著者
小野東涯 著
出版者
三光社
巻号頁・発行日
1920

1 0 0 0 OA 緜考輯録

著者
[小野景湛] [等編]
巻号頁・発行日
vol.第19冊, 1000
著者
加來 千紘 長谷見 雄二 安井 昇 保川 みずほ 上川 大輔 亀山 直央 小野 徹郎 腰原 幹雄 長尾 博文
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.79, no.701, pp.1065-1072, 2014-07-30 (Released:2014-09-30)
参考文献数
18
被引用文献数
2 10

Young's modulus and bending strength of 3 species of wood commonly used for engineered wood and Zelkova, hardwood normally used for traditional large building, heated up to 250℃ are measured at the elevated temperature and after cooling to the room temperature as an engineering basis for the structural fire safety design and the reusability diagnosis of large-scale timber buildings. The results show the both properties, either at elevated temperature or after cooling, are highly dependent on exposed temperature for 150-200℃ or higher, and correlation between the Young's modulus and the bending strength tends to become weaker with rise of exposed temperature. The bending strength at elevated temperature is found to converge while it is notably scattered at normal temperature.
著者
松井 実 小野 健太 渡邉 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.3_1-3_10, 2016

進化理論の適用範囲は生物にとどまらない.本稿は文化進化の議論を基盤に,設計の進化について論じる.設計は2つに大別される.一方は理念で,機能に関するアイディアや情報である.他方は設計理念に基づいて開発された製品などである.本稿は,前者の設計理念は進化するが,後者の人工物は進化の主体ではないことを示す.設計理念とその発露としての人工物の関係は,生物学における遺伝子型と表現型の関係に似ている.表現型とは,腕や目,行動などをさし,遺伝子型はその原因となる遺伝子の構成をさす.表現型は,生物の製作するものをさすことがある.たとえば鳥の巣やビーバーが製作するダムなどで,「延長された表現型」とよばれる.人工物は設計の表現型ではあるが,人間の延長された表現型ではない.人工物は文化的遺伝子の発露であって,人間の遺伝子の発露ではない.もしそうであれば,人工物の良し悪しによってその製作者の遺伝子が繁栄するか否かが影響されなければならないからだ.進化理論は,とらえがたい複雑な現象である設計を理解するには非常に有用である.
著者
小泉 政利 安永 大地 木山 幸子 遊佐 典昭 行場 次朗 酒井 弘 大滝 宏一 杉崎 鉱司 玉岡 賀津雄 金 情浩 那須川 訓也 里 麻奈美 小野 創 大塚 祐子 矢野 雅貴 八杉 佳穂 上山 あゆみ
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究プロジェクトの目的は,マヤ諸語とオースロネシア諸語のなかのOS言語(特に,グアテマラのカクチケル語と台湾のタロコ語)を対象に,談話内での1.文理解過程,2.文産出過程,3.言語獲得過程,ならびに4.言語の語順と思考の順序との関係を,聞き取り調査やコーパス調査,行動実験,視線計測,脳機能計測などを用いて,フィールド心理言語学の観点から多角的かつ統合的に研究することである。より具体的には,1~4における個別言語の文法的要因と普遍認知的要因が文脈に埋め込まれた文の処理に与える影響を明らかにし,脳内言語処理メカニズムに関するより一般性の高いモデルを構築することを目指す。本年度は特に以下の研究を実施した。[文法理論部門]タロコ語の文法調査を行った。[理解部門・神経基盤部門]文脈と語順が文処理に与える影響を調べるために事象関連電位を用いたタロコ語の実験を実施した。[産出部門・思考部門]タロコ語の文散出時に動詞のレンマがどのようなタイミングで活性化されるかを調べる実験の準備(予備実験を含む)を行った。また,タロコ語話者の思考の順序やタロコ語の文産出に与える非言語的文脈や話者自身の動作の影響を調べるためのジェスチャー産出実験と文産出実験を行った。[全部門共通]トンガ語の調査・実験の実行可能性を調べるためにトンガ王国で現地見分を行った。また,ジャワ語の専門家を招いて,ジャワ語の調査・実験の実行可能性についての検討会を開催した。

