1 0 0 0 OA 草木図説目録

著者
田中芳男, 小野職愨 選
出版者
博物館
巻号頁・発行日
vol.草部, 1874
著者
能崎 幸雄 松山 公秀 小野 輝男 宮島 英紀
出版者
公益社団法人 日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:02850192)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4_2, pp.1121-1124, 1999 (Released:2007-03-20)
参考文献数
3
被引用文献数
1 1

The micromagnetic structure of the 180° domain wall in submicron-size ferromagnetic Co wires was investigated by means of magnetic force microscopy. The wall width δ (∼μm) observed in Co wire is much larger than that observed in Co films of the same thickness. From micromagnetic calculation using the Landau-Lifshitz-Gilbert (LLG) equation, the magnetic structure of the 180° wall is expected to be a large vortex accompanied by a magnetic ripple structure. This complicated 180° wall is formed to suppress the demagnetizing energy due to a head-on-head configuration of the magnetization, which results in a micron-scale-wide transition area of the wall. The wire-width dependence of the 180° wall width obtained by micromagnetic calculation is almost consistent with that measured from the magnetic force micrograph.
著者
前谷 俊三 大林 準 西川 俊邦 小野寺 久
出版者
公益財団法人 天理よろづ相談所 医学研究所
雑誌
天理医学紀要 (ISSN:13441817)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.90-96, 2014-12-25 (Released:2014-12-25)
参考文献数
21

癌治療の進歩に伴い,その有効性や有益性を評価する尺度の妥当性を検証する必要性が高まっている.評価尺度としては,古くは5年生存率があり,最近では米国食品医薬品局(FDA)の推奨するエンドポイントがある.本稿ではそれぞれの評価尺度を簡単にレビューし,主として患者の立場から何が望ましい尺度かを再検討する.  対象とした尺度は,5年生存率,全治率(Boagモデル),生存期間の中央値と平均,log-rank統計量,ハザード比,FDAのエンドポイントである.各尺度を比較した結果; 1)5年生存率は患者や非専門家にとってわかりやすい尺度であるが,癌の全治率を過大視する傾向がある; 2)全治例は延命例に比べて一般に生存期間が長く,かつその間のQOLも優れている.更に全治例が増加している現今,全治の可能性がある患者集団が解析の対象であれば,評価尺度として延命期間よりも全治率を優先すべきである; 3)もし患者の延命期間が長ければQOLが逆に低下し,患者の希望に反する結果となる恐れもある.結論として,今後,癌治療の評価尺度は更に改善の余地がある.癌の性質や,治療法および患者の希望に応じて最適の癌治療を選択する必要がある.
著者
坂井 康一 和田 健太郎 小野 晋太郎 貝塚 勉 杉町 敏之 平沢 隆之 大口 敬 須田 義大 中野 公彦 大石 岳史
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.57-62, 2018-03-01 (Released:2018-03-30)
参考文献数
3

高速道路ネットワークの整備が進む中,道路を賢く使うには,ITS 技術を活用した運用施策の実施が求められている.一方で,実施例のない施策の場合,ドライビングシミュレータ等の仮想実験環境を用いて,施策の効果・安全性等の事前評価を行う必要がある.本研究では,高速道路ネットワーク機能を最大限利用するための運用施策の事前評価のため,道路運用施策,評価すべき項目,仮想実験環境に必要な機能・性能,要素技術・理論モデルについて検討を行った.
著者
坂口 大洋 小野田 泰明 菅野 實
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.72, no.612, pp.21-26, 2007
参考文献数
24

The aim of this study is to clarify how the between the performing-arts center and urban situation through the case study of Gunma Music Center. The findings are summarized as follows; 1) Preceding to the project, the performing-arts activity motivate the citizens to create their own music center. 2) The concept and the characteristics of the project was defined in the initial stage of the planning. 3) The citizens have opportunities to join the project through the collection of contributions, the explanatory meeting and the local media. 4) The relationships was cooperative enough to make the planning process advanced in the history of Japan performing-arts center.
著者
小野蘭山 著
出版者
巻号頁・発行日
vol.[8],
著者
常川 真央 小野 永貴 岡野 裕行 谷村 順一
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.314-317, 2018-12-08 (Released:2018-12-21)
参考文献数
6

文芸同人誌は日本の独自の文芸活動として発展し,作家の揺藍期を研究する格好の資料である.しかし,新興の文芸同人活動である「文学フリマ」の文芸同人誌に関しては,網羅的かつ体系的なデータベースは構築されてこなかった.本研究では日本大学芸術学部文芸学科に寄贈された文芸同人雑誌即売会『文学フリマ』の第3回から現在に至るまでの約一万冊以上におよぶ見本誌に基づき,文芸同人誌に適したデータモデルについて検討した.その結果として,同人誌を対象とする既存のメタデータモデルは,同人誌固有の性質である「委託販売関係」などを扱えない課題を発見した.
著者
西野 敏勝 大串 龍一 小野 公夫
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.39-43, 1970
被引用文献数
2

