著者
清水 洋 松本 聡 酒井 慎一 岡田 知己 渡辺 俊樹 飯尾 能久 相澤 広記 松島 健 高橋 浩晃 中尾 茂 鈴木 康弘 後藤 秀昭 大倉 敬宏 山本 希 中道 治久 山中 浩明 神野 達夫 三宅 弘恵 纐纈 一起 浅野 公之 松島 信一 福岡 浩 若井 明彦 大井 昌弘 田村 圭子 木村 玲欧 井ノ口 宗成 前原 喜彦 赤星 朋比古 宇津木 充 上嶋 誠 王 功輝 ハザリカ ヘマンタ 矢田 俊文 高橋 和雄
出版者
九州大学
雑誌
特別研究促進費
巻号頁・発行日
2016-04-22

2016年熊本地震について、地震活動や地殻変動、活断層、火山活動への影響、地震災害の特徴などを調査した。その結果、熊本地震は布田川・日奈久断層帯の右横ずれ運動によって発生したが、複数の断層面と複雑な断層形状を持つことを明らかにした。また、建物被害や土砂災害の地盤との関係、特に、地盤の過剰間隙水圧が地すべりの発生要因であることを明らかにした。さらに、災害情報や災害過程、被災救援、エコノミークラス症候群などについての調査から、広域複合災害の問題点と対応策を提示した。
著者
森 晶寿 藤川 清史 伴 ひかり 堀井 伸浩 TRENCHER GREGORY 馬奈木 俊介 渡邉 隆俊 王 嘉陽 居 乂義 稲澤 泉
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2021-04-05

石炭投融資撤退は,気候変動対策を金融面から推進する手段として世界的に推進されている.従来の研究では,その投資行動変容やCO2排出削減への効果は限定的と評価してきた.ところが石炭火力発電を志向するアジアでは,中国の石炭火力発電投融資を増やし,温室効果ガス排出と中国への経済的従属を増やすことが想定される.同時に,ホスト国が適切な政策対応を取れば,こうした悪影響を抑制しつつ持続可能なエネルギーシステムへの転換を図る機会とできる.この中で本研究は,投資国・ホスト国の金融機関・電力関連産業の行動変容,及び付加価値分配の変化を分析し,石炭投融資撤退のアジアの持続可能性への移行への効果を検証する.
著者
王 岩 吉野 泰子 熊谷 一清 高橋 深雪 関口 克明
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.73, no.634, pp.1451-1455, 2008-12-30 (Released:2009-10-28)
参考文献数
7

This paper describes the actual conditions of thermal environment when silkworm is breeding, and the air quality such as CO2, CO, VOC, carbonyl compound whose hearth is used. In addition to those factors ventilation rate in each part of the traditional house corresponding to sericulture are found out in Setagaya Ward Jidaiyubori Park. Moreover, the ventilation performance in back of the ceiling and the monitor roof is investigated. The mechanism of thermal conditions, IAQ and ventilation rate was clarified in this paper for the first time using the three-dimensional heat fluid simulation software.
著者
王 黎曼 山本 貴嗣 久山 泰 高野 喜久雄 本田 由美子 峰下 哲
出版者
特定非営利活動法人 日本バイオレオロジー学会
雑誌
日本バイオレオロジー学会誌 (ISSN:09134778)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.35-41, 1999-03-31 (Released:2012-09-24)
参考文献数
11

Aim: It is recently stressed that physiological state of blood viscosity plays some important role in the patho-etiology of some cardiovascular diseases. To know the closer relationship between the blood viscosity and the cardiovascular diseases, we carried out this study.Method and Subjects: We collected 118 patients (53 male, 65 female) who were diagnosed as having hypertension, hyperlipemia and/or cerebral infarction. The following items were examined.1) Blood viscosity, 2) Plasma viscosity, 3) Hematocrit, 4) Total cholesterol, 5) HDL-cholesterol, 6) Total protein, 7) Triglyceride, 8) Phospholipid, 9) Fibrinogen.Results and discussion: The blood viscosity showed higher level in 61-80 years-old group. The plasma viscosity and fibrinogen were higher in the patients over 71 years old. It is suggested the fibrinogen content closely relates to plasma viscosity. The effects of some drugs to the blood viscosity were investigated. Among them, one of β-blockers decreased blood viscosity.
著者
田中 マルクス闘莉王 石倉 勇
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1744, pp.95-97, 2014-06-09

