著者
王 亜非
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
1993

Thesis (Ph.D. in Science)--University of Tsukuba, (A), no. 1093, 1993.3.25
著者
王子田 彰夫 宮原 芳文 浜地 格
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.141-150, 2006-02-01 (Released:2010-10-20)
参考文献数
36
被引用文献数
1 1

In recent years, a variety of chemical methods for selective labeling or functional modulation of protein of interest has been developed. In this article, we focus on synthetic organic chemistry for protein modification, especially on the recent developments of the bioorthogonal reactions, which enable to hybridize an artificial small molecule to a protein of interest with a site-selective manner. On the other hand, covalent bond formation of protein with a small molecule has also been recognized as a powerful strategy to regulate protein functions, and enormous efforts have been devoted to develop selective irreversible inhibitors for proteins, especially for the families of proteases, in the research field of medicinal chemistry. We also provide an overview of the irreversible inhibitors, including their recent advancements and some applications for proteome analysis or drug discovery. In addition, we report herein our original method (P-PALM) for site-selective modification of a protein using the photo-affinity labeling technique. The utility of the P-PALM method has been successfully demonstrated in the modifications of the lectin into the new fluorescent saccharide biosensors.
著者
王 超陽 賈 墨林 陳 奎廷 馬場 孝明
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.349, 2012-09-14 (Released:2014-12-17)

近年、最適問題を高速に解く方法の一つに、遺伝的アルゴリズムは提案されてから、多くの応用分野において幅広く使われている。しかし、この手法は収束速度が遅いという問題がある。これを解決するため、本研究ではパラメータを自動調整する手法を用いた改良遺伝的アルゴリズムを提案する。この改良遺伝的アルゴリズムは、交叉率と突然変異率のパラメータを自動調整させることにより、収束速度を上げるという新しい手法である。さらに、例として一般的な遺伝的アルゴリズムとこの改良遺伝的アルゴリズムで実現したそれぞれのFIRフィルタを比較し、提案手法による結果がより良いことを示す。
著者
山田 鑑照 尾崎 朋文 松岡 憲二 坂口 俊二 王 財源 森川 和宥 松下 美穂 吉田 篤
出版者
社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.353-374, 2009 (Released:2010-01-20)
参考文献数
49

経穴研究委員会として3回目のワークショップを第57回全日本鍼灸学会学術大会 (京都) において開催し、 2つのテーマについて検討し報告した。 第1テーマ (日中における循経感伝現象の研究) 1) 中国における循経感伝現象の文献調査 (王):1979年以降の中国において行われた循経感伝現象の主要な研究についての文献調査。 経絡現象並びに循経感伝現象の定義、 循経感伝現象の特徴とその発現機序について報告する。 2) 良導絡よりみる循経感伝現象 (森川):腎透析患者並びに胃全摘患者における反応良導点出現及び特定部位刺激による反応良導点の出現と針響の出現例を報告し、 反応良導点と循経感伝現象の関係について検討した。 3) 循経感伝現象の発現機序 (山田):鍼灸刺激により知覚神経終末から神経伝達物質が放出される。 この神経伝達物質がリンパ管に吸収されリンパ管平滑筋を刺激して循経感伝現象が起こる。 その伝搬速度、 阻害因子などを踏まえて発現機序について検討した。 第2テーマ (経穴の部位と主治) 1) 環跳穴の解剖学的部位 (尾崎・松岡):環跳穴はWHO主導による経穴部位国際標準化において中国案並びに日本案の両案併記となった。 この両部位において体表に対して垂直方向に刺鍼したときの皮下構造から考えられる臨床効果について比較検討した。 2) 環跳穴の部位・主治の変遷 (坂口):WHO主導による経穴部位国際標準化において両案併記となった 「環跳穴」 について、 中国と日本の古典を引用し部位と主治の変遷について比較検討した。
著者
王丸 勇
出版者
エ-スア-ト
雑誌
臨床科学 (ISSN:03850323)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.133-135, 1973-01
著者
明仁親王 目黒 勝介
出版者
The Ichthyological Society of Japan
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.409-420, 1988-02-25 (Released:2011-02-23)
参考文献数
6

ロクラハゼ属の2種キマダラハゼAstrabe flavima-culataとシマシロクラハゼA. fasciataを新種として記載し, シロクラハゼ属の模式種であり, 今まで知られていた唯一の種であるシロクラハゼA. lactisellaについても前2種と比較して再記載した.キマダラハゼは日本産魚類大図鑑の中でキマダラハゼAstrabe sp.として明仁親王 (1984) が解説を付したものである.キマダラハゼはシロクラハゼとは眼の上縁にある皮摺の上後部が突出しないこと, 縦列鱗数が少ないこと, 第1背鰭前方と腹部に鱗があること, 胸鰭基部を通る白色横帯の幅が狭いこと, 生時には胸鰭基部を通る白色横帯を除き, 暗褐色地に黄色模様が見られることによって区別される.シマシロクラハゼはシロクラハゼとは横列鱗数が少ないこと, 体側の鱗のある部分の幅が狭いこと, 胸鰭基部を通る白色横帯の幅が狭いこと, 第1背鰭前部から体の腹側に向かう白色横帯があることによって区別される.この度の標本の調査により, Snyder (1912) が記録した種子島産のA. lactisellaはキマダラハゼであり, 本間・田村 (1972) が記録した佐渡島達者産のシロクラハゼはシマシロクラハゼであることが判明したので, これらの標本はそれぞれの種の副模式標本とした.また道津.塩垣 (1971) がシロクラハゼとして扱ったものの中, 標本を調べることが出来た鹿児島県馬毛島産のものはキマダラハゼであった.長崎県野母崎産の標本は図から判断するとシマシロクラハゼと考えられる.明仁親王 (1984) のシロクラハゼとキマダラハゼの解説は訂正しなければならない.
著者
斎藤 達哉 王 伸子 高田 智和
出版者
専修大学日本語日本文学文化学会
雑誌
専修国文 (ISSN:02863057)
巻号頁・発行日
no.105, pp.1-41, 2019-09

