著者
大林 太良
出版者
一橋大学
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.199-207, 1962-08-01

論文タイプ||研究ノート
著者
小林 昭裕
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.305-310, 1990-03-30
被引用文献数
2

札幌市では,自然のシステムを活用し,人間の生活環境に適した扇状地を市街地に,山地や台地は森林,低地は畑,水出,一部は湿地のままにするという自然条件を配慮した土地利用がなされてきた。しかし,近年,人口の急激な増加により,保水機能をもっていた湿地,水田, 畑などの緑が減少するとともに,大雨や地震等の災害時に危険性の高い低湿地に市街地が拡大し,自然条件に立脚した土地利用計画が必要であることが示された。
著者
鄭 址旭 小林 哲生 李 玉文 栗城 眞也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.85, no.6, pp.1084-1092, 2002-06-01
被引用文献数
5

本研究では,視覚刺激におけるテクスチャによるターゲットとグラウンドの分離・認知にかかわる脳内プロセスの解明を目指し,視野内におけるターゲットの呈示領域と分離・認知されるまでに要する反応時間との関係を調べた.また,課題遂行時の事象関連電位を頭皮上63箇所で同時計測し,更にスプライン・ラプラシアン解析を行い脳活動の検討を行った.その結果,ターゲットの呈示される領域によって反応時間に有意な差が生ずることが明らかとなった.また,課題遂行に伴い潜時の異なる四つの事象関連電位成分が観測された.事象関連電位のスプライン・ラプラシアン解析により,これらの成分の信号源は左右両半球の後頭葉,頭頂葉,前頭葉にあり,このうち反応時間との関連から,潜時約270ms以降の前頭葉の活動が主にターゲットの認知にかかわる脳内プロセスを反映していると推察された.
著者
村山 祐司 山下 清海 森本 健弘 兼子 純 呉羽 正昭 松井 圭介 仁平 尊明 山下 亜紀郎 田林 明 手塚 章
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010-04-01

本プロジェクトでは,人文地理学者が培ってきた豊富なフィールドワークの経験や蓄積にもとづき,暗黙知とされてきたフィールドワークを体系的に考察することにより,方法論の「ホワイトボックス」化に挑んだ.研究そのものを遂行するノウハウや研究論文の論旨を組み立てる方法などに注意を払いつつ,データを系統的に取得・蓄積・管理・分析・可視化・伝達する汎用的な方法を探究した.さらに,GISデータ解析のポータルサイトを立ち上げ,時空間データベースの活用実験を行うとともに,空間解析を主体としたフィールドサイエンスの確立に向けて議論を重ねた.本研究の成果はウェブで公開した.
著者
堀内 裕晃 淺間 正通 桐山 伸也 杉山 岳弘 竹林 洋一
出版者
静岡大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

本研究では、英語のスピーチと会話の中から聴衆や聞き手を説得する際に用いられる表現・構文の語彙的・構文的特徴、韻律的特徴、身体言語的特徴、さらには、話し手、聞き手の属性、社会的身分・地位に伴う相対的上下関係、心的態度の特徴を抽出・蓄積し、知識データベース化を行った。これにより、話し手と聞き手の発話状況時における相対的身分・地位関係を基準とした表現の抽出が可能になり、身分・地位の異なる者同士あるいは対等な者同士が会話をする際にどのような状況でどのような心的態度である場合に、どのような表現を用いて相手を説得しているかを明示化することが可能になった。また、このマルチモーダル知識データベースを用いた英語説得術獲得のための学習支援システムの構築を行った。
著者
名木田 恵理子 板谷 道信 田中 伸代 小林 伸行 重田 崇之
出版者
川崎医療短期大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

本研究の目的は、医療関係のESP(EnglishforSpecialPurposes)教育として、「医学用語(英語)」と「医療英文読解」において、eラーニングに協調学習をブレンドした授業モデルを設計・実践し、その教育効果を検証することである。対象者の前提条件やモチベーションに応じて、知識獲得型プログラム学習のためのInternetNavigwareとインタラクションに適したMoodleの、2つの学習管理システムを用いた。その結果、協調学習は、どちらの学習管理システムを使っても導入可能であり、学習者意識にプラスの効果をもたらすことや前提条件、学習者特性に対する配慮が有益であることなどがわかった。
著者
林 虹瑛 林 俊成
出版者
東京外国語大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

