著者
平野 賢一 大内 権一郎
出版者
公益社団法人 日本金属学会
雑誌
日本金属学会誌 (ISSN:00214876)
巻号頁・発行日
vol.32, no.7, pp.613-618, 1968 (Released:2008-04-04)
参考文献数
28
被引用文献数
3 15

Reaction-diffusion in the Ti-Ni system was investigated in the temperature range between 500° and 900°C, using diffusion couples of pure Ti and pure Ni.Above the eutectoid temperature of the β-Ti solid solution, the greater part of the diffusion zone consisted of β-Ti, while the Ni solid solution scarcely grew in it at the experimental temperatures.All of the three intermediate phases, TiNi3, TiNi, Ti2Ni, existing in the equilibrium phase diagram were observed in the diffusion zone at all the experimental temperatures. The apparent activation energies for the growth of TiNi3, TiNi, Ti2Ni phases are 16.1, 27.2 and 11.9 kcal/mol, respectively. It appears that such low activation energies are attributed to the excess vacancies in the intermediate phases of nonstoichiometric compositions.The composition range of the TiNi phase was determined from the concentration-penetration curves of the diffusion couples, and compared with the results of other workers. The composition range tends to decrease as temperature decreases, and at the Ni-rich side it is in good agreement with that obtained by Hume-Rothery et al. and Parr et al., but at the Ti-rich side it is displaced to the Ti-richer side.
著者
花里 俊廣 平野 雄介 佐々木 誠
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.70, no.591, pp.9-16, 2005-05-30 (Released:2017-02-11)
参考文献数
14
被引用文献数
1 13

This study aims to discuss the spatial configuration of the large-sized condominium units currently supplied in the Tokyo Metropolitan Area analyzed by adjacency graphs of the Space Syntax Theory. The analysis has been carried out on four controlled groups as to the floor area from approximately 70 to 125 square meters. The result turns out that the larger a floor area is, the more varieties of adjacency graphs we can observe. We also obtain another finding according to the classification of adjacency graphs by means of Relative Asymmetry Value (RA) that there is a tendency to the private-room-aggregation type prevails rather than the more hierarchically ordered living-room-centered type.
著者
木村 弥生 戸田 年総 平野 久
出版者
日本電気泳動学会
雑誌
電気泳動 (ISSN:21892628)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.5-8, 2017 (Released:2017-07-25)
参考文献数
3

タンパク質は,翻訳後修飾(PTM)を受けて,その性質を多様に変化させる.そのため,タ ンパク質の機能を理解する上で,質量分析装置を用いた網羅的な解析によって取得できるPTM情報が重要になる.しかし,このような解析によって取得できるタンパク質のPTM情報の大部分は有効活用することができない.そこで,私たちは,PTM情報を統合し,管理するためのシステムを構築し,さらには,タンパク質のPTM情報を集めた独自データベース,ModProt(Post-Translational Modification Map of Proteome)を作成した.今後,ModProtは,PTM研究を推進するための重要なツールとして,また,PTMを標的とした個別化医療実現に向けた強力なツールとして,様々な研究に応用されることが期待される.
著者
綾城 初穂 平野 真理
出版者
福井大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2015-08-28

価値観が多様化し、社会変動の大きい現代日本において、子どもの心理援助は社会文化的文脈(ディスコース)を含めて検討される必要がある。そこで本研究では子どもの心理援助の過程を、ディスコース分析、特にポジショニング理論の枠組みから検討し、理論化することを試みた。その結果、a) 子どもが苦しむディスコースに対してセラピストが取るポジショニング(あるディスコースに対して取る立ち位置)が子どものポジショニングも変化させること、b) この過程を通して、子どもは多様なディスコースを利用するようになっていくこと、c) このディスコースの多様化が子どもの心理的回復につながること、の3点が大きく示された。
著者
平野 智章 寺嶋 智巳 中村 智博 境 優 青木 文聡 名波 明菜
出版者
水文・水資源学会
雑誌
水文・水資源学会誌 (ISSN:09151389)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.24-39, 2009-01-05 (Released:2009-01-29)
参考文献数
44
被引用文献数
10 9

