著者
宮崎 清宏 山中 知紗 野村 朋江 政岡 由紀
出版者
高知県農業技術センター
雑誌
高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (ISSN:09177701)
巻号頁・発行日
no.29, pp.35-38, 2020-03

1. 葉ニンニク,カイラン,シュンギク,夏秋ホウレンソウ,水耕ミツバの呼吸量は,貯蔵温度が高いほど多かった。また,収穫日の呼吸量が最も多く,翌日には大きく減少するが,2日以降は徐々に少なくなった。2. カイラン,シュンギクの収穫翌日までの呼吸量は,主茎が側枝より多かった。3. 葉ニンニクを垂直または水平置きで貯蔵した場合の呼吸量の違いは判然としなかった。

1 0 0 0 OA 労働調査報告

著者
大阪市社会部調査課 編
出版者
弘文堂書房
巻号頁・発行日
vol.第26号 (日傭労働者問題), 1924
著者
森 忠洋
巻号頁・発行日
no.602, 1979
著者
藤川 護 柴崎 博行 吉岡 直美 大谷 尚美
出版者
香川県産業技術センター
雑誌
研究報告 (ISSN:13465236)
巻号頁・発行日
no.13, pp.108-110, 2013-06

本県を代表する農産物とその未利用資源についてCOX活性阻害能を指標として機能性評価を実施した。その結果,アスパラガス,ブロッコリー及び葉ニンニクではCOX-1活性阻害能が,ニンニク及び新漬けオリーブ廃液ではCOX-1及びCOX-2活性阻害能が確認された。
著者
菊池 昭江
出版者
国際医療福祉大学学会
雑誌
国際医療福祉大学学会誌 = Journal of the International University of Health and Welfare (ISSN:21863652)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.22-35, 2013-10-31

【目的】CNSにおける自律性測定尺度を作成し,その構造的特徴を明らかにする.【方法】CNS認定者545名を対象に質問紙調査を実施した.【結果】回答者212名(38.9%),有効回答205名(96.7%).因子分析の結果,CNSの自律性は"倫理調整・ケア相談能力","他職種間調整・管理運営相談能力","看護研究の実践・活用能力"のCNS役割行動3因子,"ケアプランニング能力","クリティカルケア・総合判断能力","基礎的実践能力","自立的判断・実行能力"のCNS看護職自律性4因子構造を示した.CNS自律性測定尺度のCronbach's αは0.81〜0.94,各因子総得点と項目得点との相関係数は0.63〜0.83(p<0.001)と高い値が得られた.CNS自律性と自信や意欲,職場の人間関係との間でも関連性を認めた.なお,本研究では対象者数が少なく専門領域の経験年数も僅かに過ぎないことから,今後は認定者数の推移をみてCNSの自律性形成プロセスを検討していくことが課題である.【結論】CNSの自律性は,CNS役割行動3因子及びCNS看護職自律性4因子で構成され,尺度項目に関する一定の妥当性と信頼性が確認された.
著者
北村 匡平
出版者
日本映像学会
雑誌
映像学 (ISSN:02860279)
巻号頁・発行日
vol.96, pp.68-88, 2016

<p>【要旨】</p><p> 本稿の目的は、占領期のスターダムのなかでなぜ原節子の価値が最も高まり、どのような大衆の欲望によって彼女のペルソナが構築されたのかを、敗戦後の社会・文化的条件に即して実証的に明らかにすることにある。これまでスターを対象とする研究は映画の表象に傾斜した分析が多かったが、スター研究の視座から、スターを取り巻く言説、とりわけファン雑誌におけるイメージやテクストと映画との関係を重視し、複数のメディア・テクストにおける原節子の個性的アイデンティティ構築が、占領期のジェンダー・セクシュアリティ規範のなかでいかなる価値を形成していたのかを探究する。</p><p> 原節子は、敗戦後に求められる理想的な女性像としての「理知的」で「意志」の強い主体的なイメージを戦中から準備し、戦前と戦後の連続性を引き受けることで、占領期に最も人気の高いスターとなった。彼女の映画のパフォーマンスと、雑誌のパーソナリティに通底する他者の身体から「離れている」ペルソナは、日本女性の身体をめぐるアメリカと日本の占領の言説において、文化的価値を高めることになった。彼女は戦後に現れた敗戦の歴史的トラウマを喚起するパンパンなどの「敗者の身体」とは決して重なることない〈離接的身体〉としての理想的ペルソナを言説によって構築していたのである。本稿では、占領期という歴史的コンテクストのなかで原節子がいかに価値づけされ、欲望されているのかを分析し、アメリカへの抵抗を可能にする原節子のスターペルソナを通して大衆の戦後意識を解明する。</p>
著者
杉中 茂之
出版者
Brewing Society of Japan
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.108, no.3, pp.141-155, 2013 (Released:2017-12-28)
参考文献数
19

