著者
中嶋 幹郎 大山 要
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.53, no.8, pp.787-789, 2017 (Released:2017-08-01)
参考文献数
10

ジェネリック医薬品は先発医薬品と治療学的に同等であることが保証された医薬品であるが、医療関係者や患者からは、副作用による安全性への懸念の声があげられる。そこで、副作用の一つである薬剤性肝障害を評価するため、臨床試験とは異なるアプローチでヒト肝細胞キメラマウスとトキシコゲノミクスの手法を用いた新しい手法を開発し、様々な先発医薬品とジェネリック医薬品の薬剤性ヒト肝障害リスクの同等性を評価した。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1904年08月03日, 1904-08-03

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1902年06月24日, 1902-06-24

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1932年04月14日, 1932-04-14
著者
味香 修
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.22-27, 1969-01-05 (Released:2010-10-07)
参考文献数
24
被引用文献数
1 1
著者
神代 貢志
出版者
広島大学法学会
雑誌
広島法学 (ISSN:03865010)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.214-185, 2016-06

Brazil is one of the friendliest countries to Japan. However, only few attempts have been made so far for the Brazilian criminal system in Japan.The biggest issue today in Brazil is huge corruption and investigation for the case named "Operation Jet Wash". On the process of investigation, quite a lot of executives and politicians including ex-president have been arrested. Main measure to gather evidences for proving their crime is the bargaining system in Brazil called "colaboração premiada"or "delação premiada". In these days, "Operation Jet Wash" and bargaining system in Brazil are not only domestic issue of criminal justice system, but also one of the biggest international issue in the view of economy. The arresting of the ex-director of the National oil company "Petrobras" and the delation made by the ex-director of the campany has led to the accusation against numerous executives and politicians. As a result, domestic administration of Brazil became unstable and economy fell in recession. It is therefore significant to research bargaining system that caused such a huge issue.Recently, the development of transference system has accompanied increase in the difficulty of arresting organized crimes. Bargaining system has been considered an efficient measure against such kind of crime. In particular, Brazil is a country in which professional criminals exist. Necessity of measures against them is quite high. Although, problems during the bargaining system is still controversy in Brazil.The purpose of this article is to survey the domestic legislation, accord, and discuss the bargaining system in Brazil.
著者
安芸 晋治
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.108-111, 2007-03-20 (Released:2017-06-30)
参考文献数
2

有機合成化学を学んだ者が,製薬企業の中で貢献できる仕事の領域は,新しい薬(化合物)を見出すことを目的とする創薬化学研究と,見つかった化合物を工場規模で製造するためのプロセス化学研究の2つに大きく分けられる。この両者は,有機化学の知識を使って化合物を造るという点においては同じであるが,その目的,研究の進め方が大いに異なる。本報では,プロセス化学研究の考え方,進め方の一端を示し,筆者の行ってきた研究例を紹介する。
著者
小池 晴夫
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.104-107, 2007-03-20 (Released:2017-06-30)
参考文献数
4

有機化学を専攻した学生の活躍の場を考えるとき,医薬品会社ほどエキサイティングな所はない。特に,有機合成,有機反応機構に関する知識・理解を深めた有機化学者に最適な職場は製薬部門で,プロセス化学の最短距離にある。本稿では,現在脚光を浴びているプロセス化学の目指すもの,その方法論,実例について紹介する。
著者
清嶋 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.11, no.12, pp.56-62, 2003-01

2002年初め、住友商事の社内にある内部通報窓口(ヘルプライン)に連絡があった。「A社との取引で、融資が回収不能になった。その過程を見ていると、あまりにもずさんだ。担当者Bのやり方にコンプライアンス(法令順守)上の問題もありそうだ」。 「これまでの通報とは違う」。こう感じた宮廻みやさこ美明理事たちコンプライアンス委員会事務局は、3カ月を費やして慎重に調査。
著者
酒井 澄美子 白石 義人 横山 順一郎 五十嵐 寛 木村 健
出版者
The Japanese Society of Intensive Care Medicine
雑誌
日本集中治療医学会雑誌 (ISSN:13407988)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.53-57, 1999-01-01 (Released:2009-03-27)
参考文献数
6

