著者
安蔵 靖志
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.11, pp.1228-1229, 2012-10-15
著者
亀田 泰武
出版者
JAPAN MACRO-ENGINEERS SOCIETY
雑誌
MACRO REVIEW (ISSN:09150560)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.33-39, 1990

今後宇宙開発を進めていく上で,燃料消費の少ない打ち上げ方法の開発が必要である。これまで,輸送エネルギーの軽減策についていくつかの提案がされている。そのうち,最もエネルギーの少ない方法は,36,000km離れている静止衛星と地表を結ぶケーブルづたいにエレベーターを昇り降りさせる軌道エレベーター構想である。しかしケーブルが長すぎるためその実現はなかなか難しいと考えられる。今回より低い高度を周り,ケーブル長が短くて済む方法を検討した。この重連衛星構想は,長いケーブルで結ばれた2個のゴンドラが連星のように引っ張り合いながら自転し,この自転の動きが公転の速度を打ち消すように働いて,地上接近時に対地速度を低下させ,地上から打ち上げたロケットなどとドッキングしやすくするものである。ゴンドラをロケットの第二段とすることにより打ち上げのための燃料を少なくすることが可能となる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.170, pp.192-194, 2007-06

人材派遣会社ジェイ エイ シー ジャパンの日高裕成氏(情報システム部 部長)は2006年末,ERPパッケージ「Oracle E-Business Suite(EBS)」の導入を検討したが,見積額を見て二の足を踏んだ。人事管理モジュールのみの導入であったが,システムの導入を依頼した日本オラクルの見積額は約8000万円。これに対して予算は2000万円程度と考えていたからだ。
著者
宇梶 徳史 原 登志彦
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.89-99, 2007-03-31

分子生物学的手法の進歩に伴い、より包括的に生物のシステム構築機構を分子レベルから明らかにすることが可能になりつつある。本稿では、筆者らがイチイ(Taxus cuspidata)を用いて行った、発現する遺伝子(Expressed-Sequence tags ; EST)の包括的解析の結果を紹大する。そして、耐凍性に加えて、冬季の光ストレスが寒冷圈に生育する樹木の生活環を制御する重要な要因であることを指摘する。これまでに、威しい冬の寒さへの適応の指標である耐凍性が、寒冷圈における樹木の生活環や地理的分布を決定する極めて重要な要因であることが生理学・生態学的アプローチによる多くの研究により報告されてきた。本研究におけるゲノミクス手法を用いた解析により、冬季のイチイの針葉では、光ストレスに対する防御遺伝子が極めて多量に発現していることが明らかとなった。またこれらの光ストレス防御遺伝子の発現は、葉緑体を持たない組織では認められなかった。これは寒冷圈における樹大の生活環制御に冬季の光ストレスが強く関わっていることを示している。本研究の結果から、筆者らは、1)光合成を行わない冬季に葉を維持すると、光ストレスから葉緑体を防御することにコストを要すること、2)落葉樹における秋の落葉は、冬季の光ストレスを回避するための適応戦略であること、を指摘したい。
著者
兵頭 二十八
出版者
新潮社
雑誌
新潮45
巻号頁・発行日
vol.17, no.7, pp.164-173, 1998-07
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1322, pp.32-37, 0006-12-26

ホンダのバイクに乗った若者らが慎重に運転を始めた。手狭になった工場は移転し、その跡地などはバイク用の安全運転教習施設に生まれ変わった。約1万5000m2の敷地には短い坂道や一本橋などが並ぶ。敷地の端には2階建ての事務棟が建てられ、1階にはドライブシミュレーターを置き、2階には座学用の教室のほかに免許証発行用の受付も整えられている。
著者
小柳 恭治 志村 洋 山県 浩 永田 三郎
出版者
日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.55-70, 1980-03-15

本稿は、わが国におけるオプタコン研究の現状を展望したものであり、これまでに明らかにされてきたオプタコン触読における文字パターン認識のメカニズムや、今後さらに研究を要する諸問題について論議を展開した。1.オプタコン触読訓練プログラムにおいても、「文字→単語→語句→文→文章」の順に学習のステップを組むことが、その読み取りの能力を高めるうえに効果的である。2.最初にカタカナおよびひらがなを学習し、そのあとで漢字を学習したほうが、文字パターンの構成要素についての学習効果の転移その他の面で、より有効である。3.アルファベットやカタカタナ、ひらがなおよび字形が比較的簡単な漢字の場合には、いわゆる<決定的特徴・I型>の把握によって、文字パターン識別が可能である。4.しかし、比較的字形の複雑な漢字の場合にはそれだけでは不十分であり、そこに文字パターンの「分解=合成提示」と、文字の"似顔絵"ともいうべき<決定的特徴・II型>の導入により、字形の全体一部分関係の把握を強める手だてが必要である。5.その文字パターンの<決定的特徴・II型>の導入は、それぞれの文字の触覚的な入力パターンと、記憶の中に定着しているそれぞれの文字の標準パターン(原型)との比較照合過程についての情報処理論とゲシュタルト理論とを統合した考え方によるものである。6.オプタコン触読における誤読傾向の分析は、触知覚による文字パターン認識のメカニズムを知るうえに有力な手がかりとなる。とくに漢字の場合の読み誤りの傾向は、盲人の触覚パターン認識と弱視者の視覚パターン認識との間である共通した原理が働くことを示唆するものとして興味深い。7.漢字辞典でいうところのいわゆる伝統的な部首を考慮しながら、オプタコン触読のための新しい部首の設定を行い、それによって文字パターン識別をより効率化するための漢字のグループ分けの研究が今後必要である。8.学年配当教育漢字の画数の平均値をみると、1年生から2年生にかけてかなり増加し、さらに、3、4年生でも若干増えているが、それ以降はほとんど変わりがない。したがって、高学年になると字形が複雑になり、オプタコン触読が困難になるという心配はない。9.目が見えない子どもたちにも、適切な指導をすれば、表意文字としての漢字の成り立ちやその使い方のおもしろさが理解できる。もちろん、そこには個人差がある。10.文字や数字、記号のみならず、図や表、グラフなども、あまり複雑なものでなければ、オプタコンで読み取ることが可能である。11.教育漢字996字を習得すれば、漢字出現頻度数からいって、一般の漢字かなまじり文をかなりの程度読み取ることができる。12.英文タイプやカナタイプだけではなく、「日本語ワードプロセッサ」などとの併用により、盲人用読書器としてのオプタコンの利用価値は、今後さらに高まっていくであろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1196, pp.130-132, 2003-06-16

