1 0 0 0 OA 七福神辰年圖

著者
暁翠 [画]
出版者
武川卯之吉
巻号頁・発行日
1891
著者
増井 幸雄 板橋 愛宜 石井 暁 伴 文彦 井上 栄
出版者
社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.81, no.6, pp.707-713, 2007-11-20 (Released:2011-02-07)
参考文献数
25
被引用文献数
1 3

Epstein-Barrウイルスのカプシド抗原 (VCA) に対するIgM抗体検査は, 主として伝染性単核症の病原診断に使われている.本論文では, 1999~2006年の8年間に全国の医療機関から1臨床検査会社に間接蛍光抗体法によるVCA-IgM抗体検査の依頼があった約18万件の血清検体の検査結果を集計・解析した. 集計結果は, IgM抗体陽性数の年齢分布は2峰性 (乳幼児期および青年期) を示した. 年齢により男女差があり, 乳幼児では男性が多く, 青年では女性が多かった. IgM抗体陽性数の月別変動を見ると, 青年層で春から秋にかけて増加が認められた. この検査室データは, 国内の青年層において伝染性単核症が発生していることを示唆している. 今後, 乳幼児期より症状が重い青年層での同症発生の実態を知るための疫学調査が必要であろう.
著者
王 利彰・劉 暁穎 劉 暁穎
出版者
関西国際大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13455311)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.207-220, 2012-03-31

日本には米国外食産業史の研究は1953年以降のマクドナルドなどの研究しかない。そこで,筆者たちは米国で最初にレストランをチェーン化した企業の研究を行うことにした。その結果,1876年にレストランをチェーン展開していたフレッド・ハーベー社と言う企業が存在し,最盛期には100店舗以上をチェーン展開していたことがわかった。フレッド・ハーベー社は品質,サービス,クレンリネスと言う技術革新をすでに確立していたことも明らかとなった。
著者
國保 成暁
出版者
日本医科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

(背景)mTOR阻害薬(mTOR-i)は種々の悪性疾患に対して抗腫瘍効果を有する薬剤であるが、高頻度でリンパ球性胞隔炎等などの薬剤性肺障害を発症することが知られている。同薬剤は脂質代謝異常の副作用も引き起こすが、肺障害のメカニズムは未解明であるため検討した。(方法)ヒトmTOR-i肺障害2症例の肺病変を病理学的に検討した。またmTOR pathwayと脂質関連分子に着目してマウスと培養細胞(マウス肺胞上皮株MLE12)を用いてmTOR-i肺障害モデルを作製し病理および生化学的解析を行った。C57/BL6Jマウスを用いてTemsirolimus (10mg/kg/day)を3回/週で計4週間投与したモデルと、Control群としてVehicleとBLM投与モデルを作製した。MLE12ではTemsirolimusを0-20microMの濃度で投与し24時間まで観察するモデルを作製し解析した。(結果)mTOR-i肺障害2症例においては泡沫化した肺胞上皮の増生が認められた。mTOR-i投与マウスでは血清中T-choと遊離脂肪酸値が上昇し、血清とBAL中のSP-Dも高値を示した。Temsirolimus投与によりモデルマウスで肺胞上皮の増生とその細胞質内の脂肪滴貯留が認められ、MLE12においても脂肪滴貯留の所見が認められた。Temsirolimus投与により、マウス肺やMLE-12ではPPAR-γの発現が低下していた。(結語)mTOR-iは、全身性および肺胞上皮における脂質代謝ストレスを介して上皮傷害を惹起していると考えられた。mTOR pathwayの下流に位置するPPAR-γの発現変化がmTOR-iによる肺胞上皮傷害に関与する可能性が示唆された。
著者
向居 暁 佐藤 純 DEHON Hedwige
出版者
高松大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は、実験室におけるDRM課題による虚記憶と現実世界で生起すると考えられる自伝的虚記憶との関連性を、連想活性化、及び、モニタリングに係る個人変数を通して検討することであった。本研究では、日常において空想的に生じる自伝的虚記憶として、「心霊体験」が仮定され、そして、その生起に関与する個人変数として、心霊信奉はもとより、解離体験、認知スタイルなどが検討された。その結果、予測に反して、DRM虚記憶と自伝的虚記憶との間には、それぞれに関与するいくつかの個人変数は示されたものの、強い関連性は認められなかった。
著者
渡辺 智暁 野口 祐子
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.151-155, 2010-04-01

本稿では,オープンアクセスの法的な課題として,著作権の利用許諾(ライセンス)の果たす役割について述べる。学術文献を共有し,情報の活用を促進する上では,著作権は障害になりかねない。これを解消する一つの手段がライセンスである。多様なライセンスが互換性を考慮しないままに開発・利用されると,再利用や複数の著作物の組み合わせによる利用の妨げとなるケースがあるため,ライセンスの標準化や互換性の確保が重要である。興味深いことに,再利用や組み合わせ利用に配慮することが特に重要な科学データベースについては,そもそも著作権を放棄し,パブリック・ドメインに帰属させることが望ましいとする立場も存在している。
著者
清水 哲也 水口 義昭 吉岡 正人 松下 晃 金子 恵子 川野 陽一 勝野 暁 神田 知洋 高田 英志 中村 慶春 谷合 信彦 真々田 裕宏 横室 茂樹 内田 英二
出版者
日本腹部救急医学会
雑誌
日本腹部救急医学会雑誌 (ISSN:13402242)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.79-85, 2016-01-31 (Released:2016-04-26)
参考文献数
19