E-ラーニングは現代教育の新しい方法である。しかし、マルチメディアの使用だけは学習者に著しい学習効果をもたらした要因ではない。この研究の目標は国際間語学協働講義の有効性を示すことである。ターゲット言語を使用して、工夫された教室活動のリアルタイム参加することによって、学習者はさらに交流的かつ実践的な言語学習を経験できることが分かった。
著者
玉城 司 平林 香織
出版者
清泉女学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

松代藩第六代藩主・真田幸弘の文芸について調査研究した。幸弘が一座した点取俳諧資料九万句の内、約三分の一の三万句を翻刻して、その一部を研究成果として作成したホームページ「松代藩第六代藩主真田幸弘の文藝」に写真と共に掲載した。これは、語彙索引機能を備えているので、点取俳諧資料として利用できるだけでなく、江戸時代の語彙を検索することができる。なお、ホームページは、幸弘の全体像を理解できる構造にした。
著者
松岡 心平 天野 文雄 磯田 道史 小川 剛生 落合 博志 小林 健二 高桑 いづみ 高橋 悠介 橋本 朝生 宮本 圭造 山中 玲子 横山 太郎
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

観世文庫の能楽関係資料は、質・量ともに能楽に関する最重要の資料群である。本研究では、これらの資料の調査・研究に基づき、インターネット上で画像と解題を公開するデジタル・アーカイブ「観世アーカイブ」を拡充させると共に、これを活用して、近世能楽史の研究を大きく進めた。特に、15世観世大夫元章(1722~74)の能楽改革に関する研究に重点を置き、観世元章に関する用語集と関係書目、年譜をまとめ、刊行した他、元章による注釈の書入れが顕著な謡本『爐雪集』の翻刻と検討を行った。さらに、観世文庫に世阿弥自筆能本が残る「阿古屋松」の復曲を行い、観世文庫資料の展覧会でも研究成果を公開した。
著者
林 晋 相原 健郎
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

人文学、特に史料ベースの人文学のための、ネット上分散協働作業用プラットフォーム HCP サーバを構築し、歴史研究用ツール SMART-GS を、そのクライアントに改造した。また、同クライアントによるオンサイト・リアルタイム協働の概念を導入し、そのための種々の機能を開発した。
著者
鬼沢 武 小林 聖
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波
巻号頁・発行日
vol.96, no.532, pp.23-28, 1997-02-19

簡易な回路構成を持つ,位相情報を用いた逐次処理型プリアンブルレス復調器のAFC部とキャリア再生部について検討している.AFC部では位相オフセット周波数誤差検出法とデュアルループAFCを,またキャリア再生部ではキャリアフィルタ出力をサンプルホールド(S/H)するS/H付きオープンループ型逆変調キャリア再生法を提案している.これらの技術を用いた復調器はプリアンブル信号(キャリア再生用)を用いずにパケット毎の復調を可能にし,かつ複素情報を用いるプリアンブルレス復調器と比較して,約1/10の回路規模で実現出来る可能性を得た.
著者
鬼沢 武 小林 聖
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学
巻号頁・発行日
vol.96, no.526, pp.23-28, 1997-02-19

簡易な回路構成を持つ,位相情報を用いた逐次処理型プリアンブルレス復調器のAFC部とキャリア再生部について検討している.AFC部では位相オフセット周波数誤差検出法とデュアルループAFCを,またキャリア再生部ではキャリアフィルタ出力をサンプルホールド(S/H)するS/H付きオープンループ型逆変調キャリア再生法を提案している.これらの技術を用いた復調器はプリアンブル信号(キャリア再生用)を用いずにパケット毎の復調を可能にし,かつ複素情報を用いるプリアンブルレス復調器と比較して,約1/10の回路規模で実現出来る可能性を得た.
著者
鬼沢 武 小林 聖
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
巻号頁・発行日
vol.96, no.523, pp.23-28, 1997-02-19

簡易な回路構成を持つ,位相情報を用いた逐次処理型プリアンブルレス復調器のAFC部とキャリア再生部について検討している.AFC部では位相オフセット周波数誤差検出法とデュアルループAFCを,またキャリア再生部ではキャリアフィルタ出力をサンプルホールド(S/H)するS/H付きオープンループ型逆変調キャリア再生法を提案している.これらの技術を用いた復調器はプリアンブル信号(キャリア再生用)を用いずにパケット毎の復調を可能にし,かつ複素情報を用いるプリアンブルレス復調器と比較して,約1/10の回路規模で実現出来る可能性を得た.