1 0 0 0 OA 本草記聞 15巻

著者
小野蘭山 著
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
益田 昭彦 夏目 武 中村 國臣 小野寺 勝重 原田 文明 堤 晴雄 小渋 弘明
出版者
日本信頼性学会
雑誌
日本信頼性学会誌 信頼性 (ISSN:09192697)
巻号頁・発行日
vol.25, no.6, pp.554-563, 2003

2002年10月IEC総会が中国北京市で開催され,TC56(Dependability)の総会も同時開催された.日本の代表団は7名となり従来になく充実した討議を行うことができた.今回の焦点はIEC 62309の再使用される電子部品の信頼性要求事項に開する規格で,地球環境にディペンダビリティが関わる第一歩となった.すなわち資源循環型社会の構築に不可欠なreuse (再使用)について信頼性の視点から規格を設けることである.またSAG(戦略諮問会議)では,TC56の基本活動範囲の中でディペンダビリティの概念を拡張する方向付けが容認されている.すなわち従来の信頼性・安全性の範囲を拡大してサービスや環境への指向を考慮することになった.その他の案件は審議継続または定期的更新のものであるが,大幅な見直しを行うものも多い.例えばFMEAやRBD(信頼性ブロック図)の規格が見直されている.今回の開催国である中国はWTOへ加入して国際規格の適用をアピールしており,TEC総会への肩入れには多大なものがあった.2003年のIEC/TC56の総会はシドニーでの開催が決まっており,北京会議以降もIEC/TC56国内委員会で日本の意見反映に努力している.
著者
三田 勝己 石田 直章 赤滝 久美 伊藤 晋彦 小野 芳裕 沖 高司
出版者
社団法人日本リハビリテーション医学会
雑誌
リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 (ISSN:0034351X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.8, pp.563-566, 1993-08-18

二分脊椎患者の立位姿勢における身体動揺を床反力作用点の軌跡として記録し,これを手掛りに彼らの姿勢調節能力に検討を加えた.対象はL_3〜_5麻痺レベルをもち,屋外歩行が可能な二分脊椎患者(9〜18歳)とした.患児の前後方向の身体動揺は装具を装着した開眼の状態がおおむね健常者の閉眼時に相当し,閉眼するとその2倍に増大した.装具の有無は身体動揺と密接な関連を示したが,その影響は開眼,閉眼時の違いほど大きくはなかった.左右方向の身体動揺量は前後方向より幾分か少なかったが,類似した特徴を示した.しかし,装具の有無との関連は前後方向より低かった1
著者
小野 俊郎 松田 親典 Toshirou Ono Chikanori Matsuda 奈良文化女子短期大学 幼児教育学科 奈良文化女子短期大学 環境教養学科
出版者
奈良文化女子短期大学
雑誌
紀要 = Study reports of Narabunka Women's Junior College (ISSN:02862867)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.73-80, 2005-12-01

