著者
川瀬 一馬
出版者
日本書誌学会
雑誌
書誌学 (ISSN:02885905)
巻号頁・発行日
no.17, pp.1-11, 1969-11
著者
川瀬 一馬
出版者
日本書誌学会
雑誌
書誌学 (ISSN:02885905)
巻号頁・発行日
no.29, pp.p33-38, 1982-04
著者
琴坂 信哉 柴田 智広 川人 光男
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.204-208, 2000

近年の脳神経系研究の進歩により,様々な脳神経系の持つ機能や役割が明らかになりつつある.しかしながら,単に一つの神経や器官の働きの解明を積み重ねるだけでは,その機能の全貌が把握できるわけではないことも理解されてきている.脳神経系の持つ学習や言語能力といった高次脳機能の仕組みを理解するためには,計算論的な立場からの研究を欠くことができない.著者らのプロジェクトでは,この考え方に基づき,モデルに基づく神経生理学的側面からの研究,非侵襲脳活動計測に基づく学習メカニズムの研究などと共に,ヒューマノイドロボットの開発,および運動学習や運動生成に関する研究への応用を行っている.本プロジェクトで開発したヒューマノイドロボットの紹介と,最新の研究トピックスに関して紹介する.
著者
松田 毅一
出版者
京都外国語大学
雑誌
研究論叢 (ISSN:03899152)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.211-230, 1991-09-30
著者
川嶋 朗 班目 健夫
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.75-79, 2005 (Released:2005-03-11)

日本には,漢方医学という伝統的な医療がある.漢方薬は 1895 年に一度廃絶されたが,1965 年には復権し,保険医療で認められるに至っている.最近では,カイロプラクティックやアロマセラピーなどの他国から輸入された相補(補完)・代替医療 Complementary and Alternative Medicine (CAM) がわが国でも広がりつつある.漢方医学以外の CAM に関する学会の設立は目白押しで,遅ればせながら CAM に取り組む気運が盛り上がりつつある.教育面では漢方医学が広く普及してきたが,その他の CAM についても少数ではあるが,教育を行う施設も出てきている.しかしながら,CAM の実践となると家庭医くらいで病院は数えるほどしかない.さらに統合医療となると実践施設はほとんど存在しないのが現状である.2003 年 6 月,東京の青山にわが国の大学としては初の統合医療実践施設が誕生した.西洋医学の専門家が CAM を中心に診療を行っている.筆者はその責任者である.本稿では,統合医療を実践するための問題点や現在行っているプログラムなどについて報告する.
著者
篠原 武夫
出版者
琉球大学
雑誌
琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.567-574, 1975-12-01

(1)近年わが国の国産材供給危機の情勢により, 東南アジア森林開発に対する関心の高まりは, まことに著しくなってきている。東南アジア森林開発の問題はわが国の林業問題と密接不可分の関係にある。今日の東南アジアの森林は植民地時代の影響を強く受けているので歴史的認識に基づいた東南アジア森林開発の理論的研究は急務である。本論の中心的課題も, 戦前のイギリス帝国主義によって東南アジアの森林がいかに開発されたか, つまり帝国主義の資本の論理が東南アジア植民地の森林にいかに展開して行ったか, という過程を明らかにすることにある。(2)分析方法は植民地森林開発の理論に基づき, 「イギリス帝国主義経済と東南アジア植民地森林開発」の視点に立って接近して行くことにした。一般に帝国主義が植民地開発(資本輸出)を試みる究極の目的は, 超過利潤取得以外の何物でもないが, その目的を達成するために, 独占資本にとって最も要求される課題は植民地原料資源の独占的支配である。この課題を実現するために領土的支配を確立した植民地においては独占資本は国家権力と一体となって原料資源の独占的開発を進めていく。これに対して領土的支配の確立までに至っていない半植民地においては資本侵略によって原料資源の独占的開発を行なうのである。このことは植民地で森林開発が行なわれる場合にも同じように現われる。すなわち(1)領土的支配の確立した植民地の森林開発はなんらかの国家的規模における強権を背景として独占資本の手で開発され, そのために開発対象林は基本的には国有林であり, 資本活動が国家的林野所有を舞台として展開する。すなわち独占資本は森林の所有主体である国家権力と結合して森林資源の独占的開発を可能にするのである。(2)しかし, 同じ植民地で森林の国家的所有が成立しても森林開発が農業開発に重点が置かれて行なわれることがある。そこでの開発資本には農業開発資本のみが存する。この場合の森林資源の意義は農業開発資本の独占的利潤追求と不可分離の関係にある。(3)領土的支配の確立していない半植民地の森林開発では森林の所有主体が民族国家に属しているため, そこでの一資本による森林資源の独占的開発はもっぱら巨大資本力によって生産過程における民族資本および他の帝国主義国資本を圧倒して実現される。以上に述べた植民地森林開発理論の(1)に該当する植民地はビルマ, (2)はマレー, (3)はタイである。
出版者
Routledge
巻号頁・発行日
2005
出版者
Europa Publications
巻号頁・発行日
0000
著者
横田 誠 薦田 幸一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.327-328, 1991-02-25

