著者
岡田 武史 飯田 展久
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1797, pp.90-93, 2015-06-29

W杯で日本を世界のベスト16に導いた名将が四国リーグの赤字チームのオーナーに。活躍の舞台はピッチにとどまらず、スポンサー交渉やスタジアム建設にまで広がる。日本サッカーの強化に向けた10年計画とは。
著者
幸野 健 石井 正光 濱田 稔夫 谷井 司
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.699-707, 1991 (Released:2010-08-25)
参考文献数
33

自律神経失調症を合併する皮膚科疾患患者12図に対して, 自律神経調整剤トフィンバム (グランダキシンR) の有効性を検討した。トフィンバムは1日150mgを2週間以上投与した。蕁麻疹では, 著効2例, 有効1例, 皮膚癌痒症では有効と無効各1例, 多汗症では, 著効2例, やや有効と無効が各1例, 円形脱毛症では, 著効とやや有効が各1例, ヘルペス後神経痛1例では, やや有効であった。すなわち, 12例中7例に有効以上 (58.3%), 10例にやや有効以上 (83.3%) の効果を認めた。皮膚科的症状に伴い, 種々の身体的・精神的症状も軽快が見られた。副作用は1例にのみ軽度の眠気が見られた。以上の如く, 症例を選べば, トフィソパムは皮膚科領域においても有用な薬剤と考えられた。
著者
山口 好則
出版者
社団法人 日本口腔外科学会
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.58, no.8, pp.462-472, 2012-08-20 (Released:2014-11-14)
参考文献数
14
被引用文献数
1

The use of Subcondylotomy procedure, the origin of Intraoral vertical osteotomy (IVRO), has been limited by concerns of potential complications. These concern include condylar position and poor bone contact. Herbert and Nickerson modified the condylotomy procedure by converting it to variation of the IVRO and utilized maxillo-mandibular fixation and rehabilitation to minimize complication. Subsequent reports have confirmed that the IVRO also relieves pain and dysfunction a high percentage of time and, in addition, markedly reduces the complication. Today, IVRO has been using for the correction of Dentofacial Deformity in the world. Because of the primary advantage of this technique compared to the sagittal split osteotomy is the much less frequent and less severe damage to the mandibular nerve. However the protective surgical management was not performed, the potential for bleeding with a vertical oblique osteotomy has been reported to be greater than with the SSRO, because the superior aspect of the osteotomy is carried into the sigmoid notch. I will introduce the safety and ensuring technique of IVRO for correction of dentofacial deformity.
著者
熊谷 正朗
出版者
東北学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究では球面モータの動力評価、効率評価に必要な回転中のトルク計測手法を提案、実証した。従来のモータと異なり、球面モータは3自由度、すなわち三つの空間軸周りの回転の自由な組み合わせで回転でき、トルクも同様で、かつ両者の軸方向が同一とは限らない。そのため、従来は同時に測定する手法が見られず、開発中の球面誘導モータの性能評価、改良のために、6軸力覚センサと、機械的な球体の駆動装置の組み合わせにより実現した。
著者
熊谷 正朗
出版者
日本プラントメンテナンス協会
雑誌
プラントエンジニア (ISSN:02890178)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.74-75, 2013-05
著者
熊谷 正朗
出版者
日本プラントメンテナンス協会
雑誌
プラントエンジニア (ISSN:02890178)
巻号頁・発行日
vol.45, no.7, pp.68-69, 2013-07
著者
渡辺 恭人 竹内 奏吾 寺岡 文男 植原 啓介 村井 純
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.234-242, 2001-02-15
被引用文献数
10

プライバシ保護を実現した地理位置情報システム(GLIシステム)を提案する.我々が提案しているGLIシステムは,インターネットに接続している移動体の地理位置情報を地球規模で管理するものである.位置登録者は自分の位置をサーバに登録し,検索者は移動体の識別子を鍵とした位置検索,および地理的領域を鍵とした移動体検索が可能である.GLIシステムは地球規模での動作を可能とするため,サーバの階層化による分散管理を導入している.本論文で扱うプライバシ保護とは,第三者による移動体の特定防止,位置特定防止,追跡防止,なりすまし防止およびインターネットにおける盗聴防止,データ改竄防止である.さらにサーバが管理するデータベースの盗難も考慮する.移動体の識別子としてHID(hashed ID)を導入することにより,信頼関係のある検索者のみに移動体の特定,位置特定,追跡を可能とし,信頼関係のない検索者には統計情報のみの利用を可能とする.なりすまし防止のため位置登録サーバを導入し,移動体の認証を行う.インターネットにおける盗聴防止および改竄防止にはIPsecを利用する.本論文では,プライバシ保護を実現したGLIシステムの性能も見積もる.We propose the Geographical Location Information (GLI)System with Privacy Proection.The GLI System we propose provides a way to manage geographicallocation information of mobile entities in the worldwide scale.Mobile entities regiter their location information withservers. Searching clients are able to look up location of mobileentities using specified identifier as a search key and look upidentifiers of mobile entities using speified geographical region as a search key. The GLI System has a distributed management method inorder to be scaled to the world.In this paper, we introduce HID (Hashed ID) to the GLI System forprivacy preservation. The privacy preservation means that a mobileentity must not be identified by unknown persons, the location ofa mobile entity must not be realized, and it is impossible to track amobile entity. We designed the new architecture of GLI System andestimate performance.
著者
一ノ瀬 嘉明 松本 純一 船曵 知弘 松村 洋輔 桑原 秀次 森本 公平 西巻 博 中島 康雄 久志本 成樹 横田 順一朗
出版者
一般社団法人 日本外傷学会
雑誌
日本外傷学会雑誌 (ISSN:13406264)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.21-31, 2014-01-20 (Released:2014-01-20)
参考文献数
28

