著者
渡邉 美樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.183, pp.48-51, 1999-12

渡邉 そうですね。四〜五時間というところですか。きのうは四時間でした。新店のオープンに伴う試食会がありましたので、家に着いたのは午前一時近く。今朝は七時から会議があったので、四時半に起きて、六時には出社しました。——いつもそんな生活リズムなんですか渡邉 夜は一〇時半頃に終わる日もありますが、朝はたいてい七時から会議か研修会があります。
著者
七田 哲実
出版者
横浜女子短期大学
雑誌
横浜女子短期大学研究紀要 (ISSN:0389830X)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.59-69, 1994-03-25

神奈川県保母会で行った0歳から5歳(クラス年齢)の保育所児1,150名を対象にした幼児の睡眠と生活調査(平成3年10月実施)のうち, 休日の分の報告である。以下50パーセンタイルの数値のみで要約する。休日の前の夜は9時58分に寝る。これは平日とくらべると32分就床が遅くなっている。休日の朝は8時5分に起きる。平日とくらべると約1時間遅くなっている。0歳だけは他の年齢よりは早寝・早起きであるが, 1歳以上では年齢による違いがほとんどなかった。休日の前夜の睡眠時間は10時間13分で, 平日より13分長くなっていた。年齢差はないが, 個人差は大きく, 睡眠時間の最も短い子は7時間30分, 最も長い子は13時間30分であった。休日の日中の昼寝については, 0歳では「いつもする」は91.5%いるが, 年齢とともに少なくなり, 5歳では1.5%だけになっている。昼寝する子の時間も年齢とともに短くなっている。平日と同じように, 夜の睡眠時間の補いを低年齢児は日中の昼寝でしているようである。家では昼寝をしない子が年齢とともに増えていることは, 保育所の昼寝についても検討する必要を考えさせる。起床及び就床は親の職業と関係があり, 母親が公務員, 教員・保母, 看護婦の子どもは早起きが多いが, 自営業, パート, 専業主婦, サービス業などの子どもは遅起きが多かった。また, 起床時刻は平日と休日とで0.66の相関があった。早寝・早起きの心身の状態への影響も見たが, 今回のデータからは遅寝・遅起きとの差が見出せなかった。この報告について, 平成3.4年度保育内容研究会(神奈川県保母会)の委員の皆さんに敬意と感謝を表します。
著者
後藤 多恵 ゴトウ タエ Goto Tae
出版者
同志社大学日本語・日本文化教育センター
雑誌
同志社大学日本語・日本文化研究 (ISSN:21868816)
巻号頁・発行日
no.10, pp.61-78, 2012-03

実践報告(Report)日本語教育におけるカリキュラム・デザインの一例として、日本語能力試験の旧1 級合格者に相当する「超上級」の日本語学習者を対象としたカリキュラムを紹介する。これは、筆者が同志社大学日本語日本文化教育センターでコーディネーターとしてカリキュラム・デザインを担当した「総合科目」の事例に基づいている。「総合科目」では、教科書の内容をより深く理解する「深読みタスク」資料の作成、学生が選んだニュース記事を教材とする「今週のニュース」、論説文以外のジャンルの文章を扱うための「複数教科書の併用」、視聴覚教材によってそれらの活動を結びつける「聴解練習」などの工夫により、超上級の学習者が立体的な日本語学習を行える環境を提供した。
著者
小林 幸夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.326-331, 2005
参考文献数
31
被引用文献数
1

測定とは,対象の量が単位量の何倍かを求める操作である。この立場から,物理化学では物理量=数値×単位量の表現を採用する。しかし,物理教育では,単位が量ではないという誤解が生じている。このため,数値と単位量の積の意味が物理教育の中で正しく普及していない。単位が量だからこそ物理量の四則演算が成り立つ。量計算は,高校数学のベクトル算法と同じしくみの計算である。この事情を線型代数の基礎を踏まえて解説する。
著者
裵 慶娥
出版者
筑波大学平家部会
雑誌
筑波大学平家部会論集
巻号頁・発行日
vol.9, pp.11-19, 2002-06-30