コアオハナムグリの最適防除時刻を決めるため,カンキツの花にたいするこの虫の訪花活動の日周変化を観察した。<br>カンキツの花上のコアオハナムグリは,晴天の日の10時∼12時に最も多い。夜間は一部の個体を除いてカンキツ園外に去る。雨天の日は訪花活動はほとんど見られない。ミツバチの訪花活動もこれとよく似ているが,小雨の日は訪花が見られる。ヒメヒラタケシキスイは昼夜ともカンキツ花中にいる。雨天の日も訪花数は減らない。<br>コアオハナムグリは,温州ミカンでは16時をすぎると大半が園外に去るが,ブンタンでは花や小枝にとまって夜をすごすものがかなり残る。これは,この虫の品種に対する選好性と関係しているように思われる。<br>訪花するのは雌が多いが,夜間を花ですごす個体は雄が多かった。<br>雨天のさい訪花を阻害する要因として気温,地表温度,照度などを検討したがいずれも晴天と雨天でとくに注意すべき差がなく,雨そのものが飛来活動を阻害するものと思われる。

1 0 0 0 OA 本草記聞 15巻

著者
小野蘭山 著
出版者
巻号頁・発行日
vol.[5],
著者
小野 尚美
出版者
岡山大学大学院文化科学研究科
雑誌
岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 (ISSN:18811671)
巻号頁・発行日
no.23, pp.86-72, 2007-03

学校給食は児童・生徒を対象に教育の一環として実施されるようになり50年近くが経過した。現在、小学校では対象児童の99.4%にあたる718万人が、中学校では対象生徒の82.5%にあたる309万人が学校給食を受けており、学校給食が子どもたちの食生活の一部として定着した感がある。その一方で、埼玉県北葛飾郡鷲宮町議会では、「戦後60年を経た現在、学校給食はこの間十分その役割を果たし、見直しの時期に来ているものと判断する」(決議文より)として2005(平成17)年9月、「学校給食に弁当の日を設けることについて」という決議案が出され、それに対して反発した保護者たちが約7,000人の反対署名を議会と町教育委員会に提出したものの、賛成10、反対8で否決され、2006(平成18)年4月より「弁当の日」が設けられ、実施されるに至った。学校給食法が公布された時代とは食環境が大きく様変わりした現在において、学校給食が持つ使命を果たすために、「学校給食実施基準」第2条「学校給食は、当該学校に在学するすべての児童又は生徒に対し実施されるものとする」の見直しが必要であるのかどうか、検討する。
著者
小野 勇一
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, 1997-08-25
著者
佐藤 眞一 倉本 満 小野 勇一
出版者
The Herpetological Society of Japan
雑誌
爬虫両棲類学雑誌 (ISSN:02853191)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.119-125, 1994

九州の21地点から採集したブチサンショウウオ108個体の斑紋と体の大きさを比較した結果,地理的に隔てられた3型が区別された.九州北部に分布する北九州型は頭胴の背面に白斑をもたない.大分の中九州型と祖母山地以南の南九州型では白斑がよく発達しているが,前者は大形,後者は小形である.北九州型は中九州型に比して相対的に四肢が短く頭幅は大きい.これらの3タイプは系統的に異なり,九州の地史と関連して分化したものと考えられる.
著者
池田 啓 江口 和洋 小野 勇一
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.35-48, 1979-03-30
被引用文献数
10

Pattern of habitat utilization, home range and food habits of a raccoon dog are studied in a small islet, Takashima, western Kyushu. The home range and the number of individuals in the area are established by means of a bait-marking method which is a new technique developed in this study taking notice of the peculiar behaviour or the raccoon dog to defecate its feces daily on a definite fecal pile site. The size of home range estimated by the method ranged from 1.1 to 4.3 ha (2.8 ha av.) and the total number of individuals in this islet was 8.6-16.1,0.46-0.86 per ha in density. The individual home ranges overlapped closely to each in four seasons. The small population size and high population density in this islet are explained by the confined circumstances of habitat in the one hand and by the specific modes of life of the raccoon dog, that they can live together in a small area with cooperative utilization of the habitat on the other.
著者
山田 玄卓 小野 雄也 伊坪 徳宏
出版者
日本LCA学会
雑誌
日本LCA学会研究発表会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.190, 2011

世界的に水問題に対する関心が高まっており、ISOではウォーターフットプリントにおいて水消費量に対する汚染を対象としているのに対し、ウォーターフットプリントネットワークでは水汚染に対して許容濃度に必要な水消費量を算出している。現在日本でもデータベースの開発が行われているが、水の汚染に関しては行われていない。そのため水の汚染をウォーターフットプリントで算出し、N,Pの富栄養化物質に注目して、潜在的水消費量を算出した。
著者
池田 和史 柳原 正 服部 元 松本 一則 小野 智弘 滝嶋 康弘
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.8, pp.2474-2483, 2011-08-15
被引用文献数
2

