著者
吉田 穂波
出版者
医学書院
雑誌
助産雑誌 (ISSN:13478168)
巻号頁・発行日
vol.69, no.6, pp.471-478, 2015-06-25

新人産婦人科医師として,分娩介助だけでなく母子の愛着形成のサポートの大切さを助産師から学び,母親として,妊娠中から産後まで助産師から大切に支援された経験のある筆者。 その経験と内閣府の少子化対策策定委員としての立場から,助産師だからこそできる少子化社会対策を述べていただきました。
著者
吉田 巖
出版者
日本人類学会
雑誌
人類學雜誌 (ISSN:00035505)
巻号頁・発行日
vol.29, no.7, pp.267-276, 1914-07-20 (Released:2010-06-28)
著者
吉田 文彦
出版者
日本マス・コミュニケーション学会
雑誌
マス・コミュニケーション研究 (ISSN:13411306)
巻号頁・発行日
no.68, pp.80-96, 2006-01-31
被引用文献数
2 3

After describing the main features of TeX-Ray, the author reports the result of an experimental study performed to validate the data set which was generated by TeX-Ray from editorials of four major newspapers. The validation was performed by regressing the TeX-Ray-generated data set on poll support ratings for Koizumi cabinet, during the period from April, 2001 through September, 2004. The regression analysis demonstrated an existence of unusually strong systematic relationship between editorial treatments of the cabinet and the cabinet support ratings, strongly indicating that the TeX-Ray-generated data set was a valid one.
著者
堀内 美穂 佐藤 恵子 吉田 敏也 頼母木 浩一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.95-101, 2009
被引用文献数
3 6

科学技術振興機構(JST)が継続的に収集している国内の科学技術関連資料(9,098誌)について電子化の現状を明らかにするため,出版者サイトおよび国内のアグリゲータ機関からの全文情報の提供状況を調べた。調査の結果,3,558誌(39%)の全文が電子的な状態で提供されていることがわかった。電子化されている3,558誌について,出版団体,資料の種類,分野別に分析を行った。科学技術関連資料のうち,学術誌・学会誌の電子化率は47%であった。
著者
吉田 勝行 吉田 将行
出版者
日本図学会
雑誌
図学研究 (ISSN:03875512)
巻号頁・発行日
vol.35, no.Supplement, pp.127-132, 2001 (Released:2010-08-25)
参考文献数
4
被引用文献数
1

パーソナル・コンピューター, カラー・プリンター, ディジタル・カメラ等のハードウェアと画像処理ソフトウェアの普及により, 3次元立体や空間に関する図や写真の加工が容易となり, その結果が説明図として, 一般にも利用されるようになってきている。しかし, 図法に対する理解が無いまま3次元立体や空間に関する図に加工がなされると, 思いもよらない誤りが図中に生じ得る。しかも, 平成10年12月14日に告示の小学校及び中学校学習指導要領, および平成11年3月29日に告示の高等学校学習指導要領によれば, 高校卒業までにこうした事柄について学ぶ機会は設けられていない。身の回りの空間や立体を図として正確に美しく表現し, 誤り無く他に伝えるための素養は, 加工された図が一般に流布する時代には, 文字による正確で美しい文章の作り方等と同様に, 初中等教育の中で修得させておく必要がある重要な項目の一つである。図的表現についての許容限界を吟味して, 初等および中等教育に盛り込むべき内容を検討する。
著者
越田 久文 酒井 亨 吉田 一誠
出版者
金沢学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

「ニコニコデータセット」のコメント解析から得られるアニメ作品に対する評価と、その作品舞台地を訪問する「聖地巡礼」を核とした観光客入り数との関係を調査した結果、作品評価と観光客入り数の間には明らかな正の相関関係にあるとは言い難い結果となった。ニコニコ動画では独特のネットスラングや、アニメ視聴者同士のみが共有できる意思疎通など、ニコニコ文化圏ともいえる言語空間が存在し、コメントから作品に対する評価・好感度等を推し量ることが困難であった。一方、アニメ作品に依存した観光振興を目論んだ自治体では、アニメファンからの共感を得られず、観光振興自体失敗に陥るケースが見られた。
著者
豊田 秀樹 池原 一哉 吉田 健一
出版者
日本分類学会
雑誌
データ分析の理論と応用 (ISSN:21864195)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.57-77, 2015

<p> 本研究の目的は,3 次までの積率を明示的にかつ独立に特定できる確率分布を構成することである.非対称正規分布の母数に変換を施して,平均・分散・歪度を直接パラメタライズできるように新たな確率密度関数を構成する.3 次までの積率を独立に特定することで,(1) 統計モデルの一部として組み込んだ際に,直接歪度を推定すること,(2) 潜在変数(因子)の歪度を直接推定すること,(3) 群間で歪度を比較することが可能となる.非対称正規分布と<i><font face="roman">χ</font></i><sup>2</sup> 分布に関するシミュレーション研究により,母数の推定における妥当性が確認された.また,歪度が観察されやすいブランド価値データに提案手法を適用した結果,集団間での3 次までの積率の違いを細かく比較できることが示された.母数推定には,マルコフ連鎖モンテカルロ法によるベイズ推定を用い,サンプリング手法にはハミルトニアンモンテカルロ法を利用した.</p>
著者
廣兼 孝信 吉田 寿夫
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.117-124, 1984-02-20 (Released:2010-11-26)
参考文献数
14

