著者
竹村 英二 伊東 貴之 江藤 裕之 Kornicki Peter Francis Elman Benjamin A. Tortarolo Edoardo Domanska Ewa Guthenke Constanze Grafton Anthony Pollock Sheldon Collcutt Martin C. Tankha Brij Mohan 佐藤 正幸 大川 真 尾崎 順一郎
出版者
国士舘大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本科研研究では、(1) 18~19世紀日本の儒学世界において発展した実証主義的学問の解明、(2) その清代考証学との比較検討と日中間の学問特性の相違点の考察、(3) 日本考証学と西欧のフィロロギーとの比較研究が目指され、これらを、分野の異なる研究者との共同研究、海外の研究者との国際研究連携をもってすすめ、下記「研究成果」に列挙したごとくの成果が産出された。またその過程では、ヨーロッパ日本研究協会(EAJS、欧州最大の日本研究学会)を含めた主要な国際学会での研究発表、英ケンブリッジ大学に於ける国際研究集会の開催も実施され、これらを通じ、高い水準の日本思想史研究の海外への発信にも寄与した。
著者
大川 真由子
出版者
日本中東学会
雑誌
日本中東学会年報 (ISSN:09137858)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.105-131, 2021-03-15 (Released:2022-03-31)

The aim of this paper is to clarify some Islamic issues that have been raised with regard to halal cosmetics. Additionally, the meaning of “halal” as it pertains to halal cosmetics is highlighted. Halal products must now be recognized as indicators of cleanliness, safety, purity, and quality, and, in particular, elegance and high class, especially in the case of halal cosmetics. There are two characteristics to consider in the consumption of halal cosmetics. Muslims’ purchasing behavior of halal cosmetics shows their piety as well as ethics related to consideration for sustainable systems and practices. In addition, it shows their class and who can afford comparatively expensive commodities. According to the investigation into the example of breathable halal nail polish, I conclude that there are three points in halalness that are represented in halal cosmetics. First, halal cosmetics do not signify religious visibility because they are also targeted at ethical non-Muslim consumers. Second, the use of halal cosmetics always accompanies the lawfulness of wearing make-up because the type of makeup worn is an Islamic concern involving women’s modesty. Third, some halal certified products, such as nail polish, do not affirm Islamic practices. Thus, the halalness of halal cosmetics depends on “how much,” “to whom,” and “how” the products are consumed. Halal cosmetics allow Muslim women to enhance their beauty while observing the Islamic practices that they follow. Thus, Muslim identity is reconstructed through commodities and consumption practices.
著者
杉浦 昌也 大川 真一郎 平岡 啓佑 桑島 巌 上田 慶二
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.309-314, 1975-03-01 (Released:2013-05-24)
参考文献数
29

左軸偏位の成因はGrant以来冠状動脈硬化(心筋線維症ないし心筋硬塞)に関係した伝導障害(左脚前枝ブロック)とされる.本報はその病理学的再検討である.56歳以上の老人1,000例の電気軸は正常58%,準左軸偏位(0~-29°)21.9%,左軸偏位(-30°~-180°)17.4%,右軸偏位2.7%であった.病理学的検討の結果,左軸偏位は心筋硬塞を20%,右脚プロックを16.1%に合併したが,他の軸群と比較して冠硬化,心筋線維症,心肥大のいずれとも特に有意な相関はない.また右軸偏位は右脚プロックを66.7%,右室肥大を22.2%に合併したが冠硬化,心筋線維症の合併頻度は他軸群と有意差を示さなかった.以上より左軸偏位の1部(20%)は心筋硬塞のごとく大きい壊死により説明されるが,その大部分は冠硬化,心筋線維症に無関係であり脚プロックに見られると同様の激伝導系(分岐部)の変性,線維症との関係を推定刺した.
著者
碓井 雅博 大川 真一郎 渡辺 千鶴子 上田 慶二 徳 文子 伊藤 雄二 杉浦 昌也
出版者
一般社団法人 日本不整脈心電学会
雑誌
心電図 (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.298-306, 1991-05-31 (Released:2010-09-09)
参考文献数
15