アジア、欧州に7つの工場を持つAV(音響・映像)機器用部品メーカー、タナシン電機(東京都世田谷区)。2002年5月、同社の長い戦いが1つ終わった。米国で起こした特許侵害裁判で、世界的な電機メーカー、仏トムソン・マルチメディアに勝ったのだ。 1998年に「トムソン・マルチメディアによる模倣部品の使用で損害を被った」と訴えてから4年目の結審だった。
著者
鷹野 美紀
出版者
日経BP社 ; 1985-
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.395, pp.82-85, 2015-05

たくさんの銘柄を最低単元持つのが本来の桐谷流投資術。しかし今回は、5単元、10単元を持てば、1単元の時よりも得をする珍しい銘柄を教えてもらいました。桐谷さん自身もたくさん保有して、優待を楽しんでいるそうですよ!取材・文/鷹野美紀 日経平均株価が…
著者
平賀 譲
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協會會報 (ISSN:05148499)
巻号頁・発行日
no.40, pp.209-228, 1927-03-15

The Navy Experimental Tank was destroyed by the earthquake, 1923. The building of new large tank is now going on, but a few years more will be required for completion. So that as a means of the exigency, following an example of Viscount Tokugawa's small tank (25'×3'×2')in his residence for his own experimental work, a small tank (100'×6'×4') has been constructed, provided with the carriage, dynamometer &c. all in the principle of Froude's Tank. In spite of the small value of VL, the measured resistances of 4 feet and 5 feet ship models were found very steady and accurate. In comparing with the results of the Mitsubishi Tank and those of the late navy tank for the same models or similar models applying the Froude's law of friction, the new small tank gave pleasingly good results. The author from his own experience on the design of ships emphasizes an advantage of providing such a tank in a shipyard for the personal guidance of its naval architects, although he, by no means, entertains an idea that small tank shall have the same reliability and accuracy of a large one. It is interesting however that there are certain unique advantages on the side of a small tank, and the experiments to utilize these advantages have been planned and some of them already undertaken, such as the investigations of ships resistance on (a) the effect of the temperature or viscosity to throw some light on the law of friction by simply beating or cooling water in the tank, (b) the effect of the density by easily changing the quality of water, (c) the effect of the depth and width of water by means of simply lowering or raising the dynamometer and a part of the carriage and providing false sides to the tank, all these will be immensely expensive to do for large tanks if not impossible.
著者
山田 功
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.53, pp.31-38, 2003-05-09
被引用文献数
1

小文では、まず、"凸関数列の漸近的最小化"を目的とする"適応射影劣勾配法"を提案している。"適応射影劣勾配法の基本定理"(定理1)は、NLMS法,アフィン射影法,射影NLMS法,制約埋埋め込み型NLMS法,適応並列外近似射影法など既存の射影型適応アルゴリズム群を一網打尽に理解する見通しのよい視座を提示しているばかりでなく、"制約付平均近似適応並列射影法",制約付Min-Max近似適応並列射影法","制約埋め込み型適応並列射影法"など複数の閉凸集合への射影の並列計算を基本演算とする多くの新アルゴリズムを導く指導原理となっている。これらの新アルゴリズム群は、本質的な解決が待たれる種々のロバスト適応信号処理問題への応用の中で、重要な役割を担っていくものと予想される。
出版者
日経BP社 ; 1985-
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.392, pp.44-47, 2015-03

ザ優待問答優待投資に関心を持つサラリーマンの鐘尾為太郎は、優待投資家の勇(ゆう)大五郎(たいごろう)を訪ねます。せっかちな為太郎は、優待の基礎を大五郎からしっかり習得できるのでしょうか?初心者限定!優待って何ですか?為お前、株式投資に詳しか…
著者
小泉 裕久
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.246-247, 2016

キャベツ汁中から発見されたメチルメチオニンスルホニウムクロリド(MMSC)を配合した総合胃腸薬「キャベジンコーワ」は、1960年2月の発売から55年が経ち、現在では8代目となる「キャベジンコーワα」を販売するに至った。古くて新しい胃腸薬として、これからも生活者の皆さまの期待に応えていきたい。