著者
西岡 博
出版者
一般社団法人照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.84, no.6, 2000-06-01
著者
池岡 博之 大橋 淑宏 丸岡 健一 古下 博之 中井 義明 小野山 靖人
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.88, no.11, pp.1562-1566, 1985-11-20 (Released:2008-03-19)
参考文献数
21

In order to examine the effects of irradiation on the nasal epithelium, rabbits received 200kV hard X-ray irradiation at 3, 000 rad to their nasal septum. The nasal mucosa after the irradiation was examined with scanning and transmission electron microscopy in a time-course manner. Immediately after the irradiation, few morphological changes were observed on the nasal epithelium with scanning electron microscopy, while transmission electron microscopy disclosed some morphological changes such as vacuolation and ballooning of epithelial cells, and enlargement of intercellular space. 2 weeks after the irradiation, sporadically affected changes were observed. The affected signs of the epithelial cells were observed at the wider area according to the course of time after the irradiation. 4 weeks after the irradiation, stratified arrangement of non-ciliated cells or undifferentiated cells were noted in an extensive area of the nasal mucosa 8 weeks after the irradiation, the nasal epithelium were chiefly consisted of undifferentiated cells. Accordingly, the following conclusions were derived from the present investigation; 1) Irradiation affected the nasal ciliary epithelium. 2) The damage of the nasal epithelium by irradiation was not recovered easily.
著者
福岡 明 小山 悠子 福岡 博史 上田 恵里子 山本 光祥 貴田 晞照 吉村 ひろ子
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.170-175, 2003-03-01

〔目的〕外気功を含めたCAMを積極的に併用することによって、腫瘍の縮小を見た2例について報告する。〔症例I〕A.F.76才♂歯科医師結腸腫瘍自覚的症状無くB.D.0-ring Testにて下行結腸に腫瘍の共鳴あり。内視鏡検査、組織検査にて同部に2.5cm程度のTubular Adenoma(Group3)を確認。その後、約2ヶ月外気功を含めたCAMの併用後、腫瘍が約1cmに縮小し、内視鏡的切除を可能にした。〔症例II〕M.Y.59才♂医師転移性肝内腫瘍排便異常、体重減少を主訴。内視鏡検査にて、大腸悪性腫瘍(ClassV)、画像診断により肝への転移を認める。大腸腫瘍切除手術後、約9ヶ月間、化学療法を施行。その後、外気功を併用し、画像診断により、肝転移性癌腫瘍の縮小傾向良性化が認められた。〔症例III〕T.S.42才♂会社員脳動脈瘤1999年8月2日交通事故の後遺症にてMRI・脳血管造影により動脈瘤2ヶ所を認めた外気功の併用にて動脈瘤の縮小、血流の改善をみた。〔結論〕以上、外気功を併用し、経過良好の3症例について報告する。
著者
片山 英樹 青江 啓介 関 千尋 阿部 宏美 三村 雄輔 上岡 博
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.202-208, 2012 (Released:2012-08-13)
参考文献数
12

緩和ケア病棟へ入院中の進行がん患者48名の血清マグネシウム値を測定し, マグネシウム製剤の内服の有無や全身状態とその臨床的意義を検討した. 血清マグネシウムの平均値は2.09 mg/dlであり, マグネシウム製剤投与例の平均値は2.17 mg/dlと, マグネシウム製剤非投与例の平均値1.80 mg/dlに比べて有意に高値であった(p=0.006). 基準値(1.8~2.8 mg/dl)を外れた高マグネシウム血症を2例, 低マグネシウム血症を8例に認めたが, 臨床的にマグネシウム異常に関連した症状は認められなかった. また, マグネシウム製剤の投与期間, 投与量と血清マグネシウム値との関連も認められなかった. 今回の検討では血清マグネシウム値の著明な異常は認められず, 臨床的にもマグネシウム異常に関連した症状はみられなかった. しかし, 緩和ケア病棟の患者はマグネシウム異常をきたしやすい状態であり, かつマグネシウム異常に伴う症状はがんの進行時にみられる症状と類似している. そのため, 特に終末期でそのような症状を呈した場合, 血清マグネシウム値の異常についても留意する必要があると考えられた.
著者
有本 裕彦 高里 良男 正岡 博幸 早川 隆宣 秋元 秀昭 八ツ繁 寛 東森 俊樹 森川 健太郎 菅原 貴志 小町 裕志 本間 正人
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.38-44, 2008 (Released:2009-04-30)
参考文献数
10
被引用文献数
3 3