1954年RichmanおよびWolffは心電図上肢誘導で左脚ブロック型, 胸部誘導で右脚ブロック型を呈するものを“masquerading”bundle branch block (仮装脚ブロック) と呼んだ.我々は心電図上第I誘導で幅広いRと小さなSを, 第II, III誘導で深く幅広いSを有し, 胸部誘導にて完全右脚ブロックを示す当センターでの剖検例6例 (男4, 女2, 75~93歳) を対象として臨床病理学検討を行った.臨床所見では, 胸部X線上全例に心拡大を認め, 心電図上5例に1度房室ブロックを認めた.病理所見では, 心重量が350g以上の肥大心は5例であり, 陳旧性心筋梗塞を3例 (後壁2, 側壁1) に認めた.刺激伝導系所見では, 右脚と左脚前枝の二束障害を2例に, 右脚と左脚前枝, 同後枝の三束障害を2例に認め, 左脚前枝と同後枝の二束障害が1例であった.「仮装脚ブロック」の発生機序として, 1) 左脚の広範な障害, 2) 後側壁の心筋梗塞による修飾, 3) 著明な心肥大の影響が示唆された.
著者
大川 真弥 滝田 好宏 伊達 央
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.80, no.812, pp.TRANS0076-TRANS0076, 2014 (Released:2014-04-25)
参考文献数
12
被引用文献数
1 3

This paper proposes a brush-cutting robot which can cut high weeds and grass automatically by hand-held brush-cutter sold in hardware store. The robot vehicle is constructed with a center articulated body, a manipulating mechanism of the brush-cutter, motor controller and sensors for self-localization. In order to get its own position continuously, two Laser Range Finders (LRF), a GPS campus and odometry encoder for each wheel are installed. Authors proposed Sensor Steering Mechanism (SSM) for the lateral guided vehicle with steering mechanism. This robot is applied SSM for the center articulated body to follow the way point line on the 2-D map. The map for self-localization is constructed with a 0.1m by 0.1m grid that is measured by the 3-D LRF. The experimental set up was developed and installed in the control program and then autonomous mowing was tested, leading to the results of running and mowing in the quadrangle of the No. 4 building of science and engineering at National Defense Academy. As a result, the proposed system achieved an error of 0.2m or less for the way point line following performance. The developed brush-cutting robot successfully completed the work without untreated area by providing an appropriate overlap by the result.
著者
大川 真由子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.11-11, 2011

本発表は、本国の植民地化活動に伴い属領の東アフリカに移住したのち、脱植民地化の過程のなかで本国に帰還した入植型帰還移民、アフリカ系オマーン人にとっての帰還およびその後の実践に着目することで、彼らの歴史認識を明らかにすることを目的としている。東アフリカでのオマーン人の歴史を残す作業のなかで彼らが元移住先をどのように語っているのかをみたうえで、その認識を形成する歴史、社会的諸要因について考察する。
著者
伊達 央 大川 真弥 滝田 好宏 菊地 惇
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集C編 (ISSN:18848354)
巻号頁・発行日
vol.79, no.806, pp.3389-3398, 2013 (Released:2013-10-25)
参考文献数
11
被引用文献数
2 11

This paper presents the technique for improving the accuracy and reliability of an autonomous mobile robot localization. Localization based on 2D LIDAR is not always satisfactory due to occlusion. Use of 3D LIDAR improves the reliability by greater field of view. However, lack of 3D objects around the robot may result in poor matching between the observation and the 3D map. Even in this case, the different brightness of the ground surface helps localization. In this paper, we propose an efficient expression of 3D map by considering of LIDAR intensity. Experiment result shows successful localization in a trail through outdoor open grass fields.
著者
大川 真由子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第45回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.11, 2011 (Released:2011-05-20)

