SATO (@motohikosato64)

投稿一覧(最新100件)

松島周一「小河・刈谷城主としての水野信近」(愛知教育大学『歴史研究』66号)先日読了。 水野氏には小河水野氏と刈谷水野氏がいるが、桶狭間合戦で敗死した水野信近(この後、小河水野信元が刈谷を併呑する)は、一時期、小河水野氏の家督だったとされる。 https://t.co/BCSeglh3TH
@Tdr_moeguti4065 一瞬、信雄だったと思います。 https://t.co/VtaSA0umU4
家永遵嗣「14世紀の公武関係・朝幕関係と室町幕府」(学習院史学56号)先日読了。 観応の擾乱後、室町幕府は2代将軍足利義詮の下で安定するが、義詮の親裁は寺社本所領保護を基調としており、武士の利害と反する政策を実行している。 https://t.co/rxXQupkJLn
奥州藤原氏のミイラについては、この論文がネットで読めます。 https://t.co/Zv4ZZK9rGB
@toshiitoh 自分は未読ですが、こんな追悼文もあるようです。 https://t.co/honEcyPpoj
@IichiroJingu 花岡康隆「南北朝期における信濃国管轄権の推移についての再検討」(法政史学70号)によれば、信濃国の管轄権について初めて指摘したのは、佐藤進一「守護制度史上の信濃」だそうです。 https://t.co/IAKP2A8ubc

2 0 0 0 IR 南朝関白考

RT @testvlan: 正平一統以降、南朝の自己意識が変化したという考察がなかなか気づけなかった観点だった。しかし、後醍醐天皇以降、南朝を支えたイデオロギーが京都からの亡命政権と遺命以外いまだによくわからない。 CiNii 論文 -  南朝関白考 https://t.co…
RT @QmHSxpgqThzrxfk: 波多野氏といえば、友人から教えてもらったこの論文が大変分かりやすくて勉強になりました。 ネットで閲覧できるのがありがたい 渡邊大門「波多野氏の丹波国支配をめぐって」(『鷹陵史学』37号 2011年) https://t.co/E08s…
RT @holy_sengoku: 細川持賢が京兆家を主導した頃、嘉吉の乱後の幕府-地域権力間交渉って、若狭・安芸武田氏の動向を調べる中で、すごく気になったところなので、論文を読んだ方がいいかな。掲載誌の『ヒストリア』266号はバックナンバーがあるみたいだし。 https://…
RT @holy_sengoku: @shima_126 浦上祐宗については、水野恭一郎先生のこちらの論文以来、安富元家の子息という解釈で確定的な状況だと思います。『弘法寺文書』の古系図と『蔭凉軒日録』の記述内容の一致が決め手となっているようです。 https://t.co/8…
RT @holy_sengoku: 「飯川山城守国資」で検索していて、小谷量子先生の慶寿院周辺についての新しい論文が公開されていたことに気付きました。上下二部になってますが、こちら上の第一節「桑実寺縁起絵巻』制作時の政治状況」では、大永6年からの情勢が分かりやすくまとめられてい…
RT @holy_sengoku: 最近、こんな論文が公開されているのに気付きました。義晴期の内談衆などはよく知られてますが、その前提となる義稙期の幕府の法と訴訟制度を考察されています。素人には難解な内容ですが、義稙前期と後期、そして義晴期の審理手続きの違いにも注目されていて、…
RT @nknatane: 村井章介「佐藤進一著『日本の中世国家』」(『史学雑誌』93ー4、1984、『中世の国家と在地社会』校倉書房、2005所収)https://t.co/hAnyOmgHhR 研究史上極めて重要なこの書評。評者(村井氏)はこの時30代なかば。
RT @tanonaka2: 「各守護家または国別の守護発給・受給データベースを収録したCD-ROMを添付した報告書を作成する。報告書には、守護職の変遷や各データベース作成の方針、データベースから読み取れる特徴、考察や研究の手引きなどを盛り込んだ解説(解題)を掲げ」るとのこと(…
RT @nknatane: なお桑山氏の指摘は今谷明『室町幕府解体過程の研究』への書評(『史学雑誌』96-9、1987年https://t.co/EDygrLfSfJ)。小川信『足利一門守護発展史の研究』への書評(『國學院雑誌』82-4、1981)と並んで、桑山氏の書評は重要な…
織田信秀岡崎城攻落説ですね。 https://t.co/OxzUzOWzb3 #麒麟がくる https://t.co/1Z1cbNIcXc
RT @mysmysmysmysa3: 2月1日 長政の乱からの、上京下京での本願寺取次の新旧取次対決。木沢派古津VS高畠。 あとでよむ 「天文期木沢長政の動向」https://t.co/7Hmzkk0cnu #三好長慶周辺今日は何の日
RT @nknatane: J-STAGE Articles - 青木和夫・石井進・大隅和雄・遠山茂樹・戸田芳実・永原慶二・二村一夫・早川庄八・吉岡真之・吉田 晶・吉田 孝・吉村武彦編『石母田正著作集』全十六巻 https://t.co/ykx3VRrXFs 鬼頭清明氏による全…
RT @holy_sengoku: 畠山尚順を匿った疑惑で上原元秀により追い落とされた住吉大社の神主「津守国則」で検索して見つけた論文。堺の北荘と南荘が京兆家の支配下に入った経緯など分かりやすく解説されていました。北荘は摂津国で香西氏、南荘は和泉国で安富氏と、国も違えば代官も違…
RT @yougoha: PDF公開されてる大阪大谷大学の論文、見過ごしてた馬部先生の「伏見の津田家とその一族」を読んだ。細川国慶被官の津田経長の出自とされる津田氏について。 https://t.co/vSzRrAlBHO
RT @holy_sengoku: 三宅国秀は遣明船について調べていて知った人物ですが、遣明船といえばこちらの論文も面白かったです。天文年間の遣明船を推進したのは誰だったのか、とか。畿内戦国史をある程度ご存知の方には、楽しめる内容かと。 https://t.co/cEPkruB…

