著者
田中 登
出版者
近畿大学中央図書館
雑誌
香散見草: 近畿大学中央図書館報 (ISSN:0912991X)
巻号頁・発行日
no.42, pp.1-5, 2012-03

注釈: 村瀬, 憲夫(近畿大学文芸学部)
著者
田中 聡
出版者
熊本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

マウス始原生殖細胞の形成に関わるニッチェを構成する環境要因としては、BMPシグナル及びWntシグナルが考えられているが、その作用機序の詳細に関しては不明な点が多く残されている。生殖細胞の形成不全を示すDullard欠損マウス胚の解析から、BMPシグナルでなく、Wntシグナルに依存して生殖細胞の形成不全が生じることが明らかとなった。DullardによるWntシグナル活性の適正量の調節には、Dishevelled 2を介したcanonical Wntシグナルの制御機構の存在が考えられた。以上より、Wntシグナル活性の適正量の調節が、マウス生殖細胞形成に重要であることが明らかとなった。
著者
田中 信吾 山浦 隆博 菅沢 延彦 谷澤 佳道 山口 健作 渋谷 尚久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.39, pp.53-58, 2010-05-13

昨今,映像のハイビジョン化などによる高画質化・高解像度化により,ネットワーク上を流れる映像・音声などのリッチコンテンツのデータ量が増加している.ネットワークにおける通信プロトコルには主にTCP/IPが使われているが,現在その処理はCPUによって行われているため,特に組み込み機器の分野ではCPUの動作周波数や消費電力の増大が問題となってきた.そこで我々は,専用ハードウェア(専用回路)を用いたTCP/IPオフロードエンジンNPEngine^<TM>を開発し,従来の組み込みCPUに比べて動作周波数あたりで80倍,消費電力あたりで22〜28倍の伝送レートを実現した.本稿では,NPEngine^<TM>で用いられている提案方式(ハイブリッド構成,ダイレクト転送,パイプライン処理)を中心にNPEngine^<TM>の構成と特長,及び,その性能評価結果について述べる.
著者
羽川 令子 佐野 芳彦 加野島 英渡 田中 一之 金子 俊一
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.34, no.34, pp.91-94, 2010-08-30

本研究では,紙面上に置いたサイコロの画像を実時間でロバストに認識し,特徴量を定式化・数値化する手法を提案する.これにより得られた数値をサウンドセルと呼ばれる作曲ツールの入力値として利用することで,身体障害者用リハビリテーションツールを作成することを目的としている.今回は主に,画像計測によるサイコロの特徴量検出部分について報告する.
著者
田中 文男
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.113, no.1426, pp.24-27, 1998-09-20
著者
椋木 雅之 田中 大典 池田 克夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.42, no.7, pp.1914-1921, 2001-07-15
参考文献数
11
被引用文献数
5

対義関係にあるいくつかの代表的な感性語対(基本感性語)の組合せで他の感性語を表現して,その感性語にあてはまる画像を検索するシステムを提案する.まず,対義関係を利用すると,基本感性語について画像との適合度を対義語対ごとに独立に評価しても,適切な評価が行えることを実験により示した.次に,各対義語対における画像との適合度を結合して対義語対からなる特徴空間(対義語空間)を構築し,検索に利用した.対義語空間における表現を感性語ごとに独立に学習することにより,新たな感性語を追加することが容易になった.また,1つの感性語が複数の異なるイメージを表す場合を考慮して,対義語空間における教師画像群のクラスタリングを導入し,検索結果を改善した.さらに,ユーザによる検索要求の違いに対応するため,システムにフィードバック機構を設け,ユーザの希望する画像を効率的に検索できるようにした.本研究で提案した手法に基づく画像検索システムを構築し,実験によって提案手法の有効性を確かめた.We propose a system for image retrieval using emotional adjectives.The system employs adjectives to represent emotionalfeelings as a combination of basic adjectives, so that the systemis able to accept various kind of adjectives.We adopt pairs of antonym as basic adjectives, and build the feature space consisting of antonymous pairs of adjectives.The system has high extensibility of adjectives since the system can learn each adjective independently.The system also detects clusterscorresponding to each idea at the time of retrieval since oneadjective may express several different ideas. Furthermore, thesystem has feedback mechanism in order to retrieve wanted imagesefficiently. Experimental results show the effectiveness of theproposed system.
著者
田中 蕃
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.203, pp.36-37, 2004-12-25
著者
田中 駿
出版者
名古屋大学高等教育研究センター
巻号頁・発行日
2011 (Released:2011-06-24)

2010年度名古屋大学学生論文コンテスト優秀賞受賞
著者
田中 廣明
出版者
徳島大学
雑誌
言語文化研究 (ISSN:13405632)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.117-135, 1997-02-20

This paper discusses mainly the lexical items which suspend conversational implicature, such as if any, if anything, if ever and if not, and secondarily the one which blocks the emergence of conversational implicature like not...until. If any, etc. are representative of suspension of conversational implicature in a general sense, but this is in fact not the case, as is illustrated by the doubt whether the suspended meaning is really conversational in the Gricean sense. According to Horn (1972) and many others, a lower item on a semantic and pragmatic scale allows for the possibility of something stronger holding. This possibility, however, is allowable only when the suspension words are added to the quantified predicates. It is not until if any, etc. are uttered that suspension is implicated, whether conversationally or not. Second and last, not...until sometimes allows and sometimes blocks the occurrence of conversational implicature, i. e., the sense of actualization (Declerck's terminology). The sense of actualization is implied strongly at some time and weakly at another time. The degree of the implied actualization is determined by the hearer's corollary, which is not explainable only by the Gricean and neo-Gricean Quanity Maxims.
著者
藤澤 茂樹 奥隅 豊栄 安元 信廣 柴田 昌三 田中 伸一 小澤 徹三
出版者
JAPANESE SOCIETY OF REVEGETATION TECHNOLOGY
雑誌
日本緑化工学会誌 = Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.351-356, 2009-11-30
被引用文献数
1

近年,表土をのり面緑化に利用する工法が行なわれており,その利用方法の一つとして,表土マット移植工法を考案して,高速道路建設工事において施工した。採取した表土マットは,ミヤコザサの地下茎や萌芽性の木本植物の根系などを含み,緑化資材として有効と考えられる。その効果が明らかになり始めた既施工地では,表土マットに含まれる木本植物からの萌芽を確認しただけでなく,ミヤコザサの活着ならびに地下茎の伸長も確認することができた。さらに,条件のよいのり面では木本種が侵入して階層構造を形成しつつあることから,表土マット移植工法が切土造成地における植生復元を早期に行える工法であることが確認できた。
著者
山中 努 田中 祐也 土方 嘉徳 西田 正吾
出版者
Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics
雑誌
知能と情報 : 日本知能情報ファジィ学会誌 : journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.22, no.6, pp.691-706, 2010-12-15
被引用文献数
1 2

近年,GPS機能付きの携帯電話や,マイクロブログなどの手軽な情報発信サービスの普及により,時空間情報を伴うテキストデータ(メッセージ)が増加しつつある.本研究では,公園などの施設の管理者や自治体の防災センターの職員などが,上記テキスト情報を用いて管理区域の状況把握を行うことを支援するシステムを提案する.提案システムでは,メッセージを決まったカテゴリに分類する自動分類,類似するメッセージを集約するクラスタリング,メッセージが通常より密に発生していることを検出するバースト検出の3つの機能を備えている.万博記念公園で被験者120人に,現場の状況を携帯メールでサーバに通知してもらう実験を行い,時空間情報を伴うテキストデータを収集した.このデータを用いて,提案システムの評価を行った.