著者
上野 茜
巻号頁・発行日
2013

筑波大学博士 (障害科学) 学位論文・平成25年3月25日授与 (甲第6550号)
著者
上野 大樹 樋口 文人 安村 通晃
出版者
公益財団法人 情報通信学会
雑誌
情報通信学会誌 (ISSN:02894513)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.2_57-2_65, 2012 (Released:2012-12-25)
参考文献数
17

近年、Webのソーシャル化に伴い、一部のWeb情報が急激に流行る傾向がでてきた。例えば、Twitterやソーシャルブックマークサービスなどの影響により、情報が一気に伝搬して流行ることが多くなってきた。こういった情報の中には、流行りが過ぎてしまうと、あまり有用ではなくなるものも多く、賞味期限の短い情報もどんどん増加してきている。そのため、筆者らはその情報がどれだけ長期間利用されているかの指標、いわば情報の長期度のような指標が重要になってきたのではないかと考える。そこで、本研究では長期度の計算手法を提案し、長期間利用され続けている情報を取得するためのシステムを提案する。そして、検索キーワードがどれだけ長期間に渡って、検索され続けているかという時系列情報を利用して、Web上で長期間利用される検索キーワード一覧を取得するシステムを開発した。

1 0 0 0 OA 特集の趣旨

著者
上野 千鶴子
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.1_7-1_7, 2013-01-01 (Released:2013-05-02)
著者
上野 京子
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.63, no.7, pp.288-291, 2013-07-01

2013年1月に発効した共通特許分類CPCが今後の特許調査に大きな影響を与えることは必至である。STNには多くの特許データベースが搭載されており,特許分類を利用した検索をより正確に実施するには,各データベースのCPC収録状況やSTNでの特許分類の検索・表示に関する知識が不可欠である.本稿では,STNにおけるCPCへの対応をまとめて解説し,また特許分類を検索に利用する上での注意点も合わせて紹介した。
著者
上野 吉雄 佐藤 英樹
出版者
日本鳥学会
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.71-84, 2001-05-31 (Released:2007-09-28)
参考文献数
15
被引用文献数
3 3

広島県沿岸部において1988年11月から1990年7月にかけて,のべ406個体(うち,巣内雛に117個体)のエナガに標識してつがい形成および繁殖生態について調査した.1)調査地は森林•宅地•農耕地などが複雑に入りくんだ林縁部で,11月から翌年の2月にかけてみられる冬季群のメンバーは安定しており,それらの行動圏も決まっていた.2)成鳥が繁殖期の前に移動し,群れ間でのつがい形成が普通に起こることが明らかになった.3)冬季群は繁殖期に解消され,繁殖期には群れそのものが存在しないことが明らかになった.4)繁殖終了後,冬季群形成前に多くの個体が消失する一方,調査地外から移入してくる個体がいることが明らかになった.5)冬季群のメンバーは,前年と同じ群れに残っていた成鳥,調査地内で出生した幼鳥からなる標識個体,調査地外から移入してきた幼鳥を含む未標識個体で形成されたが,移入個体が半数近くを占あたので,林縁部のエナガの冬季群が血縁集団である可能性はうすいと考えられる.6)ヒナが孵化した巣では高い割合でヘルパーが現れたが,中でもオス親がヒナの孵化以前に消失した巣にヘルパーが現れる率は非常に高かった.7)履歴の確認できたヘルパーはいずれも繁殖に失敗し配偶者が消失したオスであった.

1 0 0 0 OA 能率学原論

著者
上野陽一 著
出版者
日本能率学校
巻号頁・発行日
1948
著者
岩瀬 正典 上野 道雄 吉住 秀之 土井 康文 浅野 有 鍋山 尚子 姫野 治子 飯野 研三 飯田 三雄
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.12, pp.921-929, 2004-12-30 (Released:2011-03-02)
参考文献数
29

糖尿病性腎症の治療としてアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシンII受容体拮抗薬 (ARB) の併用療法が注目されているが, 我が国における検討は少ない. 今回, ACE阻害薬を6カ月間以上投与中の早期ないし顕性腎症を合併した2型糖尿病患者 (n=36) で, ACE阻害薬をARBに変更した群 (ARB変更群), ARBを併用した群 (ARB併用群), ACE阻害薬を継続した群 (ACE継続群) の3群に無作為に割り付け6カ月間比較検討した. ARBとして, カンデサルタンを投与し (平均5mg/日), 開始前と開始6カ月後に24時間家庭蓄尿を行った. 血圧は3群間に有意差を認めなかった. 尿蛋白排泄量はACE継続群で有意に増力口したが (p<0.05), 他の2群では有意な変化を認めなかった. 尿蛋白増力口率はARB併用群でACE継続群よりも有意に低下した (ACE継続群119±5296, ARB変更群19±2996, ARB併用群9±1796, p<0.05vsACE継続群). 尿蛋白排泄量の変化と血圧の変化の間には有意な相関を認めなかった. クレアチニン・クリアランスはACE継続群で有意に低下したが (前80±8mZ/分6カ月後70±6ml/分p<0.05), 他の2群では有意な変化を認めなかった (ARB変更群前87±11ml/分6カ月後84±7ml/分ns, ARB併用群前86±10ml/分6カ月後80±11ml/分ns). 血清尿酸がACE継続群で有意に上昇したが, 血清力リウムやヘモグロビンはどの群でも有意な変化を認めなかった. ACE阻害薬とARBの併用療法は早期ないし顕性腎症合併2型糖尿病患者の腎症進展抑制に有用であることが示唆された.
著者
斎藤 顕宜 森田 佳代 上野 慶一 八巻 芳夫 滝沢 登志雄 徳永 隆久 亀井 淳三
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
日本農藝化學會誌 = Journal of the Agricultural Chemical Society of Japan (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.77, no.12, pp.1242-1245, 2003-12-01
参考文献数
17