12 0 0 0 OA [師守記] 64巻

RT @YuudukiHigure: 七隈史学・第21号「足利尊氏の兄、高義の生母をめぐって」読了。 異母兄弟説・同母兄弟説をそれぞれ取り上げ、どちらも決定打に欠ける部分があるとしつつ、師守記貞治三年五月十三日条の記述から異母兄弟説と推定する、というものでした。 https:/…
RT @sundayhistorian: アクセスが急増している「交通史研究」 https://t.co/s0AiYbnRn5
この時期の一橋西洋史の先生方はえらく好戦的。 こちらは水田洋先生の田中浩先生の『ホッブス研究序説』への書評。 https://t.co/9D7Akil8do こちらも史学雑誌上で叩きまくっている。 おそろしや、おそろしや。 https://t.co/1lRWlTKuNO
RT @washou3956: メモ。小川弘和「中世肥後国府と菊池氏」(『熊本学園大学論集『総合科学』』24-1、2018年12月)https://t.co/f2D65UK5uQ #CiNii
RT @motohikosato64: @tonmanaangler 全く余計なことですが・・・ 小生が読んだ他人をdisるということで空前絶後なのはこちら。 しかも史学雑誌に掲載されている。 https://t.co/9D7Akil8do
@tonmanaangler 全く余計なことですが・・・ 小生が読んだ他人をdisるということで空前絶後なのはこちら。 しかも史学雑誌に掲載されている。 https://t.co/9D7Akil8do
RT @holy_sengoku: それにしても聚光院論文の註、論旨の補足だけでなく様々な推測や疑問がそのまま書かれていて面白い。普通は省略されるような情報かもしれませんが、素人としては学びが多くて嬉しい。綿田稔先生、美術史専門だからこそ想定読者に向けて丁寧に説明されているのか…
RT @yougoha: 馬部先生の「名物刀剣「義元(宗三)左文字」の虚実」(大阪大谷大学紀要53)、いつの間にか公開されとるやん! https://t.co/za7AwszGW2
RT @lowkaku2928: 呉座先生が紹介されてる「一九五〇年代の網野善彦にとっての政治と歴史 : 国際共産主義運動からの出発」 網野善彦、伊藤律の母衣衆みたいな事やってたんか。研究、足場の喪失、再検証と。なるほどなるほど歴史オタクは読むべき。といった感じ。歴史紙芝居見て…
RT @holy_sengoku: 小谷量子先生の洛中洛外図屏風関連の論文、義晴から義輝期の将軍家周辺を学ぶ上で視点を広げられて良いと思う。屏風の解釈は通説に対してラディカルというか、素人には分からないところが多いけども。Webでは『近衛氏の生涯』のほか、博士論文の要旨が読めま…
RT @yougoha: CiNii 論文 -  上杉本洛中洛外図屏風注文者 近衛氏の生涯 https://t.co/2GLQTsxMUo #CiNii そういやこの論文では久我晴通が義輝母慶寿院に「世上之儀」を諫言するも受け入れられず遁世した件について、直前に義輝と長慶が決裂…
RT @nknatane: J-STAGE Articles - 今谷明著, 『室町時代政治史論』, 塙書房, 二〇〇〇・五刊, A5, 三七八頁, 八〇〇〇円 https://t.co/0ZeKsLukJv たまたま別の関心から家永遵嗣氏による書評を読み直していたが、重要な指…
RT @holy_sengoku: CiNiiの"赤松氏範"検索で気になった論文。代々の有馬家当主が氏範父子の追善料田として清水寺に寄進した「霜台田」の話でヒット?有馬持家の実名は教実とするべき(改名の可能性は否定せず)という話、赤松則尚の乱に荷担して失脚した「三魔」有馬元家の…
RT @washou3956: PDF公開。津野倫明「木下吉隆と文禄の役に関する豊臣秀吉朱印状の年代」(『人文科学研究』23、2018年7月)豊臣秀吉右筆とである木下吉隆の失脚・官途を検討することで、朝鮮出兵時の秀吉朱印状の年代比定における指標を提示。https://t.co/…
RT @yougoha: で、この矛盾を「元常の養子」に変えることで世代的には矛盾を無くしたのが18世紀成立の「御家譜」だったようなのだけど、それで思い出したのがこの藤孝の出自の移り変わり詳細に示してるこの論文 CiNii 論文 - 細川幽斎の出自について https://t…
RT @zakkiroku: 平井上総「織田信長研究の現在」(『歴史学研究』955号)を読み直し。 織田信長とその権力体に関する最新の研究動向を追うにあたって、各研究者の論点のポイントがまとめられており、非常に分かりやすくて嬉しい。 https://t.co/nrwOdzFc…