本稿では高速かつ高精度に有害サイトを検出するため, Webサイトの背景色やリンク先, ブラウザに特定の動作をさせるスクリプトなど, 有害サイトに特徴的に見られる傾向をHTML要素から検出する手法を提案する. 提案手法では有害サイトのHTMLに偏って出現するような文字列を自動的に抽出し, SVM(Support Vector Machine)を用いてこれらの特徴を組み合わせて有害サイトの検出を行う. 提案手法はWebサイトの本文の情報を利用しないため, 既存のキーワードベース方式によって検出が困難なサイトも検出が可能である. このため, 既存のキーワードベース方式と組み合わせて利用することで検出精度を向上させることも可能である. 大規模なWebサイトデータを用いた性能評価実験を行い, 既存のキーワードベース方式と比較して, 適合率を9.3ポイント向上するなどの性能向上を確認した.In this paper, we propose high-speed and accurate algorithms for detecting malicious Web pages. Our algorithms detect the features of malicious Web pages from their HTML elements such as the background colors of Web pages, the server names related to malicious Web pages, or the name of javascript functions that makes browsers perform unusual actions in response to malicious Web pages. Strings that appear especially in HTML elements of malicious Web pages are automatically chosen. SVMs (Support Vector Machines) combine these strings and detect malicious Web pages. Since our algorithms do not rely on the text parts of Web pages, they can detect Web pages that existing text-based algorithms have difficulty in detecting. By conducting a large-scale performance evaluation with real malicious Web pages, we showed that the hybrid algorithms of our algorithms and existing text-based algorithms increase the precision of existing text-based algorithms alone by 9.3 points.
著者
小野 浩一
出版者
一般社団法人 日本行動分析学会
雑誌
行動分析学研究 (ISSN:09138013)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.1-44, 1990-09-30 (Released:2017-06-28)

Four types of research on superstitious behavior in humans and nonhumans were reviewed and discussed from the perspective of recent developments in this area. The first type explains the effects of periodic delivery of food on pigeons' superstitious responding in terms of stimulus substitution or species-specific appetitive behavior. Though this type of research is sometimes said to replicate Skinner (1948)'s experiment, this statement may not be accurate because the experiments emphasize the effects of contingencies in steady-state performance. The second type examines whether or not idiosyncratic and stereotyped patterns of behavior develop under response-independent contingencies with attention to accidental response-reinforcer contiguities. The third type includes a variety of studies examining the effects of response independence, such as delay of reinforcement. The fourth type studies superstitious behavior under response-dependent contingencies. It is suggested that further studies should be designed to examine more precisely the effects of response-reinforcer contiguity, aversive control, accidental reinforcement under response-dependent schedules, and verbal control over human superstitious behavior.
著者
小野 敦史 細矢 光亮 鈴木 奈緒子 木下 英俊 村井 弘通 前田 亮 菅野 修人 大原 信一郎 陶山 和秀 川崎 幸彦
出版者
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
雑誌
日本小児腎臓病学会雑誌 (ISSN:09152245)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.159-163, 2017

<p>前立腺囊胞性疾患は,外表奇形の合併がない場合,幼少期に発見されることは稀な疾患である。今回我々は,尿路感染症を契機に画像検査で偶発的に発見された前立腺小室囊胞の1 例を経験した。症例は1 歳男児。発熱と排尿時の啼泣,異常な尿臭を主訴に当科を受診した。膿尿の他,腹部の造影CT 検査と造影MRI 検査で膀胱と直腸の間に長径約40 mm の囊胞性病変を認めた。抗菌薬による治療で尿路感染症は改善し,その後の膀胱尿道鏡検査で前立腺小室囊胞と診断された。抗菌薬の予防投与で経時的に囊胞は縮小し,画像検査で確認できなくなったため,外科的切除は行っていない。現在,予防内服中止から1 年以上経過したが,再発は認めていない。小児の尿路感染症では,しばしば尿路異常を合併する例があるため,発症時には腎尿路系の精査を行うことも多い。自験例のように,前立腺小室囊胞が尿路感染症の合併症の1 つとして関与することを念頭に置く必要がある。</p>
著者
岩 昌宏 浦田 繁 小野 直哉 近藤 史生 沢崎 健太 本田 達朗 堀 紀子 矢野 忠 川喜田 健司
出版者
社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.65-71, 2004-02-01 (Released:2011-03-18)
参考文献数
9
被引用文献数
1 1

我国において鍼灸の経済評価に関する研究はほとんどなされていない。そこで鍼灸の経済評価に関する研究方法を確立するために、そのモデルケースとして、「職場 (企業) における鍼治療の経済評価に関する研究」を紹介するとともに、今後の経済評価を加えた鍼灸研究の方向性について考察した。本稿ではモデルケース2例の研究内容の詳細と経済評価を行う際の重要ポイントについて紹介する。