1 0 0 0 OA 名士講壇

著者
長井庄吉 編
出版者
上田屋
巻号頁・発行日
1901
著者
嶋村 英郎 浅野 裕俊 井出 英人 Shimamura Hideo Asano Hirotoshi Ide Hideto
雑誌
【A】基礎・材料・共通部門 計測研究会
巻号頁・発行日
2008-12-19

この抄録は音楽鑑賞によるリラクゼーション効果における定量的計測技術の基礎研究を述べたものである。被験者には最もリラックスできる曲を聴かせた。評価指標は顔面熱画像,血流量,心電図である。得られた結果をリラクゼーション効果が大きいまたは小さいで分類した。この結果,両者には顕著な違いが見られ,顔面熱画像と血流量の変化を測定することでリラクゼーション効果を評価できる可能性を示した。
著者
近藤 武 吉田 睦子 笠原 香
出版者
Japanese Society for Oral Health
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.187-192, 1976 (Released:2010-03-02)
参考文献数
6
被引用文献数
1

高濃度のフッ素はin vitroでコリンエステラーゼ (ChE) を阻害することを確認したので, NaFによるラットChEへの影響を検討することとした。先ず2%NaF溶液をラットの体重kg当り50mgを経口投与し, 投与後1, 3, 24, 48時間ごとに屠殺し, 解剖所見, 各重量を測定するため脳, 腎, 肝, 唾液腺, 血液などの採集を行った。各臓器および血清中のフッ素濃度とChE活性値を測定したが, フッ素はフッ素電極法, ChEはEllmanのDTNB法により定量を行った。血清, 腎, 唾液腺中のフッ素濃度は投与前の対照ラットと比較し, 1時間後には約100倍にまで達したが, 漸次減じ48時間後には投与前に回復した。またChEの抑制は1~3時間後に生じたが, 時間がたつと一部の臓器ではかえて上昇がみられた。ChEの抑制は, アセチルコリンの蓄積を促進させるので, 一般には副交感神経刺激症状を呈する。今回のラットの中毒でも一部のラットに流涎, 嘔吐様の症状などの中毒所見がみられた。
著者
葛谷 雅文 深柄 和彦 Agathe RAYNAUD-SIMON Cornel Christian SIEBER Jürgen M. BAUER Stéphane M. SCHNEIDER
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.935-954, 2011 (Released:2011-06-15)
参考文献数
112
被引用文献数
3

高齢者では高頻度で栄養障害がおこりやすく、それが原因で様々な健康障害やサルコペニアを誘発するのみならず、在院日数の延長、生命予後にも関わっている。低栄養の要因に関しては高齢者特有の多くの原因があり、その要因を含めた定期的な栄養評価が必要である。栄養療法に関しても十分な臨床的なエビデンスが必ずしも構築されているわけではないが、早期に人工的栄養療法を含めた栄養学的介入が高齢者の健康障害の予防につながる可能性がある。
著者
山田 光男 村田 千賀子 安岡 優
出版者
環太平洋産業連関分析学会
雑誌
産業連関 (ISSN:13419803)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1-2, pp.80-95, 2010-06-30 (Released:2015-03-28)
参考文献数
8
被引用文献数
1

鈴鹿 F1 日本グランプリには全国から多くの観戦者が集まり,その間交通アクセスや宿泊・飲食・土産など様々な支出を通じて地域経済に直接間接の影響をもたらしてい る.その影響は単に開催市にとどまらず広域にまたがると期待されるものの,これまでその経済効果の詳細な評価・分析が行われてこなかった.ここでは,F1 観戦客や大会主催者,チーム関係者,F1 ビジネス関係者,地元事業者,宿泊事業者等にアンケートやヒアリングによる実態調査を行い,その結果をもとに,東海3県およびその他都道府県の4地域間産業連関表を用いて2006年F1日本グランプリの経済効果を算出した.さらに,県表から市町村の経済効果を計測する簡便法を用いて鈴鹿市および三重県内周辺市町への経済効果の試算をした.
著者
高橋 康夫
出版者
Traverse編集委員会
雑誌
Traverse
巻号頁・発行日
vol.1, pp.19-24, 2000-06
著者
大草 孝介 阿部 興 内藤 貴也 山口 直人 加田 拓磨 黒田 淑恵 佐藤 のぞみ 日高 明日香 森 健人 鎌倉 稔成
出版者
日本計算機統計学会
雑誌
計算機統計学 (ISSN:09148930)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.147-154, 2015 (Released:2017-05-01)
参考文献数
3