本発表は、本国の植民地化活動に伴い属領の東アフリカに移住したのち、脱植民地化の過程のなかで本国に帰還した入植型帰還移民、アフリカ系オマーン人にとっての帰還およびその後の実践に着目することで、彼らの歴史認識を明らかにすることを目的としている。東アフリカでのオマーン人の歴史を残す作業のなかで彼らが元移住先をどのように語っているのかをみたうえで、その認識を形成する歴史、社会的諸要因について考察する。
著者
星野 智 大川 真一郎 今井 保 久保木 謙二 千田 宏司 前田 茂 渡辺 千鶴子 嶋田 裕之 大坪 浩一郎 杉浦 昌也
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.130-135, 1992-02-15 (Released:2013-05-24)
参考文献数
17

悪性腫瘍の心転移はまれでないが生前診断は困難なことが多い.今回剖検例にて発見された転移性心腫瘍につき臨床病理学的検討を行った.1980年から1987年の連続剖検2,061例のうち肉眼的に転移性心腫瘍の認められた64例を対象とした.年齢は55歳から93歳(平均76.6歳),男39例,女25例であった.全悪性腫瘍は845例であり,心転移率は7.6%であった.原発巣は肺癌34例が最も多かった.心転移率は肺癌,胃癌などが高かったが,消化器癌では低かった.転移部位は心膜81.3%が最も多く,心内膜へ単独に転移した例はなかった.心膜へはリンパ行性転移が多く,心筋へは血行性転移が多かった.特に肺癌は心膜の転移,心房への転移が多い傾向にあった.心単独の転移はまれで55例は他の臓器へ転移が認められ,肺,肝,胸膜,骨に多かった.心電図異常所見は95%にみられたが,転移部位による特異性は認められなかった.しかし心膜転移例で心膜液量増加に伴い低電位差と洞頻脈が高率に出現してきた.悪性腫瘍を有する患者では常に心転移を念頭におき,注意深い臨床観察が必要である.
著者
大川 真由子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
文化人類学 (ISSN:13490648)
巻号頁・発行日
vol.80, no.4, pp.534-548, 2016 (Released:2017-02-28)
参考文献数
36
被引用文献数
1
著者
斉藤 寿仁 大塚 洋子 倉井 宏明 大川 真一郎
出版者
日本口腔・咽頭科学会
雑誌
口腔・咽頭科 (ISSN:09175105)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.213-217, 2004-02-29 (Released:2010-06-28)
参考文献数
7

胃食道逆流症Gastro esophageal reflux disease (GERD) は比較的新しい疾患概念で, 胃液が食道に逆流し不快な症状を起こしたり, 下部食道粘膜の障害を起こす疾患である.上部消化管内視鏡検査所見で食道粘膜にびらんや潰瘍を確認できる場合には逆流性食道炎と呼称している.本疾患の重要な特徴として胸やけなどの逆流による定型的自覚症状の有無や程度と食道粘膜の障害の程度 (内視鏡所見上の重症度) とは相関しないことが挙げられる.また, 逆流による自覚症状が非常に不快となり, 患者のQOLを著しく低下する場合があること, また様々な症状を呈することから診断治療の重要さが多くの論文にとりあげられている.耳鼻咽喉科領域の症状としては咽喉頭異常感 (globus sensation), 音声障害, 慢性の咳嗽, 耳痛, 喉頭肉芽腫などがあり, Laryngo pharyngeal reflux disease (LPRD) と呼んでGERDから区別して診断することが多くなった.GERDはいろいろな科に関係する症状を呈し, 診断に苦慮する場合も多いがプロトンポンプ阻害剤 (PPI) で劇的に症状を改善できる疾患で日常診療において常に念頭におく必要があると思われる.
著者
大川 真紀雄 下田 健士朗 浦谷 勇貴
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集 日本鉱物科学会 2014年年会
巻号頁・発行日
pp.49, 2014 (Released:2019-03-20)