お気に入り一覧(最新100件)

PDFあり。 ⇒長谷川 貴彦 「貧困と福祉の歴史学 ――イングランドの歴史的経験から――」 『ジェンダー史学』18 (2022) https://t.co/37Xj4XZ7wH
拙稿「室町幕府の文書管理―南北朝~室町初期を中心に―」(『アーカイブズ学研究』36、2022年)がダウンロードできるようになりました。正誤表もあります。 https://t.co/E3cZYFWZO8 https://t.co/6EKi0JOHKJ
PDFあり。 ⇒田中誠 「室町幕府の文書管理 南北朝~室町初期を中心に」 『アーカイブズ学研究』36 (2022) https://t.co/tWAjQ5WZPk
皇位継承問題関連で読んでおきたい論文 ・野村玄氏「安定的な皇位継承と南北朝正閏問題 : 明治天皇による「御歴代ニ関スル件」の「聖裁」とその歴史的影響」 https://t.co/sEaBE7mlko ・田村航氏「伏見宮貞成親王の尊号宣下」 https://t.co/TO43Csx7pi
馬部隆弘「山城国人狛氏と一族の地域的展開」『大阪大谷大学紀要』57号、2023年2月 #こんな論文がありました PDF公開されました。山城の狛氏について出自が渡辺党であり、摂津守護代薬師寺氏の与力や六角氏被官の狛氏も同族であると示す、基礎的な研究となります https://t.co/sdDgOtiGnu
畠山家の抗争と山城国守護と山城国一揆と御料国化政策あたりを調べているところだったので、興味深い内容。山城守護は義満による興福寺統制の実現を前提として設置されたとか、伊勢貞陸以前に義満の最側近・結城満藤や、高師英が務めた時期があったとか。各時期の変遷。 https://t.co/5I0rCEvEsq
J-STAGE Articles - 室町幕府山城国支配の展開と山城守護 https://t.co/9d8d3tz73U
PDFあり。 ⇒伊藤 聡 「永禄〜天正年間における摂関家内部対立の様相 ─ 近衛前久の政治闘争を中心として ─」 『放送大学文化科学研究』第2巻 (2023) https://t.co/jar5U0HMcR
『早稲田大学高等学院研究年誌』67に「丹波の石清水八幡宮寺領荘園 -諸国石清水領荘園概説(一)-」を執筆しました。諸国の石清水領荘園について概説する企画の第一弾です。別媒体でも同企画の論文を発表する可能性があるので、通し番号を振っておきました。 https://t.co/9ha4UKEvhX
PDF公開。溝渕利博「中世後期讃岐における国人・土豪層の贈答・文化芸能活動と地域社会秩序の形成(上)」(『高松大学・高松短期大学研究紀要』79、2023年1月)安富・香西・水主・香川氏等と在地寺社・芸能との関係に触れているのが興味深い。https://t.co/Tt2MACOY9W #こんな論文が出ていたようです
これです。 水田 洋 「田中 浩著『ホッブズ研究序説-近代国家論の生誕-』」 『史学雑誌』92巻3号 (1983) https://t.co/uUDkeB9zfq
香西氏の最新まとめはこちらにありました。勝賀城跡の調査に従事されている、田中健二先生の考察です。2022年9月30日発行! 田中健二「中世の讃岐国人香西氏についての研究」 https://t.co/IpwtYMRdUi
