著者
李 采雨
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稻田法学会誌 (ISSN:05111951)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.57-103, 2019-03-25
著者
春山 習
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稻田法學 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.96, no.1, pp.41-84, 2020-11-10
著者
城後 明慈 長田 智和
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2020-IOT-51, no.7, pp.1-6, 2020-08-27

目的のサーバにアクセスするために外部からサーバへのアクセスへは踏み台サーバからのアクセスが必要である.踏み台サーバでは外部から第三者に乗っ取られることや不特定多数の攻撃の中継地点を防止するためのものである.しかし,利用している踏み台サーバが停止すると学内での復旧作業が必要になってしまうそこで,新規踏み台サーバとして sshr を提案する.sshr は鶴田博文氏が作成したものである.sshr はシステム管理者が組み込み可能なフック関数を用いてシステム変化に追従できる ssh プロキシサーバである.本稿では sshr を改良し弊学へ利用できるように実装をした.
著者
若林 文高
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.76-79, 2017-02-20 (Released:2017-08-01)
参考文献数
4

理科教育では原子・分子などの「粒子概念」の習得が重要である。スペクトルを実際に観察して光の不思議に興味をもち,また歴史的にその謎を解き明かすことで「原子・分子」について理解を深めてきた経緯を学ぶことにより,「原子・分子」を身近に感じられるようになると考えられる。スペクトルの歴史的・現代的意義を述べたあと,身近になったDVDを回折格子として用いる「DVD分光器」の製作法と,それを用いたスペクトルの観察,通常のパソコンと表計算ソフトを用いたスペクトル解析法について述べる。最近のデジタル技術の急速な進歩で,驚くほど高精度の分光実験が身近な材料や電子機器でできるようになった。
著者
Ichiro Takeuchi Momoko Shiraishi Ryosuke Mimori
出版者
The Japanese Society of Systematic Zoology
雑誌
Species Diversity (ISSN:13421670)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.225-233, 2021-09-10 (Released:2021-09-10)
参考文献数
27
被引用文献数
3

Caprella nojimaensis sp. nov. (Crustacea: Amphipoda: Caprellidae), inhabiting the gorgonian Calcigorgia gracilis Matsumoto, van Ofwegen, and Bayer, 2019, is described based on a specimen from 1497 m depth in the Nojima Submarine Canyon, off Boso Peninsula, central Japan. The species is closely related to C. gracillima Mayer, 1890, but differs from the latter in gnathopod 2 being positioned near the anterior margin of pereonite 2 and in the presence of paired small mid-dorsal projections on pereonites 2 and 5. The body colour of live material is pale pink, with mouth parts and gnathopod 2 fringed with darker pink, revealing protective colouration that matches that of the host gorgonian. The clinging behaviour in situ is “upright” as recorded by the remotely operated vehicle Hyper-Dolphin, and the presence of dense swimming setae on antenna 2 suggests that the caprellid feeds by filtering material suspended in the bathyal zone.
著者
中尾 淳 武田 晃 塚田 祥文 舟川 晋也 小崎 隆
出版者
一般社団法人 日本土壌肥料学会
雑誌
日本土壌肥料学雑誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.82, no.4, pp.290-297, 2011-08-05 (Released:2017-06-28)
参考文献数
35
被引用文献数
1

^<137>Csの土壌から農作物への移行低減化対策として,K飽和・乾湿処理によって土壌のCs保持能を向上させる手法について検討を行い,以下の結果を得た.(1)スメクタイトが優先して存在する水田土壌(Sm)に対してK飽和と48時間の50℃乾燥を行った結果,Kdが大きく増加し,さらに10回乾湿処理を施すことでKdの値はさらに増加した.(2)アロフェン質黒ボク土(Am)又は純鉱物イライトに対してK飽和・乾湿処理を行った結果,Kdの大きな変化は確認されなかった.(3)K飽和・乾湿処理によりKdが大幅に増加したSm7試料(1D, 10WD)に対してK脱着処理を行った結果,Kdの値は大きく減少したものの,K飽和・乾湿処理を施さなかったSm7試料のKdと比べると高い値が維持された.このように,土壌がスメクタイトを含む場合,K飽和・乾湿処理は土壌の^<137>Cs保持能を高めるために有効であることが分かった.この処理が実際に^<137>Csで汚染された土壌から農作物への^<137>Cs移行低減化に有効かどうかは,K施用方法や乾燥条件を変えて詳しく調べる必要がある.

9 0 0 0 OA 白鳥傑作集

著者
正宗白鳥 著
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
vol.第1巻, 1926
著者
俣野 裕美
出版者
摂南大学外国語学部「摂大人文科学」編集委員会
雑誌
摂大人文科学 = The Setsudai review of humanities and social sciences (ISSN:13419315)
巻号頁・発行日
no.27, pp.19-37, 2020-01

本論は 2000 年以降のハリウッド映画における、日本人以外の登場人物たちによるサムライ化の表象を分析したものである。『ラストサムライ』(2003)、『キル・ビル vol.1』(2003)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)、『47RONIN』(2013)の4作品を分析したところ、様々なサムライ化の程度が存在するが、完全にサムライになることは避けられる傾向にあることが分かった。また、2000 年代と 2010 年代の作品では、サムライ化に違いが見られた。この点については、当時のアメリカの外交政策をはじめとする社会的背景から考察を行った。This article analyzes the representation of non-Japanese protagonists who become samurai in The Last Samurai (2003), Kill Bill: vol.1 (2003), The Wolverine (2013) and 4 7 R o n i n (2013). In each film, they internalize various aspects of samurai-ness but they avoid turning themselves completely into samurai. The portrayals of non-Japanese samurai, however, are different between 2000s and 2010s. The cause brought the difference is examined with the changing background of US diplomacy, especially military and economic affairs in world politics.

9 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1926年12月02日, 1926-12-02
著者
鬼塚 陽子
出版者
群馬大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

シャーガス病の原因となるTrypanosoma cruziには、宿主防御反応を回避し、自らが生き残る機構が存在するという仮説を立て、宿主の病原体排除機構「オートファジー」に着目した。これまでに、原虫感染細胞では宿主オートファジーが抑制され、特にオートリソソーム形成が進行しないことを明らかにした。そこで、オートリソソーム形成に関わるSNARE 複合体 (Stx17, VAMP8, SNAP29) に焦点をあて、複合体と相互作用する因子を探索する。その機能を in vitro、in vivo の実験系を用いて解析し、原虫感染率、病態に対する影響を評価する。
著者
岡田 千春 宗田 良
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.93, no.10, pp.2153-2158, 2004-10-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
4

化学物質過敏症は微量な化学物質に反応して多彩な症状を呈する疾患群と考えられているが,病態も不明な部分が多く診断基準が確立されたとは言い難い.そこで,診断目的で環境クリーンルームにおいて微量の化学物質の負荷テストを行い61.1%の陽性症例を認めた.また,客観的指標として負荷テスト前後のSuperoxide desmutase (SOD)活性の変化や脳内酸素状態の変化が有用である可能性がある.