著者
野田 知之 尾崎 敏文
出版者
岡山医学会
雑誌
岡山医学会雑誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.122, no.3, pp.253-257, 2010-12-01 (Released:2011-01-04)
参考文献数
6
被引用文献数
2
著者
藤岡 克則 中村 嗣郎
出版者
長崎外国語大学・長崎外国語短期大学
雑誌
長崎外大論叢 = The Journal of Nagasaki University of Foreign Studies (ISSN:13464981)
巻号頁・発行日
no.5, pp.33-46, 2003-06-30

Despite the widely held view in school grammar that relative pronouns are omitted only when they are assigned the accusative case, there are instances in which they are omitted even when they are assigned the nominative case. The paper documents such examples collected from various sources and further discusses how (and whether) the omission of the nominative relative pronoun should be taught to English learners. Though we suggest how to get access to omitted elements, we will argue that fundamentally nothing new needs to be taught if English learners have knowledge of English grammar regarding the analysis of sentence structures, gaps relating to relative pronouns, usages of that and so on.
著者
林田 治男 ハヤシダ ハルオ Haruo HAYASHIDA
雑誌
大阪産業大学経済論集
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.89-105, 2004-06-30

At the beginning of Meiji Era, many foreign employees came to Japan in order to support her modernization. They contributed to the various fields, such as the construction of capitalistic society, the reinforcement of military power, and digestion of technological knowledge. Among them I am interesting in the railway engineers, for the transportation is a necessary condition for the development, the railway was the frontier industry of the contemporary economy, and it had a large ripple effect. The Imperial Government contracted to Horatio Nelson Lay of Britain in 1869. She canceled the contract next year because of his dishonest actions, and at the same time she ordered the Oriental Bank Corporation to clear the trouble between Lay and to succeed the contractual relations. Therefore the Japanese railways was constructed by British civil engineers and navvies using the British materials, was managed by British mechanical engineers and operators. Thus owing to the advice and suggestion of British engineers Japanese railways began to service. In order to study the motivation of hired British engineers it is necessary to investigate their careers. After their materials are acquired, it is possible to examine their skills and rewards, and induce their ethos overcoming a lot of heavy conditions in Japan. Last summer I visited the National Archives and the Institution of Civil Engineers in UK in order to inquire the memoirs of the Proceedings, the Candidate Circulars, and the members list of ICE and so on. After come back to Japan, I have been trying to support them by using the Japanese primary materials. Now I decide to publish this summarizing note which shows their careers, hoping to help this theme develop.
著者
楠本 昌彦
出版者
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.42, no.7, pp.681-685, 2002-12-20 (Released:2011-08-10)
参考文献数
14

単純X線写真での各種肺縦隔接合線はそのすべてが常に観察できるとは限らないが, 肺縦隔接合線として観察可能な場合, その異常を的確にとらえることで肺縦隔境界面近傍における病変の存在診断に寄与する. また肺縦隔接合線の異常所見をとらえることで単純X線写真での縦隔リンパ節腫大の診断を可能にする場合があり診断的価値が高い. さらにこれら肺縦隔接合線の変化でとらえることのできる腫瘍病変に対しては, 逐一CTを撮影することなく単純X線写真で簡便なモニタリングが可能であり, 臨床的有用性が高い.
著者
植松 喜稔
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.3, no.11, pp.777-797, 1974-11-18 (Released:2010-03-18)

