify significance of rigid frame structure in reinforced concrete that characterized and specialized the works of Mart Stam. As the result below mentioned five points become clear. 1. As the criterion of plastic design that corresponds to the reality of modern society, Stam advocated a notion called "collective configuration". 2. That idea was introduced into architectural design and took shape by introducing industrialized and standardized system. 3. Above system was to realize by using reinforced concrete as the material and rigid frame structure as the structural method. 4. A configuration in nature was recognized as the model. 5. Therefore, the gate-style frame was understood as the essential element for the process of configuration as the minimum unit. So concrete frame structure and Stam's idea were inseparably linked.

1 0 0 0 OA うらなひの話

著者
紀平 正美
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理研究 (ISSN:18841066)
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.119-151, 1912-02-01 (Released:2010-07-16)
著者
阪本 崇
出版者
同志社大学政策学会
雑誌
同志社政策研究 (ISSN:18818625)
巻号頁・発行日
no.2, pp.95-110, 2008-03

文化経済学の最も大きな理論的貢献である「ボーモルの病」は、近年盛んになっている公共性に関する議論に対してもインパクトを与えるものである。技術的性格の故に生産性の上昇が望めない財の価格が市場で高騰すると、消費者の貨幣錯覚のために需要が過度に縮小する可能性がある。この場合、とくに解決が困難なのは、その生産費の高さが問題視され、公共部門の介入が支持されない可能性があるということである。問題の根本的な解決のためには、人々が「ボーモルの病」について正確に理解することが必要である。特集 【文化政策】
著者
駄田井 正
出版者
久留米大学
雑誌
産業経済研究 (ISSN:03897044)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.621-644, 2006-09-25
著者
森 正直
出版者
久留米大学
雑誌
産業経済研究 (ISSN:03897044)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.445-479, 2004-12-25

日々,また年々の諸変動を超えて,我々が属する先進諸国はいわゆる脱工業社会ないし高度成熟化社会への道を歩みつつあるが,この型の国家社会においては人間文化を支える経済がそれ自体の進化・発展の中核的熱源の多くをますます文化(実用的便益技法の体系としての文明の対概念)に得ている。このような現実の社会構造を背景として,これら先進諸国においてこそ文化経済学への関心が高まりつつあるが,先に「文化経済学原理」(九州大学出版会)を上梓した筆者は,同書においてこの学問の原理的な性格・位置づけ・枠組み・構造・主領域・諸課題等を検討・考究する一方,そこでは文化経済学の歴史的系譜や近年の動向という,原理的論考にとっては本質的重要性がやや希薄な事柄にまで触れる繁を避けた。そこで本稿は,これらの点について,筆者が必要・十分と考える範囲で,上記自著(→久留米大学比較文化研究所刊行「比較文化研究」第32輯1〜91頁所収の論文「文化・経済相互作用の諸相-文化経済学原理III-」自著(平成15年12月発行)に示した追加的論考を含む。)との比較対照に留意しながら,改めて考察・解説を行なうものである。
著者
森 幹彦
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.16, no.6, 2001-11-01

本論文は, ユーザによりフィルタリングされた情報の共有と, Web検索エンジンの特徴の利用によって, より質の高いWeb検索への実現を論じたもので, 全6章より構成される.第1章「序論」に続き, 第2章「情報検索」では, 情報検索を行ううえで必要な基礎的技術について述べ, 第3章「Web検索」では, 従来のWeb検索に関する現状と課題について述べている.第4章「ブックマークエージェント:協調的情報フィルタリングによる情報検索」では, ユーザの特徴を表す情報がブックマークであると考え, 協調的情報フィルタリングを用いてユーザグループ内での情報検索の質的向上を実現する手法としてブックマークエージェントを提案している.実験を行った結果, ユーザの記憶を補い, グループ内における知識の貯蓄に適していると結論づけている.第5章「MetaWeaver:検索エンジンの専門分野に適応するメタ検索エンジン」では, 暗黙的な検索エンジンの専門分野を発見し, それを利用して検索エンジンの結果を有効利用するメタ検索エンジンMetaWeaverを提案している.MetaWeaverは, その検索語のヒット数によって検索エンジンの専門性が測れるとし, それを検索エンジンの特徴を表す情報として利用している.MetaWeaverは, 検索エンジンの専門性を考慮して, 適合するWebぺージを検索して上位に提示できることから, さまざまな分野における情報検索に適用できることを述べている.最後に第6章「結論」では, 本研究で得られた知見をまとめ, 結論を述べている.
著者
遠藤 秀紀 木村 順平 押尾 龍夫 STAFFORD Brian J. RERKAMNUAYCHOKE Worawut 西田 隆雄 佐々木 基樹 林田 明子 林 良博
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.65, no.11, pp.1179-1183, 2003-11-25
被引用文献数
5 12