ERCPは胆膵疾患の診断に不可欠な手技となり,ERCPを応用したさまざまな手技が活用されている一方,ERCPの偶発症は重篤化しやすく慎重を要す手技である。ERCP合併症の中でも後腹膜穿孔は死亡率が高く,その診断と対処が重要である。1999年1月から2015年5月までのERCP自験例 4,076例のうちERCPの後腹膜穿孔を10例(0.25%)に認め,その原因と対応を検討した。穿孔部位は,乳頭部3例,胆管3例,膵管2例,十二指腸2例であり,原因は,乳頭部穿孔ではEST,胆管穿孔では砕石処置具の挿入,膵管穿孔ではカテーテル操作,十二指腸穿孔では内視鏡の挿入による損傷であった。後腹膜穿孔を疑う際にはENBDや胃管で減圧しCTで後腹膜穿孔の重症度を確認する。CTで後腹膜に液体貯留を認め,かつ発熱や疼痛のある症例は緊急手術を行う。後腹膜気腫のみ,もしくは少量の液体貯留のみで無症状の症例は保存的加療を行い経時的に疼痛や液体貯留をフォローし,所見の悪化がある際は緊急手術を考慮する。
著者
中島 伸 田中 暁子 初田 香成
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住総研研究論文集 (ISSN:21878188)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.181-192, 2015

本研究は,城南住宅組合を対象に組合活動を通時的に分析し,住環境を下支えしてきた土地所有の状況など明らかにすることで,住環境の形成・維持へとつながる住民主体のまちづくりへの知見を得ることである。組合の活動記録の一次史料と土地所有形態の変遷を調べることで,理想的田園生活を目指した城南住宅組合は当初こそ別荘利用の形態で住宅地化が進まなかったものの,戦中,戦後より住宅地として居住実態が伴ってくると,当初より定めた規約による各住宅地での環境整備が進んだ。共同借地経営の住宅組合という組織ではあるが,土地所有など前提となる経営基盤が大きく変化する中で,住環境維持を目標にしつつも,居住者のコミュニティ活動を相互補完的に行う中で,組織活動を継続してきていることがわかった。
著者
徳田 孝明/渡邉 茂/村田 暁/村上 雅洋/杉村 直哉/平井 千晴
出版者
東北職業能力開発大学校付属 秋田職業能力開発短期大学校
雑誌
東北職業能力開発大学校附属秋田職業能力開発短期大学校紀要
巻号頁・発行日
vol.17, pp.36-39, 2012-05

本校では平成19年度より、小中高校生に対して様々なキャリア教育支援を実施してきたが、そのひとつに小学生を対象に3年前から行っている産業教育展での職業体験の支援がある。今年度は職業体験を効果的に実施するために、事前に適職診断を行い自分の適する仕事を理解した上で職業体験を実施する仕組みを作り上げたので報告する。

1 0 0 0 OA 山海里

著者
信暁 著
出版者
弘業館
巻号頁・発行日
vol.8篇中ー12篇下, 1892

1 0 0 0 OA 巳年の福神遊

著者
暁翠 [画]
出版者
武川清吉
巻号頁・発行日
1892
著者
鈴木 暁世 橋本 順光
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

20世紀初頭の英語圏で上演された日本を題材にした戯曲の中でも、菊池寛と郡虎彦の作品は、日本語で執筆された作品が英語に翻訳・上演される過程での、文化・言語圏の移動による変容が見られる。アイルランド、イギリス、日本における資料調査と専門家との研究情報交換を行い、新資料を発掘・整理した。その研究成果を公開するために、研究分担者と共にシンポジウム及びワークショップを計三回開催したほか、国際学術集会や国際ワークショップを含む国内外の学会で研究発表を行った。それらの研究発表における議論の結果を『日本近代文学』『比較文学』等査読付学会誌で発表し、著書『越境する想像力 日本近代文学とアイルランド』にまとめた。
著者
池口 絵理 谷口 孝夫 荒牧 陽 荒木 美希 岡本 元純 濱崎 暁洋
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.235-241, 2014-04-30 (Released:2014-05-19)
参考文献数
12

平成20年1月から平成24年3月の4年3ヶ月間に,低血糖で緊急入院となった糖尿病薬物治療中の53名について検討した.SU薬群41名,インスリン群12名,それぞれ年齢は83.0±8.7歳,74.8±10.8歳(mean±SD),HbA1c(NGSP値)は6.56±1.19 %, 7.64±1.20 %,血糖回復までの時間は,17:[6, 27]時間,1.5:[1, 8.25]時間(中央値:[25 %値,75 %値])であった.高齢・腎機能低下症例にSU薬群が集中し,低血糖が遷延する傾向がみられた.高齢者のSU薬での厳格なコントロールには慎重を期し,薬剤変更,インスリンへの切り替えを考慮したい.SU薬・インスリン治療中には,年齢に応じて目標HbA1c値を見直すべきと思われ,シックデイの際の対応についても十分指導すべきである.