緊急手術患者においてA1Bm血液型患者への不適合輸血を経験した。A1Bm型はB型抗原決定基数が非常に少ないBm型抗原と,A型抗原決定基数が非常に多いA1型抗原とからなるAB型の亜型であり,血液型検査では「おもて・うら」試験が不一致となる。本症例の緊急検査結果は「おもて」試験でA型であったが,「うら」試験のB血球に凝集が認められず,精査必要と報告された。患者は大量出血が続き,精査結果を待つ余裕もなく,大量のA型血液が輸血された。患者はショック状態が続いていたが,患者血液型がA1Bm型であるという精査結果が報告され,直ちに輸血血液をAB型新鮮凍結血漿,AB型濃厚血小板液,A型洗浄赤血球液に変更し,集中治療を続けた結果,重篤な臓器不全を合併することなく回復した。Bm型抗原と抗B抗体との反応性が低いことが不適合輸血による重篤な後遺症を回避できたおもな要因であると思われる。
著者
増田 一太 篠田 光俊 松本 祐司 中宿 伸哉 宇於崎 孝 林 典雄
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.Cb0496, 2012

【はじめに、目的】 座位姿勢における腰痛は、一般的に椎間板障害をはじめとする退行性変性疾患に多く合併する症状であるが、椎間板障害はほとんどない若年期に出現するこの種の腰痛は、若年者特有の病態が予想される。本研究の目的は、当院にて椎間関節障害と診断された若年期の症例に対し、座位時の腰痛の有無による理学所見、X線所見の違い、また、座位姿勢時の重心動揺に特徴があるのか否かについて検討したので報告する。【方法】 2009年4月から2011年4までに当院を受診し椎間関節障害と診断された症例の内、15歳以下の症例52例を対象とした。対象を一般に言う体育座り時に腰痛を訴える32例(以下S群:平均年齢11.4歳)と座位時以外の腰痛が主体の20例(以下F群:平均年齢13.3歳)に分類した。座位姿勢の重心動揺の計測には、無作為にS群より21例(以下S2群:平均年齢12.5歳)、F群より7例(以下F2群:平均年齢12.7歳)を抽出した。また、腰痛を有さない正常例14例(C群:平均年齢11.5歳)も併せて計測した。理学所見の検討として、体幹の伸展及び屈曲時痛、腰椎椎間関節の圧痛、多裂筋の圧痛それぞれの割合を求め比較した。X線所見は立位の腰椎側面像より、腰椎前角(L1とL5の椎体上縁のなす角)、腰仙角(L5椎体後縁と仙骨背面とのなす角)、仙骨傾斜角(仙骨上面と水平線とのなす角)について両群間で比較した。重心動揺の計測は、ユメニック社製平衡機能計UM-BARIIを使用した。重心動揺計のX軸を左右軸としその軸上に左右の坐骨結節を一致させた。次に、Y軸を前後軸としこの軸上に両坐骨結節の中点が一致するように体育座りを行わせた。Y軸とX軸との交点より前方重心は+、後方重心は-で表記した。計測時間は5分間としY方向動揺平均変位(mm)を求め、S群、F群、C群で比較した。理学所見の検討にはX2検定を、X線学的検討には対応のないt検定を、重心動揺の検討には一元配置の分散分析を用い有意水準は5%とした。【倫理的配慮、説明と同意】 本研究の趣旨,個人情報の保護の意を本人と保護者に説明し同意を得た.【結果】 体幹伸展時痛の陽性率はS群68.8%、F群85.0%であり有意差は無かった。体幹屈曲時痛の陽性率はS群71.9%、F群30.0%と有意差を認めた(p<0.01)。腰椎椎間関節の圧痛所見の陽性率はS群65.6%、F群75.0%と有意差はなかった。