著者
山本 富啓
出版者
日本ロシア文学会
雑誌
ロシア語ロシア文学研究 (ISSN:03873277)
巻号頁・発行日
no.12, pp.p1-15, 1980-10

Статья черноризца Храбра<<Описьменах>> является одним из источнков, которые представляют сведения о состоянии глаголицы раннего перида. Исходя из ее содержания предагают, что она была написана в конце IX в. или в начале Х в., вскоре после создания глаголицы, и что ее автор был осведомлен в глаголице. Оригигинал этой статьи, конечно, не сохранился, и мы можем читать только ее копии, которые были переписаны после XIV в. и к тому же кириллицей, а не глаголицей. поэтому и в этих копиях обнаруживаются несколько заметных различий. Одним из них, которое нас интересует, является наличие или отсутствие следующего места в копиях: <<24 из 38 глаголических букв подобны греческим......>> Во многих копиях статьи Храбра отмечается это предложение, но несколько копий его совсем не содержат. Так что при чтении статьи Храбра нам нужно обсуждать принадлежность данного предпожения Храбру. Относительно этого вопроса, сопоставив начертание букв глаголицы с начертанием греческих букв, Й. Вайс доказал, что в графическом отношении в глаголице нет целых 24 букв, подобных греческим буквам. И из этого он заключил, что это предложение представляет собой основанное на кириллической азбуке дополнение, которое было сделано после времени Храбра. Но мы имеем основание полагать, что это предложение было написано самим Храбром, и мы считаем, что Вайс интерпретировал его слишком односторонне. В нашей статье мы попытаемся обосновать свою точку зрения и найти 24 буквы глаголицы, подобные греческим не с графической стороны, а со стороны их фукции.
著者
林 剛史 福井 健太郎 宮田 章裕 重野 寛 岡田 謙一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.49, pp.43-48, 2005-05-26

本稿では、簡易脳波測定によるリアルタイムな思考状態導出手法を提案する。簡易脳波計を用いて脳波情報より思考状態を推定する際には、ノイズや脳波の個人差を考慮しなければならないため、リアルタイム処理が困難である。また、思考を時間幅のあるプロセスと捉えて過去の思考の影響を考慮している手法が従来にはみられなかった。そこで、本提案ではノイズを除去し、個人差を考慮し、時間幅を考慮することにより簡易脳波計よりリアルタイムに思考状態をMS-Levelという独自の指標で数値化する手法を提案する。そして、提案概念を検証するためにMS-Levelを導出するプロトタイプシステムを用いた評価実験ではノイズの除去が確実に行われていること、時間幅を考慮して思考状態を有効に提示できることを確認した。In this paper,we propose a technique for estimating mental states in real-time from the EEG(electroencephalogram). When we estimate mental states from brain wave information by using an EEG in real-time,it is necessary to consider the noise and the individual variability of the brain wave. Also,there seemed to be no studies to consider thinking as time-width process which is affected by the past thinkings. To address these issues,we propose a method to quantify the mental state as the MS-Level(Mental State Level) in real-time by eliminating the noise,considering of the individual variability and treating the thinking as the process with the time width. We ran experiments to evaluate our proposition using a prototype system,and concluded that the noise have been removed surely and to present the mental state effectively using past EEG data.

4 0 0 0 OA かの子の記

著者
岡本一平 著
出版者
小学館
巻号頁・発行日
1943
著者
森下 正彦 榎本 雅夫 小松 英雄 中 一晃 大橋 弘和 島津 康 増田 吉彦
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.143-148, 2001-08-25
被引用文献数
6 13

和歌山県における1986~2000年の調査をもとに、スギ花粉年間飛散数からチャバネアオカメムシとツヤアオカメムシの発生量予測を試みた。チャバネアオカメムシの越冬密度は和歌山県南部で高く、北部で低い傾向を示すものの年次変動のパターンは県下いずれの地域もよく似ていた。当該年のスギ花粉飛散数はその年から翌年にかけてのチャバネアオカメムシの越冬密度との間に相関が認められた。同様に、スギ花粉飛散数は越冬後成虫が主体である翌年4~7月の予察灯におけるチャバネアオカメムシとツヤアオカメムシの誘殺数との間に相関が認められ、スギ花粉飛散数から2種カメムシの翌年夏までの発生量予測が可能と考えられた。
著者
鈴木 孝庸
出版者
新潟大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

臺灣大學圖書館特藏組所蔵・平曲譜本に関する研究成果。―この譜本は、波多野流譜本一点(零本二册)、平家正節二点(零本四册。零本十五册)、正節譜による平家物語一点(零本三册)である。虫損等甚だしかったため、特藏組における修復の支援を行った。修復の後、詳細な閲覧調査を行い、波多野流譜本と平家正節に関してほぼ終了した。調査と併行して臺灣大學圖書館によるこれらの譜本の影印刊行企画に関する話しあいを行い、三回に分けて刊行することが決まった。国内の平曲伝承資料の調査および写本等の入手。―8所蔵機関の平曲譜本を調査した。平曲譜本4点、當道資料4点を入手した。
著者
西村祐一 宮地直道
出版者
特定非営利活動法人日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.239-242, 1998-08-31
被引用文献数
1
著者
斎木烏村 著
出版者
中京通信社
巻号頁・発行日
1914