時間を意識した効率的な外傷全身CT評価法として外傷初期診療ガイドライン(JATEC)改訂にて取り入れられた3段階読影について解説する.第1段階では緊急の治療方針決定に重要な影響を与える損傷や病態の検出に焦点を絞った評価法(FACT)により,緊急開頭術を要する頭蓋内血腫,大動脈損傷,広範な肺挫傷,血気胸,心嚢血腫,腹腔内出血,骨盤骨折や後腹膜・傍椎体領域の血腫,上腹部実質臓器や腸間膜損傷の有無を速やかに評価する.引き続き行う第2段階では,FACTで拾い上げていない迅速な処置を要する損傷や活動性出血の検索を行う.第3段階では,患者のバイタルサインが安定した後に細かな異常所見を見落とさないよう詳細な評価を行う.これら3段階の読影により得られた画像情報と共にABCDEFGS(年齢,出血部位や性状,凝固異常,服薬歴や既往歴,経過時間,臓器損傷形態,受傷機転,意識障害の有無,循環動態)を総合的に検討して緊急性を判断し適切な治療に結びつける.
著者
券田孝晴 西山裕之
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.685-686, 2011-03-02

近年、短いテキスト「つぶやき」を投稿することができるWebサービス、Twitterが注目されている。Twitterでは,更新情報や新着情報をつぶやくTwitterアカウントを介した情報収集ツールとして利用されているが、アカウントを探す際に様々な問題がある。それは、つぶやきの配信元であるアカウントが信頼できるのか確認する手段がほぼないこと、さらに、アカウントのつぶやき自体が信頼できる情報なのか不明なことである。そこで、本研究では、Twitter内の信頼できる情報を収集するためのアカウント検索を目的とした、アカウント情報の信頼度を考慮したTwitterアカウント検索システムの実装を行う。

1 0 0 0 女性器

著者
伊藤 博之
出版者
医学書院
雑誌
medicina (ISSN:00257699)
巻号頁・発行日
vol.29, no.11, pp.83-85, 1992-10-30

女性器に対する診察(内診)は,通常,婦人科診察台(いわゆる内診台)上で軽い砕石位にて行うが,その成否のカギは,いかにして患者の理解,協力が得られるかにかかっている.実際の診察にあたっては,ほとんどの患者は(特に初診時では)緊張状態にあるので,どうすれば羞恥心を和らげ,リラックスさせられるかを考える.具体的には内診の際に,さりげない会話,例えば患者の特技・趣味(スポーツや音楽など)について,ちょっと一言,話を交えるだけでも急に打ちとけ,スムーズに診察できることを何度も経験している.さらに,診察に際し,患者に少しでも不快な思いをさせないための配慮も必要である(表1). さらに,内診に必要な基本的な条件を一括して表2にあげる.
著者
内山 寛 杉浦 孝蔵
出版者
林業経済学会
雑誌
林業経済研究 (ISSN:02851598)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.27-32, 1998-03-20 (Released:2017-08-28)
参考文献数
15

わが国におけるシイタケは特用林産物のなかでも,生産量,生産額ともに多く,山村地域振興において重要な役割を果たしている。しかし,近年中小規模原木シイタケ生産者の経営環境は厳しく,優良原木の不足,生産コストの上昇など,厳しさを増している。このような状況の中で,首都圏のシイタケ産地として市場から期待されている福島県におけるシイタケ生産者の動向について調査を行い,既報の神奈川県の生産状況を踏まえて検討したのでその結果を報告する。福島県におけるシイタケ生産者の50.8%が,現在の経営状況を「普通」以上と認識する一方,シイタケ生産の継続については,シイタケの生産を「やめる」が神奈川県のシイタケ生産者より少なく,山村の地域経済におけるシイタケ生産の重要性が示された。また,今後のシイタケ産業の伸びについては,「伸びない」と認識する生産者が68.0%で神奈川県のシイタケ生産者と同様に厳しい認識を持っていた。今後,福島県においても他地域の生産者の状況を踏まえてシイタケ生産に関する問題の解決を図り,各産地間の協力体制を確立し,シイタケ産業の発展を図って行くことが重要であると考える。
著者
清水 敦彦 浅野 良雄
出版者
足利短期大学
雑誌
足利短期大学研究紀要 (ISSN:03893278)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.15-19, 2003-03-01

The "dialog method" took out only active listening technique in counseling and simplified it. A principle of the "dialog method" is a thing to "check the main point of a partner wanting to say by a word to a partner before saying a thought and a feeling of oneself." The purpose of this study is to make the standard that judges arrival degree of the "dialog method" skill. The writers made the questions in order to measure the "dialog method" skill and carried out investigation. As a result, a meaningful difference was watched between degree of achievement of the "dialog method" and scores, and it became clear that this standard was effective.