本研究は, 印象形成における手がかりの優位性の様相が, 推測されるパーソナリティの次元や認知者および刺激人物の性によつてどのように異なるかについて検討することを目的に計画された。手がかりとしては, 顔, 声, 体格, 服装の4つを用い, 1人の評定者にこれら4つの単一手がかり条件と, 4つの手がかりすべてを同時に含んだ全体手がかり条件のもとで, 同一の複数の刺激人物のパーソナリティについて評定させた。そして, 各単一手がかりによる評定結果と全体手がかりによる評定結果のプロフィールの類似度を表わす相関係数をもって各手がかりの優位性の指標とした。このような方法によって得られた主な結果は, 次のようなものである。1. 一般に, 声による手がかりが最も優位であり, 顔や服装による手がかりがそれに続き, 体格による手がかりの優位性が最も低かった。2. 印象を形成する対象の性により手がかりの優位性の様相は異なっており, 相手が男性である場合には顔が, 女性である場合には声が最も優位性が高かった。
著者
吉田 智史 高木 友博
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.30, no.5, pp.647-657, 2015-09-01 (Released:2015-08-27)
参考文献数
15
被引用文献数
1

Recently, recommender systems have attracted attention as systems that collect the enormous amount of information on the Web and suggests information to users. Recommender systems help users find the products that they want. There is a close relationship between a recommender system and the long tail because the performance of them is evaluated by not only accuracy metrics but also long tail metrics. Collaborative filtering (CF) is a typical recommender system. It is described as technology used to support the long tail. However, CF is prone to be biased towards recommending hit products. In this paper, we propose a system that recommends niche products if an item is similar to the user's preference. We will reduce the bias in top-N recommendation by using the interest in a keyword. The interest is computed from information gain, which is used to choose attributes in decision tree learning and to select features in machine learning. The results from the experiments show that the proposed system outperformed item-based CF in recommending niche products. In most existing studies focused on the long tail, niche products are recommended at the cost of accuracy. However, in our study, not only are niche products recommended but accuracy is also improved.
著者
吉田 賢太郎
出版者
東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻
巻号頁・発行日
2013-03-25

報告番号: ; 学位授与日: 2013-03-25 ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士(工学) ; 学位記番号: ; 研究科・専攻: 工学系研究科・電気系工学専攻
著者
松崎 賜 吉田 仁士 林 浩俊
出版者
都城工業高等専門学校
雑誌
都城工業高等専門学校研究報告 (ISSN:0286116X)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.29-40, 2002-01

これから紹介するのは,長崎の針尾島出身で,幕末の儒学者の,楠本端山(名は確蔵,後に後覚と改めた,字(あざな)は伯暁,端山は号,一八二八年〜一八八三年)が遺した漢詩集である。日本漢詩は,その価値がまだまだ十分に認識されていない。ましてや儒学者の仕事となると,存在すら忘れ去られているのが現状ではなかろうか。しかし,大方の予想に反して,儒学者のそれは,現代人の鑑賞にたえる魅力的なものが多い。儒学の伝統をふまえた人々の言葉であるがゆえに,かえって趣のある内容となっている,とも言えよう。端山の詩は,そうした優れたものの中でも,とびきりの表現と内容とを備えているのであり,だからこそ,ここに訳注を施すことにしたわけである。
著者
櫻井 春輔 清水 則一 芥川 真一 吉田 秀典 佐藤 稔紀 山地 宏志
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F (ISSN:18806074)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.662-673, 2006 (Released:2006-12-20)
参考文献数
25
被引用文献数
1

超大深度地下開発のアプローチとなる超大深度立坑は,その重要性を再認識されつつある.しかし,国内石炭産業の縮小に伴い,深度1,000m級の立坑はほぼ20年以上施工されていない.筆者らは超大深度立坑技術の継承と,定量的な立坑設計技術の確立を目的として,過去に施工された超大深度立坑の技術文献調査,およびかつて施工に従事された技術者からの聞き取り調査を実施し,立坑工事において発生する蓋然性の高い崩壊形態を調査した.その結果,立坑における崩壊のほとんどは高抜けと異常地圧による覆工破損の二つに分類されることが明らかとなった.さらに,その発生状況を検証したところ,この二つの現象は同じ原因により発生するものと判断された.
著者
吉田 静代
出版者
金城学院大学
雑誌
金城学院大学論集. 家政学編 (ISSN:02868237)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.15-21, 1980-03-30
著者
吉田 量彦
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
人文科学 (ISSN:09117210)
巻号頁・発行日
no.25, pp.57-78, 2010

はじめに1. 問題の背景 : 『神学・政治論』における自由と反逆2. 意見opinio と行為factum3. 反逆と社会契約