著者
片岡 弘明 北山 奈緒美 石川 淳 宮崎 慎二郎 荒川 裕佳子 森 由弘
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.89-93, 2012-06-30 (Released:2016-04-25)
参考文献数
8

閉塞型睡眠時無呼吸症候群患者の外来での運動継続率が糖尿病患者,肥満患者と比較し低値であった.そこで,運動の実施状況や継続ができない理由,運動指導の改善点などを明確にすることを目的にアンケート調査を実施した.その結果,運動する時間・意欲がないと回答した者が多かった.運動の効果や方法を科学的根拠に基づいて指導するだけでなく,どのようにして患者の行動を適切な方向に導くかといった行動変容アプローチも必要である.
著者
小豆川 裕子 神戸 雅一 田中 茂
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2007年度春季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.18, 2007 (Released:2007-10-17)

今日のKM関連施策は,企業価値の向上のために様々な経営手法を融合させ,知識の保存ではなく,知識の共有・知識の流通をいかに行うか, ICT, Non-ICTを含めた経営手法の組み合わせをどう設定するか,に関心が移っている.とりわけICTツールに依存した反省を踏まえ,「人」を中心に据えたコミュニケーションやコラボレーション,それを喚起する「場」が重視され,ICTも企業コミュニティの再生や組織文化の変革ツールとして位置づけられている.本報告は,今日の知識経営の実践や測定手法の動向を踏まえ,知識経営を実現するイノベーションの受容性に着目したフレームワークの提案を行う.

1 0 0 0 OA 征西戦記稿

著者
参謀本部陸軍部編纂課 編
出版者
陸軍文庫
巻号頁・発行日
vol.第23−50巻, 1887
著者
木島 由晶
出版者
日本ポピュラー音楽学会
雑誌
ポピュラー音楽研究 (ISSN:13439251)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.16-39, 2006
被引用文献数
1

近年の路上演奏は、都市部における青年文化の文脈で捉えられやすい。本稿はこの観点を継承し、大阪有数の都市である心斎橋周辺をモデル・ケースとして、路上文化の今日的な様相を示す。分析の前半では、169名分のインタビュー・データを整理して演者の意識の傾向を把握する。これをふまえて後半では、フィールド・リサーチの知見を導入して路上文化の特色を位置づける。以上の分析から得られた知見は、つぎの3点である。(1)路上文化が定着した要因には、通行人に対する意識の低下よりも、路上に対する安心感の高まりが大きい。(2)路上で自由に演奏してもよいという感覚は、今日では演者当人をこえて、演者をとりまく警察や自治体の側に波及している。(3)こうした状況の変化は、演者の二極化傾向を促進させる。一方は、通行人を意識しないで気ままに演奏を楽しむスタイルであり、他方は、通行人を強く意識してレコード・デビューを目指すスタイルである。

1 0 0 0 世継物語

出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
0000
著者
中村 大 川口 貴之 千葉 貴久 伊藤 陽司 渡邊 達也 山下 聡
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.132, no.1, pp.14-21, 2016-01-01 (Released:2016-01-16)
参考文献数
5
被引用文献数
1

In this study, we conducted a follow-up survey of brick cracking on a brick wall in the parking space of JR Kitami Station and installed temperature sensors on the surface of the brick wall in order to measure changes in the brick wall temperature during late winter. In addition, we attempted to reproduce the brick cracking observed on the brick wall by conducting an indoor freeze-thaw experiment. The field investigation confirmed that the brick cracking on the brick wall occurred on the south-facing wall in the period from the coldest season to late winter. It was also confirmed from the records of the measured surface temperatures of the brick wall that, even in winter, the bricks could thaw in daytime and re-freeze at night, depending on the weather, solar radiation, and depth of snow coverage. Furthermore, we were successful in reproducing the brick cracking observed on the brick wall in the parking space of JR Kitami Station in the indoor freeze-thaw experiment. Our experience outlined above has demonstrated that frost damage can occur on the brick wall at JR Kitami station by a mechanism caused by the phenomenon of closed-system freeze-thaw, which the authors propose.
著者
島村 綾 小関 陽子 小泉 昌子 原 未来 折戸 美月 重村 泰毅 峯木 眞知子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69回大会(2017)
巻号頁・発行日
pp.302, 2017 (Released:2017-07-08)

(目的)コーヒーの焙煎法の違いには、直火型、半熱風型、熱風型の焙煎機があり、この風味の違いは明らかではない。そこで、直火焙煎、熱風焙煎による短時間加熱、長時間加熱で調製したコーヒー液を用い、その風味を時系列評価によるTDS法を用い、味の面より検討した。(方法)同じコーヒー豆による焙煎方法の異なるコーヒー液を株式会社ドトールに依頼した。試料の濃度はbrix×1.5を用い、温度による違いを避けるために室温で用いた。メディア・アイ製J-SEMS TI・TDSシステムを用い、パネルはコーヒーを好む本学女子学生10名で、測定時間は60秒とした。味の感覚属性は6属性(甘味、酸味、苦味、うま味、ナッツの味、渋味)を用いた。採点法による嗜好型官能評価も行った。コーヒー試料のアミノ酸分析も行った。(結果) 直火焙煎短時間加熱試料の味の評価は、初めに苦味、その後酸味を感じる。長時間加熱試料では先に苦味を感じ、その後に酸味、苦味、うま味、そして後味にうま味を有意に感じている。熱風焙煎の短時間と長時間を比べると、短時間では、苦味を先に感じ、ナッツの味もわずかに感じ、渋み、甘味、うま味、苦味を感じ、後味にはナッツの味、酸味を有意に感じている。直火焙煎と熱風焙煎を比べると、直火焙煎のほうが好まれることがわかる。採点法による総合評価において、焙煎方法に関係なく、短時間加熱試料が長時間加熱試料よりも有意に好まれた。
著者
久保山 敬介 王 鋒 松本 浩樹 中沢 信明
出版者
The Japan Society of Applied Electromagnetics and Mechanics
雑誌
日本AEM学会誌 (ISSN:09194452)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.140-145, 2013 (Released:2014-02-25)
参考文献数
11
被引用文献数
1

This paper reports a novel system that real-timely detects the respiration and the heartbeat during sleep for the purpose of early diagnosis of Sleep Apnea Syndromes. Real-time discrimination of the signal components related to the respiration and the heartbeat was realized using the Independent Component Analysis from the observed signals of PVDF films, which are placed on the bed under the bed sheet. Body movement is taken into consideration in order to prevent the system from divergence and to improve the discrimination accuracy. Efficacy of the system is testified through experiments.
著者
斎藤 治子
出版者
東京女子大学
雑誌
史論 (ISSN:03864022)
巻号頁・発行日
no.41, pp.p45-62, 1988
著者
中里 重次
出版者
燃料協會出張所
雑誌
燃料協會誌
巻号頁・発行日
vol.11, no.121, pp.一四五二-一四六一, 1932