「目的」来院時の臨床症状や検査結果から脳幹出血患者の予後因子の検討を行った.「方法」過去5年間に当院に入院した脳幹出血70例(男51名,女19名,29∼93歳,平均59歳)の年齢,来院時臨床症状,来院後6時間以内の血糖値,白血球数,来院時CTでの血腫量,血腫の範囲,水頭症の合併,脳室内穿破の有無と予後を統計学的に解析し検討した.「結果及び結論」年齢では70歳以上の83%が死亡,70歳以下の55%が死亡し70歳以上で死亡率が増加する傾向を認めたが有意な相関はなかった(P=0.07).臨床症状では来院時に四肢麻痺か除脳硬直肢位(P<0.01),対光反射消失例(P<0.05)が有意に予後不良であった.来院時血糖値は200 mg/dl以上の症例(P<0.05),白血球数は10,000 /mm2以上(P<0.01)で予後と相関が認められた.またCT所見では血腫量が6 ml以上の血腫で最も強く予後に相関が見られた(P<0.001).血腫範囲では中心型血腫や中脳・視床,延髄に進展のみられる例(P<0.05),水頭症合併例,脳室内穿破合併例に予後と相関が認められた(P<0.01).
著者
新川 蘭順 木曽 達也 片岡 博文 礒井 孝 柿田 孝雄 正垣 武志 大坪 義和
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.116, no.10, pp.783-791, 1996-10-25

The antagonism of histamine H_2-receptor by SWR-104SA (1'-bromo-N-[3-[3-(1-piperidinylmethyl) phenoxy] propyl]-spiro [1,3-dioxolane-2,9'-pentacyclo-[4. 3. 0. 0.^<2,5>0.^<3,8>0.^<4,7>] nonane]-4'-carboxamide monooxalate) was estimated using the isolated guinea-pig atrium and gastric acid secretion in rats. The concentration-response curves for the positive chronotropic effect of histamine on the atrium were displaced to the right in parallel without change in the maximum response by SWR-104SA and roxatidine acetate hydrochloride (roxatidine). The pA_2 values of SWA-104SA and roxatidine acetate hydrochloride were 7.27 and 7.38,respectively. The slopes of the regression line of log (DR-1) against log SWR-104SA and roxatidine concentration were 1.00 and 0.92,respectively. There was no significant difference between the two compounds with respect to the histamine H_2-receptor antagonism and/or binding manner in vitro. In the rat gastric fistula model stimulated by histamine, however, antisecretory potency of SWR-104SA was 3 times less than that of roxatidine. SWR-104SA given p.o. prevented the formation of gastric lesion induced by HCl-ethanol and indomethacin dose-dependently, roxatidine also prevented its formation by HCl-ethanol, but failed to prevent that by indomethacine. These antiulcer activities of SWR-104SA were shown at the lesser doses of antisecretory activity. On the other hand, roxatidine did not prevent the ulcer formation at the same dose level of antisecretory activity. These results indicate that the antiulcer effect of SWR-104SA is not caused by the antisecretory action alone. In addition, the mucosal protective activity of SWR-104SA for HCl-ethanol induced gastric lesion was independent of endogenous prostaglandins. Moreover SWR-104SA had inhibitory effects on indomethacin-induced gastric hypermotility in rats. These actions may partly explain the gastric protection of this compound and additional mechanisms such as mucosal blood flow could be involved in the antiulcer efficacy. Consequently, it appears that SWR-104SA is a new antiulcer drug that exerts a potent cytoprotective effect in addition to its gastric antisecretory activity.
著者
広岡 博之
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.94, no.1, pp.1-13, 2023-02-25 (Released:2023-03-29)
参考文献数
104

