著者
辻 慶太 芳鐘 冬樹 松本 直樹 影浦 峡
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.166-179, 2008-09-01

司書資格は取得者にどのような仕事をもたらしたか,満足をもたらしたのか,を明らかにする為,司書資格を取得(して/しないで)図書館に勤務(したことがない/している)者,及び資格取得を目指して(いる/いない)大学生,の6グループにインターネット調査を行った。回答者は1,829人で,資格を取得し図書館員にならなかった者には非正規職員が多く,現状に満足しておらず,年収は一般人より低いことが示された。資格を持つ図書館員には専門的業務に従事する者が多く,年収は低いが非常に満足していることも示された。
著者
郎 需才 蔡 伯英
出版者
克誠堂出版
雑誌
麻酔 (ISSN:00214892)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.p176-181, 1982-02
著者
小山 真人 吉田 浩
出版者
特定非営利活動法人日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.177-190, 1994-09-20
被引用文献数
9

A magma-discharge stepdiagram, which shows a relationship between time and cumulative discharge volume/mass of a volcano, is a useful tool for estimating a magma supply/discharge system beneath the volcano. We propose a model to explain the shape of the magma-discharge stepdiagram, and estimate effects of an abrupt change in crustal stress/strain field, which can modulate the shape of the stepdiagram. Using the shape of the stepdiagram, volcanoes can be classified into four types : time-predictable (TP), volume-predictable (VP), strictly-periodic (SP), and nonpredictable (NP) volcanoes. In the TP volcano, the length of a dormant period is proportional to the magma-discharge volume of the preceded eruption. In the VP volcano, the discharge volume of an eruption is proportional to the length of the preceded dormancy. In the SP volcano, both a length of a dormant period and a discharge volume of an eruption do not change. In the NP volcano, both a length of a dormant period and a discharge volume of an eruption do not have clear predictability. The predictability in the TP, VP, and SP volcanoes can be explained using a simple magma supply/discharge model beneath a volcano, assuming that ascent pressure at the top of a magma reservoir (P_m) monotonously increases in a dormant period, and that magma-discharge volume is proportional to the decrease of P_m at an eruption. Besides these two assumptions, the TP and VP volcanoes need a constant upper limit (P_u) and a constant lower limit (P_l) of P_m, respectively. The SP volcano needs constant P_u and P_l. The magma-discharge stepdiagrams of the TP, VP, and SP volcanoes can be modified by a large intrusive event, changes of physico-chemical parameters in a magma reservoir, a magma-supply rate from the lower crust or mantle, structural evolution of a magma-supply/discharge system, a small eruption which does not affect the predictability of a magma-discharge stepdiagram, and an abrupt change in a crustal stress/strain field. Such modifications spoil the predictability in the stepdiagrams and thus make the NP volcano. An abrupt change in a crustal stress/strain field causes a change in P_m and/or P_u and thus can modify a magma-discharge stepdiagram. Particularly, an increase in P_m and/or a decrease in P_u can trigger an eruption. An upward shift of a magma-discharge stepdiagram may be a key to finding such a trigger of an eruption and to estimating mechanisms of triggering.
著者
上西 充子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1668, pp.70-75, 2012-11-26

2014年3月に卒業する予定の大学3年生たちの就職活動(企業から見れば採用活動)の公式開始日である12月1日が目前に迫ってきた。 「100社にエントリー(登録)したけど、1社も内定をもらえない」「卒業しても就職できずにニートになっている人もいる」──。 こうしたショッキングな"実態"を伝えるニュースを目にして、不安を募らせる学生や親たちも多いだろう。
著者
中西 紀夫
出版者
四日市大学
雑誌
四日市大学環境情報論集 (ISSN:13444883)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.123-133, 1998

The purpose of this paper is to study "crime of enterprises against the law of environmental pollution. In two classes of cases "crime relating to environmental pollution" has the meaning of a community. The result is that within the last few decades the Court has developed a much more flexible principle regarding service of process in personal actions, both those involving corporate defendants and those involving natural persons.
著者
金 成垣
出版者
社会政策学会
雑誌
社会政策 (ISSN:18831850)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.21-33, 2013-12-30

本論文の目的は,「東アジア福祉国家を世界史のなかに位置づける」ことである。壮大な目的であるが,そのためにここで解明すべき具体的な問いを2点設定すると,1つは,「なぜ」東アジア福祉国家を世界史のなかに位置づけるのかということであり,もう1つは,「いかに」東アジア福祉国家を世界史のなかに位置づけるのかということである。前者が,既存研究の限界を認識し,東アジア福祉国家を世界史のなかに位置づけることの理論的意味を明らかにする問いであれば,後者は,既存研究の限界を乗り越え,東アジア福祉国家を世界史のなかに位置づけるための方法論的視点を明らかにする問いである。本論文においては,それぞれについて考察を行うことによって,「東アジア福祉国家を世界史のなかに位置づける」ことの理論的意味(第1節)と方法論的視点(第2節)を明らかにし,それをふまえ,今後の本格的な東アジア福祉国家研究のための課題(第3節)を示すことを具体的な目的とする。
著者
神田 学 森脇 亮 高柳 百合子 横山 仁 浜田 崇
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.44, no.10, pp.713-722, 1997-10-31
参考文献数
15
被引用文献数
31

