著者
橋本 都子 上野 佳奈子 倉斗 綾子 高橋 鷹志 佐野 亮子
出版者
千葉工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究では、オープンスクールのデザイン指針を明らかにすることを目的に、国内のオープンスクール(美浜打瀬小学校)を対象に、オープンプラン教室を活用するための実践的研究を行った。研究成果の概要は、大きく次の2つに分けられる。1)イタリアの学校教育施設に関する調査研究、2)美浜打瀬小学校の学習環境づくりに関する研究
著者
児美川 佳代子 佐々木 康 宮永 美知代 青柳 路子 生井 亮司 猪瀬 昌延 上野 裕一 本郷 寛 木津 文哉
出版者
東京芸術大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2009

美術とスポーツにおいて、技術の習熟や行為の遂行において、身体への見方がどのように影響しているかを明らかにすることを目指した。実践研究では、スポーツ選手に人体クロッキーを描いてもらうことで、スポーツ選手の身体観を考察した。理論研究では、実践研究の分析とともに、美術とスポーツの比較から両者の共通点と差違について多角的に検討し、美術制作行為及び美術の学びの特質を明らかにした。
著者
中島 江梨香 上野 智永 市野 良一 武田 邦彦
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.71, no.4, pp.159-168, 2014-04-25 (Released:2014-04-25)
参考文献数
34
被引用文献数
2

高分子材料の欠点である燃焼性を克服するために,高分子材料の熱分解と燃焼性について研究を行ってきた.高分子化合物の熱分解は,主鎖のランダムな分解,あるいは高分子鎖の末端で三量体などの化合物を生成する場合,解重合が起きる場合がある.本報では,ランダム開裂とともに末端の特定部位からの開裂が同時に起こる,ポリプロピレンとポリスチレンについて熱分解と燃焼性の関係性を研究した.熱分解生成物ばかりではなく,高分子材料の分子量が大きな影響を与えることを見いだした.分子量の違いによって燃焼状態が異なり,分子量の高い試料と低い試料では熱分解後の分子量分布の変化が異なること,特定の燃焼条件下ではある特定の分子量において燃焼しないということが明らかになった.ポリオレフィン類およびポリスチレンのように社会で大量に使用されているプラスチックにおいて,構造的に燃焼しないものが発見されたことは今後安心安全な社会の進展に大きく寄与する.
著者
進藤 佳明 真田 博文 竹沢 恵 松崎 博季 上野 建治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.300, pp.19-24, 2012-11-10

大学などの高等教育機関において,様々な学生情報をデータベース上に保存し,学生指導に活用する試みが行われている.更に,近年,タブレットやスマートフォン等のモバイル端末が普及してきたことにより,いつでも・どこでも情報にアクセスし,利用できる環境が整い始め,ますますその重要性は高まっている.このような背景の下,本研究では,学生の就職活動支援を主たる目的とし,PCのみならずタブレットやスマートフォンからの利用も念頭に置いた,就職活動支援のための情報共有システムの開発を進めている.本稿では,本システムの全体像,並びに,既存の同種システムにおける問題点を改善するために実装した機能について述べる.
著者
上野 耕平 若原 優二
出版者
日本スポーツ産業学会
雑誌
スポーツ産業学研究 (ISSN:13430688)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.2_155-2_164, 2013 (Released:2013-11-16)
参考文献数
23

The purpose of this study was to clarify the relationship between experiences in a high school athletic club and resilience. One hundred and ten high school athletic club students (58 first year students ; 36 males, 22 females, 52 second year students ; 30 males, 22 females) completed an athletic situational skills scale, a life skills scale (Ueno and Nakagomi, 1998) and an adolescent resilience scale (Oshio et al., 2002) . Both the athletic situational skills scale and the life skills scale are used to evaluate the psychological skills of students in both their athletic club and school life. The adolescent resilience scale has three subscales, including novelty seeking, emotional regulation, and positive future orientation. Structural equation modeling method was used for the analysis in this study. From the results, it was found that psychological skills in an athletic club relate to resilience through psychological skills in school life. The relationship between experiences in an athletic club and resilience of the second year students was stronger than that of the first year students. This suggests that experiences in a high school athletic club strengthen the resilience of the students if the coaches can work to integrate psychological skills that have been acquired through participation in athletic clubs into school life.
著者
久野友 貴人 山本 圭一 上野 修平 山田 雅也 山崎 敏正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.479, pp.75-78, 2013-03-06

本研究のサイレントスピーチBCIは、Learning phase とDecoding phase で構成される。 Learning phase では、被験者(健常者10名)は画面上に提示された「グー」「チョキ」「パー」の線画を手掛かりに「グー」「チョキ」「パー」のいずれかを発話した。その際、計測された脳波データに対してICAとダイポール推定を行い、ダイポールが運動野、運動前野、補足運動野あるいはブローカ野に推定された脳波データを抽出した。同時に計測された音声データと抽出された脳波データからKalman Filterモデルを構築した。Decoding phaseでは、同様のタスクをサイレントスピーチで行い、その時の脳波を測定した。その後、Decoding phase時に測定された脳波を、Learning phaseで構築された「グー」「チョキ」「パー」それぞれのKalman Filterに入力することで、サイレントスピーチ時の音声データを予測した。予測された音声データの第一および第二ホルマント周波数から母音の予測をし、サイレントジャンケンの予測および識別を試みた。サイレントジャンケン分類器の性能はconfusion matrix によって評価された。
著者
上野千鶴子著
出版者
法研
巻号頁・発行日
2007
著者
上野 修一
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

直交半直線交差グラフ(平面上の水平あるいは垂直な半直線の集合を点集合とする交差グラフ)の理論を発展させました.この理論に基づいて,次世代集積回路の革新的な技術として注目を集めているナノ回路の耐故障設計において重要な役割を果たす「直交半直線交差グラフの部分グラフ同型問題」とその特別な場合である「直交半直線交差グラフの均衡完全2部部分グラフ問題」に関するアルゴリズムを発展させました.すなわち,直交半直線交差木に対して前者を解く従来よりも高速なアルゴリズムを提案すると共に,直交半直線交差グラフの特別な場合である2部置換グラフに対して後者を解く従来よりも高速なアルゴリズムを提案しています.