本報告は, 経営科学系研究部会連合協議会主催, 平成24年度データ解析コンペティションにおける本研究チームの報告内容をまとめたものである. 同コンペティションでは, 物件情報サイト上の顧客の行動履歴に対する解析を行い, 消費者が将来閲覧するであろう物件を予測するという課題が提供された. この問題に際し, 本研究では顧客行動の中でも, ユーザの検索時の検索条件と, 実際に閲覧した物件の持つ条件の共起関係について重点を置いて解析を行い, ユーザが将来閲覧する物件の予測を行った. 結果として, 提案手法は単純に検索条件に基づいてリコメンドした場合に比べて, 高い予測精度を得ることに成功した.
著者
村田 和代
出版者
社会言語科学会
雑誌
社会言語科学 (ISSN:13443909)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.49-64, 2013-09-30 (Released:2017-05-02)
被引用文献数
2

本稿では,まちづくり系ワークショップの進行役であるファシリテーターの言語的ふるまいの特徴を明らかにし,それが話し合いにどのような影響を与えているか,まちづくりをめぐる話し合いに有効かを考察する.ワークショップの進行役(ファシリテーター)の特徴を特定するために,ワーグショップと同じくミーティング談話(meeting genre)の一種であるビジネスミーティングの進行役(司会者)の言語的ふるまいと比較する.データとして,ワークショップ談話の録音・録画データ(約80時間),ビジネスミーティング談話の録音・録画データ(約35時間),参加者へのインタビューやフィールド・ワーク等で得た情報を用いる.考察の結果,ビジネスミーティングの司会者と比較すると,ファシリテーターのふるまいには対人関係機能面に関わる言語ストラテジーと,話し合いのメタ的情報を提示する言語ストラテジーが積極的に使用されていることが明らかになった.このようなファシリテーターに特徴的な言語的ふるまいが,「参加者が平等な立場で臨める話し合い」「参加者がプロセスを把握しやすい話し合い」「参加者間のラポール構築を促し,参加者同士が話しやすい話し合い」へと導く要因となることも明らかになった.まちづくりをめぐる話し合いにおいて,ファシリテーターは,住民参加を促し,各政策主体が協働してまちづくりを進めるために効果的であると言える.
著者
菅原 通代 片平 健太郎
出版者
日本基礎心理学会
雑誌
基礎心理学研究 (ISSN:02877651)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.48-55, 2019-09-30 (Released:2019-12-10)
参考文献数
18

Reinforcement learning models, which update the value related to a specific behaviour according to a reward prediction error, have been used to model the choice behaviour in organisms. Recently, the magnitude of the learning rate has been reported to be biased depending on the sign of the reward prediction error. A previous study concluded that these asymmetric learning rates reflect positivity and confirmation biases. However, another study reported that the tendency to repeat the same choice (perseverance) leads to pseudo asymmetric learning rates. Therefore, this study aimed to clarify whether asymmetric learning rates are the result of cognitive bias or perseverance by reanalysing the open data that the previous study obtained from two different types of learning tasks. To accomplish this, we evaluated multiple reinforcement learning models, including asymmetric learning rate models, perseverance models and hybrid models. The results showed that the choice data associated with positivity bias were also explained by the perseverance model with symmetric learning rates. Meanwhile, the data associated with confirmation bias were not explained by the perseverance model. These results suggest the possibility that either cognitive bias or perseverance could explain asymmetric learning rates depending on the contextual information of learning task.
著者
松本 浩希 加納 一則 真田 将幸 中川 法一
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.38 Suppl. No.2 (第46回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.AbPI1105, 2011 (Released:2011-05-26)