多裂筋の圧痛所見の陽性率はS群81.3%、F群40.0%と有意差を認めた(p<0.05)。腰椎前彎角はS群平均29.3±9.8°、F群平均32.1±6.1°と有意差は無かった。腰仙角はS群平均40.1±7.7°、F群平均46.7±5.6°でありS群で有意に仙骨が後傾化していた(p<0.05)。仙骨傾斜角はS群平均33.1±7.1°、F群平均43.6±6.0°でありS群で有意に仙骨は直立化していた(p<0.05)。座位時重心動揺は、S2群平均-73.3±30.3mm、F2群平均-49.4±46.2mm、C群平均-53.8±43.1mmであり3群間で有意差は無かった。【考察】 椎間関節障害に特有の症状は体幹伸展時痛、椎間関節の圧痛であるが、これらに加え、特に体育座り時の腰痛を訴える若年期の症例では、体幹屈曲時痛と多裂筋の圧痛の陽性率が有意に高い事がわかった。また、X線学的にも、腰仙角、仙骨傾斜角で有意に仙骨が後傾している事が明らかとなった。つまり体育座りにおいて腰痛を訴える症例は、普段の生活から仙骨が後傾した後方重心有意の姿勢である事が伺われ、これは同時に腰部多裂筋の活動が高まると共に、筋内圧が持続して高い状態にある事が推察される。一方、実際の重心動揺の計測結果では3群間に有意差は見られなかった。しかしながら立位姿勢における仙骨の後傾は座位としてもその傾向は認められると考えられ、必然的に胸腰椎を屈曲位とすることでバランス調整を行っていることが重心動揺変位量に差が出なかった理由と考えられた。逆に、胸腰椎の過屈曲で代償した座位姿勢は、腰部多裂筋の持続収縮に加え筋膜の伸張を惹起し、筋内圧はさらに高まる結果となる。つまり、座位時の腰痛を訴える症例に有意に認められた体幹屈曲時痛や多裂筋の圧痛は、一種の慢性コンパートメント症状と考えると臨床所見との整合性が得られるところである。【理学療法学研究としての意義】 本研究は若年者にみられる座位姿勢腰痛を臨床所見、X線所見、重心動揺の面からその関連性を検討したものである。若年者腰痛を症状からカテゴライズし、特徴的な臨床所見と姿勢との関連性に言及した点で、今後さらに詳細な臨床観察に繋がることが期待される。
著者
浅香 清美 関口 幸枝 新井 美穂 川端 彰 斎藤 勝 加納 碩雄 加納 堯子
出版者
Japanese Society for Food Hygiene and Safety
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.291-296_1, 1999-08-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

栄養専門学校生199名を対象にして, 鼻前庭に定着する黄色ブドウ球菌の拭き取り検査とアレルギー性疾患の既往に関するアンケート調査を実施した. その結果, 検査8回中の陽性者は73名 (36.7%), 陰性者は126名 (63.3%) であった. 陽性者73名中, 一過性保菌者と推定しえた者は55名, 持続性保菌者と推定しえた者は18名であった. アンケート結果の統計解析はx2の検定を行った. 黄色ブドウ球菌保有とアレルギー性疾患既往との間には, 危険率0.1%未満で有意な関連性が認められた.
著者
増田 圭太 谷増 優 今村 亮太 浦田 侑加 蒲田 和芳
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.H4P2351, 2010