強い磁性を帯びた岩石として知られる、山口県萩市「須佐高山の磁石石」(斑レイ岩)、島根県益田市「松島の磁石石」(石英斑岩)、和歌山県紀の川市「龍門山の磁石岩」(蛇紋岩)の試料を採取し、SQUID磁束計を用いて岩石中に含まれる強磁性鉱物の磁気特性の評価を行った。須佐高山の磁石石中の強磁性鉱物はチタノマグネタイトで、イルメナイトラメラが析出している。龍門山の磁石岩中の強磁性鉱物はクロム鉄鉱-ヘルシン石系列の固溶体でラメラ状の磁鉄鉱が認められる。松島の磁石石にはチタン鉄鉱のみが認められ、磁鉄鉱(系列)は見つからなかった。本研究で得られた磁石石中の磁性鉱物の持つ磁気特性は天然磁石のそれには及ばない値であった。
著者
大川 真由子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
文化人類学 (ISSN:13490648)
巻号頁・発行日
vol.69, no.1, pp.25-44, 2004-06-30 (Released:2017-09-28)

本稿は、オマーンにおいて専門職として社会進出を果たしているアフリカ系オマーン人のエスニック・アイデンティティを明らかにすることを目的としている。具体的には1970年代以降のオマーン社会において、ネイティブ・オマーン人との関係性の中で、「ザンジバリー」という社会カテゴリーがどのように生成・表象されてきたのかを検討し、名称(「名づけ」と「名乗り」)、系譜、混血といって視点から彼らのエスニック・アイデンティティを分析する。一般的な移民と異なり、アフリカ系オマーン人は移住先だけではなく、祖国でも差異化されるという特徴をもつ帰還移民である。アフリカ系オマーン人は、東アフリカへの移住、スワヒリ化、ザンジバル革命、オマーンへの帰国というさまざまな歴史的経験を通じて、複雑なアイデンティティを形成した。本稿はこうした歴史的経験に加え、父系を強調するアラブの系譜意識が彼らのアイデンティティ形成に影響を与えることを指摘する。ネイティブ・オマーン人から「ザンジバリー」と呼ばれ、アラブとみなされていないにもかかわらず、アフリカ系オマーン人は系譜を用いてみずからのアラブ性を主張する。筆者は、「ザンジバリー」と「名づけ」られた側の「名乗り」や自意識のあり方の考察を通じて、彼らのアラブ性の主張のなかにも多様性が存在することを明らかにする。さらにはその主張が実践を伴わないことを示すことにより、彼らのエスニック・アイデンティティの揺れを描写することが可能となるのである。
著者
渡辺 弥生 大川 真知子
出版者
法政大学文学部
雑誌
法政大学文学部紀要 (ISSN:04412486)
巻号頁・発行日
vol.74, pp.81-93, 2017-03-30