【目的】 中殿筋は、解剖学的構造より前部・中部・後部繊維に分けられ、それぞれの部位によって機能が異なる。しかし、従来の筋活動に関する報告は中殿筋を筋全体として捉えたものが多く、筋の各部位ごとに筋活動をみているものは少ない。中でも、荷重位での筋活動に関する調査は特に少なく、体重支持期に骨盤傾斜を制御する重要な役割は、大殿筋上部繊維及び中殿筋前部繊維が担っているとの報告もあるが、統一した見解にも至っていないのが現状である。荷重時の中殿筋各繊維の筋活動量を明らかにすることは、骨盤傾斜を抑制するための運動療法を実施する際に、有意義な情報になると思われる。そこで、表面筋電図を用いて立位荷重肢位での中殿筋前部繊維、中部繊維における筋活動量を調査した。【方法】 対象は、下肢・体幹に整形外科的・神経学的疾患のない健常者9名(男性:8名、女性:1名、23.3±1.9歳)とした。方法は、重心を前後左右に偏位させた片脚立位時の中殿筋前部・中部繊維の筋活動量を、表面筋電図を用いて測定した。筋電図の測定にはNORAXON社製Myosystem1200を用い、解析にはNORAXON社製Myoresearchを用いた。測定側は右側とし、直径22mmの電極を用い、双極誘導法にて電極間距離を20mmとした。各筋繊維の電極の設置は池添らの方法に準じ、皮膚抵抗は、10KΩ以下となるように皮膚前処理を行った。対象脚は右下肢とし、1.通常の片脚立位(重心中間位)2.左股関節軽度屈曲・左膝関節伸展位での片脚立位(重心前方位)3.左股関節軽度伸展・左膝関節伸展位での片脚立位(重心後方位)4.体重の5%の負荷を肩関節外転90°で右上肢遠位へ加えた肢位での片脚立位(重心同側位)5.体重の5%の負荷を肩関節外転90°で左上肢遠位へ加えた肢位での片脚立位(重心対側位)を測定肢位とした。各動作の筋電波形を整流平滑化処理し、波形の安定している3秒間の積分値を求めた。次に、背臥位での中殿筋最大等尺性収縮時の波形を100%MVCとし、各片脚立位時の%MVCを求めた。各片脚立位時の前部繊維と中部繊維の%MVCにおける差の検定には、t-検定を用いた。統計処理は、SPSS17.0を用いた。【説明と同意】 今回の調査は、当院の倫理委員会の規定に基づいて実施した。また、研究の趣旨、測定の内容、個人情報の取り扱いに関して説明を行った上で研究協力の承諾を得た。【結果】 結果は、重心中間位が前部繊維で37.7±19.4%、中部繊維が27.0±11.0%(P<0.05)。重心前方位では前部繊維が47.8±25.7%、中部繊維が37.4±16.7%(P=0.052)。重心後方位では前部繊維が30.5±18.3%、中部繊維が31.6±16.7%(N.S.)。重心同側位では、前部繊維が30.3±18.1%、中部繊維が26.6±12.2%(N.S.)。重心対側位では、前部繊維が46.0±23.1%、中部繊維が35.5±15.6%(P<0.05)であった。【考察】 本研究の結果、各片脚立位時の%MVCは、重心中間位および対側位において、中殿筋の前部繊維が中部繊維と比し有意に大きかった。また重心前方位においては、前部繊維が中部繊維と比し大きい傾向を認めた。これは、解剖学的に中殿筋の前部繊維は腸骨稜前方から大転子上縁に起始、停止を持ち、中部繊維は腸骨稜外側から大転子外側面に起始、停止を持つため筋活動量に差が生じたものと考えられる。重心中間位には、骨盤後方回旋を伴って片脚立位を行うので、前額面上の骨盤傾斜を抑制するのに前部繊維の筋活動が高まるのではないかと考えた。そして、重心対側位には重錘負荷、前方位では左下肢の自重による骨盤傾斜を抑制するために中殿筋の筋活動量が増加したと思われる。重心後方位に有意差を認めなかったのは、股関節伸展時に骨盤が前傾し、前部繊維の起始と停止が近づいたため筋効率が低下したためであると考えられる。そして、重心同側位に有意差を認めなかったのは、片脚立位保持に中殿筋機能の必要性が低下し、筋全体としての活動量が低下したためと考える。今回、重心位置の変化によって、前部繊維、中部繊維に活動量の差が認められ、中殿筋に負荷をかける肢位には前部繊維が有意に働く可能性が示唆された。今後は、歩行時の中殿筋の部位別の活動や変形性股関節患者での筋活動を検討していきたい。【理学療法学研究としての意義】 先行研究では、荷重位で中殿筋の部位別での機能を調査した報告は少ない。中殿筋のそれぞれの部位での機能を知ることは、歩行分析・リハプログラムの立案などの際に、有意義な情報になると思われる。