【目的】<BR>腰痛症は、人類の80%が生涯に1度は経験するとされ、我々が最も身近にする症状のひとつである。腰痛症全体に占める割合が多い非特異的慢性腰痛に対して、効果的かつ再現性の高い治療方法の確立が望まれている。慢性腰痛症の原因の一つとして骨盤の非対称的なアライメントが指摘されてきた(Subotnick1985、DonTigny1990)が、現在まで十分なコンセンサスは得られていない。<BR>骨盤リアライメントを目的としたエクササイズプログラムとして、ストレッチポール(LPN社)を用いた骨盤コンディショニングプログラム(PelCon)(平沼2008)がある。これまでストレッチポールの効果として、脊椎のリアライメント効果(杉野2006)、胸郭拡張機能改善(秋山2007)、肩関節の柔軟性(森内2007)、胸郭スティッフネス低下(伊藤2007)などの報告がある。一方、骨盤帯への効果に関して下肢発揮筋力の左右差減少(増田2008)の報告があるが、骨盤リアライメント効果について、定量的評価はなされていない。<BR>本研究の目的は、PelConが骨盤アライメントに及ぼす効果を検証することであった。研究仮説は、「PelConは骨盤非対称アライメントを対称化させる」とした。<BR>【方法】<BR>取込基準は、健常な成人男女20-65歳であり、除外基準は、急性腰痛、手術歴、内科的リスク、脳障害、精神障害、コミュニケーション障害がある者とした。同意書に署名した105名(男性103名、女性2名)を対象者とした。<BR>本研究は無比較介入研究であり、介入は骨盤アライメント対称化を目的とするPelConとした。観察因子である骨盤の圧分布の計測には、Win-Pod足底圧分布測定装置(フィンガルリンク社)を用いた。計測は、介入直前と介入直後に実施した。約10分間の介入終了後、アウトカム測定までは安静状態を保ち、全員が介入後30分以内に計測を終了した。<BR>測定肢位は、(1)股関節45度屈曲・膝関節90度屈曲の背臥位において測定者が両膝を左右方向へ操作して行う骨盤ローリング運動、(2)膝屈曲位の長座(体育座り)にて測定者誘導のもとで行う骨盤前後傾運動、の2種類とした。各運動を5回連続して行う間、骨盤圧分布を継続測定した。(2)において仙骨遠位部が特定可能であった74名を対象に、両坐骨および仙骨のピーク圧から描かれる三角形に基づき、両坐骨中心に対する仙骨位置の偏位割合を介入前後で比較した。測定結果は、圧力解析プログラム(フィンガルリンク社)により解析し、左右の骨盤圧分布から、左右の寛骨のピーク圧を介入前後で比較した。<BR>統計学的検定には対応のあるt検定を用い、有意水準はP<0.05とした。<BR>【説明と同意】<BR>研究の内容について事前説明を行ない、ヘルシンキ宣言の精神に基づき作成された同意書に署名した者を対象者とした。<BR>【結果】<BR>対象者全員が非対称的な圧分布を示していた。寛骨の最大圧の左右差は、(1)骨盤ローリング運動については介入前84.9 ± 63.0 g/cm<SUP>2</SUP>、介入後57.8 ± 50.0 g/cm<SUP>2</SUP>であり、介入前後で有意な減少が認められた(P<0.001)、(2)骨盤前後傾運動については、介入前57.4 ± 58.8 g/cm<SUP>2</SUP>、介入後52.6 ± 44.4 g/cm<SUP>2</SUP>で、有意差は認められなかった(P=0.41)。また、(2)において両坐骨中心に対する仙骨位置の偏位割合は介入前10.3 ± 13.1 %、介入後9.5 ± 15.1 %であり、有意差は認められなかった(P=0.61)。<BR>【考察】<BR>本研究の結果、骨盤コンディショニングプログラム(PelCon)は骨盤後面のピーク圧の左右差を減少させた。このことは、骨盤アライメントの対称化を示唆する結果といえる。円柱形状のストレッチポール上にて背臥位で行うPelConは、骨盤後傾側の上後腸骨棘(PSIS)に荷重することにより後傾位にある寛骨を前傾させる効果があると推測される。本研究において、初めてこの骨盤リアライメント効果が客観的に示された。<BR>本研究の問題点として、男女割合が不均等であり一般化に制限がある点が挙げられる。またコントロール群がないため、他の運動プログラムとの比較がなされなかった。また、腰痛患者は含まれていなかったため、腰痛の治療効果は不明である。しかしながら、十分なサンプルサイズによる定量的なデータが得られたことから、信頼できる結果であると解釈される。以上より、研究仮説は支持されたと結論付けられる。<BR>【理学療法学研究としての意義】<BR>ストレッチポールを用いた骨盤リアライメントエクササイズ(PelCon)は、健常者の非対称位にある骨盤を対称化させる効果が確認された。今後、骨盤マルアライメントに由来する腰痛の予防等に応用されることが期待される。
著者
永田 亘 成定 昌幸 吉岡 美鶴 吉田 正 尾上 弘
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.111, no.2, pp.77-102, 1991-02-25 (Released:2008-05-30)
参考文献数
60
被引用文献数
1 5