本研究の目的は,育児ストレスを緩和する要因として,子どもの発達に関する知識を挙げ,まず,子育てをしている親がどのくらいの知識を持っているのかを調べた。同時に,知識を知っていることが育児ストレスにどのような影響を及ぼしているのかを検討した。保健所の乳幼児健康診査に来所した母親294名に調査用紙を配布し,返送のあった104名を分析対象とした(有効回答数78.7%)。分析の結果,子どもの発達に関する正確な知識を持って子育てをしている親がかなり少ないことが平均得点の範囲から明らかになったことや,特に,お友達との関係性を含む社会性の面の知識に関して,子どもが実際に獲得できる年代よりも大幅に早く獲得できると思っている母親が多いことが明らかになった。また,知識の多少が育児ストレスに影響を与えているかどうかを調べたところ,知識を中程度に持っている群の母親が最も育児ストレスが高いことが示された。以上の結果から,子どもの発達に関する知識が多ければ育児ストレスを緩和する要因になるとは単純にはいえず,今後はどのような知識をどれくらいといったさらに具体的な検討が望まれる。 The purpose of this research was to investigate how much knowledge parents raising children had about child development as a factor to relieve stress in child rearing. At the same time, we examined if having such knowledge had an effect on child rearing stress. We distributed surveys to 294 mothers who visited health centers for infant health screenings and analyzed the results from 104 respondents (valid response rate of 78.7%). As a result of this analysis, it was evident from the range of average scores that there are few child rearing parents with a correctknowledge of child development. It was also true that mothers believed that children could develop at a greatly quicker pace than was true especially regarding socialization includingrelationships with peers. After seeing if the amount of knowledge affected child rearing stress,we found that mothers with a moderate amount of knowledge had the most stress in child rearing. From these results, we cannot simply say that an increased knowledge of child development will lead to relief in child rearing stress, and further concrete studies are necessary to determine the content and amount of knowledge that has an effect.
著者
篠原 徹 飯田 浩之 井上 透 金山 喜昭 杉長 敬治 濱田 浄人 佐久間 大輔 戸田 孝 桝永 一宏 松田 征也 佐々木 秀彦 五月女 賢司 半田 昌之 守井 典子 田中 善明 石川 貴敏 水澤 喜代志 佐々木 亨 柏女 弘道 大川 真 高田 みちよ 神田 正彦 岩井 裕一 土居 聡朋
出版者
滋賀県立琵琶湖博物館
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

博物館を対象に全国規模で定期的に実施されている2つの調査の1つである「博物館総合調査」を継承する調査を、全国の4,045館を対象に平成25年12月1日を調査基準日として実施した。そして、その結果を分析すると共に、博物館の経営・運営と博物館政策の立案上の緊急を要する課題(現代的課題)の解決に貢献できる、「博物館の使命と市民参画」「指定管理者制度」「少子高齢化時代の博物館に求められる新しい手法の開発」「博物館の危機管理」の4つのテーマ研究を行った。これらの成果は報告書としてまとめ、Webサイトに掲載して広く公開している。
著者
田中 良弘 小林 隆 石堂 正之 大川 真佐雄
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 = Concrete journal (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.45, no.11, pp.27-34, 2007-11-01
被引用文献数
3

超高強度繊維補強コンクリート (Ductal) は, 高強度, 高じん性, 高流動, 高耐久性の特性を持つ材料であり, この新素材を橋梁に適用すれば従来のPC橋梁に比べ自重を20~50%に低減することが可能となる。筆者らは, これまで実施した歩道橋や道路橋の施工実績から得られたDuctalの設計・施工に関する蓄積技術を活用して, モノレール軌道桁の技術開発を行い, 桁長40mのモノレール桁を完成した。開発した桁は, 6個のプレキャスト・セグメントが接合されてボックス断面となる。接合方法の要素実験, プレキャスト・セグメント工法を適用した桁長10mのモノレール桁の施工性能実験, および載荷実験など, 一連の実験・解析により施工・構造性能を検証した。
著者
滝田 好宏 伊達 央 大川 真弥
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.80, no.812, pp.TRANS0069-TRANS0069, 2014 (Released:2014-04-25)
参考文献数
19

This paper proposes SSM (Sensor Steering Mechanism) for a lateral guided vehicle with an articulated body. Authors demonstrated the simple lateral guiding method SSM for the front wheel steer type, the reverse phase four-wheel steer type and the rear wheel steer type vehicle. SSM presents the stable lateral guiding performance for automated vehicle which follows a straight and curved path created by guideway. This paper proposes a simplified SSM to remove the following servo system for the camera rotation. The simplified SSM is applied to 1/25 scaled articulated dump truck which is developed by the previous paper. The stability of the simplified SSM is discussed. Experimental and simulation results show the stable moving and the performance of proposed method.