著者
長谷川 浩史 重田 和夫 高橋 秀也 志水 英二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学
巻号頁・発行日
vol.96, no.44, pp.31-36, 1996-05-17
被引用文献数
2

人間は正面顔や横顔, 種々の傾きを持つ顔や髪型を変えた顔からも個人を識別することができる. しかし, 顔画像識別の研究において提案されてきた手法は, 正面顔か横顔かのいずれかのみを主として利用したものであった. 本報告ではニューラルネットワークを用いて傾きを持つ多くの顔画像と少しの髪型を変えた顔画像からの識別とその顔の方向の検出を試みる.
著者
朝鮮総督府 編
出版者
朝鮮総督府
巻号頁・発行日
vol.第1, 1940
著者
王 飛雪 中山 徹
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.273, 2014 (Released:2014-07-10)

目的 2009年8月に台湾を襲った台風第8号(Marakot)による集中豪雨により、各地に甚大な被害が発生した。特に最も深刻な被害を受けた高雄市甲仙区にある集落の小林村では、大規模な深層崩壊による村全体が壊滅し、400人以上の犠牲者が出たことで、Marakot台風災害で犠牲者が最も多いところとなった。災害後、台湾政府が主導して、災害地の復興に力に入れたが、小林村について、行政院と住民の座談会によって、三箇所基地に分散する小林社区を再建することになった。本稿では、2013年5月に現地訪問を行い、深層崩壊による村の災害情況を把握し、小林村の復興に関する情況を検討する。方法 高雄市政府及び行政院再建委員会に訪れ、深層崩壊による村の情況把握及び小林村の復興情報をヒアリングして、資料収集を行った。その上に、元小林村の災害地及び再建後の小林社区に訪れ、現地でのヒアリング調査を行った。結果 本研究では、深層崩壊による元村の情況、三基地の復興情報を把握した。さらに、再建地区に産業発展のケースとされる永齢有機農業園区を考察した。現在の小林村は杉林区大愛園区小愛社区、甲仙区五里埔小林社区及び杉林区日光小林社区の三個所基地に分散されて、共通している特徴を持っているが、それぞれの独自性も持っている。三基地の共通点は、単一民族の平埔族の小型社区なので、互いに共通な認識度は高く、平埔族文化の継続と故郷への思いが強いことである。
著者
伊藤 公夫
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.307-319, 1984-03

論文一 はじめに二 一九七〇年代以前の嘉靖倭寇史研究の概観三 近年の研究動向四 嘉靖倭寇史研究の問題点と課題五 おわりに
著者
北原 龍二
出版者
医学書院
雑誌
助産婦雑誌 (ISSN:00471836)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.240-242, 1976-04-25

はじめに:今月から6回ぐらいの連載で,家族社会学について述べることとなった。あらかじめおことわりしておくが,私はここで教科書や概説書ふうに,家族社会学の全体を要約的に取り上げるつもりはない。そういうことを離れて,私なりに,社会学の視座から家族をみるときの,いくつかの焦点を考えてみようとしている。 よく言われるように,家族は誰もが,あまりに身近にかかえているため,かえって知りすぎ,親しみすぎにおちいり,客観的にみることができにくいものである。また個別体験にかたよりすぎる危険も大きいものである。この連載コラムを通じて,何かしらの新しい眼をもって,家族を見直す機会を読者に提供できれば幸いである。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.472, pp.20-22, 2013-09

◎東京都渋谷区道玄坂1-19-12 1FTEL03-3461-1490 ◎月商/約900万円 ◎客単価/昼1000円、夜3600円 ◎原価率/28% ◎店舗面積/33.6坪(111m2)◎スタッフ数/ホール5人、キッチン2.5人 ◎経営/ゴリップ サムギョプサル専門店「ベジテジや」でコース料理を注文すると…
著者
小川 恵
出版者
埼玉短期大学
雑誌
学校法人佐藤栄学園埼玉短期大学研究紀要 (ISSN:13416006)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.131-139, 1994-03-20

中国における書の変遷を辿り,書道史上最も重要かつ多彩であると言われる漢代において発生した隷書の興起と,書美の展開について考察した。まず,漢以前(殷・周・秦)の書の変遷と,漢代において隷書を発生させるに至った経緯を辿り,隷書がどのような書美の展開を遂げたのかを考えた。更に,各地で出土された木簡に見る書体(書法)の特徴を分析し,考察した。