4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1930年02月01日, 1930-02-01
著者
近藤 裕昭 有沢 雄三 鵜野 伊津志 尾形 和彦 木村 富士男 斉藤 朝夫 鈴木 基雄 高橋 俊二 中西 幹郎 中埜 幸宏 水野 建樹 安楽岡 顕 吉門 洋 劉 発華 若松 伸司
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.41, no.11, pp.751-760, 1994-11-30
参考文献数
18
被引用文献数
9

気象研究所,東北大学,国立環境研究所,資源環境技術総合研究所でそれぞれ運用されている局地循環モデルの相互比較実験を,昼間の二次元の海風を対象として行った.地表面の熱的な境界条件を地表面温度で与え,午前6時をスタートとする正弦関数とした.各モデルの固有の接地境界層のモデル化から顕熱輸送量を決定するCASE1と,顕熱輸送量をC_hUΔθで統一的に与えるCASE2の二種類の計算を行ったところ,海風の発達についてCASE1では一致した結果にはならなかったのに対し,CASE2では海風循環の大きさと強さ,地上風速,海風発達後の海風前線の位置について一致した結果が得られた.これより,昼間の海風の発達には地表面からの顕熱輸送量が重要で,これが適切に与えられれば計算された海風の主要な特徴については各モデルで一致することがわかった.
著者
ベッカー カール
出版者
人体科学会
雑誌
人体科学 (ISSN:09182489)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.61-69, 1992-04-30

本論文は、宗教的治癒を客観的且つ科学的な立場から考察するものである。過去50年の間に、実験、調査、心理学のケース・スタディ等によるデータがかなり増加した。これらのデータを分析する目的で、本論文では、以下の3つの側面から考察を試みる。即ち、1)手かざし、2)精神による治癒、3)物心的接触及び患者の意識に因らない治癒、である。これら3つの側面は全く個別的な特徴ではなく、同一の事例に二つ以上並列的に見られる場合もある。なお、本論文は究極的な結論を導き出すものではなく、むしろ今後の討論の叩き台となる試論であることを予め述べておきたい。1.手かざし 様々な科学的な実験を通じて、受け手側の精神状態と無関係に、手かざしの治癒的効果は証明されている。それらの実験には人間を対象としたものだけでなく、動物や植物を対象としたものも含まれている。治癒者の手を調査し、何らかの測定可能な変化が見られるかを検討した研究では、治癒者と患者の間で交わされる筋肉や神経による交流が現在注目されているが、治癒者の手や体の場所よりも精神的な態度の方が治癒の効果に大きな影響を与えることが明らかになっている。その結果、セラピューティック・タッチのメカニズムが完全に解明されていなくとも、極めて完全な付属的医学方法として、幅広く急性及び慢性の病気に効果があると、その医学的有効性が認められるようになった。2.精神による治癒 伝統的なシャーマンや現代の精神療法の治癒者は、体系的な宇宙観に基づいて病気の性質や原因を解明しようとする。その際、治癒者自身の病理観や宇宙観を患者に伝えることは、治癒にとって不可欠な要因である。精神的治癒の場合、1)患者と治癒者の親近感、2)儀礼の効果に対する信頼感、3)病気の原因が自分にあるとする患者の罪悪感からの解放、という要因が治癒の成功には不可欠であるとされている。手かざしに関しては、ねずみや大麦の精神とは無関係に手かざしで好ましい効果が得られたという事実が認められているが、治癒者の手から対象の人(物)が全く離れた場合、むしろ患者の信仰や渇望の方が重要な要素であるように思われる。治癒されることを目的として、慢性患者が宗教の巡礼で聖地やカリズマティック・ヒーラーを訪ねることは、多く見られる現象である。3.物質的接触及び患者の意識に因らない治癒物質的接触及び患者の意識に因らない治癒の中では、治癒者が患者とは離れ、患者に知られていない事例が典型的である。そのような例を説明するには、物質的な接触や患者の信仰の説明だけでは不十分に思われる。長距離テレパシーが科学的に証明されていても、医者側はそのような現象を単なる偶然と決め付け、無視する傾向にあるが、時代や文化を越えて、治癒者がその場にいない「不在治癒」の例が数多く記録されている。なお、昏睡状態にある患者の場合や言語取得以前の幼児の場合は、患老の信仰のみによって治癒を説明することは出来ない。本論文で引用した実験や文献は、心身的な健康のためには物質的環境、精神的状況及び信仰の体系を含めた一層包括的な視点が必要であることを示している。
著者
大海悠太 渋谷 慶一郎 江原 寛人 池上 高志
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.102, pp.55-60, 2007-10-12
被引用文献数
2

ロジスティック写像の結合系やセルオートマトン、進化システムのシミュレーションなどを用いた複雑系の時間発展パターンによって制作する音響生成ソフトウェアの開発と、そのソフトウェアを用いたサウンドインスタレーションについて報告する。We report our development of music softwares using generators in complexity systems such as coupled logistic maps, cellular automaton and evolutionary system simulations. We also report sound installations produced with these music softwares.