ブラジルと日本、「組織」の決定的違いサッカーW杯ブラジル大会が6月12日(日本時間13日)に開幕する。優勝候補最右翼は開催国ブラジル? 日本代表は期待できるのか?両国の事情をよく知る田中マルクス闘莉王氏に、組織作りの違いを聞いた。SPORTS. サッカー…
著者
能勢 高志 鶴見 介登 川田 憲司 永井 博弌 山田 博章 薬王 郁久 尾島 昭次 江田 昭英
出版者
日本炎症・再生医学会
雑誌
炎症 (ISSN:03894290)
巻号頁・発行日
vol.10, no.6, pp.471-476, 1990

A glomerulonephritis was induced in mice by injection of subnephrotoxic dose of nephrotoxic serum (NTS) after preimmunization with rabbit IgG. In order to characterize this glomerulonephritis, light, electron and immunofluorescence microscopic studies were carried out 15 days after NTS injection, the time when increases in urinary protein and serum cholesterol and a decrease in serum albumin were apparent.<BR>Characteristic changes were widespread thickening of capillary walls and narrowing of the capillary lumen owing to widening of mesangial areas. In those capillary walls, the mesangial interposition into subendothelial areas was often noted ultrastructurally and double track was confirmed on sections stained with PAM. Linear deposition of mouse IgG was detected in capillary walls by immunofluorescence. In severely affected glomeruli, PAS-positive hyaline nodular lesion was observed light microscopically and massive mesangial deposits ultrastructurally.<BR>Visceral epithelial cells demonstrated fusion of the foot processes, microvilli formation, occasional proliferation and enlargement. Parietal epithelial cells proliferated, forming cellular or fibrocellular crescent.<BR>Based on these characteristics, it appears this nephritic model shares a common pathology with human membranoproliferative glomerulonephritis type 1 and crescentic glomerulonephritis and can be considered an appropriate model for producing severe nephritis for short periods.
著者
瀧本 真也 羽生 道弥 新井 善雄 長澤 淳 御厨 彰義 中根 武一郎 寺西 宏王 渡邊 隼 辻 崇
出版者
特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会
雑誌
日本心臓血管外科学会雑誌 (ISSN:02851474)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, pp.466-470, 2013-11-15 (Released:2013-12-04)
参考文献数
12
被引用文献数
3 2

症例は58歳,男性.大動脈弁閉鎖不全症に対し手術適応と判断されたが,既往のなかで歯科治療のさいの補綴物が原因の金属アレルギーの既往が判明した.当時の記録では金,鉄,白金,コバルト,クロム,銅,亜鉛に対しパッチテストで陽性を示していた.胸骨正中切開で行う開心術において通常使用される金属製の手術材料のうち,長期間体内に留置される可能性のある,胸骨サージカルワイヤーや一時的ペーシングワイヤー,血管結紮クリップと金属一般においてパッチテストを施行した.胸骨ワイヤーとペーシングワイヤーにアレルギー反応を認めた.他金属ではアルミニウム,錫,パラジウム,インジウム,イリジウムに陽性反応が出た.機械弁含有金属データより,CarboMedics社製機械弁とOn-X機械弁は使用可能と判断した.手術は本人希望にて胸骨正中切開アプローチとし,上行大動脈送血・右房脱血にて体外循環を確立後,CarboMedics社製機械弁(27 mm)で大動脈弁置換術を施行した.一時的ペーシングワイヤーは離脱のさいに必要であったため留置としたが術翌日に抜去した.胸骨は5号Ethibond糸を用いて閉鎖した.術後急性期および術後1年経過時点でアレルギー反応なく,経過良好である.
著者
関山 剛 梶野 瑞王
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.99, no.4, pp.1089-1098, 2021 (Released:2021-08-27)
参考文献数
36
被引用文献数
3

本研究では2種類の水平解像度(3kmおよび250m)を使って、2011年福島原子力事故下の汚染源近傍(距離3.2kmおよび17.5km)沿岸の2観測地点での移流拡散場再現におけるオイラーモデルの性能を検証した。250m格子シミュレーションはこの検証のために新たに実施され、複雑地形上における詳細な風速場と濃度場の再現に成功した。3km格子モデルは福島第一原子力発電所付近の風とプルームの詳細な再現には失敗したが、見逃し率が低いために時折250m格子モデルよりも高い性能を示すことがあった。これは3km格子モデルの数値拡散が大きいことが原因である。オイラー移流拡散モデルの欠点は発生源近くでの人工的な数値拡散だと考えられている。この人工的な数値拡散は空振り率を増加させる代わりに見逃し率を減少させる。この特徴は環境緊急対応(EER)システムにはむしろ好都合となる。その上で、250m格子モデルの結果はプルーム拡大処理(マックスプーリング)によって確実に改善させることができた。この処理はプルームの幅を拡大させることにより、短時間のラグやプルームの小さな位置ずれを目立たなくした。プルーム拡大処理は統計スコアを改善させることで高解像度モデルに有益であり、EERシステムに役立つものである。
著者
王 暁峰
出版者
関西学院大学
雑誌
産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験
巻号頁・発行日
2007

