2 0 0 0 OA 心臓悪液質

著者
小笹 寧子
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.48, no.11, pp.1232-1237, 2016-11-15 (Released:2017-11-15)
参考文献数
17
著者
山口 裕文
出版者
日本雑草学会
雑誌
雑草研究 (ISSN:0372798X)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.73-78, 2016 (Released:2016-08-06)
参考文献数
41
被引用文献数
1
著者
田中 修三
出版者
The Remote Sensing Society of Japan
雑誌
日本リモートセンシング学会誌 (ISSN:02897911)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.157-167, 1992-06-30 (Released:2009-05-22)
参考文献数
9

What is the horseshoe-shaped topographies in Kawashima-cho Hiki-gun seen on Landsat image? That is the origin of this study. This study is a good example that satellite remote sensing technoligy could have a potential to survey the large scale ruins of ancient river channel.This report describes the formation and valuation of the geographical characteristics in Kawashima-cho Saitama which are investigated by image analysis, surveying the literature, principal component analysis and numerical simulation of overland flood model.The results of this study are summarized as fol-lows :1) The horeseshoe-shaped topographies are natural embankment which closely relate to the Arak-awa river channel of ancient times. In the present, these are used for road, field and residential area.2) Principal component analysis using material datum of rainfall on and affter Meiji period indicate that amount of rainfall in upper stream from Yorii of The Arakawa river control the amount of flood damage in Kawashima-cho. Consequently, a. change of the Arakawa river channel in period Edo guided the amount of rainfall which determined flooded area and brought increasing of flood damage in Kawashima-cho. So it is necessary to give careful consideration to the design of improvement for river channel.3) The result of numerical simulation of overland flood flow shows the horseshoe-shaped topographies work as embankmet against flood flow and lighten the flood damage. The natural embankmeent in seen on Landsat image defended residential and farm area against the overland flood flow of small scale.
著者
中本 浩揮 森 司朗
出版者
一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.39-50, 2008 (Released:2008-03-04)
参考文献数
35
被引用文献数
1 1

The purpose of this study was to investigate the relationship between baseball expertise and movement correction efficiency in a coincidence timing task that included unexpected changes in target velocity. In particular, we focused on the rate of movement timing correction that is applied to counter unexpected change in the velocity of a moving target under given time constraints. The participants comprised baseball experts (n=11) and novices (n=11). The task was to manually press a button coinciding with the arrival of a moving target, running on a straight trackway. The target moved from one end of the trackway at a constant velocity, and its velocity was increased or decreased in some trials when it reached the other end of the track with a moving target velocity change (TAVC) from 100 to 300ms. The differences in the rate of movement timing correction between the two groups were more evident when the velocity decreased than when it increased. The rate of movement timing correction for the experts was significantly higher than that for the novices under the 100ms and 300ms TAVC conditions. These results indicate that baseball experts can correct movement timing more efficiently than novices when velocity decreases ; this suggests that efficient movement timing correction in response to an unexpected velocity change is one of the characteristics of baseball expertise.
著者
湧田 健一郎 前川 陽子 渡辺 蔵人 神谷 乗史 屋良 朝博 城間 勲
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.369-375, 2016-05-30 (Released:2016-06-01)
参考文献数
24

2型糖尿病で加療中の85歳女性.入院2か月前より水泡性天疱瘡に対してステロイド治療が開始された.3日前からの発熱を主訴に当院を受診し,肺炎を契機とした糖尿病性ケトアシドーシスの診断で入院した.入院後ステロイドを中止し,インスリン,抗菌薬を開始したが,翌日の喀痰鏡検にて糞線虫の幼虫を多数認めたため糞線虫過剰感染症と診断しイベルメクチンを開始した.また,意識障害,呼吸不全を認め,細菌性髄膜炎,非心原性肺水腫と診断し,抗菌薬の変更,非侵襲的陽圧換気も開始した.本例の抗HTLV-1抗体は陽性であり,イベルメクチン14日間連日投与で糞線虫は陰性化し,約60日間かけて意識状態,呼吸状態も改善を認めた.本例は抗HTLV-1抗体陽性2型糖尿病患者がステロイド投与を契機に糖尿病性ケトアシドーシス,細菌性髄膜炎,非心原性肺水腫を伴った重症糞線虫症を発症し,イベルメクチン連日投与により救命し得た希少な症例である.
著者
松本 智美 照井 文 旗持 芙美 野崎 浩二 林 建男
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
人間ドック (Ningen Dock) (ISSN:18801021)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.66-73, 2020 (Released:2020-10-07)
参考文献数
6