明治神宮の気候緩和機能・大気浄化機能を熱収支・汚染物質吸収量の観点から定量的に把握することを目的として1996年8月に集中観測を行い, 以下の成果が得られた. 1) 神宮の森の放射収支・熱収支が算定された. 正味放射量の約7割は蒸発潜熱に変換されており, 日中に神宮の森が放出する水分量は, 1秒あたり約150kg (ペットボトル100本分) に達する. また都市域の熱収支 (神田ほか, 1997) と比較することにより, 神宮の森の気候緩和機能が定量的に把握された. 2) ポロメーターにより計測される1枚の葉の蒸散・気孔コンダクタンスは, 計測地点の局所的な気象条件の影響を大きく受けるため, そのままでは群落全体の蒸散量に換算できないことが示された. 3) 晴天日の夕方の一般風が弱まる時間帯において, 0.5ms^<-1>以下の弱い森林吹き出し風の存在が示された. 4) 林冠上における汚染物質の鉛直下向きフラックスを傾度法を用いて算定したところ, 日中の平均値として, O_3は約0.30ppb ms^<-1>, NO_2は約0.11PPb ms^<-1>となり, 神宮の森による汚染物質吸収量が定量的に把握された. 5) 神宮の森で測定した汚染物質の濃度変動特性を検討した結果, 物質によりその挙動が異なった. 特にSPM濃度の日変化は夜間にピークをもち, 近接市街地とは逆の傾向を示す. これは夜間森林上に形成される安定層の影響であることが推察された.
著者
永井 学
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.274, pp.136-139, 2007-07

イタリア料理、ベトナム料理など多様な業態のレストランを開店し、成長を続けた。だが出店がいつも成功するわけではない。新業態を乱発するうちに、不採算店が目立ち始める。大胆な店舗リニューアルで乗り切ろうとしたが奏功せず。過大な借り入れ、不透明な財務体制も災いして、最後は銀行に見放された。
著者
井戸 一元
出版者
名古屋外国語大学現代国際学部
雑誌
名古屋外国語大学現代国際学部紀要 (ISSN:13499602)
巻号頁・発行日
no.8, pp.19-53, 2012-03

会計基準を設定する際のアプローチの仕方には2種類ある。「生成・一般承認アプローチ」(evolving, general acceptance approach)(Type A)と、「企画設計・概念ベーストアプローチ」(designing, conceptual based approach)(Type B)である。 国際財務報告基準(IFRS)の設定は、Type Bによってなされている。しかし、それは、現実の会計実務からは乖離した会計基準の設定となる潜在性をもっているために、世界各国それぞれの国によって異なった詳細な基準実施ルールを生み出してしまい、その結果、財務諸表の国際比較可能性を強化することはできない。 そこで本稿では、日本の財務報告と会計規制をめぐる検討課題を整理し、会計規制を設定するアプローチの仕方に立ち返った上でその解決策を、会計基準を設定するための基準、すなわち「メタ・ルール」(Meta-Rule)に考察を加えることにより、「事実上の標準」(de facto standard)とするための道を検討したい。

5 0 0 0 複合現実感

著者
田村 秀行 大田 友一
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.266-272, 1998-03-20
被引用文献数
63 6

「複合現実感」 (Mixed Reality) は, 現実世界と仮想世界を融合した複合環境の構築・描画技術で, これまでのVRの限界を打破する先端技術として期待されている.本稿では, 電子的な仮想世界を現実世界の情報で補強するAugmented Virtualityと, 現実世界に立脚しここに電子データを重畳するAugmented Realityに大別し, それぞれの最新技術動向を概観し, 今後の応用分野について展望する.
著者
新山 新 加治 建 田原 博幸 下野 隆一 林田 良啓 高松 英夫
出版者
特定非営利活動法人日本小児血液・がん学会
雑誌
小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 (ISSN:03894525)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.1-5, 2008-02-29

過去21年間に5例の甲状腺癌を経験した.発症時年齢は10歳8か月から14歳3か月(平均12歳1か月),男児1例,女児4例であった.病悩期間は2か月から3年1か月(平均6.7か月),4例がT2,1例がT3,病理組織学的には全例乳頭癌であった.術後観察期間は6年11か月から9年3か月(平均8年0か月)で,2例が有病生存(肺転移),3例が無病生存中である.小児甲状腺癌の予後は良好だが,肺転移の治療が重要であると思われる.
著者
野崎 浩成 清水 康敬
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.121-132, 2000-09-20
被引用文献数
2

近年,新聞を活用した教育(NIE)が注目されており,新聞記事を学習教材として利用する機会が多くなった.しかし,新聞は成人読者を主な対象としており,日本人小中学生や外国人留学生にとっては,新聞に掲載されているすべての漢字を理解できるとは言い難い.そこで,本研究では,新聞記事1ヶ年分を対象に漢字の頻度特性を分析し,新聞を読むためには,どのような漢字を学習すべきなのかを検討した.その結果,(1)新聞紙面上での漢字の占める割合は,41.46%であり,平仮名で34.06%,片仮名で6.34%など,他の文字種と比べて,漢字の使用率が著しく高かったこと,(2)基本漢字500字および学年別漢字配当表を習得すれば,それぞれ70.41%, 89.84%の割合で,新聞に出現する漢字をカバーできること,(3)新聞での使用頻度が高い漢字であっても,学年別漢字配当表には掲載されていない漢字が数多く存在すること,などが示された.以上の結果から,本研究では,NIEのための漢字学習表を開発し,新聞を教材として利用する際に,学習者に教授すべき漢字は何かを明らかにした.