著者
伊藤 美咲 栗田 季佳 ITO Misaki KURITA Tokika
出版者
三重大学教育学部
雑誌
三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 = BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice (ISSN:18802419)
巻号頁・発行日
vol.68, pp.61-67, 2017-03-31

障害児のきょうだいは、健常児の兄弟を持つ子どもにはない特有の悩みを持つことが指摘されている。しかし、国内において、障害児・者のきょうだいであることによる体験や影響に関する研究は少ない。また、きょうだいに関する研究の中でも、健常児の兄弟と障害児のきょうだいを比較している研究はほとんど見当たらない。そこで本研究では、障害児と健常児の兄弟にインタビューを行い、障害児のきょうだいである特有の実態を検討した。インタビューの結果、同胞のことを友達へ話すことへのためらいや、将来に及ぼすきょうだいの影響等が特有の実態として挙がってきた。また、健常児の障害児・きょうだいに対する見方は、「積極的拒絶」「消極的拒絶」「対等」の3種類に分けられた。今後の課題として、環境の大切さ・教育現場での支援の重要性が示唆された。
著者
楜沢 健
出版者
早稲田大学国文学会
雑誌
国文学研究 (ISSN:03898636)
巻号頁・発行日
vol.118, pp.45-55, 1996-03-15
著者
島薗 進
出版者
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター
雑誌
死生学・応用倫理研究 = Journal of Death and Life Studies and Practical Ethics (ISSN:18826024)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.178-190, 2015-03-15

第二五回日本生命倫理学会年次大会 「死生学と生命倫理」 特別対論企画 「低線量被爆と生命倫理」
著者
島 文子 坂本 拓 塩野 真弓 東出 善史子
出版者
京都大学附属図書館情報管理課APC ワーキンググループ
巻号頁・発行日
2014-12

本学において多額の購読費を支払っている電子ジャーナルについて、従来は購読費を出版社に支払い、閲覧する形が主流であった。しかし、「オープンアクセス費」というものを著者が出版社に支払い、電子ジャーナル掲載論文を無料公開とするケースが急増している。従来からの購読費は減少していないにも関わらず、オープンアクセス費を支払うことにより、総額として研究者(大学)の研究発表にかかる費用が増加しているなどの課題が顕在化してきている。本ワーキングループでは、本学教員によるオープンアクセス費の支出や、オープンアクセス費をめぐる状況を予備的に調査した。
著者
藤井 聡
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木學會誌 (ISSN:0021468X)
巻号頁・発行日
vol.97, no.9, pp.50-51, 2012-09-15
著者
平塚 徹
出版者
京都産業大学
雑誌
京都産業大学論集. 人文科学系列 (ISSN:02879727)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.301-325, 2018-03

日本では,しばしば,イエスは馬小屋で生まれたと言われる。しかし,西ヨーロッパにおいては,イエスが生まれたのは,家畜小屋である。日本における馬小屋伝承の起源については,これまで研究がなかった。 キリシタン書では,イエスの生まれた場所は,しばしば,「うまや」とされていた。この語は,語源的には馬小屋を意味するが,牛小屋を指すのにも転用されてきた。キリシタン書における「うまや」は,家畜小屋の意味で使われたと考えられる。本稿では,禁教時代を経てキリスト教解禁以後,「うまや」という語が馬小屋の意味で理解されて,馬小屋伝承が流布し定着したという仮説を提案した。その他に,以下の要因が働いた可能性も指摘した。(1)聖徳太子が厩の前で生まれたという伝説に影響された。(2)英語においてイエスの生まれた家畜小屋を指すにはstableが用いられる。しかし,この語は,通常,馬小屋を指すように意味変化している。(3)ルカ2章に出てくる飼い葉桶の適当な訳語がなく,『明治元訳聖書』や『大正改訳』などの日本語訳聖書で「槽(うまぶね)」や「馬槽(うまぶね)」が用いられた。
著者
萩野 寛雄
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1957号 ; 学位の種類:博士(政治学) ; 授与年月日:2004/10/26 ; 早大学位記番号:新3864
著者
鈴木 治郎
巻号頁・発行日
pp.1-7, 2012

Riemann予想の原論文である Bernhard Riemann Ueber die Anzahl der Primzahlen unter einer gegeben Grosse の日本語訳.訳者:鈴木治郎