#鎌倉殿の13人 は「こうぎょう」のようですが、山田邦和先生ご教示の舘隆志「公暁の法名について」の読みは「こうきょう」で、「暁」を呉音:ギョウ、漢音:キョウ とする理解。ただ、手元の『新漢語林』を見ると「ギョウ」は慣用としているので、それなら良いかもしれない。 https://t.co/03z4sCPVFJ
⇨舘氏の論文は <https://t.co/4PRfkwZN3v>からダウンロード可能です。
これは既出? 中村知裕「筑前秋月氏の文化的事跡と一族の活動」(『筑紫女学園人間文化研究所年報』32、2021) https://t.co/KQioVVtnmV
ここだけの話、「宝積経要品」は国会図書館のデジコレで見られちゃうんですよね。とはいえ実物はめったに見られないので。展示は明日7/24まで! https://t.co/MvBIgNeYNv
小池辰典『戦国期初頭の将軍と大名』(東洋大学博士論文、2022年3月) https://t.co/bN0GMfAUhl
PDF公開。川戸貴史「東アジアのなかの中世日本の貨幣」(『千葉経済論叢』66、2022年6月)中世日本の貨幣流通史の成果を整理した論稿。たいへんありがたい。https://t.co/jsoCwRa2V9 #こんな論文がありました
馬部隆弘「細川晴元内衆の内訌と山城下郡支配」『大坂大谷大学紀要』(56) #こんな論文がありました ブログ記事でも触れられているように早速PDF公開されていますね https://t.co/4vN41vBaDl
PDF公開。格和賢「南北朝期における土岐氏の在京活動」(『大正大学大学院研究論集』46、2022年3月)頼康期における土岐氏の在京活動を貞治年間から応安3年まで検討。舎弟・被官についても着目し、将軍への奉仕および京都代官を中心に考察する。https://t.co/w1T5gpLfvg #こんな論文がありました
前田英之「関東御領陸奥国好島荘における領域支配の展開」(『梅花女子大学文化表現学部紀要』18号、2022年3月)https://t.co/9PA5igdprE
平治の乱後の源義朝縁者の流刑にかんする論文。 在京活動を行っていた武士が流人の身柄を引き受けていたことや朝廷とは別に平氏独自の流刑が存在したことを指摘。 渡邉 俊氏「中世前期の流刑と在京武士」(福岡女子大学国際文理学部紀要『文芸と思想』80号、2016年) https://t.co/X6a8s16tSb
“CiNii 論文 - 花押を対象とした画像比較システムの構築” https://t.co/OgSoTRRoKb ※本文リンクあり
PDF公開。西川広平「南北朝期安芸・甲斐武田家の成立過程について」(『文学部紀要.史学』65、中央大学文学部、2020年3月)題目にあるように、14世紀後半における両武田家をとおして、南北朝期武家社会における家の成立過程を考究する。https://t.co/Xf4IeGcZYt #こんな論文がありました
PDF公開。関周一「室町幕府の異国使節への対応」(『宮崎大学教育学部紀要』96、2021年3月)義詮~義勝期幕府の異国使節への対応をめぐる基礎的研究。各応対は、政治的演出を行った、現実の政治や社会において一定の意義を有したという視点から考察。https://t.co/Ovd8KAWphT #こんな論文がありました https://t.co/7KulLveSmD

