著者
新関良三 著
出版者
東京堂
巻号頁・発行日
vol.第3巻 (ギリシャ悲劇作家作品研究 [第2]), 1956
著者
長江 明宏 住元 巧 関谷 達人 日和田 邦男 国府 達郎
出版者
社団法人 日本腎臓学会
雑誌
日本腎臓学会誌 (ISSN:03852385)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.379-383, 1989-04-25 (Released:2011-03-01)
参考文献数
14

This study analyzed by high performance gel permeation chromatography (HPGC) molecular forms of atrial natriuretic peptide (ANP) in plasma from anesthetized dogs stimulated by balloon inflation at the main pulmonary artery (Group A, n=4), right atrial pacing (Group B, n=4) and low-molecular dextran injection to right atrium (Group C, n=4), Mean pulmonary arterial (PA) pressure, mean right atrial (RA) pressure, mean arterial pressure, heart rate and ECG were monitored by polygraph system Mean PA pressure in Group A, heart rate in Group B and mean RA pressure in Group C increased significantly by the stimulation (p<0.01, p<0.001 and p<0.05 respectively). Other parameters were not changed significantly in the three groups. There were significant increases in ANP concentration after the three stimulations (Group A : 52.4±5.4 (SD) pg/ml→86.4±12.2 (SD) pg/ml, Group B e 43.8±6.7 (SD) pg/ml→72.0±14.1(SD) pg/ml, Group C : 42.7±8.8 (SD) pg/ml→69.3±10.0 (SD) pg/ml; each p<0.01). Gel filtration profiles showed that the increased form of plasma ANP in the three nrouos was α-ANP. These results suggest that α-ANP may be a main molecular form in plasma from dogs stimulated by the stretch of pulmonary arterial wall and right atrial wall, and atrial pacing.
著者
木村 妙子 関口 秀夫
出版者
The Malacological Society of Japan
雑誌
貝類学雑誌 (ISSN:00423580)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.307-318, 1994-12-31 (Released:2018-01-31)

ホトトギスガイMusculista senhousiaとコウロエンカワヒバリガイLimnoperna fortunei kikuchiiは, 静岡県西部に位置する浜名湖の奥部の潮間帯に優占するイガイ類である。筆者らはこれらの幼生を室内飼育し, 得られた試料をもとに2種のD型幼生から初期稚貝までの外部形態および交装を比較した。試料はSEMと光学顕微鏡を用いて観察した。その結果, D型幼生, 殻頂期幼生および初期稚貝のすべての成長段階で2種の間には, 形態に相違が認められた。D型幼生ではコウロエンカワヒバリガイの方がホトトギスガイよりも殻長が大きい傾向があったが, 計測値は重複しているので, D型幼生の種を殻長のみから同定することは困難である。しかし, D型幼生の交歯は, ホトトギスガイが14-15個であるのに対し, コウロエンカワヒバリガイでは9-11個と差異がみられた。殻頂期幼生では, ホトトギスガイの中央の交歯は小さくなり, 第1靱帯が交歯中央やや後方に形成される。殻の輪郭は卵型で, 殻頂は中央に位置する。これに対し, コウロエンカワヒバリガイでは, 殻頂期幼生の交歯は同大であり, 第1靱帯は交歯後端に形成される。殻の輪郭はほぼ三角形で, 殻頂は前方に偏る。初期稚貝では, ホトトギスガイは3種類の側歯を持つのに対し, コウロエンカワヒバリガイは側歯類を欠く。殻頂の位置は, コウロエンカワヒバリガイの方がホトトギスガイよりも前方に偏る。
著者
小関 俊祐
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.67-77, 2015-01-31 (Released:2019-04-06)

本研究の目的は、教員が機能的アセスメントを行うことで対応方針を立案し、客観的なデータ収集を行ううえでの教員の負担を減らす工夫を行った行動コンサルテーションの有効性について検討することであった。本報告においては、授業中の課題逸脱行動は依然として一定の出現頻度が確認されたものの、問題行動として挙げられた行動のほとんどが消失あるいは大きく減少した。コンサルテーションを実施するにあたって工夫した点は、学校や授業の文脈に沿った形での介入方法の立案を、コンサルティとともに検討したことが挙げられる。本研究は、限られた情報や状況の中で、仮説検証的に機能的アセスメントを行い、対応方針を立案したところに意義がある。
著者
倉見谷 航洋 須田 雄太 長田 昂大 石田 直輝 佐藤 恒司 関口 雄平 小坂 英男
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会講演概要集 72.1 (ISSN:21890803)
巻号頁・発行日
pp.707, 2017 (Released:2018-04-19)

(修1年)量子情報処理の実現へ向けた基礎的取り組みとして、我々はダイヤモンド中の窒素-空孔(NV)中心の電子スピンおよび近傍の核スピンを用いて、光子の偏光状態の保存、読み出しが可能な量子メモリーの開発を行っている。このスキームにおいては電子、核子のスピン状態の磁気共鳴によるコヒーレントなダイナミクスが制御の根幹を担っており、ゆえに制御に最適化された振動磁場パルスを生成することが非常に重要である。本研究では、GRAPE(Gradient Ascent Pulse Engineering)アルゴリズムを用いて制御に対する最適な変調波形を計算し、制御精度の向上を図った。
著者
横関,康祐
出版者
日本コンクリート工学協会
雑誌
コンクリート工学年次論文報告集
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, 1998-06-30