目的:当施設では要精密検査や要治療判定者に対し,勧奨案内(以下勧奨)を2回送付している.さらなる勧奨返信率を期待すべく,今回未受診者・勧奨未返信者から得られたアンケート結果より今後の課題を明らかにした.方法:2019年1月の人間ドック利用者で前年度勧奨未返信者288名に,検査開始前に問診,検査終了後に未受診理由と未返信理由について質問紙法によるアンケート(複数回答可)を実施した.回答をもとに,行動変容ステージモデルに合わせて分析を行った.結果:勧奨未返信者のうち,105名は実際受診していた.未受診理由は「忘れていた・時間がない・毎年言われる・受診先に何を説明すればよいか分からない」などの回答があった.受診したが勧奨未返信の理由は「返信することに気が付かなかった・面倒さを感じた・忘れていた・次回健診時に伝えればよい」などの回答があった.結論:行動変容ステージモデルをもとに,各段階における未受診・勧奨未返信理由を分析し,アンケートの回答を無関心期・関心期・意図(準備)期に分けた.未受診者には,各段階に合わせた内容で受診につなぐための後押し(ナッジ)を行うことが大切であることが分かった.また勧奨未返信者は無関心期が多かったことから,勧奨することの意義を理解してもらい,広く伝えることで実施把握率の向上につながると考える.今後ITなどを取り入れ,より簡単に返信できる工夫を行い,実施把握率向上に努めたい.
著者
久保 裕子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第52回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.62, 2018 (Released:2018-05-22)

現在のフィリピンにおいて、一部の医療機関に生殖技術が導入され、先進国での先例に基づき、ある一定の年齢層に対して出生前診断が推奨されている。他方、中絶行為自体は違法であるが、一部の避妊法の保証と(中絶後の)母体の保護を認めるリプロダクトヘルス法が2012年に制定された。これは社会問題となっている10代の妊娠や貧困女性の中絶の実情を考慮してのことといわれている。フィリピンではネオリベラリズムを背景に、「胎児」をめぐる社会的規範と実態とが多層的に矛盾している状況だ。本発表の目的は、「胎児」をめぐる問題の背景にある、錯綜したいくつかの言説、すなわち「権利」や「倫理」といった言説の歴史的変遷を確認し、そうした言説を辿っていくなかで、フィリピンにおいて「胎児」そのものは不在であったという発表者の仮説について検証するものである。
著者
陳 青雲 山口 智治 畔柳 武司
出版者
The Society of Agricultural Structures, Japan
雑誌
農業施設 (ISSN:03888517)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.113-118, 2000-09-25 (Released:2011-09-05)
参考文献数
5
被引用文献数
2

中国の在来型省エネルギー温室である日光温室は, 益々発展しつつある中国施設園芸における中核的施設になっている。日光温室は, 透光面は南面のみで, 北・東・西壁は特殊な蓄熱・保温構造を持ち, 最低気温が-20℃の中国北方地域の冬季においても, 無加温で野菜が栽培可能な園芸施設である。本稿では, 主として日光温室の構造, 環境特性, 発展状況及び今後の研究方向について述べた。
著者
八ッ塚 一郎
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.103-119, 2007 (Released:2007-09-05)
参考文献数
21
被引用文献数
2 1

日本社会における「ボランティア」と「NPO」の普及・興隆という現象を,社会的現実の生成と変容のプロセスとみなし,社会的表象論に依拠してその機制を検討した。各々の語を含む新聞記事の量の経年的変化を検討したところ,いずれの語も記事量を増大させていた。さらに,各々の語について,助詞を付して用いられる比率を算出する「助詞分析」を試みた。ボランティアは,阪神大震災以前には高かった主語としての用法の比率を,震災後には相対的に低下させていた。一方,NPOでは,主語としての使用比率は一貫して高かった。このことから,NPOは,生成の渦中にあるものの,社会的現実としては未だ単調であり,生活世界にとって疎遠であることが示唆された。それに対しボランティアは,震災を契機にその多層性を確立し,豊かな意味をもつ社会的現実として,生活世界の細部へと浸透しつつある。このことは記事内容に関する分析によっても支持された。2つの社会的現実について今後の変容可能性を展望するとともに,新聞記事を活用した分析技法について,社会的表象論に基づく展開の方向性を考察した。
著者
松村 拓大
出版者
日本細菌学会
雑誌
日本細菌学雑誌 (ISSN:00214930)
巻号頁・発行日
vol.74, no.3, pp.167-175, 2019 (Released:2019-11-30)
参考文献数
22