3 0 0 0 OA 官職秘抄

→旧例では定員四人だが、近年は凡卑の輩が成功(売官)によって任官し十数人にも及んでいるとの事。 『官職秘抄』は鎌倉初期に従三位兵部卿平基親によって書かれた官職の解説書です。 https://t.co/w5LYKlh82x https://t.co/0iZltmNJHK
北西先生の「顕証寺蓮淳とその書状」はネットでも読めるのでよろしければ是非(PDF注意) https://t.co/N72SlZpSmA
メモ。山内譲『伊予の中世を生きた人々:鎌倉~南北朝時代』(愛媛文化双書刊行会、2021年3月)全345頁。文献・史料一覧、関係略年表付。https://t.co/SjY5ZIHft5

2 0 0 0 IR 南朝関白考

正平一統以降、南朝の自己意識が変化したという考察がなかなか気づけなかった観点だった。しかし、後醍醐天皇以降、南朝を支えたイデオロギーが京都からの亡命政権と遺命以外いまだによくわからない。 CiNii 論文 -  南朝関白考 https://t.co/Hy2wFpVcb2 #CiNii
波多野氏といえば、友人から教えてもらったこの論文が大変分かりやすくて勉強になりました。 ネットで閲覧できるのがありがたい 渡邊大門「波多野氏の丹波国支配をめぐって」(『鷹陵史学』37号 2011年) https://t.co/E08satYd59
細川持賢が京兆家を主導した頃、嘉吉の乱後の幕府-地域権力間交渉って、若狭・安芸武田氏の動向を調べる中で、すごく気になったところなので、論文を読んだ方がいいかな。掲載誌の『ヒストリア』266号はバックナンバーがあるみたいだし。 https://t.co/U5Tj4Pj74Y
参考文献④ 馬部隆弘「信長上洛以前の畿内情勢ー九条稙通と三好一族を中心にー」(『日本歴史』736、2009年) 九条稙通の波乱万丈の出奔について触れた数少ない論考。でも稙通、2回出奔しとるんじゃ…拙文では18年に及ぶ第1次出奔について述べます。 https://t.co/DVdztxt58Q
参考文献① 廣田浩治「中世後期の九条家家僕と九条家領荘園ー九条政基・尚経期を中心に」(『国立歴史民俗博物館紀要』104、2004年) 戦国期の九条家が家領再編にあたり中心となった家僕(家司)をどのように配して経営させたか。当該期の九条家の全体像を知るのに最適。 https://t.co/CbnPiSycZt
@shima_126 浦上祐宗については、水野恭一郎先生のこちらの論文以来、安富元家の子息という解釈で確定的な状況だと思います。『弘法寺文書』の古系図と『蔭凉軒日録』の記述内容の一致が決め手となっているようです。 https://t.co/8gP2x4rJSg
舘鼻誠『石塔から読み解く理窓院と安芸宍戸家』理想院に残る石塔群の推定年代から、惣領家の駿河守系宍戸家に関わるものと考察、文献史料と合わせて宍戸家の歴史を読み解く内容です。宍戸元家による惣領家簒奪の実態、ここにも大内と細川の代理戦争が展開されてたんですね…。 https://t.co/qNzCBt55jN
ちなみに山内就綱の動向、義尚期の六角討伐から将軍家分裂期まで尾を引いた六角氏と幕府の微妙な関係、それを一代で大きく変えた六角定頼の功績を理解する上で、重要に感じています。スバリの論文は見つかりませんが、伊庭の乱を扱ったこちらの論文で背景を掴めます。 https://t.co/EHBMwSUQQv
下の要旨より「近衛尚通は、京都と近衛家を守るために慶寿院を桑実寺にいる将軍義晴に嫁がせ、義晴に早期京都帰還を促そうと考えた。」「この絵巻は、京都を守ろうとした義晴・慶寿院夫妻のスタートなのである。」 https://t.co/cFb62Z58BC