本総説では,主として食用にコオロギ,飼料用にアメリカミズアブの幼虫,機能性成分を期待してシロアリについて幅広い視点からこれまでの関連研究を概観し,今後の課題について検討した.コオロギとアメリカミズアブの幼虫の生産は,家畜生産と比べて飼料効率が高く,温室効果ガスの排出量が低いものの,飼育環境の温度調整のためエネルギーの利用性において劣ることが報告されている.昆虫の家畜化,機能性,ウェルフェアや生命倫理,消費者の受容性についても先行研究を紹介した.コオロギやアメリカミズアブの大量生産のための育種改良には,家畜やそのモデル動物としての昆虫の育種改良に関する研究蓄積が,また飼育管理には家畜の飼養標準策定のための研究手法が役に立つと考えられた.一方,シロアリについては,飼育環境下での増産に成功し,さらに人の健康に関連する機能性成分が発見できれば,その利用価値は大いに高まると期待できる.
著者
西郷 健一 中岡 博史 早野 崇秀 Phuong Thanh NGUYEN 青山 博道 圷 尚武 北村 博司 丸山 通広 井ノ上 逸朗
出版者
一般社団法人 日本臓器保存生物医学会
雑誌
Organ Biology (ISSN:13405152)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.007-014, 2023 (Released:2023-02-21)
参考文献数
22

Acute or chronic graft rejection is the primary threat to transplant recipients. The golden standard for rejection diagnosis is invasive biopsy. Measurement of donor derived cell free DNA (ddcfDNA) in the blood have been described as a non-invasive biomarker for organ transplantations. To develop a diagnostic system to detect graft injury before diagnosis by biopsy, we established capture-based sequencing procedure on extracted cf DNA which targets 1000 selected single nucleotide polymorphism sites. The ddcfDNA percentages were highly elevated on the first days after transplantation, but ddcfDNA percentages were decreased gradually within 7-14 days in stable patients with no sign of rejection. In 80% of cases having rejection episodes and all cases having biopsy proven rejection, ddcfDNA levels showed greater expressive signals on days of rejection episode. Additionally, we found evidences showing that ddcfDNA level sensitively corresponded with immunosuppressant dosages which were administered on recipients. This non-invasive method enables us close follow up the graft injury and prevent graft rejection.
著者
広岡 博之
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.92, no.4, pp.503-510, 2021-11-25 (Released:2022-01-06)
参考文献数
21

最近の家畜生産は環境負荷を低減させつつ,経済的に成り立つ経営が求められている.このような問題を検討するには,環境負荷の低減策を実施した場合の経済性についてあらかじめ検討することは重要である.そこで本研究では,①1頭当たりの環境負荷に対する利益の限界削減コストと②畜産物1 kg当たりの限界削減コストおよび③農家レベルでの環境負荷制約下での飼養頭数の減少を考慮した環境負荷低減法に関する経済評価法について先行研究の数値例を用いてその妥当性と意味付けを検討した.本研究は,経済性と環境負荷の両方を考慮する持続可能な家畜生産のための簡単な理論的なフレームワークを構築するものと考えられた.最後に,家畜生産に対する環境負荷低減のための施策について検討した.
著者
中村 尚司 津田 守 広岡 博之 河村 能夫 鶴見 良行
出版者
龍谷大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1993

政治的な独立を達成した後に野心的な工業化が進めたアジア諸国では、急激な社会生活の変化と環境破壊を引き起した。南北間の経済格差とともに、南側諸国内における社会階層間や地域間の格差拡大も深刻である。永続可能な発展を目標にして、環境問題に配慮した新しい南北問題の社会経済指標を検討する必要がある。すでに、世界銀行や国連諸機関では、経済成長率以外の要因を加えた各種の社会経済指標を発表している。本研究は、社会経済発展に関する既存の諸指標を批判的に検討する一方、適切な代案を模索する。本年度は、4回にわたる研究会を開催し、調査研究の方法に関する考察を中心に、「厚生の指標について」、「社会経済指標の研究方法」、「循環、多様、関係という視点からみた発展指標」、「アジアにおける経済格差研究の問題点」、「農村における貧困研究の国際比較」という報告と討論を行ない、個別的な地域の課題として、「フィリッピンにおける経済発展の特質」、「仏教復興運動と農村開発」、「農村金融とエンパワーメント」などのテーマを取り上げ、実証的な報告とその批判的な検討を行なった。その一方で、東南アジアと南アジアの諸地域におけるフィールド7-7によって得られたデータに基づき、それぞれの地域社会の具体的な特殊性を考察して、国際機関による南北格差の指標の現実性を検討し、問題点の指摘を試みた。南側の対象地域としては、フィリピン、タイ、マレーシア、バングラデシュおよびスリランカを取り上げた。南北の比較に必要な北側の代表的な地域として、日本とアメリカ合衆国の対照的な指標を取り上げて吟味した。
著者
吉岡 博
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.317-327, 1983-07-01 (Released:2011-08-10)
参考文献数
50