ホオアカカオナガリス(Dremomys rufigenis)について,マレーシア(半島部)集団,ベトナム(南部)・ラオス集団,タイ(北部)集団の頭蓋骨標本を用い,地理的変異と機能形態学的適応を骨計測学的に検討した.その結果,南部集団は北部の二集団より基本的にサイズが大きかった.プロポーション値の検討から,マレーシア集団では内臓頭蓋が吻尾方向に長く,ベトナム・ラオス集団とタイ集団では眼窩の距離が短いことが明らかになった.マレーシア集団の長い鼻部と側方に向いた眼窩は地上性・食虫性により適応し,眼窩が吻側に向くことで他の二集団で強化される両眼視はより樹上性・果実食性適応の程度が高いことが示唆された.一方,主成分分析の結果から,マレーシア集団とほかの二集団は明確に区別され,この頭蓋形態の集団間の変異には,クラ地峡による生物地理学的隔離が影響していることが推測された.

1 0 0 0 世界の民話

著者
小澤俊夫編訳
出版者
ぎょうせい
巻号頁・発行日
1976
著者
Shigemasa Tani Atsuhiko Takahashi Ken Nagao Atsushi Hirayama
出版者
一般社団法人 インターナショナル・ハート・ジャーナル刊行会
雑誌
International Heart Journal (ISSN:13492365)
巻号頁・発行日
pp.14-243, (Released:2015-04-23)
被引用文献数
1 23

We investigated the relationships between the ratio of serum n-3 polyunsaturated fatty acids (n-3PUFAs: eicosapentaenoic acid [EPA] and docosahexaenoic acid [DHA]) to n-6PUFA (arachidonic acid [AA]) and the prevalence of coronary artery disease (CAD), and assessed the association of the ratio of serum n-3 to n-6 PUFAs with atherosclerosis-related markers.This study was designed as a hospital-based cross-sectional study of 649 consecutive outpatients who had undergone regular examinations between April 2009 and October 2009. We divided the patients into 5 groups based on the quintiles of the EPA/AA ratio or quintiles of the DHA/AA ratio to determine independent factors for the prevalence of CAD.In multivariate logistic regression analyses after adjustment for coronary risk factors and serum n-3PUFAs levels to minimize confounding factors to the extent possible because the serum levels of EPA and DHA showed a strong correlation (r = 0.812, P < 0.0001), the group with the highest EPA/AA ratio had a lower probability of CAD prevalence (odds ratio: 0.328, 95% confidence interval: 0.113 to 0.956, P = 0.041), but this was not true for the DHA/AA ratio. Multivariate analysis showed an increase in the EPA/AA ratio, but not in the DHA/AA ratio, was associated with effects on atherosclerosis-related markers, especially triglyceride-rich lipoproteins, high-density lipoprotein cholesterol (HDL-C) containing apolipoprotein A-1, and leukocyte count in an anti-atherogenic direction.The results suggest a higher EPA/AA ratio, but not a higher DHA/AA ratio, might be associated with a lower prevalence of CAD and improvements of triglyceride metabolism and HDL metabolism, and systemic inflammation.
著者
村越 望 矢田 明 ムラコシ ノゾミ ヤタ アキラ Nozomi MURAKOSHI Akira YATA
雑誌
南極資料
巻号頁・発行日
vol.15, pp.1229-1239, 1962-04

1961年1月に,第3次越冬隊の気象部門の作業は,第4次越冬隊に引き継がれた.初めてレーウィンゾンデの器械が基地に運ばれ,その設置,調整に約1か月半を要し,3月1日より高層観測が始まり,12月末までに153回観測が行なわれた.過去3回の越冬における地上の月平均気温の最低は,いずれも9月に現われており,春から夏にかけて気温の急上昇を示している.これは成層圏の上層になるに従っても著しい.月平均値による年の振幅は,成層圏の50mbで45℃,地上で25℃に達した.一方対流圏では,各層とも振幅は小であって,10℃位であった.この成層圏の昇温は,上層から次第に下層に及んでいるのがみうけられた.月平均値から計算された昇温率は一般に上層程大きく,100mbで10~11月間に0.5℃/Day,50mbで9~10月間に0.6℃/Dayに達した.気球の破裂高度は冬期に著しく低くなる.この原因として,a)オゾン,酸素の酸化によるゴムの劣化,b)-30℃以下でゴムの張力の喪失,が考えられている.昭和基地においては,気球が-75℃の高度より昇ることは少なかった.これらのことから,ゴムが直接大気に触れないような考慮が払われたら,破裂高度はもっと高くなると思われる.第3次隊の経験では,ゴムを軽油につけて油の膜を作り,飛ばしたが,結果は良かったことが判明した.