「飯川山城守国資」で検索していて、小谷量子先生の慶寿院周辺についての新しい論文が公開されていたことに気付きました。上下二部になってますが、こちら上の第一節「桑実寺縁起絵巻』制作時の政治状況」では、大永6年からの情勢が分かりやすくまとめられていました。 https://t.co/Akv98PIQ8E
最近、こんな論文が公開されているのに気付きました。義晴期の内談衆などはよく知られてますが、その前提となる義稙期の幕府の法と訴訟制度を考察されています。素人には難解な内容ですが、義稙前期と後期、そして義晴期の審理手続きの違いにも注目されていて、興味深いです。 https://t.co/JQcbHkeCuT
村井章介「佐藤進一著『日本の中世国家』」(『史学雑誌』93ー4、1984、『中世の国家と在地社会』校倉書房、2005所収)https://t.co/hAnyOmgHhR 研究史上極めて重要なこの書評。評者(村井氏)はこの時30代なかば。
武田昌憲「「後南朝」と『拙堂文集』覚書」(『尚絅語文』9、2020) https://t.co/oYVnUxY2sI Ciniiにリンクはありませんが、PDFは以下で公開。 https://t.co/VJESqVOFhK #こんな論文がありました
「各守護家または国別の守護発給・受給データベースを収録したCD-ROMを添付した報告書を作成する。報告書には、守護職の変遷や各データベース作成の方針、データベースから読み取れる特徴、考察や研究の手引きなどを盛り込んだ解説(解題)を掲げ」るとのこと(https://t.co/Lj0l2KUwmc より)>RT
メモ。阿部匡伯「十河一存の畿内活動と三好権力」(『龍谷大学大学院文学研究科紀要』41、2019年)※「十河一存」の読みは「そごうかずまさ」。なお、同誌はいずれ龍谷大学の機関リポジトリで公開する。https://t.co/sTVl4y2jeQ #こんな論文が出ていたようです
なお桑山氏の指摘は今谷明『室町幕府解体過程の研究』への書評(『史学雑誌』96-9、1987年https://t.co/EDygrLfSfJ)。小川信『足利一門守護発展史の研究』への書評(『國學院雑誌』82-4、1981)と並んで、桑山氏の書評は重要な指摘が多く、特に00年代によく引用されていた印象がある。
もう一つの論文も、メールで馬部氏に対し頑なに自説を主張する人に対する丁寧な反論だった。色々な人に絡まれておられるなあ…… ⇒馬部隆弘 「中近世移行期における淀川流路の変化 : 岡・禁野・磯島周辺を対象に」 『大阪大谷大学歴史文化研究』20 2020/3 https://t.co/fCCk6Iwb4b
なお、赤松則実と伊勢貞陸や大内義興のやり取りの件は、こちらの『画像賛の語る宇喜多能家と戦国政治史』でも触れられていました。義興は在国の身でありながら、争いを調停する姿勢を示しているとのことで、事実であれば義興は義稙を見捨てて去った説は妥当ではないことに!? https://t.co/EG8f0hP4lR
J-STAGE Articles - 青木和夫・石井進・大隅和雄・遠山茂樹・戸田芳実・永原慶二・二村一夫・早川庄八・吉岡真之・吉田 晶・吉田 孝・吉村武彦編『石母田正著作集』全十六巻 https://t.co/ykx3VRrXFs 鬼頭清明氏による全十六巻の書評。中身より先に「大変だな」と思ってしまった。
畠山尚順を匿った疑惑で上原元秀により追い落とされた住吉大社の神主「津守国則」で検索して見つけた論文。堺の北荘と南荘が京兆家の支配下に入った経緯など分かりやすく解説されていました。北荘は摂津国で香西氏、南荘は和泉国で安富氏と、国も違えば代官も違ったんですね。 https://t.co/ecDH3KiMpM
三宅国秀は遣明船について調べていて知った人物ですが、遣明船といえばこちらの論文も面白かったです。天文年間の遣明船を推進したのは誰だったのか、とか。畿内戦国史をある程度ご存知の方には、楽しめる内容かと。 https://t.co/cEPkruBPB3