In this paper, we have discussed Japanese language textbook for the second period among those compiled and published over three periods by Hawaii Kyoikukai (Educational Association) after World War ll.We have sorted out Japanese language textbook for the second period based on official records of Hawaii Kyoikukai. As a result, it has been clarified regarding the following items:(1) Situation from planning to completion of Japanese language textbook for the second period;(2) Status of remaining bibliography and characteristics of the contents of Japanese language textbook for the second period;(3) Environment where Japanese language textbook for the second period was used; and(4) Points subsequently indicated to be required for improvementJapanese language textbook for the postwar second period is not evaluated well as a material to teach Japanese as a foreign language. The reason is that compiling method of Hisaharu Kugimoto was intended to create a national language textbook for native Japanese children. However, Kugimoto is not solely responsible for the result. Hawaii Kyoikukai which had made a request of the compilation also did not have any clear answer for what was necessary for shifting learning of Japanese as a mother tongue to that as a foreign language. Interactions regarding Japanese language textbook for the postwar second period between Kugimoto and Hawaii Kyoikukai should be interpreted as a case example showing how difficult it was for teachers as a native Japanese speaker to cope with the rapid change occurred in native language on students' side.Besides, Japanese language textbook for the postwar second period is now out of print completing its role as a Japanese language textbook. However, this textbook is available for research of Japanese language education history because it is possible to highlight difference between national language education and Japan education by comparing it with other textbook. We have planned to make comparison of the following items as our research subjects in the future:(1) Comparison with "spoken language" for which Hisaharu Kugimoto was involved in its compilation in 1940's;(2) Comparison with elementary school national language textbook (Osaka Shoseki Co., Ltd.) for which Hisaharu Kugimoto was involved in its compilation in 1950's;(3) Comparison with Japanese language textbook for the postwar first period in 1950's;(4) Comparison with Japanese language textbook for the postwar third period compiled by Jiho Machida et al. in 1980's; and(5) Comparison with textbooks ("Minna No Nihongo", etc.) which are mainstream of current Japanese language education.
著者
川口 喜三男 王 思鴻
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.521-530, 1983-07-15

漢字四角号碼が中国語漢字入力の有力な手段として利用し得ることに着目し はじめに 四角号碼の数学的構造を明確にするため 四角号碼を伴う漢字の抽象的モデルー字形モデルという-を導入する.この字形モデルは一種の代数系として取り扱うことができ そこでは あらゆる漢字の集合は14の字形類に類別され 2種の並置演算と6種の包摂演算に関して閉じた系をつくる.このため すべてのより複雑な漢字はより単純な字または部首からこれらの演算を施すことによって得られると同時に その四角号碼もこれに伴い代数演算によって機械的に求められる.さらに 四角号碼と耕音を組み合わせた中国語漢字入力法として'声形法'を提案する.この声形法によれば 最大4文字(4打鍵)からなる漠字コードの入力によって目的の漢字は90%以上の確率で正しく選択されることが実際例をもって示される.
著者
王 維坤
出版者
専修大学社会知性開発研究センター
雑誌
専修大学社会知性開発研究センター東アジア世界史研究センター年報
巻号頁・発行日
no.1, pp.19-32, 2008-03-17

文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチ・センター整備事業
著者
王 君香
出版者
一般社団法人 人文地理学会
雑誌
人文地理 (ISSN:00187216)
巻号頁・発行日
vol.72, no.1, pp.21-38, 2020 (Released:2020-05-08)
参考文献数
44
被引用文献数
3

外邦図は過去の地理情報を直接的に示す資料であり,歴史地理学を始め,地域研究,環境科学などの幅広い研究分野において重要な資料といえる。しかし,これまでの研究の多くは外邦図の目録整理やその製作史に関するものであった。本稿はこうした状況をふまえ,外邦図に記載された黄河下流域の主流における渡口に焦点を当て,旅行記に記録された孟津渡との比較を通して,外邦図の価値と限界を検証した上で,渡口の分布を復原した。さらに渡口の分布の特徴を把握し,その分布に影響を与えた要因を検討した。旅行記に記録された孟津渡の4ヶ所の渡口の内,3ヶ所は外邦図上で確認できた。このように外邦図に渡口は全て記入されているわけではないが,その多くは記載されているといえる。外邦図に基づき復原した黄河下流域の渡口は全部で178ヶ所認められる。渡口は河南省には少ないが,山東省には密に分布している。その要因としては,沿岸の河道状況,鉄道交通,都市(県城)や集落をつなぐ道路,定期市密度にみる経済の発展が関わっていたと考えられる。