新生仔期の低酸素症がその後の脳組織発達におよぼす影響を3H-チミジンオートラジオグラフィーにより細胞増殖動態面から検討した.実験ではJcl: ICR系生後2日目の哺乳マウスに30分間無酸素負荷を行い, 生存マウスを低酸素群とし, 無処置同胞マウスを対照群とした.低酸素群の体重・体長は生後20日目までは増加が不良で対照群に比し有意に低値を示したが, その後は回復し有意差はなくなった. 脳重量も生後10日目では対照群に比べ11%減少していたが, 生後20日目には有意差はなくなった.負荷直後の低酸素群マウスの視床・小脳には神経細胞の変性が存在した. 低酸素群の分裂指数や標識率は, 生後5日目までは対照群より下まわっていたが, 7日目および10日目では対照群より高値をとり, 15日目以後には両群ほぼ等しくなった生後2日目の低酸素群小脳外顆粒層細胞の世代時間は対照群に比べ約2時間延長したが, それは主としてG2期の延長によるものであった. 一方, 生後7日目では低酸素群のそれは対照群に比し約2時間短縮しており, G1期の短縮がその主因であった.以上より, 細胞増殖動態の面で, 生後2日目における30分間の低酸素負荷がおよそ5日目まで抑制をもたらすこと, その後はcatch up現象が生ずること, そしてその抑制と回復は別の機構により行われることが示唆された.
著者
梅田 悦生 植松 美紀子 吉岡 博英
出版者
JIBI TO RINSHO KAI
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.35, no.5, pp.847-852, 1989

スキューバ・ダイビングの普及とともに, ダイビングによって生じた疾患で外来を訪れる症例が増えてきた. その代表的なものは鼓膜損傷と滲出性中耳炎であり, 直接的な原因として耳管の機能障害があげられる. ダイビングでは潜降中にバルサルバを絶えず行い (耳抜き), 中耳腔の気圧を水圧と同調させる必要があるが, この操作が耳管の機能障害により拙劣であると耳痛を生ずる. 加えて, 潜降中の耳抜きが十分にできていない場合には, 浮上に際して耳痛やめまいが誘発され (リバース・ブロック), 重大な事故に結びつく可能性がある. 著者らが行つた73人のダイバーの集団検診では, 実にダイバーの3人に1人が常に耳抜きが困難であるという検診結果が得られた. さらに, 耳抜きが困難である群では, 耳抜きに問題のない群に比べてアレルギー性鼻炎の有病率が高い傾向がみられた.
著者
広岡 博之 松本 道夫
出版者
日本農業経済学会
雑誌
農業経済研究 (ISSN:03873234)
巻号頁・発行日
vol.69, no.4, pp.229-235, 1998-03-25 (Released:2017-11-27)
参考文献数
19
被引用文献数
5
著者
道家 紀志 吉岡 博文 川北 一人
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1999

植物の感染防御応答の初期始動シグナルであるオキシダティブバースト(OXB)系の分子的実態とその制御機構の解明とOXBの制御下で局部的および全身的に発現する防御遺伝子とそれらの二次元的変動を総合的に解明する3カ年計画を実施し、次の成果を挙げた。1)感染・エリシターに対する細胞応答のOXB系うぃ担う酵素系として推定されるNADPH酸化酵素のサブヨニットであるgp91phoxホモログの2種のcDNAをクローニングし、それらはNADPH結合、6箇所の膜貫通、2箇所のca^<2+>結合ドメインをもつなど構造を推定し、その一つは常時発現、他は感染応答性であるという遺伝子の発現様相を明らかにした。2)OXB系の活性化は、インタクトな状態の細胞ではOXB応答機能はなく、傷や感染刺激で速やかに活性化され、その状態の細胞ではca^<2+>チャネル、カルモジュリン、ca^<2+>依存タンパク質リン酸化酵素が関与することを薬理学的に明らかにした。3)エリシター処理などでOXBを誘導し、その下流において発現が誘導される遺伝子をディファレンシャルディスプレー法およびサブストラクション法で各種の誘導性遺伝子をクローニングした。4)OXB関連タンパク質(SrtbohAとB)、NADPH生産に関わるG-6-P脱水素酵素遺伝子の断片をPVXベクターに組み込みタバコに接種しジーンサイレンシングを実施し、非親和性疫病菌に対する抵抗性が打破されることを示し、OXBの防御応答における決定的な役割を確認した。5)局部的OXBの誘導は局部的防御代謝を活性化するばかりでなく、全身的獲得抵抗性誘導の引き金となり、Ca^<2+>インフラクスを起こし細胞の興奮様反応を連鎖的に進行させる情報が伝わり、その興奮が離れた組織でのOXB能をもつ活性化状態の組織に到達するとそこで再びOXBが起こり、それがSARの誘導の引き金となっていることを示唆した。
著者
福岡 博史
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.447-450, 2006