森林植生の樹種と流域の水流発生機構との関連性を明らかにするために,針葉樹林流域(1.29 ha)と広葉樹林流域(1.28 ha)において水文観測を行った.ヒノキ林プロットでは地表流の流出応答が大きく,個々の降雨ピークに応答して地表流の流出ピークが現れたが,広葉樹林プロットでは地表流の流出応答は非常に小さかった.各プロットともに土壌の最終浸透能(6.4と26.8 mm / 5min)よりも低いと考えられる降雨強度(4.0 mm / 5 min 未満)において地表流が発生したことから,その流出形態はヒノキ林プロットでは根系流(ヒノキ人工林の根系層を流れる選択的な表層流)であり,広葉樹林プロットでは落葉層をわずかに流れるリターフローであると推察された.総降水量100 mm以上の降雨イベント(P ≧ 100 mm)では,各流域の流出応答および‘Non-reacted water’の寄与量が顕著に大きくなり,大規模台風イベント(P:117.4 mm)では流出ピークの40~50 %は‘Non-reacted water’によって構成されていた.また,降雨イベントの規模によって各流域の‘Non-reacted water’の主要な構成成分は異なる可能性があり,大規模台風イベント時の針葉樹林流域では浅い側方流と根系流,広葉樹林流域では主に浅い側方流が‘Non-reacted water’として短期流出および流出ピークに大きく寄与していると推察された.
著者
平野 克己 河野 浩俊
出版者
日本水産増殖学会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.245-252, 1988

ワムシの摂餌に及ぼすクロレラ細胞の大きさについて検討し, 次のような結果を得た。<BR>1) クロレラ細胞数は明期ではほとんど増加せず, 暗期で著しく増加した。<BR>2) クロレラの平均細胞体積は, 明期で10~18μm<SUP>3</SUP>と大きく, 暗期では8~9μm<SUP>3</SUP>と小型化した。<BR>3) クロレラの平均細胞体積は, 培養水のpHが7.5~8.0で9.78μm<SUP>3</SUP>, pHが9.0~9.5で12.90μm<SUP>3</SUP>あった。<BR>4) クロレラに対するワムシの摂餌量 (細胞数/ワムシ1個体/6時間) は, 8μm<SUP>3</SUP>のクロレラに対して5, 200細胞, 12μm<SUP>3</SUP>で8, 100細胞であった。<BR>5) クロレラの平均細胞体積が大きく変化すると摂餌率は低下し, 変化率が106%の時, 摂餌率は最高の52.8%となった。<BR>6) ワムシとクロレラからなる培養槽内では, クロレラの大きさは常に変化し, この変化に応じて, 適当な大きさのクロレラを最も多く摂餌していると考えられた。<BR>7) クロレラに対する摂餌量は, ワムシ密度とクロレラ平均細胞体積が関与した。
著者
森山 聡之 中山 比佐雄 平野 宗夫
出版者
水文・水資源学会
雑誌
水文・水資源学会研究発表会要旨集
巻号頁・発行日
vol.26, 2013

平成24年7月に九州北部を襲った豪雨は、福岡県と大分県それに熊本県に大きな被害をもたらした。本研究は、国土交通省が試験運用を行ってるXRAINによる観測データを用いて、この豪雨の解析を試みた。その結果、XRAINはレーダ辺縁部では豪雨による減衰が顕著に観測された。しかし、レーダの中央部付近ではほとんど影響が見られないため、大分県側にもXバンドMPレーダを配置し、減衰を防ぐ事が望ましいと考えられる。
著者
福川 清史 上田 亨 平野 孝夫
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.597-600, 1981-02-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
6
被引用文献数
8 18

Neplanocin A (I) was treated with 1, 3-dichloro-1, 1, 3, 3-tetraisopropyldisiloxane to give 3', 5'-O-(tetraisopropyldisiloxane-1, 3-diyl) neplanocin A (II), which was converted to the 2'-O-trifluoromethanesulfonyl derivative (III). Nucleophilic substitution of III with a number of nucleophiles (AcO-, AcS-, N3-, Cl-, Br-, I-) in hexamethylphosphoric triamide afforded the respective 2' (R)-substituted derivatives in high yield. The halogenated derivatives were reduced with tri-n-butyltin hydride to the 2'-deoxy compound. 2'-O-Thiocarbonylimidazoyl-3', 5'-O-(tetraisopropyldisiloxane-1, 3-diyl) neplanocin A was also reduced to the 2'-deoxy derivative. The deprotection of the bifunctional silyl group with tetra-n-butylammonium fluoride afforded 2' (R)-AcO, -AcS, -N3, -Cl, -Br, -I, and 2'-deoxy neplanocin A's, respectively. Physical data of these compounds including nuclear magnetic resonance, mass spectrum, and circular dichroism were given.
著者
杉浦 衛 加藤 憲二 足立 哲夫 伊藤 吉将 平野 和行 沢木 [シュン]二
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.426-429, 1981-02-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
14
被引用文献数
5 5