本学における現在の情報教育システムは6号館3階にある6301教室(学生PC48台)、6302教室(学生PC30台)、マルチメディア教室(学生PC3台)、サーバ室の4箇所を中心に2003(平成15)年10月に設備更新されたものである。これらの教室のすべてのPCはサーバPCとサーバクライアント関係にあり、OSはすべてwindows系(マイクロソフト製)を採用している(図1)。構内LANの拡充として6号館2階の各研究室(21室)および離れた場所にある看護棟、福祉棟に情報コンセントを設置し、各研究室等のPCからインターネットにアクセスができるようになった。PCを使う通常の情報リテラシー教育の授業は6301教室で行い、6302教室は主に自習で活用するための教室とした。またマルチメディア教室は少人数の授業、画像や映像の編集を含むより高度な情報機器の運用ができ、また遠隔会議や遠隔で協同作業するための教室とした。アプリケーションソフトの利活用を中心とした授業は当初から極めて快適に行えていた。図1本学6号館の教育系ネットワーク図[図]しかし、2003(平成15)年10月の時点では、インターネットヘは128Kbpsによるキャンパス間LAN(NTT西日本の専用回線を使用)を経由して三郷キャンパスの奈良産業大学を通じてアクセスしており、同時に郡山キャンパスの奈良学園中学校・高等学校も同じく奈良産業大学を通じてインターネットにアクセスしていたため、授業等で一斉にアクセスするのはほぼ不可能な状態であった。このキャンパス間LANは同年4月に導入されたものである。奈良学園総合ネットワーク委員会(NGI-NET委員会)はキャンパス間LANの改善に向けて検討を重ね、タイミングを見計らい、2004(平成16)年9月にコスト、セキュリティ、パフォーマンスという点で総合的に優れていたNTT西日本のBフレッツ(100Mbpsベストエフォートタイプ)のフレッツグループというVPNサービス(インターネット回線を介さず地域IP網を利用)をキャンパス間LANとして導入することができた。導入後ストレスのないインターネットアクセスが実現でき、ようやく満足度の高い情報教育システムができあがったといえる)(図2)。高速のキャンパス内およびキャンパス間LAN、およびインターネット回線(YahooBB光回線100Mbps)により、遠隔授業についても現実味が帯びてきている。奈良産業大学と本学との間ですでに遠隔会議が実用レベルに達していることは2005(平成17)年4月にNGI-NET委員会会議を三郷=高田キャンパス間の遠隔会議として実施できたことにより実証済みでもある。この会議システムには、コンパクトコンファレンスパッケージ(PCS-1600,SONY製)を使用した。2005(平成17)年4月からは、奈良産業大学と本学とのあいだで単位互換の授業が実施可能となった。これに伴い、互いのキャンパスのwindowsドメインどうしの信頼関係を設定することで、本学学生や教職員が奈良産業大学PC上でログオンしても本学サーバ上のホームフォルダにアクセスでき、また逆に奈良産業大学学生や教職員が本学PC上でログオンしても同大学のサーバ上のホームフォルダにアクセスができるようになり、キャンパス間ネットワークの活用価値がさらに高まった。図2奈良学園総合ネットワーク図(奈良産業大学情報学部システム管理室提供)[図]
著者
田中 裕子 小野 梨奈
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.63, 2016

本研究は、オーロラ現象やその生成に関係する太陽風・磁気圏・電離圏相互作用メカニズムの解明を目的とした研究機関、国立極地研究所 宙空圏研究グループのWebサイトリニューアルを、サイエンスアウトリーチの視点から企画・開発したプロジェクトの効果を検証するものである。科学技術のさらなる発展に向けて、研究内容や成果を国民にわかりやすく説明し、双方向コミュニケーションを通じて国民のニーズ把握を行う「アウトリーチ活動」の重要性が年々高まってきている。本研究の目的は、アウトリーチ活動の取組みのひとつとして、大学や研究機関が、最新の研究成果をわかりやすく、かつ簡単・スピーディに公開するためのWebサイトのデザイン設計・構築を行い、Webをベースにしたアウトリーチ活動の効果を検証する。情報拡散手段としていまや欠かせないソーシャルメディアとも連携し、Webサイトを情報収集源として活用している国内外の優秀な大学院生や若手研究者に向けて情報を効果的に発信することで、優秀な人材を確保し、研究グループの研究力強化につなげるWebサイトを目指した。
著者
野田 諭 松谷 慎治 浅野 有香 倉田 研人 柏木 伸一郎 川尻 成美 高島 勉 小野田 尚佳 大澤 雅彦 平川 弘聖
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.139-143, 2014 (Released:2014-08-07)
参考文献数
15

症例は66歳女性。高CEA血症の精査にて甲状腺腫瘍を指摘され当院紹介。右葉に18mm大の腫瘤を認め,穿刺吸引細胞診で濾胞性腫瘍と診断された。濾胞性腫瘍として1年6カ月超音波のみで経過観察され変化を認めなかった。2年6カ月後,他院PET検査で甲状腺への異常集積を指摘され,再受診した。CEAの上昇,腫瘤の増大傾向を認め,カルシトニンが高値であり,手術を施行,術中組織検査にて髄様癌と診断,非機能性の副甲状腺過形成を伴っており,甲状腺全摘術,頸部リンパ節郭清と副甲状腺全摘術および自家移植を施行した。病期はpT2N0M0 StageⅡであった。初診時の画像および細胞診結果から濾胞性腫瘍と診断,長期超音波で経過観察された髄様癌の1例を経験した。初診時診断に反省すべき点は多いが,経過を追えた点で貴重な経験と考え,文献的考察を加えて報告する。