多くの加工食品の場合,食中毒菌は勿論であるが,流通中の微生物の繁殖を抑制する必要があり,耐熱性芽胞や乳酸菌,酵母といった腐敗菌も制御すべき対象となる。したがって,惣菜工場や高次加工食品工場の製造ラインや環境などには,より高い衛生度が求められる。そこで,著者に対象とする汚れや微生物,用途,使用方法により,洗浄・除菌に影響する要因と注意点を説明いただき,適切な洗浄・除菌を選択し,使用しなければ期待する効果が得られないことを解説いただいた。醤油,味噌,清酒などの製麹中の汚染低減や製品の詰め時に役立つと考えられるので,是非共にご一読いただきたい。
著者
井上 厚行 小竹 信宏 坂庭 康友 今井 亮
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.108, no.7, pp.465-473, 2002-07-15
参考文献数
48
被引用文献数
2 2

千葉県房総半島南端に分布する千倉層群白浜層中の白色細脈は,従来付加体堆積物から報告されている鉱物脈とは異なり,カルサイトの外にアポフィライトやヒューランダイト,エリオナイト,アナルサイム,ナトロライト,トムソナイト,チャバサイトなどのゼオライトを主体とする鉱物脈である.随伴するカルサイトのδ<SUP>13</SUP>C<SUB>PDB</SUB>(-39‰~-5‰)とδ<SUP>18</SUP>O<SUB>SMOW</SUB>(+24‰~+29‰)値から,脈の生成に関与した溶液中のHCO<SUB>3</SUB><SUP>-</SUP>は堆積物中のメタンの酸化あるいは熱分解に由来したものであると推定される.また,脈の生成温度は1℃~48℃と推算された.ゼオライトやアポフィライトを含む鉱物脈に対して推定された生成温度は従来報告されていた冷湧水に伴う炭酸塩鉱物の生成温度よりも高い.この白浜層の鉱物はプレートの沈み込み帯に伴う冷湧水の組成や起源,さらに流動機構に関する多様性を示す一例である.
著者
上野清 編
出版者
吉川半七
巻号頁・発行日
vol.上編, 1890
著者
宮崎幸麿 編
出版者
[製作者不明]
巻号頁・発行日
vol.亀井茲矩伝 第8巻, 1920

1 0 0 0 OA 諸職絵様雛形

著者
伊藤小文司 著
出版者
環翠堂
巻号頁・発行日
vol.3, 1885
著者
松尾 量子 武永 佳奈
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.68, 2016

<b>目的 </b>ビジネス・シーンにおいて着用することを前提としたマタニティウエアを開発することを目的とする。 <br> <b>方法 </b>マタニティウエアについての現状リサーチをもとに検討を行い、体型が大きく変化する妊娠中期から後期にビジネス・シーンにおいて着用することができるパンツ・スーツについてプロトタイプを制作した。制作用のボディは、妊娠6ヶ月のサイズで作られたものを選定し、シーチングと詰め物を使用して制作したベストを着用させることで妊娠後期の体型に対応した。ジャケットは、胸ポケットを左右につけることで、視線を上部に集め、ダブルの打ち合いと前端の斜めのラインによって、腹部のふくらみが目立たない工夫をした。パンツは、体型変化に対応するためにウエストサイズの調節が必須であること、着脱のしやすさを考慮して、後ろウエストにゴムを入れ、前部は面ファスナーを使用している。シーチングによる試作を繰り返した後に、細かなストライプの入ったダークグレーの布地を用いてプロトタイプを制作し、インタビュー形式によるモニタリングにより、インターネット・ショップにおける販売を前提とした商品化に向けての検討を行った。 <br> <b>結果 </b>マタニティウエアは限られた期間のみの着用であるため、着用者側には価格帯や産後も着用できるかなどを意識する傾向がある。今後はよりユニバーサルな視野から開発を進めることで商品化への糸口を探る必要がある。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1884年10月04日, 1884-10-04

1 0 0 0 埋葬と法

著者
森 謙二
出版者
日本法社会学会
雑誌
法社会学 (ISSN:04376161)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.62, pp.87-98,193, 2005

The concept of "cemetery" in Japanese law, the ground which build graves, has been affected by the idea of ancestor worship, because the Code Civil of Japan positioned the graves as a device for ancestor religious services, which are entrusted with his descendant, and the graves which ancestor buried are reburied as the unrelated grave, if the descendant disappear.<br>In Europe, the burial laws have regulations about "burial compulsion" and "burial duty", but in Japan the decisions whether the dead should be buried, are referred with his family or his descendant.<br>The current system of Japanese burial and cemetery is not be effective, because it is not possible to produce an Atotsugi (successor), the continuation of religious worship is threatened due to the changing family structure and a declining birth rate.