著者
村井 昭夫
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.341-351, 2005-07-15 (Released:2010-02-05)
参考文献数
16
被引用文献数
3

ペルチェ効果を利用して雪結晶を生成する装置を考案した.本装置は,大型のペルチェ素子を多段化し水冷方式で使用する事により,室内で-30℃程度までの低温環境を実現しながら,電圧を調節することで,結晶生成領域の温度と水温,すなわち水面から発生する水蒸気量を変化させ,簡単に雪結晶を生成することができる対流型の人工雪発生装置である.筐体に発泡スチロールを使用するなどの工夫によって,装置の製作が容易であり,同時に小型で移動もできるという利点を持つ.これは,従来の対流型や拡散型装置のように低温室など大がかりな装置や,冷媒を使用する複雑な付加装置が不要である.本論文では,この装置の基本原理およびその構成を述べ,本装置によって作られた雪結晶のいくつかを紹介する.
著者
武部 聡 横尾 尚哉 水橋 輝 松村 剛 駒野 徹
出版者
近畿大学先端技術総合研究所
雑誌
近畿大学先端技術総合研究所紀要 (ISSN:13468693)
巻号頁・発行日
no.10, pp.29-36, 2005-03

土壌細菌Bacillus thuringiensis subsp. israelensis が保有する遺伝子cyt1A のプロモーター領域およびcry4Aのターミネーター領域を用いてBt 細胞内ではたらく発現ベクターpPcyt1A を構築した。このベクターにCry タンパク質遺伝子をクローン化し、クリスタルを生産しないBt 細胞に導入したところ、Cry タンパク質の発現およびクリスタル形成が確認され、本発現系の有効性が示された。
著者
立松 洋子 衛藤 大青
出版者
別府大学短期大学部
雑誌
別府大学短期大学部紀要 (ISSN:02864991)
巻号頁・発行日
no.31, pp.177-186, 2012-02

平成20年度から23年度3月卒業した学生の調理実習達成度調査から年々上達している様子が見受けられるが、実際の調理実習では年々実技が低下しているように伺える。達成度の項目では、記憶する項目は達成度は高いが濃度や吸油率等の数学的化学的項目や相互関係が必要とされる項目については達成度が低い。また、各学年ごとの性格や学習態度により達成度が異なっているので、教師の指導方法や教育環境を整備し、調理実習にあたらなければならないと感じている。さらに、高い達成度をもつ学生についてはもっと高いレベルの実習をしなければならないと考える。
著者
日本人研究会編
出版者
至誠堂
巻号頁・発行日
1975
著者
清水 隆弘
出版者
三重大学
巻号頁・発行日
2011-01-01 (Released:2017-02-18)

三重大学大学院人文社会科学研究科地域行政政策専修 34
著者
深井 誠一 辻 恵太
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.73, no.5, pp.447-452, 2004-09-15
被引用文献数
2 5

四種のアジア原産トランペットユリ(Liliumcentifolium centifolium, L. sargentiae, L. wallichianum, and L. regale 'Album')をシンテッポウユリ(L. × formolongi)品種ホワイトランサーに花柱切断法で交配した.子房胚珠培養法と胚培養を行い雑種植物体の獲得数を比較した.いずれの交配組合せでも子房胚珠培養法でより多くの交雑植物が得られた. rDNAのPCR-RFLP分析により,幼植物の雑種性が確認された.得られた交雑植物は,いずれも白色トランペット型の花をつけ,花粉稔性は低かった.

1 0 0 0 数学III

著者
飯高茂 松本幸夫編
出版者
東京書籍
巻号頁・発行日
2008

1 0 0 0 新編数学III

著者
大矢雅則 [ほか] 著
出版者
数研出版
巻号頁・発行日
2009
著者
佐古和恵 福島俊一
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.43-52, 2015-01-15

プライバシーフレンドリーなシステムをどう規定するかは,国や社会の在り方に深く関わるものである.これを巡る環境・動向として,企業や消費者の意識,日・米・欧の違い等に目を向けつつ,プライバシーフレンドリーなシステム・社会の実現に向けた課題や提言にも話が及んだ.
著者
金子朋子 村田松寿
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.54-60, 2015-01-15

筆者らは,情報技術セキュリティの評価基準であるCommon Criteria(CC)に関して,評価機関,ベンダ,研究者が集まる国際会議に出席した.同会議において2014年9月8日付で,本評価基準に基づく評価結果を相互に承認する国際的なアレンジメントであるCC 承認アレンジメントの改訂版発効が発表された. 新しいアレンジメントに基づき,今後CC承認アレンジメント(CCRA)加盟各国が製品ベンダや評価機関,研究者と協力し技術分野ごとに共通のPP(cPP:Collaborative PP)を開発するとともに,加盟各国の政府調達でのcPP 活用を促進することが新たに宣言された.本稿では,CCについて,① CCとは何か? ② CCにおける認証制度はどのようになっているのか? ③本会議で発表されたcPP活用により,国際社会におけるCCはどのように変わっていくと想定できるのかについて,所見を述べたい.

1 0 0 0 OA グロッサリ

雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.53-53, 2015-01-15

1 0 0 0 OA アンケート

雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.74-74, 2015-01-15
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.72-73, 2015-01-15
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.71-71, 2015-01-15
著者
寺田雅之 川上博 岡島一郎 篠崎俊哉 坂下昭宏
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.35-42, 2015-01-15

携帯電話ネットワークの仕組みを使って日本全国の現在人口を継続的に推計できるモバイル空間統計について述べる.モバイル空間統計は人口の地理的分布を示す人口分布,地域ごとの現在人口の時間推移を示す人口推移,性別・年齢・居住地に基づく人口構成を推計することを通じ,社会や産業の発展に寄与していくことを目的としている.本稿では,モバイル空間統計の概要と,その実用化に向けたプライバシー保護や社会的説明,信頼性・有用性検証への取り組みを紹介するとともに,国内外の関連動向について触れる.

1 0 0 0 OA 巻頭言

著者
平田圭二
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.1-1, 2015-01-15