著者
東 義昭 諸岡 英雄 諸岡 晴美 若嶋 清人 松本 陽一
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.41, no.9, pp.771-781, 2000-09-25 (Released:2010-09-30)
参考文献数
5

糸構造の異なる代表的市販パンティストッキングレッグ部の表面粗さ特性を明らかにするために, 円筒モデル実験と人体着用実験を行った.試料には, ゾッキ, 交編 (SCY) , 交編 (DCY) , シアー, ウーリー, コンジュゲイトのパンティストッキングを用いた.交編PSと他PSとの間, ウエール方向とコース方向との間, 丈方向と交差方向との間の表面粗さ特性値に, 大きな相違のあることを明らかにした.これらの相違の原因を, 編目形態と表面粗さ特性曲線から考察した.
著者
金田 由美 岡本 恭明 尾迫 貴章 前田 浩 徳山 正徳 竹中 義昭 服部 益治 谷澤 隆邦
出版者
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
雑誌
日本小児腎臓病学会雑誌 (ISSN:09152245)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.49-54, 2002-04-30 (Released:2008-02-29)
参考文献数
14

症例は12歳男児。ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群に対し,シクロスポリンを併用し症状の改善をみたが,白血球減少症という稀な副作用を認めたため減量を余儀なくされた。追加治療としてLDL吸着療法を試み,血中コレステロール値,LDL値が吸着療法前値に戻った約2ヵ月後,ステロイドを再開したところ著効し,完全寛解を得ることができた。LDL吸着療法の効果発現機序は明らかでないが,難治性ネフローゼ症候群において薬剤感受性の改善や吸着療法による未知の物質を吸着除去することによる臨床的改善効果の可能性が示唆されたので,若干の考察を加え報告する。
著者
小澤 義昭
出版者
日本監査研究学会
雑誌
現代監査 (ISSN:18832377)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.23, pp.132-142, 2013

<p></p><p>近年,欧米を中心に職業的懐疑心の在り方が改めて問われており,規制当局と監査事務所の間で議論が重ねられている。この職業的懐疑心に係る議論の内容を公表されている資料等に基づき,時系列的に規制当局の立場と監査事務所側のそれぞれの立場から,英国の議論を中心に整理を行った。そして,規制当局が何をもって監査事務所の職業的懐疑心の欠如を憂慮し,どのような改善を求めているのか,それに対して,監査事務所はどのように反論し,グローバルベースでどのように対処しようとしているのかについて考察を行った。更に,この目に見えない職業的懐疑心に対して,規制当局は具体的にどのような実務的対応を監査人,監査チーム及び監査事務所に求めているのかを見ていくことにより,規制当局が求めている「正しい職業的懐疑心の発揮」とは何かを 筆者の35年間の監査実務経験を踏まえて,明らかにしていった。そして,最後に我が国監査実務に与える影響について検討した。</p>
著者
藤由 義昭 FUJIYOSHI Yoshiaki
出版者
宇宙科学研究所
雑誌
The Institute of Space and Astronautical Science report. S.P. : Proceedings of the 2002 International Science Symposium on the Leonid Meteor Storms (ISSN:0288433X)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.125-126, 2003-03

During the 2001 Leonids maximum, it was cloudy in the limited part of Tokyo.However, we were able to observe a lot of bright Leonid meteors through the thin clouds. We havenever experienced such a wonderfulshower. Here we will report on how the shower were seen.

1 0 0 0 人工膵臓

著者
小西 義昭 山崎 博実
出版者
一般社団法人 日本人工臓器学会
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.153-157, 2008-12-15
参考文献数
14
被引用文献数
2
著者
村木 俊之 垣野 義昭 村上 大介
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.69, no.7, pp.965-969, 2003-07-05 (Released:2009-04-10)
参考文献数
4
被引用文献数
1 2

High speed dry turning is one of the most important themes in ecological manufacturing. But in conventional turning style, it is difficult to reduce cutting temperature because the cutting edge is contacted to the work-piece continuously. Then in mill-turning, high speed face milling is applied for machining of cylindrical parts, and it is possible to reduce cutting temperature by using high speed-interrupted-small depth cutting method so as high speed endmilling. In this study, we have made clear the ability of mill-turning, and optimum cutting conditions for tool life. So we developed the prototype cutters for mill-turning, and tested their performance
著者
平泉 裕 中島 敏明 今西 登之彦 佐藤 義昭
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.54, no.10, pp.768-775, 2017-10-18 (Released:2017-12-04)
参考文献数
12
被引用文献数
1

加圧トレーニング法は下肢または上肢を空圧式加圧ベルトで加圧し,適度な血流制限下での運動により短期間・軽負荷で筋肥大効果を期待できる.本法はオリンピック選手やプロスポーツ選手の強化トレーニング法として実績があり,近年はリハビリテーションや医療現場でも応用されるようになった.本技術は軽い身体負荷での運動を選択する必要がある患者に対して有効と考えられ,高齢化社会にふさわしいリハビリテーション法と考えられる.
著者
渡辺 浩司 伊達 立晶 田之頭 一知 森谷 宇一 戸高 和弘 菊池 あずさ 石黒 義昭 萩原 康一郎 吉田 俊一郎
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

キケロ、クインティリアヌスといった古代ローマの弁論家は、弁論術の学的な根拠を追求するわけではなく、学的な根拠は古代ギリシアのアリストテレスによって作られた弁論術を継承している。18世紀になると弁論術の学的な根拠はバウムガルテンによって書きかえられた。現代におけるレトリック復興は、古代の弁論術を継承するものではなく、古代の弁論術への誤解と「認識がレトリカルだ」とする現代の考え方とによる。
著者
恵沢 敏成 井上 裕 村田 勇 高尾 浩一 杉田 義昭 金本 郁男
出版者
Hindawi Publishing Corporation
雑誌
International Journal of Medicinal Chemistry (ISSN:20902069)
巻号頁・発行日
vol.2019, no.7530480, pp.1-14,

The purpose of this study was to evaluate the physicochemical properties of piperine (PP) in ground mixtures (GMs) of PP with α-, β-, or γ-cyclodextrin (CD) under conditions of humidity, heat, and humidity-heat. In solid-state fluorescence measurements, the fluorescence maxima for GM (PP/αCD = 1/2), GM (PP/βCD = 1/1), and GM (PP/γCD = 1/1) were observed at 463, 472, and 469 nm, respectively. On the other hand, the humidified GMs exhibited maxima at 454, 460, and 465 nm, while the humidified-heated samples displayed fluorescence maxima at 455, 455, and 469 nm, respectively. Therefore, the molecular behavior of PP with α, β, and γCD was concluded to vary upon the coordination of water molecules. NIR and solid-state fluorescence measurements revealed that the molecular behavior of PP inside the α, β, and γCD cavity changed by water and heat factors depends on the mobility of the methylenedioxyphenyl group.This is an open access article distributed under the Creative Commons Attribution License, which permits unrestricted use, distribution, and reproduction in any medium, provided the original work is properly cited.