ここに述べた諸項は詳細にわたるものではなく, 一つの考え方を提示したに過ぎず, 隔靴掻痒の感を免がれない.研究, 実験活動の複雑多様性に鑑み, その発生廃液処理を単純, 一義的に定立することは不可能に近い.廃液処理方法は収集サイドから考え, また処理装置が決定されればその運転サイドから収集方式が再検討され, より合理的なシステムに収斂してゆくべき性格のものであろう.すなわち, 研究所の性格に応じて, さらに個個の実験室の実態に応じて, それぞれのケースについて, あるいは追試を行ない, あるいは新しい観点に立って開発を行ない, 最良の方式を編み出してゆく必要があろう.収集方式はもっとも収集が容易で, かつ, 何びとも面倒がらずに, またたとえ善意であっても全く遣漏のないようなシステムを確立すべきである.処理において集中方式, 中間的なグループ処理, 実験室ごとの個別処理が考えられ, いずれの方式を個々の研究所に定着させるかは, その性格によって異なろう.しかし, 前二者の方式においても特殊な物質を含む廃液は前処理によって予め対象外の成分, あるいは処理の障害となる成分を除くか, 個別処理に委ねるかしかない.処理対象を無限に拡大することは不可能だからである.所詮, 大がかりな装置よりも小回りのきく, より多くのカテゴリー別に分割された共通の中間的なもので, 例えば可搬式のものをいくつか備えた方が好ましい場合もある.いずれにせよ最終的には廃水の集中処理装置を必要とすることは論を俟たない.ここでは収集方式と物質別の個別処理方法を重点に述べたが, すでに指摘したように類似の性質をもつ有害な化合物群, または類似の方法についての単なる処理指針にすぎない.したがってあらゆる化合物, あるいはいくつかの混在成分の完全処理は期し難い.むしろ物質の性状を熟知している研究者が発想を駆使してそれらの物質の完全分解, あるいは安定な形態へ変える方法を考案することが望ましい.究極的にはもっとも体積が小さく, かつ飛散, 拡散の恐れの少ない, 水不溶性で, かつ安定な形態に移行せしめればよい.結局, 無機性のスラッジとなるわけであるが, これらは廃棄物処理システムが確立されるまで, 個々の実験室ないし研究所において集積厳重に保管せざるを得ない現状である.可溶性塩類およびそれらの溶液は低害性ないしほとんど無害ではあるが, 環境汚染防止の立場から, また, 用水処理におけるそれらの除去の困難性から淡水域へ放出しないことが好ましい.研究所全体の塩類使用量が僅少であれば, あえて問題とするには当たらない場合もあろう.実験廃液の収集, 処理は, 排水の排出基準ないし環境水域の基準を遵守するためではなく, より積極的に水域に一切有害物質を放出しないという思想によって貫かれていなければならない.すなわち収集という行動自体が研究従事者の倫理観として定立されなければならない.処理を経た後にも, なお水は処理水として厳然として存在する.一切排出しない建前である以上, 排出すべき処理水の水質を調べ, 安全を確認した上で廃水処理装置ないし下水道へ放流すべきは当然である.とくに水域へ直接放出される場合には入念な水質監視が必要である.また, モニターされない成分については厳重な注意を注ぐべきであろう.水分析は専門従事者以外のものにとっては複雑多様で手間がかかり, 時間浪費型であるばかりでなく, 時に判断に間達いを犯しやすい.恐らく自己の目的とする実験ほど積極的に, 入念には分析をやらないだろう.そこで簡易分析の導入, 自動モニターの設置が必要となるのである.

1 0 0 0 OA 浄土宗全書

著者
浄土宗典刊行会 編
出版者
浄土宗典刊行会
巻号頁・発行日
vol.第8巻, 1934
著者
松田 実
出版者
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
雑誌
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) (ISSN:13484818)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.227-235, 2016-06-30 (Released:2017-07-03)
参考文献数
37
被引用文献数
1

前頭葉障害による発話障害を, 3 つの水準に分けて考察した。発話運動面の障害である発語失行 (AOS) では, 従来から重要視されていた構音の誤りの非一貫性では, 他の構音障害と区別できない可能性がある。神経行動学的水準と思われる発話開始困難や発話衝動の低下については, 補足運動野よりも白質障害に注目すべきかもしれない。言語学的な水準の障害として自由発話での喚語や表現選択の問題以外に, 文の構成障害があることを取り上げ, 自験の進行性非流暢性失語例の文作成の障害像を提示した。
著者
張 成年 柳本 卓 松崎浩二 小藤一弥 星野浩一
出版者
アクオス研究所
雑誌
水生動物
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.AA2019-5, 2019

