出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1560, pp.8-10, 2010-10-04

日中関係が急激に悪化した9月下旬、日本の大手メーカーの中国合弁のトップは、話題が尖閣諸島に及ぶと、こう言って口をつぐんだ。日本人だけの会合でも警戒を怠らないのは、中国ではオフィスなどに盗聴器が仕掛けられている可能性があるからだ。 沖縄県の尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件の悪影響は、日本企業の中国事業に確実に広がっている。
出版者
日本国際問題研究所
巻号頁・発行日
1993

1 0 0 0 OA 平妖傳8卷40回

著者
明羅貫中撰
巻号頁・発行日
vol.[5], 1812
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.464, pp.62-63, 2009-01-23

2010年3月の開港を目指して整備中の百里飛行場(茨城空港)は、コストを徹底的に抑えた。国内線就航の目途が立たないなか、設計変更して日本初の格安航空対応ターミナルを整備。事業費に見合ったサービスを提供する。搭乗橋をなくしてコスト削減 茨城空港は、首都圏の空港の利用者急増に対応する目的で整備が決まった。国は乗降客数を年間80万人と見込む。
著者
高安 厚思
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.261, pp.26-29, 2015-01

2014年10月28日、HTMLの第5版に当たるHTML5が、Web技術の標準化団体W3Cの「勧告」となった。これは仕様が確定したことを意味する。今回勧告となったのは基本仕様を定めた部分だが、最新のWebブラウザーでは周辺仕様も含めたHTML5対応が進んでいる。
著者
伊藤 貴之
出版者
日本医用画像工学会
雑誌
Medical Imaging Technology (ISSN:0288450X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.150-153, 2012

「可視化」「見える化」という単語の認知度は,ここ数年で急速に向上した.とくに,警察による捜査や取り調べを透明化する意味での「可視化」や,ビジネスの進捗や収支に関する情報共有のための「見える化」が,新聞の社会面や経済面に数多く登場した.一方で「可視化」という単語を「情報の視覚的提示」という抽象的な行為で定義するなら,その範疇は警察やビジネスに限らず非常に多岐にわたるはずである.本稿では,形や色などの視覚的実体を有さない一般的な情報を視覚的に提示する「情報可視化」という技術を概観し,その応用事例をいくつか紹介する.
著者
渡邉 一弘 成田 紘一 佐藤 静香 加藤 正
出版者
日本薬学会化学系薬学部会
雑誌
反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要
巻号頁・発行日
vol.36, pp.139, 2010

In multistep syntheses of complex natural products, selection of the most suitable protecting group for each hydroxy function is very important and sometimes holds the key to success. We are interested in the chemoselective deprotection to expand synthetic applicability of phenyliodine(III) bis(trifluoroacetate) (PIFA). The hypervalent iodine reagent such as PIFA is one of the promising reagent for development of environmentally benign oxidations. We describe not only the deprotection of more readily removable 3,4-dimethoxybenxyl (<sup>3,4</sup>DMB) protecting groups, but also selectivity among the three benzyl-type protecting groups, <sup>3,4</sup>DMB, <I>p</I>-methoxybenzyl (PMB) and benzyl (Bn). When the tetra-protected compound (having Bn, PMB and <sup>3,4</sup>DMB groups) was treated with 2.0 equivalents of PIFA at room temperature, the <sup>3,4</sup>DMB group was removed to give mono-alcohol with more than 97% selectivity.

1 0 0 0 OA 外国雑件

出版者
巻号頁・発行日
vol.[3],
著者
Katsuhiro Kojima Tadashi Yokoyama Naoko Ohkama-Ohtsu Suwat Saengkerdsub Manabu Itakura Hisayuki Mitsui Kiwamu Minamisawa Yasuhiro Arima
出版者
Japanese Society of Soil Microbiology
雑誌
土と微生物 (ISSN:09122184)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.12-21, 2012-04-01 (Released:2017-05-31)
参考文献数
35

Tetronic acid is a candidate for an inducer of nodulation (nod) gene expression in Mesorhizobium loti. However, there is no evidence that tetronic acid is secreted from Lotus species, the host plants of M. loti. This suggests that Lotus plants may produce other genuine nod gene inducers that differ from tetronic acid. In this study, M. loti cells harboring a nodA-lacZ fusion were enclosed in dialysis tubing and immersed in L. corniculatus culture solution. Significant β-galactosidase activities were detected in the M. loti cells, indicating that nod gene inducers were present in the seed and root exudates. β-galactosidase activities in M. loti cells were also determined after cells were exposed to seed and root exudates or tetronic acid in vitro. Seed and root exudates induced greater β-galactosidase activity in M. loti cells in 1 mM CaSO_4 solution than in YEM medium. In contrast, tetronic acid induced greater β-galactosidase activity in M. loti cells in YEM medium than in 1 mM CaSO_4 solution. Further, β-galactosidase activities induced by seed and root exudates and tetronic acid tended to decrease as the pH of the medium became neutral. In an LC-MS analysis, we could not detect tetronic acid in the concentrated seed and root exudates. These findings indicate that Lotus plants release genuine nod gene inducers for M. loti that differ from tetronic acid. Finally, seed exudates of L. corniculatus were fractionated according to molecular size and polarity, and it was clarified that a putative nod gene inducer in the seed exudates was a low molecular weight and high polarity substance.
著者
倉田 奈穂子 安信 千津子 横村 克也 山田 章生
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.353-354, 1996-09-04