太陽光発電の普及を実現するため、色素増感太陽電池(DSSC)が低コスト、高効率の太陽電池として期待されている。かかるDSSCにおける究極の低コスト化のための増感色素として、天然のワカメの中にたくさん存在するクロロフィルcの応用を目指す。クロロフィルcを用いたDSSCの効率は、世界で一番高い効率ルテニウム色素N719系の効率11%の約5分の2であるが、そのコストは約10分の1となる。本試験では、クロロフィルcの効率向上を中心に、安定性の改良、太陽電池としての最適化を行う。
著者
新山王 政和 小瀬木 崇
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学教職キャリアセンター紀要 The journal of the Teaching Career Center (ISSN:24238929)
巻号頁・発行日
no.4, pp.113-121, 2019-03-31

一連の研究では、偶然性に依拠したり機器に頼って音符並べをしたりする「音楽づくり(創作)」ではなく、まず自らが表したいイメージを定め、そのイメージに向かってICレコーダーと鍵盤ハーモニカを用いながら音楽づくりを創意工夫する活動を模索している。そのうち南山大学附属小学校で試行した河田愛子教諭による研究授業は、愛知教育大学研究報告第68輯に於いて報告する。(1)そして本報告では春日井市立勝川小学校で試行した小瀬木崇教諭による研究授業について報告するが、注目したい点は「旋律をつくる→"合いの手"に合うように旋律を手直しする」という二段階で試行錯誤を深めさせたことである。研究授業の計画に先立ち、実践協力者には次の5つの条件を提示し、これを考慮してもらった。①音楽づくり(創作)の活動は、音楽の諸要素と曲想との関係を感じ取る鑑賞と組み合わせて行う。②ICレコーダーを用いて振り返ることで、思考を伴った試行錯誤を積み重ねながら音楽づくりを深める。③2人組のペア学習、さらにペア2組で聴き直しながら対話的な活動や学び合いを深めていく。④ICレコーダーの有用性と効果的な活用方法、教師による声掛けやアドバイスの効果を検証する。⑤児童自らが音を出す楽器を使用し、並べた音符をPCやタブレットに演奏させる方法は用いない。試行実践の結果、音楽づくりの活動に於いても、音楽の"よさ"に気付き自分なりの"解"を追究するためにICレコーダーが有効なツールになり得ることがわかった。しかしその効果は教師による働きかけを伴うことで発揮され、子供に持たせるだけでは十分な効果を得られないことも確認した。
著者
王 昊凡
出版者
名古屋大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2015-04-24

本研究では日本国外の寿司店の増加を事例に、食のグローバル化という社会現象ついて検討した。上海にある寿司店314軒のうち計92軒へのヒアリング調査を行い、調査では生食向け魚介の仕入れ状況、職人の技能養成状況、献立立案や調理実施に関する現状、接客の有り様を調査した。加えて、上海銅川市場において、生食向け魚介の流通を取り扱っている業者へのヒアリング調査も行った。社会学においてグローバル化は長らく重要な研究テーマとなっており、食のグローバル化ではG.リッツァが「マクドナルド化」概念を提唱したこともあって、多国籍企業による大規模チェーン店の展開と、それに伴う合理化した店舗運営に着目してきた。しかし、食は実際には中小零細規模での越境が容易であり、現実にも起こっている点や、食材の品質を考慮した際に、合理化が安定した店舗運営と利益の向上につながるとは限らないという点で、特徴を持っている。食べものがもつこの2つの特徴によって、そのグローバル化のあり方がどのように左右されるかを知るために、本研究では寿司を事例に検討している。本研究の知見をまとめると、以下3点のことがいえる。第一に、②食材の品質と関連して、寿司が多種多様な生食向け魚介を用いるにもかかわらず、上海ではそれを適切に仕入れることが難しいため、職人的技能に頼らざるをえない麺があった。第二に、マクドナルドのような合理化した店舗運営ではなく、技能を身につけた職人の柔軟性によって、仕入れた食材の品質が不安定であること、仕入れた食材の種類が足りないためにメニューが限られること、消費者が多様であるためにその嗜好に合わせなければならないことといった課題を解決する仕組みができあがっている。第三に、そのことは単にひとつひとつの寿司店が安定して運営できることのみならず、上海における寿司店の多様化に寄与した。
著者
王孫 涵之
出版者
京都大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2020-04-24