ボツリヌス神経毒素は,ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)などによって産生されるエンドペプチダーゼ活性を持つ極めて生物活性(毒性)の高いタンパク質毒素である。本毒素は常に無毒成分との複合体として産生される。食餌性ボツリヌス症(ボツリヌス食中毒)は,神経毒素複合体が経口摂取され腸管から吸収された後,神経・筋接合部において神経毒素がSNAREタンパク質に作用することにより引き起こされる。本症の発症には,毒素が活性を保持したまま腸管から吸収される過程が必須であるが,巨大分子である本毒素が腸管上皮細胞バリアを通過する機構については不明であった。我々は腸管上皮細胞株を用いたin vitroの解析から無毒成分の一種であるhemagglutinin(HA)が細胞間バリアを破壊する強力で新規の作用があることを発見し,その標的分子がE-cadherinであることを明らかにした。さらに実際の生体内(in vivo)では神経毒素複合体がパイエル板を覆う濾胞被覆上皮に存在する特異的な細胞,Microfold cell(M細胞)から吸収されることを発見した。 本稿では我々の解析の結果から明らかとなったボツリヌス毒素の巧妙な体内侵入機構について述べたい。
著者
清水 長正 山川 信之 池田 明彦 大和 美佐枝 山田 祐子 柿下 愛美 石井 正樹 島立 正広
出版者
東北地理学会
雑誌
季刊地理学 (ISSN:09167889)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3, pp.193-200, 2020 (Released:2021-04-28)
参考文献数
6

Jigokudani Crater is located at the altitude of 2,100m a.s.l. in the subalpine zone of northern area of the Yatsugatake volcanic chain (Kita-Yatsugatake). The relations between seasonal crater lake appearance and ground-ice development under the algific environment of talus slope in the crater were observed through 6 years from 2009 to 2014. The crater lake appeared during more than two months in early summer of 2010, 2012 and 2014 and ground-ice disappeared in autumn in each year except 2014. On the other hand, perennial ground-ice was formed in 2009, 2011, 2013 and maintained until next summer, and crater lake appeared. These periodic phenomena suggest that the appearance of crater lake depends on the frozen ground as an impermeable layer represented by ground-ice which was maintained from former year.
著者
丸山 佳久
出版者
一般社団法人 電気設備学会
雑誌
電気設備学会誌 (ISSN:09100350)
巻号頁・発行日
vol.34, no.9, pp.629-632, 2014-09-10 (Released:2014-10-02)
参考文献数
2
著者
長谷部 雄飛 福田 浩二 中野 誠 近藤 正輝 佐竹 洋之 平野 道基 下川 宏明
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.46, no.SUPPL.3, pp.S3_36-S3_42, 2014 (Released:2015-10-26)
参考文献数
7

症例1は, 15歳女性. 小学生の時にWPW症候群を指摘. 運動中に出現した心拍数300/分台の偽性心室頻拍で当科紹介. C型顕性WPW症候群, デルタ波はⅡ誘導で陰性であり, 心外膜側Kent束と予測された. 順伝導ERPは220msec, 心室早期刺激にて容易に房室回帰性頻拍が誘発された. 冠状静脈洞 (CS) 内の順伝導最早期部位における心室側への通電で離断に成功した.  症例2は, 22歳男性. 小学生の時にWPW症候群を指摘. 強い精神的ストレス下で, 心拍数280/分台の偽性心室頻拍を発症. ピルジカイニド内服後もデルタ波残存し, Ⅰ, Ⅱで陽性, V1, aVFで (±) であり, 後中隔Kent束と予測された. Kent束の順伝導ERPは240msec未満. CS入口部前面に順伝導最早期を認め, 入口部から内部に入った逆伝導最早期部位への通電と, さらに奥での追加通電にて離断に成功した. CS内通電を要した後中隔Kent束で, 心房細動合併時に速い心室応答を示したハイリスク偽性心室頻拍の若年2症例経験したので文献的考察を加えて報告する.
著者
山田 祐也 迫田 寛人 井上 徹 久保 正治 伏見 尚子 南 武志 亀山 正邦
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.10, pp.933-936, 1998-10-30 (Released:2011-03-02)
参考文献数
8

鉛中毒を合併したインスリン非依存型糖尿病を短期間に2例経験した. 2例とも腹痛, 強度の便秘, 不眠などの自覚症状と貧血, ポルフィリン尿症を呈し, 血中尿中鉛濃度は高値を示した. 内服中の漢方薬 (珍芹降糖) に高濃度の鉛を検出した. 同薬の鉛含量にばらつきを認め長期内服で未発症例もあることから, 鉛の混入が推定された. Dimercaprol筋注により治療し症状, 検査所見ともに改善中である.
著者
八木 奘三郎
出版者
日本人類学会
雑誌
人類學雜誌 (ISSN:00035505)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.1-6, 1917-01-25 (Released:2010-06-28)
著者
佐々木 俊介
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.120, pp.2130, 2022-03-31 (Released:2022-03-18)

2019~2020年度,桜美林大学では新宿区と町田市内に新しいキャンパスが開設され,それぞれ既存の学群が移転するにあたり,教員の意向や大学の方針について協議検討しながら,基本的な図書館サービス提供とともに新しい試みにも取り組んだ。新宿キャンパスでは印刷物を配置しない電子図書館機能を持つ学修空間を,東京ひなたやまキャンパスには図書館内で演劇等のパフォーマンスや作品展示等も可能な設備を盛り込むなど,学群の教育方針に沿ったかたちでの図書館設計と管理・運営を行っているが,同時進行で発生したCOVID-19感染拡大により大きな影響も受けていることを報告する。