12 0 0 0 OA [師守記] 64巻

七隈史学・第21号「足利尊氏の兄、高義の生母をめぐって」読了。 異母兄弟説・同母兄弟説をそれぞれ取り上げ、どちらも決定打に欠ける部分があるとしつつ、師守記貞治三年五月十三日条の記述から異母兄弟説と推定する、というものでした。 https://t.co/8UWUkN8n36
渡辺金一先生の井上浩一先生の『ビザンツ帝国』への書評ははっきり言ってボロクソです https://t.co/IQiGaHVGaj
メモ。小川弘和「中世肥後国府と菊池氏」(『熊本学園大学論集『総合科学』』24-1、2018年12月)https://t.co/f2D65UK5uQ #CiNii
それにしても聚光院論文の註、論旨の補足だけでなく様々な推測や疑問がそのまま書かれていて面白い。普通は省略されるような情報かもしれませんが、素人としては学びが多くて嬉しい。綿田稔先生、美術史専門だからこそ想定読者に向けて丁寧に説明されているのかな? https://t.co/5MNmrZZkEi
梅仙軒も同様の感想を述べてますが、『言継卿記』にも政変を報じた記事に「阿州之武家可有御上洛云々」とあり、義輝殺害と連動して阿波公方上洛が疑われた。こちらの論文では、義輝は義栄を養子に迎えるよう三好方から要請され、拒否したのかもしれないと推測されていますね。 https://t.co/Orz3K5YIh8
「荒川低地へ向かった後期完新世の利根川旧流路 ―妻沼低地における旧流路の復元―」地学雑誌 / 120 巻 (2011) 4 号 https://t.co/zXZdwV3DvQ
CiNii 論文 -  上杉本洛中洛外図屏風注文者 近衛氏の生涯 https://t.co/2GLQTsxMUo #CiNii そういやこの論文では久我晴通が義輝母慶寿院に「世上之儀」を諫言するも受け入れられず遁世した件について、直前に義輝と長慶が決裂したことからこの件に近衛氏が関わっていたのではと推測されてますね
J-STAGE Articles - 今谷明著, 『室町時代政治史論』, 塙書房, 二〇〇〇・五刊, A5, 三七八頁, 八〇〇〇円 https://t.co/0ZeKsLukJv たまたま別の関心から家永遵嗣氏による書評を読み直していたが、重要な指摘が多い。
久野雅司氏の論文の注に参考文献として加藤彰彦氏の論文「織田信長の美濃侵攻・統一と足利義秋の上洛」が詳しいとある。ところが同論文では「信長の違約行為」としている。よくわからん。 https://t.co/uvds0bkgem
【メモ】阪田雄一「足利直義と桃井直常」(千葉県立生浜高等学校五周年記念誌・研究紀要『生浜』、1983年)、同「足利直義・直冬偏諱考」(國學院大學地方史研究会機関誌『史翰』21、1994年)。wikiで知った。後者は所蔵先が多い。前者の所蔵は名古屋大学附属図書館のみ?https://t.co/H5tW3lDjLF
PDF公開。津野倫明「木下吉隆と文禄の役に関する豊臣秀吉朱印状の年代」(『人文科学研究』23、2018年7月)豊臣秀吉右筆とである木下吉隆の失脚・官途を検討することで、朝鮮出兵時の秀吉朱印状の年代比定における指標を提示。https://t.co/yfttaV3w9k
PDF公開。栗山圭子「乳母からみる二条親政期」(『神戸女学院大学論集』65-1、2018年6月)出自の低い藤原邦綱が天皇三代の乳父になれたのは何故なのか。邦綱が初の天皇乳父となった六条乳母選定の政治状況を明らかにし、ついで二条親政期政治構造をも論じる。https://t.co/JwZuSohYHa

27 0 0 0 OA 近衛政家の台頭

PDF公開。石原比伊呂「近衛政家の台頭」(『聖心女子大学論叢』131、2018年6月)戦国期に摂関家の主役の座がそれまでの二条家から近衛家に移動した、その画期は近衛政家の時代にあるのではと考え、政家が公武社会で台頭していく過程や要因を考察していく。https://t.co/OufI1gW7Ny
おおう、読んでなかった。著者は片桐昭彦氏。 CiNii 論文 -  『鎌倉大日記』にみる15世紀の関東地震と江の島の隆起・沈降 https://t.co/HbxbpI4Xiy #CiNii
で、この矛盾を「元常の養子」に変えることで世代的には矛盾を無くしたのが18世紀成立の「御家譜」だったようなのだけど、それで思い出したのがこの藤孝の出自の移り変わり詳細に示してるこの論文 CiNii 論文 - 細川幽斎の出自について https://t.co/nma6aCXcCY #CiNii
PDF公開。野田泰三「戦国期播磨における大名家妻室について」(『女性歴史文化研究所紀要』26、2018年3月)赤松政則の後室洞松院を中心に、戦国期播磨における武家妻室の機能や権限を考察する上で参考となる事例を紹介。黒田(小寺)孝高の妻室に関する史料もあわせて紹介。https://t.co/ziXbxl6NYA

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