西行自撰の自歌合『御裳濯河歌合』の十一番に、たちはかる春をしれともみせかほに年をへたつるかすみなりけり 岩まとちし氷も今朝はうちとけて苔のしたみつみちもとむらん という二首が結番され、判者俊成は右歌を「心詞おかし」と評して ...
著者
東口 髙志
出版者
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
雑誌
日本静脈経腸栄養学会雑誌 (ISSN:21890161)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.761-764, 2015 (Released:2015-06-20)
参考文献数
8
被引用文献数
1

わが国の高齢化は歴史上類を見ない速度で進行しており、年々医療を必要とする高齢者は増加の一途をたどっている。しかも、医療施設は地域を中心に年々閉鎖を余儀なくされ、この10年間で約8,000施設にまで減少した。医療の発展とともに人々が最後の時を過ごす場所が自宅から医療施設へと大きく変遷しており、例え在宅医療が可能であっても人的資源が減少する中いったい誰が高齢家族の介護や看取りをするのか。またそれにかかる経費をどのように捻出するのかなど、深刻に老後の暮らしを危惧しなければならない。そこでその対策として、以前より、栄養状態の改善による診療成績の向上と、在宅移行を含む地域医療連携の充実や地域完結型医療の推進などを提案し、栄養管理をわが国の社会福祉・医療体制の基盤とすべく努力してきた。本稿では、将来の社会状況をふまえて患者の幸せな暮らしを第一と考え、医療の内外におよぶ在宅栄養管理の実践について論じる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.44-50, 2000-02

「来週の木曜日に届く予定の製品を、どうしても水曜日までに手に入れたいのですが」—。米大手ネットワーク機器メーカーの日本法人、日本シスコシステムズ(本社東京)には日々、販売代理店から製品の配送に関する問い合わせの電話がかかってくる。 その際に応対するのは、実は日本シスコの社員ではない。物流業者である近鉄エクスプレス(本社東京、KWE)の社員が代行している。
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.790, pp.53-115, 2014-01
著者
藤井 澄二 井口 雅一
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.13, no.5, pp.132-138, 1961-05-01

運転者により操縦された自動車の運動特性は,自動車の運動力学的特性と,運転者の動作特性とから組み立てられる.そこでまずオーバ・ステアリング,アンダ・ステアリングで表現される自動車の静力学的特性から,さらに手放し走行などを含む動力学的特性を解説し,ついで運転者の操縦が加えられた自動車の運動特性へと論議を進め,最後に自動車の研究と平衡した運転者の研究の必要性を述べる.理解の助けとするためにアナログ計算機による計算曲線例を示す.
著者
香田 洋二
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.814, pp.136-143, 2015-04
著者
工藤 孝幾
出版者
福島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究の目的は、運動技術を練習するときの練習の仕方について、大学生がどの程度正しく認識しているかを、実験的方法を中心にインタビューと質問調査法を組み合わせることによって多角的に分析することであった。分析の結果、彼らは、正しい動きの反復練習を繰り返すだけでは学習にはつながらないことを認識しているにもかかわらず、実際の練習行動においては、できるだけ正しい動きの反復回数を増やす方略を採用していることが分かった。
著者
Burnyeat Myles Frederic 加藤 信朗 神崎 繁
出版者
岩波書店
雑誌
思想 (ISSN:03862755)
巻号頁・発行日
no.694, pp.p75-112, 1982-04
著者
陸軍省 編
出版者
兵用図書
巻号頁・発行日
1920
著者
三村 衛 吉村 貢 寺尾 庸孝 豊田 富士人 中井 正幸
出版者
The Japanese Geotechnical Society
雑誌
地盤工学ジャーナル (ISSN:18806341)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.141-155, 2011