本研究は唐代中国の孔穎達が編纂した『五経』の注釈書である『五経正義』を取り上げ、それが平安時代以来の明経博士を世襲する日本の清原家においてどのように受容されたかを考察することにより、東アジアにおける儒学教育の一側面を究明する。具体的には、清原家の各経が用いた『五経正義』の版本を考証し、その『五経正義』に対する読解法を究明する。清原家の『五経』抄物と『五経正義』を対比させることにより、経書講義の形式から両者の異同を分析する。清原家の『五経』講義と『四書』講義との関係を総合的に考察する。その上で、東アジア儒学教育における『五経正義』の意義と価値を探り、経書講義と学問潮流との関係を検討する。
著者
野田 尚昭 高木 怜 王 彪 王 思瑞 石田 大貴 佐野 義一 宮﨑 達二郎
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.905-910, 2021

過去の研究では、突合せ継手における接着強度を特異応力場の強さ(ISSF)一定として簡便に評価できることを示した。本研究ではスカーフ継手の種々の形状・寸法における破壊に至る際に接着界面縁部に発生するISSFの解析を行い、スカーフ継手における簡便な接着強度評価方法について議論を行った。
著者
王 瑞
出版者
慶應義塾大学大学院法学研究科内『法学政治学論究』刊行会
雑誌
法学政治学論究 : 法律・政治・社会 (ISSN:0916278X)
巻号頁・発行日
no.126, pp.137-169, 2020

一 はじめに二 大綱成立後における自衛隊の変容 (一) 自衛隊の変容に関する概念的検討 (二) 自衛隊の変容、一九七七-一九八七年度三 自衛隊の変容の原因に関する理論的検討 (一) 政軍関係に関する理論的検討 (二) 軍事技術に関する理論的検討四 現状維持への政治的圧力と自衛隊の編成の変化 (一) 四次防以降における日本の政軍関係 (二) 現状維持への政治的圧力と陸自の編成の変化 (三) 現状維持への政治的圧力と海自の編成の変化 (四) 現状維持への政治的圧力と空自の編成の変化 (五) 政軍関係仮説の説明力五 軍事技術と自衛隊の兵器システムの変化 (一) 潜水艦の技術進歩と対潜機の質的向上 (二) 航空機・艦艇の技術進歩と対潜ヘリ・護衛艦の質的向上 (三) 戦闘機の技術進歩と戦闘機の質的向上 (四) 軍事技術仮説の説明力六 おわりに
著者
何 婉瑩 藤田 和成 浅沼 爽汰 王 美琦 郭 秀景 中島 浩平 町田 翔 延澤 志保
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.323-324, 2018-03-13

近年,日本と中国の国際文化交流はインターネットの発展により,スマートフォンなどのSNSアップリを使って簡単に交流ができるようになった.そのため,日中翻訳機の必要が高まっている.しかしながら,SNSを最もよく使う若者たちが使っている若者言葉は翻訳不能な状態とも言える.よって,本稿では若者言葉を含む句を対象とした日中翻訳の対訳分析をした.本稿では若者言葉を含む文を若者言葉の部分を相当する標準語に変換し,変換した文を3つの翻訳機で翻訳させ,翻訳評価を行う.その結果,翻訳評価が上がった場合もあれば,逆に落ちた場合もある.失敗の原因について,切り替え語が中国語でのニュアンスの違い,日本語多義語の判別間違え,文の成分の省略と句の区切りの判定が間違えの4原因にまとめた.
著者
王 俊貞 大月 翔平 高橋 智一 鈴木 昌人 青柳 誠司 神崎 務 大野 泰史
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2014年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.611-612, 2014-03-01 (Released:2014-09-01)

蚊の穿刺動作を模倣した低侵襲性の微細針を開発するため,蚊の針の穿刺行動及び吸血行動を観察した.本研究では蚊の口針が皮膚内部へ侵入していく様子と吸血動作をより詳細に観察するため,側面方向から穿刺動作を観察可能な特殊な人工皮膚を開発した.この人工皮膚は食用寒天を主材料とし,内部に人間の血液が仕込まれている.結果,蚊の口針がこの人工皮膚へ侵入し,血液を吸引する様子を観察することに成功した.