We have established new colorimetric methods for the assay of adenosine deaminase, purine nucleoside phosphorylase and guanase activities in serum, based on the formation of hydrogen peroxide with xanthine oxidase as a coupling enzyme. [chemical formula] The proposed methods were found to be precise and convenient. Under the assay conditions, the mean levels of adenosine deaminase, purine nucleoside phosphorylase and guanase activities in the sera of normal subjects were 5.8±2.2 I. U./1, 3.7±2.1 I. U./1 and 0.5±0.3 I. U./1, respectively.
著者
杉浦 衛 加藤 憲二 足立 哲夫 伊藤 吉将 平野 和行
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.430-432, 1981-02-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
18
被引用文献数
9 13

A colorimetric method for the assay of xanthine oxidase activity, based on the production of hydrogen peroxide, is described. [chemical formula] The precision, accuracy, sensitivity and specificity of the method were found to be satisfactory for the rapid and reliable determination of xanthine oxidase activity.
著者
平野 真太郎 吉岡 由智 成凱 岩井原 瑞穂
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.71, pp.25-30, 2004-07-13
参考文献数
4

ウェブの大きな特徴として,ホットスポットとよばれる少数のウェブサイトに利用が大きく偏っていることが分かっている.膨大なウェブの効率的な活用のために我々は利用者の興味を反映したホットトピックを検出するトピックセンサー[1]を提案してきた.しかし,トピックごとの利用頻度を計算する際トピックの階層構造を考慮しておらず,ホットトピックの検出手法は単純である.本稿ではトピックセンサーの拡張としてHHH(Hierarchical Heavy Hitters) アルゴリズム[2]を用いてトピックの階層構造をより効果的に扱う方法を提案する.Yahoo!カテゴリからトピックの階層構造を抽出し,アクセス履歴における利用状況を考慮することによって時間軸を考慮したホットトピックの検出を行った.トピックの特徴,例えば朝によく利用されるトピック,夜間によく利用されるトピックなどの時間帯による利用状況が知ることができれば,インターネット広告においてより効果的な広告,高度な課金システムの作成が可能になると考えられる.実験では時間帯によるトピックの利用状況を解析し,時間帯によってトピックが3つのタイプに分かれることを確かめた.A salient feature of the web is its biased usage where a few hot spot sites account for most accesses. To detect the hot topics that reflect users' interest, we have developed a system, called topic sensor [1]. However, in that work, we did not take into account the hierarchical structure while counting the access frequencies of each topic. In this paper, we extend that work by allowing topic hierarchy and detect hot topics by Hierarchical Heavy Hitters (HHH) detection algorithms of [2]. We adopt topics Yahoo! directory, and determine their "hotness " by using access logs from shared proxy servers. We demonstrated that a special feature of the usage of topics, for example one topic is often accessed in the morning, the other is often accessed in the night, can improve current Internet Advertisement. We report the result of analysis by hours and ensured that Topics are enabled to divide into 3 types.
著者
杉本 一等 平野 聡
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.52-53, 2015

スーパー2相ステンレス鋼板(UNS-S32750)は溶融溶接により&alpha;相が増大し,耐食性が悪化する。低温で接合する摩擦攪拌接合(FSW)に&gamma;安定化元素である窒素を導入することで&alpha;/&gamma;相比のずれ防止を期待できる。窒素混合ガスによるアーク溶接(GTAW)とFSWとを組合せたハイブリッド接合法を開発し,母材の相比をほとんど保持した接合部を実現した。また耐食性試験(ASTM G48 Method C)および引張り強度試験の結果,開発手法は従来のGTAW やFSW よりも優れた結果を得た。
著者
平野 智紀 三宅 正樹
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.365-376, 2015-03-20 (Released:2017-06-12)

