著者
小田 雄介 鈴木 亮 丸山 一雄
出版者
日本DDS学会
雑誌
Drug Delivery System (ISSN:09135006)
巻号頁・発行日
vol.30, no.5, pp.486-488, 2015-11-25 (Released:2016-02-25)

1 0 0 0 OA 宝暦令典永鑑

出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
三野 たまき 上條 真友子
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.321-326, 2010-04-20 (Released:2016-08-31)
参考文献数
16

若年女性の関心の高い下肢部の浮腫の内,足部位に着目し,その実態を明らかにした.被験者は20歳代前半の成人女子8名(BMIは20.0±1.5)で,彼女らそれぞれの月経周期の高温期に足部容積を測定した.なお測定には自作した測定用シューズを用い,彼女らの右足部(利き足)の,足首(部位B)と足首より先端(部位A)の2部位に分けて,8:00~16:00の間に5回容積を測定した.被験者の右足部容積の増加率(y)を調べたところ,測定時間(x,単位は分)との間に,y=3.34(1-e-t/235.1)(R2=0.997)の曲線近似がなされた(足部全体).なお椅座位で8時間(480分)過ごした後の足部容積は,部位Aは561.7±50.2mlから579.3±51.7mlへと17.5ml,部位Bは194.5±35.8mlから200.9±40.0へと6.4ml,有意に増加した.また,部位Aの容積変化率はy1=3.24(1-e-t/242.2)(R2=0.976)に曲線近似されたことから,8時間以内では相対容積増加率が徐々に増えつづけることがわかった.一方部位Bのそれは,y2=3.41(1-e-t/151.4)(R2=0.949)に曲線近似され,部位Bは部位Aに比べ,容積増加率の時定数が90.4分短くなることがわかった.このように,同じ足部でも足首とその先端部では,部位特異的に容積増加率の経時変化の様子が異なった.
著者
清張英等奉敕撰
巻号頁・発行日
vol.[137], 1710
著者
本村 政勝
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.104, no.9, pp.1953-1958, 2015-09-10 (Released:2016-09-10)
参考文献数
10
被引用文献数
1
著者
小野 芳朗
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.664, pp.1197-1204, 2011-06-30 (Released:2011-11-16)
参考文献数
18

The forest around urban area was desolated tremendously by imprudent cutting trees in 19 C. Recovering of these forests was begun from the early 1900's to keep the trees for source of water supply, protection of landslide and scene from the urban area. This paper discusses the relationships between the preservation of the forest scene and its management, and the development as the park. Dr. T. Tamura who is a specialist on the scenery and the park, and Mr. U. Kugo who is a technocrat on the forest management of Okayama Prefecture participated in the manifestation and preservation of the scene of Misao-yama hill as a borrowing landscape from the Kohraku-en garden that is historical Daimyo garden. However, Dr. Tamura planned the forest park in the Misao-yama hill as a developing urban infrastructure for hygiene and recreation space.
著者
山田 昌弘
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.80-84, 1989-04-30
出版者
巻号頁・発行日
vol.[4] 日本橋之部 四 文化5年,
著者
雨宮 徹
出版者
大阪河崎リハビリテーション大学
雑誌
大阪河崎リハビリテーション大学紀要 (ISSN:1881509X)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.23-37, 2008

拙論の目的は、恋と愛を質的に異なる現象として扱い、両者における自己-他者関係の相違を明確にすることにある。まず、恋においては、自己の欲望を余すところなく満たすために他者から離れようとする方向性と、自己が他者に受容されるために他者に接近しようとする方向性の二つが、互いに鋭く矛盾したまま、並存していることが確認される。この矛盾を解決するために、恋する人間はさまざまな戦略をとるが、それらはすべて破綻するということが明らかにされる。次にフランクルの「コペルニクス的転回」の概念を手掛かりとし、恋における自己の特徴は、自己中心性にあるのだと位置づけられるのに対して、愛の特徴は、自己超越性にあるのだということが、「Bei-sein」にまで遡って説明される。その結果、愛において他者は、主客が分裂する以前の、自己における他者の端的な顕現への驚きを通じて、その存在の独自性を看取されるのだ、ということが示される。
著者
盛岡 一輝 髙山 茜 成川 衛
出版者
一般社団法人 レギュラトリーサイエンス学会
雑誌
レギュラトリーサイエンス学会誌 (ISSN:21857113)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.151-162, 2017 (Released:2017-09-30)
参考文献数
25

本研究では, 我が国で現在もなお臨床現場で活用されている古くからある医薬品に着目し, 臨床上の有用性および利便性の観点からその特性を分析した. 1999年以前に我が国で承認され, 2013年国内売上高100億円以上の医療用医薬品を 「ロングセラー医薬品」 と定義し, 併せて, 各ロングセラー医薬品の競合品を2013年時点で製造販売されていた医薬品から選出した. 2013年国内売上高100億円以上であった154医薬品のうち, 58医薬品 (38%) がロングセラー医薬品であった. ロングセラー医薬品では, その競合品に比べて, 適応症に係る治療ガイドラインで第一選択として推奨される作用機序をもつ医薬品の占める割合が大きかった. また, 作用機序が同一の医薬品群における検討では, ロングセラー医薬品の添付文書には, その競合品の添付文書に比べて豊富な臨床成績が記載されており, さらに, 競合品に比べて適応症に係る治療ガイドラインで引用された市販後臨床成績をもつ医薬品の占める割合が大きかった. また, ロングセラー医薬品の1日投与回数は, その競合品の1日投与回数に比べて少なかった. 豊富な臨床上の有用性に係るエビデンスを有し, 新薬に比べて相対的に安価なロングセラー医薬品の活用は, 質の高い効率的な医療の提供および医療費の適正化の面から重要と考える.

1 0 0 0 OA 説鈴

著者
清呉震方輯
巻号頁・発行日
vol.第13册, 1819
著者
井上 隆
出版者
一般社団法人 日本ゴム協会
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.78, no.9, pp.345-350, 2005 (Released:2008-05-19)
参考文献数
28
被引用文献数
1 1

The principle of the spinodal decomposition (SD) is described in connection with the phase diagram of polymer-polymer mixture. Characteristic features of the structures developed via SD are the periodicity and the dual connectivity of decomposed-phases. The unique structure leads to high performance of the materials. In polymer systems, SD can be induced by: (i) simple temperature drop (or jump) from 1-phase region to 2-phase region in the phase diagram and the isothermal annealing, (ii) the chemical reactions, such as polymerization and cure reaction, which cause the increase in molecular weight of the component, (iii) change in shear rate during melt-processing, such as extrusion and injection molding, (iv) solution casting of polymer blend (solvent evaporation), and (v) coagulation of polymer solution in non-solvent. Various examples of materials design by SD are shown.