A pioneering work in the field of oxacephem antibiotics which had been carried out in our research laboratories is reviewed. Our research of β-lactam antibiotics was started in 1974 with the policy to make chemical modification at the nuclei but not the side chain of the existing β-lactam antibiotics, with an expectation to discover a new type of antibiotics. After the success in establishing an efficient synthetic method for 3'-nor-cephalosporin, we started oxacephem research in 1975. We succeeded in developing three synthetic methods starting from penicillins which efficiently served to prepare numerous oxacephem (1-oxa-1-dethia-cephalosporin) derivatives. It turned out that the oxacephem nucleus was much more distorted with an increased ring strain, resulting in reduction of the β-lactam amide resonance to a greater extent than the cephalosporin nucleus. This physicochemical properties conferred an increased chemical reactivity on the nucleus as evidenced by an increased hydrolysis rate as compared with the corresponding 1-thia counterpart. This increased chemical reactivity coupled with the reduced hydrophobicity of the oxacephem nucleus as evidenced by the lower distribution constant in a water-octanol system, characterized unique biological properties of oxacephem derivatives. These include (1) 2-16 times increase in antibacterial activity with emphasis against gram-negative bacteria ; (2) increased protecting effect in vivo parallel to the increased in vitro activity ; (3) reduction of the stability to β-lactamases leading to decreased antibacterial activity against the β-lactamase producing strains ; (4) 1.6-3.2 times increase in penetrability through the outer membrane of certain gram-negative bacteria, the increase being due to the increased hydrophilicity of the oxacephem nucleus ; (5) remarkably reduced binding to human serum albumin improving the efficacy of the oxacephems in the blood ; (6) a remarkable change in the excretion pattern, i.e. recovery in the bile reduced and that in the urine increased. These biological characteristics are generally favorable for antibacterial agents against pathogenic diseases except for the reduced stability to β-lactamases. This unfavorable property of the oxacephem nucleus was the only barrier for developing a new agent of the oxacephem nucleus. However, this problem was relatively easily solved by introduction of (1) the methoxy group at 7α and (2) appropriately α-substituted acyl amide side chain at 7β ; the former and the latter substituent effectively stabilized the oxacephems to various kinds of penicillinases and cephalosporinases, respectively. It turned out that both effects were complementary and, thus, combination of both substituents produced perfect stabilization of the oxacephems to β-lactamases, and brought about the complete recovery of the activity against resistant strains. Extensive studies were performed to obtain deep and broad knowledge in structureactivity relationships in the field of the newly explored oxacephems. As the results of these efforts we succeeded in obtaining two important and useful oxacephem compounds, i.e. latamoxef 18 and flomoxef 19. Latamoxef 18 is a very potent and broadly active third generation β-lactam antibiotic, and perfectly stable to various kinds of β-lactamases showing efficacy against most of the resistant bacteria. Moreover, it has very favorable pharmacological properties, such as a high blood level and a long half-life, which are essential for efficacy in human body. One of the drawback of this antibiotic, as commonly observed in the third generation antibiotics, was the rather weak activity against grampositive bacteria, especially against Staphylococcus aureus. This weak point was basically improved by introducing a new 7β-acylamido side chain and by a minor structural change in the N-methyl-tetrazol part, as seen in structure 19. [the rest omitted]