近頃,主に物理系で問題化している人間原理に関して,伝送工学の立場で考えて行こうしている。今回の絵画パタン等は,楽曲パタンと同様に,確かに物理的線路空間の問題あって,これ等のパタンの形成と認識は従来,主に人間にのみよってなされて来た。これ等性の問題に対して,部分的ながら人間に代行する人工のステム回路を考える事態に立ち至ている。ここで基本的イデアとしは,人間あるいは,そのモデル回路が物理的パタンを産出、形成し、且それ等を認識するということが,そのモデル回路とそれに対時する物理的タンが共通の因子を内蔵するということが基にあるということをとる。このような観点から、従来のTEMにおける伝送工学の基本的イデア対であ「線路」「回路」を生物系,人文系とも学際的に整合とる必要から、伝子工学として一般化,特に今回は人間の情報的パーフォーマンスの基本として,絵画環境の形成と認知に関する「線路」「回路」について考えてみた。線路系には電話線のような「沿線」系と,アンテナとしての「射線」系があり,楽曲パンは「沿線」系であり、今回の絵画パタンは「射線」系である。TEM系の線路系の基礎,単相伝送の線路長l=λ/4の,いわゆるue(:unit element)であり,その系はueの分布措置集合である。この分布電気通信大学措置集合は、一般に相互直交関係にある「沿線」系である衡伝送(b)系と,「射線」系である不平衡伝送(u)系との混在系である,これから絵的に放射され,これが人間の外皮系(ここでは視覚系の一次入力端子としてのンテナ系としての眼球系)を通して,中皮覚系を経由して,内皮(大脳皮質系)に至り,絵画的認謝され、絵画的創作等のバーフォーマンスに結びついてゆく。ー方,このような感受系の(部分的ながら)人工回路系を考えゆく為に,これと共通内蔵の因子としての入力系,この場合の絵画的線路系を,味覚的素子としての分類の必要が出てくる。赤,青等を,白絵画的原子として,これ等が絵画的分子的に画面に分布配置され,絵画的(意)味を供するとして,どのような分子構造が,それに相当するかを考える。ここで絵画系の源系系と元型系を考える。今回の「モンドリアン系」は人類の絵画史上,西欧的ルネッサンスの延長上、近世日本美術の抽象化の影響下の印象派のある種の帰結と考えられる。これは源系系的見地であるが,もう一方の,元型系としては幾何学的と心理学的方向が考えられる。幾何学的としては、ノンメトリックとメトリックが考えられる。形成された絵画パタンは色彩面素のワク内分布系であるが,これに取り組むのに2通りあって,1つは全体を2分割することから複雑多分割を進め基礎的パタンの集合とする方向,もう1つは,画面の1部点あるいは複数部点の,局部的基礎的パタンの成長系と見る方向が考えられる。モンドリアンが残した習作では,その成分の叉点(交差点)がT分岐と十字分岐のみからなっている。今回は,これを一般化して,加えて延長(-),鈎型(L)を含めた系としたものを考えた。そして今回のは;このように,一般の曲線交叉や斜線交叉でない,直角交叉メッシュ系に属するものである。アミダ・メッシュとか楽曲パタンの乗る5線譜様のMM(ミュージカル、メッシュ)等も直交メッシュ系である。但しこれ等の例は「沿線」系であり,これ等の一般系はデダール(迷路)系である。この線路パタンを絵画パタンととしても受け取ることも可能で,特に各区画面に彩色を施せばそれ等は一般的モンドリアン系に含まれることになる。ここで問題はマクロ的画面分割,ミクロな部分核画素に関して,いかに原子的絵画パタンと,その結合系としての絵画的(意)味を与える分子的絵画パタンをを抽出し,そして,これを味覚する代行の回路の建設に向かうことになる。