我が国でも、統合医療が徐々に浸透してきているが、その反面、エビデンスの不足から代替医療に対する批判がいまだ多いことも事実である。特に目に見えない情報を扱うエネルギー医学・波動医学においては、科学的アプローチが困難であり、従来のEBMの手法ではない新しい評価方法も必要である。過去、気の世界や潜在能力について様々な研究成果を上げられてきたISLISの頭脳に、今後さらに代替・統合医療分野での科学的評価方法を追及していただくことを期待する。
著者
岡 博文
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.186, pp.120-125, 2008-10

企業活動に利用しているWebシステムであるにもかかわらず,十分なセキュリティ対策が施されておらず,不正アクセスを受け個人情報が盗まれるといった事件が相次いでいる。そこで,Webアプリケーションのセキュリティ対策を実践的に解説する。初回は,セキュリティ診断サービスの結果を基に,セキュリティ対策の実情を探る。
著者
松岡 博幸
出版者
日本ニュージーランド学会
雑誌
日本ニュージーランド学会誌 (ISSN:18839304)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.62-67, 2003-06-21 (Released:2017-04-15)

A key aspect of New Zealand's immigration issues is the quantity and quality of the immigrants. For example, the National party discusses that the total number of immigrants should be reduced. Moreover, NZ government has to put priority on particular skilled immigrants. Also, the contents of investments by business immigrants should be reexamined to stimulate economic activities of NZ.
著者
田村 章 松岡 博美 井上 昌子 浅井 貴子 松原 梓
出版者
香川県産業技術センター
雑誌
研究報告 (ISSN:13465236)
巻号頁・発行日
no.18, pp.69-71, 2018-06

県内冷凍食品企業から提供されたトンカツ,チキンカツおよびハムカツ2種類を対象に,油ちょう解凍とレンジ解凍での客観的な食感評価の比較を行うとともに,味認識装置を用いて味覚の差異を検討した。食感評価では,水分含有率およびクリープメータを用いての破断強度を測定することにより,油ちょう解凍とレンジ解凍の差異を客観的に評価できた。味認識装置による測定では,味覚の差異が明らかとなり,その結果,食感が補完できる味付けを視覚化することができた。また,この機器は他製品との差別化に有効であることが確認できた。
著者
渡辺 容子 松岡 博厚
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.41, no.9, pp.627-632, 1994-09-15 (Released:2011-02-17)
参考文献数
22

P.caseicolumを熟成用スターターに用いた大豆チーズの製造工程および熟成中のフィチン酸の変化について調べた.また, P.caseicolumのフィターゼの産生能について確かめ,諸性質についても検討した.(1) 試料大豆に含まれるフィチン酸の82%は, 10倍加水量豆乳に移行した.乳酸発酵により得たカードでは,豆乳に含まれるフィチン酸の約48%,大豆中のフィチン酸の約40%が移行した.(2) カードに含まれるフィチン酸は,熟成1週目において未熟成カードの約50%に減少した.一方遊離リン量は約10倍に上昇した.熟成1週目以降の変化はゆるやかであった.(3) 小麦ふすま培地にP.caseicolumを培養した結果,抽出液および硫酸アンモニウム画分中(30~80%飽和)にフィターゼ活性がみられた.(4) フィターゼ活性に及ぼすpHの影響を調べた結果, pH3.0~3.6とpH4.8付近に最適作用pHを示す活性ピークがみられた.(5) pH3.6の条件下でのフィ夕ーゼ活性の至適温度は45℃付近, pH4.8の条件下においては30~40℃と至適温度の範囲が広かった.(6) 米のフィチン酸ナトリウムを基質とした場合,至適基質濃度はpH3.6の条件下では0.375mM, pH4.8の条件下では2.5mMであった.