岐阜県最大の前方後円墳である昼飯大塚(ひるいおおつか)古墳の史跡整備の一環として実施された発掘調査に伴い,地盤工学の観点から墳丘盛土の調査を行った。破壊的な調査・試験方法が適用できないことから,本質非破壊調査手法である表面型RI密度水分計と針貫入試験を適用した。針貫入試験による力学的な特徴から墳丘盛土がほぼ水平の構造を持つことが明らかとなった。部分的には斜めの層構造も確認され,古墳墳丘の築造材料の掘削・運搬・荷降ろしの過程を考察する資料を得た。また,強度の変動パターンを分析することにより,墳丘盛土が15~40cm程度の層厚で築造されたという痕跡が得られ,墳丘試料に対する締固め試験により,墳丘盛土の築造時の締固めエネルギーは,およそ人が足で踏み固めたものに相当する0.1×E<sub>cJIS</sub>程度であることがわかった。墳丘復元に使用される候補材料についても室内地盤材料試験を行って,現墳丘の性状に近い材料を選定し,墳丘復元工事の施工方法を提案した。
著者
高橋 正記 服部 芳明 橘田 紘洋 藤田 晋輔 古川 惠子
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿兒島大學農學部學術報告 (ISSN:04530845)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.89-96, 1995-03-31
被引用文献数
2

教員や児童・生徒の疲労自覚症状の訴え率は校舎構造や建築材料によって違いがあるかどうかを検討した.本論文では, 教員および児童・生徒の疲労自覚症状を調査し, 校舎構造別の訴え率を比較した.なお, 学校校舎は校舎構造によって木造校舎, 内装木質校舎, 典型的なRC造校舎の3種類に分類した.内装木質校舎とはRC造校舎でも教室の腰壁と床面が木質材料である校舎とし, それ以外のRC造校舎を典型的なRC造校舎と定義した.調査対象は九州地方おける小学校と中学校の教員および児童・生徒である.調査表は日本産業衛生学会・産業疲労研究会が提案した調査表を用いた.この調査表は30の疲労項目から成り, 10項目ごとにI群「ねむけとだるさ」, II群「注意集中の困難」, III群「局在した身体違和感」に分けられる.これらの疲労自覚症状について, 校舎構造別の訴え率を比較した結果, 以下のことがわかった.1.教員および児童・生徒の疲労自覚症状の訴え率はI群が最も高く, III群が最も低かった.訴え率の大小関係は「I>II>III」であった.児童・生徒の自覚疲労はねむけの症状が多かった.2.教員も児童・生徒もともに寝不足になるほど, 訴え率が高くなっていた.また, 小学5年生よりも中学2年生のほうが訴え率が高かった.3.木造校舎と典型的なRC造校舎の訴え率を比較した場合, 教員も児童・生徒もともに木造校舎の訴え率のほうが低かった.特に一般的症状と精神的症状に有意差が認められた(I群とII群, p<0.01).4.内装木質校舎と典型的なRC造校舎の訴え率を比較すると, 児童・生徒の場合, 内装木質校舎のほうが訴え率が低かった.しかし, 教員の場合は内装木質校舎のほうが典型的なRC造校舎よりも訴え率が高く, 児童・生徒の場合とは反対の傾向を示した.5.児童・生徒の場合は, 昨夜の睡眠時間に対する満足度が寝不足であったときに, 典型的なRC造校舎より木造校舎のほうが訴えが少なく, 有意差が認められた.教員の場合は, 昨夜の睡眠時間に対する満足度が「十分」であったときに校舎構造別の訴え率に有意差が認められた.すなわち, 典型的なRC造校舎より木造校舎のほうが訴えが少なく, また内装木質校舎より典型的なRC造校舎のほうが訴えが少なかった.
著者
鈴木 裕美
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.398, pp.68-72, 2008-05

4月1日の19時過ぎ。「高松が自慢できるとっておきの店」という評判を聞き、居酒屋「贔屓屋 かくれんぼ」へ向かおうとした記者を、1人の常連客が引き止めた。「この時間じゃあ入れるかどうか。もう少し遅くなってからでないと、店の外までお客が並んでるんじゃないかなあ」─。 平日の夜、116席の広さの飲み屋で、しかも車でないと行きにくいロードサイドの店である。

3 0 0 0 OA 加賀藩史料

出版者
石黒文吉
巻号頁・発行日
vol.第5編, 1942