近年、顧客のニーズにより店外に設置されるATM(現金自動預け払い機)が増加し、その拠点数も年々増えつづける傾向にある。またサンデーバンキシグなどで稼動日が増加し、稼動時間もますます延長されている。金融機関では顧客の信頼をつかむため、ATMの現金切れが起こらないように現金を補充する必要があるが、一方で、バブル崩壊後の不安定な経済環境のもと、効率の良い資金運用が重要な課題となっている。資金切れの防止及び、資金運用の効率向上という相反するこの問題を解決するため従来の取引実績と各種要因を加味した取引量の予測により、最適な補充サイクルと金種別補充枚数の決定を支援するシステムが求められている。特に店外ATMでは巡回に掛かる作業コストを押さえ、補充資金の準備などのため補充量合計を把握するなど、スケジュールを立てて計画的に行なう必要がある。本稿では、複数の拠点にある店外ATMを管理しているセンタを例に現金補充問題をとりあげ、効率の良い現金補充を行なうための巡回スケジュールの立案から、補充枚数の決定までを支援する資金運用管理支援システムについて述べる。
著者
荒又 美陽
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.66, 2006

1.はじめに<BR> 街区を保存すべきか、作り変えるべきかという判断は、既存の建造物の状態や固有の歴史性にしたがってなされているように見える。しかし、実際には、それは時代や社会情勢を反映しており、決して中立のものではない。同じ街区が、数年間のうちに、保存の対象となったかと思えば取り壊されることもある。<BR> パリのマレ地区は、1964年に歴史的街区として保護・修復の対象となった。根拠法である通称「マルロー法」(1962年成立)の審議の段階で、マレはすでに対象とみなされており、その歴史的価値が相当に認知されていたことを見て取ることができる。ところが、戦前には、マレ地区の南部は「不衛生街区」として取り壊しの対象となっていた。この転換の背後には何があったのだろうか。本報告では、パリ四区の住民を中心とする歴史協会が、現在のマレ地区にほぼ一致する領域を対象に研究し、1902年から39年まで発行していた『ラ・シテ』という機関誌を取り上げる。分析によって、地区の二つの表象が明らかになってくる。ここでは、それらと政策の関連について考察する。<BR>2.取り壊しに対抗する歴史<BR> フランスの都市計画は、19世紀中盤以降、入り組んだ街区を取り壊し、広い街路と設備の整った建造物を建設する方向で進められてきた。マレ地区の整備は遅れていたが、20世紀の初頭には、少しずつ取り壊しと再建が実施された。第四区の歴史協会は、地区の建造物やモニュメントについて、たくさんの研究を行った。詳しく見ていくと、それらは必ずしも美的・歴史的価値が見出されるにつれて増えたというわけではない。1902年の最初の論文から、対象となっているのは破壊されつつある建造物であった。また、歴史上重要な人物が地区でどのように生活していたかについても報告され、具体的な場に当てはめられた。『ラ・シテ』の歴史研究は、具体的な建造物や通りと関連させることによって地区の取り壊しに抗していたのである。<BR>3.排除すべき現状<BR> 他方、同じ『ラ・シテ』において、東方ユダヤ移民が批判すべき対象として現れていた。19世紀末から、ポーランドやロシアの弾圧を逃れて多くのユダヤ人がマレに住んでいたが、『ラ・シテ』では、言葉も通じず、好んで不衛生な状態にいる不可解な存在として描かれていた。行政に「不衛生街区」と指定されたマレ南部については、統計上移民が多いこととともに、19世紀のはじめにコレラの死者が多かったことも報告された。こうして、『ラ・シテ』では、街区の取り壊しにも理由を与える表象を提供していた。<BR>4.破壊から保存へ<BR> マレ南部の不衛生街区は、ヴィシー期に集中的な開発の対象となった。当初は取り壊しを目的としていたが、1942年に街区の歴史性を重視する方針に転換した。同じ時期にユダヤ人が強制移送の対象となり、地区の表象として歴史性のみが残っていたことと無関係とはいえない。戦後、不衛生街区事業を担当していた建築家がマレ地区保存のための調査にあたった。『ラ・シテ』に見られた保存と排除の思想は、60年代に引き継がれていくのである。<BR><BR>主要参考文献<BR>Fijalkow, Y. 1998. La Construction des &icirc;lots insalubres. Paris 1850-1945. L'Harmattan<BR>Gady, A. 1993. L'&Icirc;lot insalubre No 16: un exemple d'urbanisme arch&eacute;ologique. Paris et Ile de France m&eacute;moires publi&eacute;s par la f&eacute;d&eacute;ration des soci&eacute;t&eacute;s historiques et arch&eacute;ologiques de Paris et de l'Ile de France. Tome 44: 207-29