チゴダラとエゾイソアイナメ間には顕著な形態差がなく同種の可能性が指摘されてきたものの本邦ではこれらを別種として扱ってきた。その根拠として、前者は東京湾以南の深海(150‒650m)に分布し、眼径が大きく体色が淡褐色であること、後者は函館以南の浅海(数10m以浅)に分布し、眼径が小さく体色が濃褐色であること、が挙げられている。本研究では北海道から神奈川県の範囲で44個体のチゴダラ類標本を採集し、上記の表現型とともにミトコンドリアDNAの3領域(COI、16S rDNA、Dloop)の塩基配列を分析した。体色は個体間変異が大きいものの浅場標本(80m以浅)では濃褐色個体が多く、深場標本(200m以深)では淡褐色個体が多かった。眼径/吻長も個体間変異が大きく深場標本と浅場標本の平均値間に有意差はなかった。個体間および浅深標本間の遺伝的差異は非常に小さく種内個体間レベルの範囲であることが示された。データベースより入手したチゴダラ属他種の配列を加えた系統樹解析においても、本研究で分析した個体は全て独立したクレードに属し同種と考えられた。以上のことからチゴダラとエゾイソアイナメは同種であり、体色や眼径の変異は種内個体間差であることが示された。
著者
新井 豊美
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.446, 1988-06-25

山本沖子は、詩人三好達治に見出された人である。日本海に向けて開かれた港町、福井県の小浜に生まれ育った沖子と達治の交流は、独学で手さぐりしながら詩を書きはじめていた沖子が、昭和十九年に同県三国町に疎開して来た達治の存在を知り、書きためていた詩稿を送って教えを願ったことに始まっている。一読して詩人はこの見知らぬ娘の秀れた才能を認め、以後、沖子は三好達治の門下で詩を学ぶことになる。 詩集『花の木の椅子』は昭和三十二年に師の序文をもらい、推されて大阪創元社から出版されたが、初版三千部がたちまち売り切れ、戦後間もない荒廃した社会で多くの読者の心を魅了した。当時、それはおどろくべきことだったと云う。なかに次のような詩もある。
著者
児玉 祐軌 松井 孝真 馬場 誠太郎 今井 仁司 コダマ ユウキ マツイ タカマサ ババ セイタロウ イマイ ヒトシ Kodama Yuki Matsui Takamasa Baba Seitaro Imai Hitoshi
出版者
同志社大学ハリス理化学研究所
雑誌
同志社大学ハリス理化学研究報告 = The Harris science review of Doshisha University (ISSN:21895937)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.131-136, 2016-07

本論文において,我々は野球の打撃フォームの角度解析を行うために初歩的な手法を提案する.我々はデータとして2次元の写真,角度解析には3Dソフトを使う.我々の手法においてキーとなる手続きは,選手の写真と野球場の寸法表から打撃フォームの3次元データを再構築することである.我々の手法を適用してプロ野球と大リーグの選手の打撃フォームの差異を調べる.テイクバック時の肩の方位角を数値で求めることができた.数値結果はプロ野球と大リーグの選手の打撃フォームに異なる特徴があることを示唆している.
著者
宇山 浩
出版者
THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.86, no.6, pp.161-168, 2013 (Released:2013-08-02)
参考文献数
21
被引用文献数
1

For issues of energy crisis and global environmental pollution by greenhouse gases, polymers based on renewable resources have become increasingly important, contributing to building sustainable society. This review deals with recent development of bio-based polymers. Practical issues of biomass plastics, new biomass plastics, production of common plastics from biomass, polymeric materials from natural polymers, and plant oil-based polymers are mentioned.