本研究は,対話型鑑賞で観察される鑑賞者の成長という現象と,それがどのようにして促されるのかを,ヴィゴツキー以降の学習理論,具体的には正統的周辺参加理論(レイヴとウェンガー)と認知的徒弟制の理論(コリンズ)に基づいて明らかにした。鑑賞場面で生起する参加者の全発話をテキスト化し,先行研究をもとに学習支援に関する発話カテゴリを設定して定性的に分析した結果,対話型鑑賞場面ではファシリテーターの学習支援が徐々に鑑賞者に移譲され,さらに鑑賞者同士でお互いに学習支援を"わかちもつ"ことで鑑賞者が成長する現象が確かめられた。さらに対話型鑑賞場面では個人の美的能力の発達よりも"場"としての共同的な発達が促されている様子も明らかになった。
著者
多田 稔 高木 馨 川久保 和道 白田 龍之介 石垣 和祥 武田 剛志 藤原 弘明 梅舟 仰胤 齋藤 圭 斎藤 友隆 渡邉 健雄 秋山 大 内野 里枝 岸川 孝弘 高原 楠昊 高橋 良太 山本 恵介 濱田 毅 水野 卓 宮林 弘至 毛利 大 松原 三郎 木暮 宏史 中井 陽介 山本 夏代 佐々木 隆 笹平 直樹 平野 賢二 伊地知 秀明 立石 敬介 伊佐山 浩通 小池 和彦
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.112, no.8, pp.1474-1478, 2015-08-05 (Released:2015-08-05)
参考文献数
15

IPMN,膵嚢胞は,膵癌高危険群の中で最も効率のよい指標である.IPMNは進行が緩徐で比較的予後のよいIPMN由来浸潤癌がよく知られているが,予後不良の通常型膵癌の発生もともなう.最適な経過観察方法は定まっていないが,EUSがいずれの発癌形態にも最も感度のよい検査方法である.ただし,スクリーニングのための最適な検査方法については検討事項である.
著者
平野 和隆 梶山 雄太 高橋 俊守 山本 美穂
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.125, 2014

栃木・茨城県境八溝地域の山間集落、栃木県那須烏山市大木須地区において木造古民家である長屋門が、農家のどのような土地利用との関連で存在し残されてきたのかを明らかにし、近世から近代への村落構造・農民層の変化を考察することを目的とする。大木須地区、那須烏山市、那珂川流域についての文献史料収集・整理、大木須地区の長屋門所有者13戸のうち11戸に対して、長屋門及び家屋の形状・木材使用状況、建築時期、土地利用、戦後経営史、文書の有無などについて聞き取り調査を行った。八溝地域で盛んであった葉煙草作の経済的優位性が長屋門を構える経済的な余裕を生んだこと、集落内の各戸に十分な林野面積が配分されており自家用材の備蓄林として大きな役割を果たしていたと共に葉煙草作の堆肥にもなっていたこと、大木須地区の立地条件上、木材輸送の拠点であった那珂川まで大木須地区から材を搬出する際の輸送上の困難さがありその搬出の必要性も見られず木材の集落内での使用に傾注できたこと、地域内で高い木造建築技術を有する大工が存在し継承されてきたこと等により、長屋門がこの地区で存在し残されてきたことなどがその理由として挙げられる。
著者
湯淺 朋久 阿部 豊 平野 覚
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.849, pp.16-00551-16-00551, 2017 (Released:2017-05-25)
参考文献数
11
被引用文献数
2

Toward the improvement of performance of an electric vehicle (EV), the design of the motor shape appropriate to heat removal is important. A typical EV motor is composed of a pair of coaxial cylinders with a fixed outer cylinder (stator) and a rotating inner cylinder (rotor). Some EV motors have axial slits on the stator wall. The present study experimentally clarifies the influence of inner shape on flow behavior in the EV motor. We divided the measurement area into three regions: the gap region, the rotor end region, and the gap end region. The flow behavior was recorded by a high-speed video camera and was measured via PIV. The flow behavior in the gap and rotor end regions were observed by Kalliroscope flakes. Taylor-Couette flow was observed in the gap region for the both cases without and with slits. In the rotor end region, the vortex that spirally flows from outer cylinder to the inside cylinder was observed. The white dye, injected in the gap, remained at the injection point for the cases without slits. However, the dye moved from the gap region to the rotor end region for the cases with slits. The vortex structure directed to the rotating axis was observed in the slit on the stator wall; the vortex had the axial velocity from the gap region to the rotor end region.