東京都芝給水所は,明治27〜29年に建設された地下式給水所施設であり,底版や煉瓦作りの側壁・隔壁目地材としてコンクリートやモルタルが使用されている。本構造物の解体・新設工事に伴い,我が国でも数少ない100年以上もの長年月を経たセメント系材料の物理的・化学的変質挙動を調査した。その結果,表面から70mm程度はカルシウムに代表されるセメント分の溶出に伴い,水酸化カルシウムやC-S-Hの化学的変質が進行し,表面部には強度低下が確認されたものの,入念な施工がなされていたため40mm以深では,十分な性能を有していることが確認された。.
著者
関敬吾 著
出版者
角川書店
巻号頁・発行日
vol.第2部 第1 (本格昔話), 1953
著者
井関 隆士 小林 純一 高橋 純一
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.138, no.8, pp.129-133, 2022-08-31 (Released:2022-08-25)
参考文献数
14

As pyrometallurgical technologies to smelt nickel metal from the oxide ore, melting reduction process using an electric furnace (Elkem) and semi-melting reduction process using a rotary kiln (Krupp-Renn) with a saprolite ore as a raw material have been established and operated commercially. However, in the future, it is expected that it will be difficult to smelt nickel from the oxide ore because of the decline of nickel grade in the ore and it is necessary to develop a new process adaptable to lower grade ore and difficult processing ore.The authors have conducted fundamental research on the pyrometallurgical reaction of low grade and difficult processing nickel oxide ore smelting by the rotary hearth furnace (RHF). Liquefied gas burner will be supposed from points of cost, reduction of global warming gas and so on in the operation of Ni smelting. On the other hand, it is getting clearer that Fe and Ni metallization degree in liquefied gas burning atmosphere are lower than those in N2 atmosphere. The reason have been guessed effects of H2O generating in liquefied gas combustion. The results about effects of H2O to reduction reaction of low Nickel grade oxide ore is described in this report.
著者
関根 麻理子 牧野 利明 田中 耕一郎 嶋田 沙織 四日 順子 古屋 英治 地野 充時 田原 英一
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.182-203, 2021 (Released:2022-07-29)
参考文献数
25

医療安全委員会では,安全に漢方方剤を使用するための啓発活動を行っており,前回,日本医療機能評価機構の薬局から登録されたヒヤリ・ハット事例を分析した。今回は,同機構の医療機関から登録された医療事故とヒヤリ・ハット事例を分析した。漢方製剤が関係する事例は626件であった。医療事故には,薬剤性肝障害事例があった。 ヒヤリ・ハット事例に関しては,処方時では漢方エキス製剤の1包の内容量の勘違いによる用法用量の誤り,調剤時では製剤番号・外観の類似や漢方処方名の類似による調剤の誤り,投薬時では漢方処方名まで確認せずに,漢字表記やメーカー名だけで判断することによる投薬の誤りがあった。ヒヤリ・ハット事例は当事者本人や同職種者に限らず,他職種者や患者本人から発見される事例も多かったことから,ヒヤリ・ハット事例は同職種者間での共有に留まらず,他職種者とも共有することが,医療安全の推進につながると考えられた。
著者
小関 忠樹 関口 航 押野 真央 竹村 直 齋藤 佑規 吉田 海斗 工藤 大輔 髙野 圭太 神 将文 仁藤 充洋 田辺 茂雄 山口 智史
出版者
Japanese Society for Electrophysical Agents in Physical Therapy
雑誌
物理療法科学 (ISSN:21889805)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.55-64, 2022 (Released:2022-08-20)
参考文献数
39

体表から脊髄を刺激する経皮的脊髄直流電気刺激(tsDCS)と神経筋電気刺激(NMES)の同時刺激は,中枢神経系を賦活することで,脳卒中後の歩行能力を改善する可能性があるが,その効果は不明である.本研究では,同時刺激が健常成人の皮質脊髄路興奮性に及ぼす影響(実験1)と脳卒中患者の歩行能力に与える影響(実験2)を検討した.実験1では,健常者12名に対して,同時刺激条件,tsDCS条件,NMES条件を,3日以上間隔を空けて20分間実施した.介入前後で前脛骨筋の皮質脊髄路興奮性変化を評価した.実験2では,脳卒中患者2名にNMES単独条件と同時刺激条件の2条件を3日ずつ交互に繰り返し,計18日間実施した.結果,実験1では,同時刺激条件で介入後15分,60分の時点で有意に皮質脊髄路興奮性が増大した(p<0.05).実験2では,同時刺激は歩行速度と歩数を改善しなかった.tsDCSとNMESの同時刺激は,健常者の皮質脊髄路興奮性を増大するが,脳卒中患者の歩行能力に対する効果はさらに検討が必要である.

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著者
関西経済連合会
出版者
関西経済連合会
巻号頁・発行日
vol.4, no.5, 1950-05