Rosemary, plantago, and tea tree oil have been customarily used for the treatment of the common cold, but the detailed mechanisms of these antitussive effects are not well known. Thus, the aim of this study was to assess the antitussive properties of these herbs using a capsaicin-induced cough model in guinea pigs. Rosemary (10, 30μL/kg, <i>p.o.</i>), plantago (10, 30mg/kg, <i>p.o.</i>), and tea tree oil (10, 30μL/kg, <i>p.o.</i>) produced dose-dependent and significant antitussive effects. Methysergide (a serotonin receptor antagonist), but not naloxone (a opioid receptor antagonist), antagonize the antitussive effects of plantago and tea tree oil. On the other hand, neither methysergid nor naloxone had a significant effect on the antitussive effect of rosemary. Furthermore, γ-terpinene, terpinene-4-ol, cineole, and α-pinene, main components of tea tree oil and rosemary, significantly inhibited the number of capsaicin-induced coughs in guinea pigs. These results suggest that the antitussive effects of plantago and tea tree oil may depend on central mechanisms (modulation of serotonergic systems). On the other hand, the antitussive effects of rosemary may depend on peripheral mechanisms. Furthermore, it is suggested that γ-terpinene, terpinene-4-ol, cineole, and α-pinene may play an important role in the antitussive effects of tea tree oil and rosemary.
著者
上野 佳奈子 橘 秀樹
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.59, no.9, pp.519-529, 2003-09-01
参考文献数
15
被引用文献数
5

ホール音響における重要な課題の一つとして,ホールに対する演奏家の意識を理解することが挙げられる。そこで本研究では,ホールの音響効果に関する演奏家の言語構造について考察した。まずインタービューを通して得られた演奏家のコメントをもとに,演奏活動中の演奏家の知覚に並びに演奏家の言語構造の抽出の過程について,暗黙知理論並びに記号論の概念を用いて考察した。次にこの考察に基づいて,無響室内に構築したシミュレーション音場を利用した実験的検討を行った。その結果,演奏中の演奏家の意識に関して三つの軸を想定することによって演奏家の言語表現が整理され,また演奏家集団に共通な言語構造がモデル化できることが見出された。
著者
上野 栄一
出版者
公益社団法人 日本看護科学学会
雑誌
日本看護科学会誌 (ISSN:02875330)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.47-55, 2005-06-20 (Released:2012-10-29)
参考文献数
26
被引用文献数
4 7

本研究では, 看護師における患者とのコミュニケーションスキルを測定するための尺度を開発することを目的とした. 54の質問項目を作成後, 看護職 368 名を対象に調査を行い, 有効回答の得られた 355 名に対して分析を実施し, 質問紙の信頼性, 妥当性を検証した. その結果, 最初の質問項目数は 54 項目であったが, 内容妥当性, 相関係数, 共通性の値の検討により精選された質問紙原案 19 項目について因子分析を行った. その結果, 第1因子「情報収集」, 第2因子「話のスムーズさ」, 第3因子「積極的傾聴」, 第4因子「パーソナルスペース・視線交差」, 第5因子「アサーション」の5つの因子が抽出された. 信頼性の検討では, 全体での Cronbach のα係数は0.874と内的整合性の高い値を示し, 本尺度が信頼性の高いものであることが検証された. また, 併存妥当性の検討では, 本尺度と KiSS-18 との間には, 高い有意な相関を示し, 妥当性の高い尺度であることが証明された.以上の結果から, 本尺度は高い信頼性と妥当性のあることが示された.
著者
上野 芳久
出版者
湘南工科大学
雑誌
相模工業大学紀要 (ISSN:02860910)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.121-168, 1989-03-31

L'histoire du droit penal et celle de la procedure penale ont ete deja traitee dans mes deux articles precedents. Mais il faut aussi connaitre l'histoire de la juridiction, parce que la procedure penale est toujours exercee dans le systeme de la juridiction, ou apparait la conception du droit penal des gouvernements differents a chaque epoque. Dans cet article, ce qui differe des articles precedents, c'est que la periode qui precede la Revolution est decrite. D'autre part plus de details sur la periode qui suit la Revolution sont donnes, car c'est alors que les bases de la juridiction ont ete etablis.
著者
上野 芳久
出版者
湘南工科大学
雑誌
相模工業大学紀要 (ISSN:02860910)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.79-108, 1988-03-26

Pour bien comprendre le droit penal, il faut aussi etudier le droit de procedure penale qui constitute un des deux colonnes supportant le droit penal au sens large. L'histoire du premier a ete deja traitee dans mon article precedent, celle du second sera examinee dans le present article. Il va sans dire que la forme de table chronologique, les abreviations sont meme que dans l'article precedent; seul est different le regime de chaque epoque ecrit dans le carre pour aider a mieux comprendre.