著者
鬼沢 武 小林 聖
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
巻号頁・発行日
vol.96, no.529, pp.23-28, 1997-02-19

簡易な回路構成を持つ,位相情報を用いた逐次処理型プリアンブルレス復調器のAFC部とキャリア再生部について検討している.AFC部では位相オフセット周波数誤差検出法とデュアルループAFCを,またキャリア再生部ではキャリアフィルタ出力をサンプルホールド(S/H)するS/H付きオープンループ型逆変調キャリア再生法を提案している.これらの技術を用いた復調器はプリアンブル信号(キャリア再生用)を用いずにパケット毎の復調を可能にし,かつ複素情報を用いるプリアンブルレス復調器と比較して,約1/10の回路規模で実現出来る可能性を得た.
著者
斉藤 秀雄 田中 穆 林 実 鴨先 実 渡辺 忠彦 田中 孝男
出版者
社団法人日本材料学会
雑誌
材料 (ISSN:05145163)
巻号頁・発行日
vol.13, no.132, pp.711-716, 1964-09-15
被引用文献数
1

Studies were carried out on the improvement of radiographic relative fault sensitivity, and attempts were made to find out a suitable penetrameter in order to establish a technique on the radiographic inspection by X-rays for solid composite propellants up to 400 mm in diameter. The solid rocket propellants have small absorption coefficient for X-rays, so it is necessary to use lower energy X-rays in comparison with the thickness of the metals and to perform the testing in as low W-ray voltage as possible. The relative fault sensitivity thus obtained is 0.5 to 1.0 percent for the solid composite propellants of 400 mm in diameter. It has been found that the hole type penetrameter is the most suitable for the solid composite propellants among various sorts.
著者
廣 惠華 邵 来聖 沈 雲虎 方 林虎
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.120-132, 1998-03-01

十数年前から、我々は46名ほどの軽作業労働をする若い男女を対象に、特異能力(ESP/PK)の誘発訓練を行ってきた。訓練によって、それまでESPやPKをまったく知らなかった人たちが、透視によって文字を認識したり、意念で物体を移動したりできるようになる。これをベースに、我々は、思惟伝達や特異能力による計算機の使用などに関する一連の実験を行ってきた。そして、すでによく知られている学習・記憶などの能力以外の脳機能を分析・探索する上で、有益な結果が得られた。
著者
細川 繁 林 友直 竹沢 進 羽地 和彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.531, pp.37-42, 2003-12-12
被引用文献数
2

鯨生態観測衛星(WEOS : Whale Ecology Observation Satellite)は、重力傾度法による地球指向姿勢制御衛星で、衛星下面に取り付けたアンテナを地球方向に指向させるとともに衛星上面に取り付けたGPSアンテナを常に天頂に指向させる。重力傾度による姿勢制御法を採用した衛星は国内ではWEOSが初めてである。WEOSの姿勢制御機能としては、重力傾度の他にトルカ・コイルによる磁気モーメントを利用したレート・ダンピング制御及び姿勢反転機能を具えている。H2A-4号機ロケットからの分離は、3本のスプリングによって衛星放出がなされる。したがって、3本のスプリング力にアンバランスがあると放出の際衛星にタンブリングが発生する。デタンブリングは、3軸の地磁気センナデータに基づいてトルカ・コイルを励磁することによって行っている。タンブリング減衰後は、遡上からのコマンドによってマストを伸展させ、マスト先端に取り付けたマス(3kgf)と衛星本体で構成される機体に働く重力傾度を利用してアンテナ取り付け面を地球に指向させる。姿勢が逆向きに安定化した場合にはトルカ・コイルの磁化極性を発散方向に作用させて姿勢を反転させる。本論文は、WEOSのロケット分離時の状況とその後の追跡・管制及び姿勢制御結果について述べる。
著者
林田 雅至
出版者
大阪外国語大学
雑誌
大阪外国語大学論集 (ISSN:09166637)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.145-152, 1990-01-25

A palavra mae vem da latina madre, atraves da transformacao diacronica. A forma promitiva da mae foi apresentada numa cantiga de escarnho, atribuida a Joao Fernandes d'Ardeleiro de epoca tardia, talvez 2.゜ quartel do seculo XIV, conforme sugerem certras formas ja evoluidas, como mai, traz e fodido, em lugar de madre, trage e fodudo. Trata-se, segundo se colhe daquele termo, amiga, do verbo sofaIdrar e dos versos da <<finda>>, de uma cantiga d'amigo chula, em que vem abaila um sangrador de Leiria, que abusava das mulheres a quem ia tirar o sangue, apalpando-as onde nao devia. A partir dessa epoca, a Guerra entre Portugal e Castela comecou a ficar grave, na dual foi cada vez mais estabelecendo o poder da Rainha D. Leonor Teles (1350?-86), sobretudo depois da morte do Rei D. Fernando (1345-83), politicamente apoiado pelo direito divino dos reis, conceito ideologico que foi descrito no livro chamado de Speculum Regum (1341-44) de F. Alvaro Pais (c. 1275-1349).
著者
増子 治信 小林 達治 梅原 俊彦 田村 恒 岡本 謙一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.95, no.435, pp.17-24, 1995-12-15

シャトル映像レーダC/Xバンド合成開口レーダ(SIR-C/X-SAR)は米国、ドイツ及びイタリアが共同で1994年に実施した初めての宇宙機搭載用多周波(L,C,Xバンド) ・多偏波(ポラリメトリック)合成開口レーダである。通信総合研究所は日本から唯一参加を認められ、システムの較正実験及び日本周辺海域で海洋油汚染観測を中心とする海洋観測実験を実施した。本報告では、疑似油汚染観測を中心にレーダ映像の周波数依存性及び偏波特性について述べる。
著者
河原 達也 李 晃伸 小林 哲則 武田 一哉 峯松 信明 伊藤 克亘 伊藤 彰則 山本 幹雄 山田 篤 宇津呂 武仁 鹿野 清宏
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.175-180, 1999-03-01
被引用文献数
39

「日本語ディクテーション基本ソフトウェア」は, 大語彙連続音声認識(LVCSR)研究・開発の共通プラットフォームとして設計・作成された。このプラットフォームは, 標準的な認識エンジン・日本語音響モデル・日本語言語モデルから構成される。音響モデルは, 日本音響学会の音声データベースを用いて学習し, monophoneから数千状態のtriphoneまで用意した。語彙と単語N-gram(2-gramと3-gram)は, 毎日新聞記事データベースを用いて構築した。認識エンジンJULIUSは, 音響モデル・言語モデルとのインタフェースを考慮して開発された。これらのモジュールを統合して, 5,000語彙の日本語ディクテーションシステムを作成し, 種々の要素技術の評価を行った。本ツールキットは, 無償で一般に公開されている。